『ミッドナイト』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ミッドナイト
ミッドナイト・ブルー――夜にだけ現れる青。
暗くて深い色のなかに街の灯りが輝く……。
人の営みを飲み込んでうつろい、眠りを誘う。
微睡みを友とし、静謐と喧騒とをまとめて紫煙で彩った、深夜……ミッドナイト……。
人々が夢の中で禍福を噛みしめる時間にだけ現れるそれを、蜜のように、毒のように味わう。
あなたの手を照らすブルーライト。その源。
人が社会の一員として、集団として、組織として、個人として、つながるために鎖のごとく拘束するスマートフォン。
探してみるといい。
あなたが滑らかなディスプレイを撫でてやれば、それは幻夢のように視界を彩る――
おにぎり……やきそば……ラーメン……焼き鳥……あるいはビール(BEER)。
深夜に現れる妖精。肉体が求めて止まぬ豊かな味わい……夜食――不健康――成人病を招くあなたの敵。あなたの神。あなたは止められない。
ハンバーガー……うどん……牛丼……スシ……そしてウィスキー(WHISKEY)。
いのちを選ぶ?
欲を満たす?
深夜の問い――答えは出ない/迷いはない――あなたの運命。
コンビニへ歩むあなたが握るのはSuica……それとも飲食店へICOCA?
ミッドナイト・ブルーをはらんだ街があなたを誘惑する。
血糖値……体脂肪率……BMI……虫歯……だけど、幸福(HAPPINESS)。
ミッドナイト、夜にだけ現れる。
ミッドナイト――夜食とあなたの華麗なるワルツ。
誰にも止められない。
ミッドナイト。なんだか洒落た響きですね。『真夜中』よりも都会的でカッコいいなぁ。実は、お恥ずかしながら今日お題として知るまでミッドナイトの意味をよく理解してませんでした。。。これから使ってこー。
それでは、よいミッドナイトを。(なんか自分が使うとお洒落じゃなくなるな。
ミッドナイト
ミッドナイトといえば思い出すのはマッチ。
ミッドナイト・シャッフルをモノマネして歌ってた。
懐かしいな。あれから20年以上経ってるかな。
ほんとに歌っていいね。
なぜなら、その時の風景をそのまま思い出せる。
歌って最高。
夜はなにも思いつかないし、なにもしたくない。
だから最近は夜更かしするのをやめた。
今日を未練がましく引きずって、ずるずる起きていても、何にもならないことに気付いた。
太陽がキラキラした最高の時間を快適に過ごすためには、眠ったほうが得だ。
明日が来るのはいやだけど、それをあきらめて受け入れることにした。
眠るためには思い切りが必要だ。
/ミッドナイト
静寂は騒がしすぎるから
隙間を埋める電車の響きが
届かなくなってしまう前に
イヤホンで封をする
/ ミッドナイト
スマホ片手に検索する
『ミッドナイト』
真夜中と思っていたが、
厳密には午前0時のことらしい。
昼の12時が「noon」
夜の12時が「midnight」
そうか、ミッドナイトは、
シンデレラタイムのことだったのか。
ーミッドナイトー
意識が浮上する
呼吸音、布の擦れるおと
寝返りをうつ
今何時だ。
1:42
ちくしょう。
目が覚めてしまった。
ここから寝るのは至難の業だ。
いろんな音が気になりだす
早く寝たい、寝なければと気がはやる。
あぁ、
寝付けない。
そんな真夜中の出来事。
あの人と
ボクの間の
決して縮まらない距離
越えられない、、厚い壁
貴女に触れてはいけない
ほんの短い時間
話すだけの関係
ただそれだけの関係
それだけ・・・・・
心に残るのは
嬉しさとミッドナイトブルー
<真夜中>
未だに眠れない私
振り返りみる
今日はどんな1日だったのだろうか
自分の1人反省会が始まる
<真夜中>
深夜テンションでいつもと違うLINEのしかた
深夜テンション、
あの日の深夜
あの子とのやり取り
幸せだったな
<😞😞😞>
寂しい真夜中だ
なんだか世界で1人取り残されたように冷たい
早く来ないかな
朝が、
明日が、、、
ミッドナイト
「許す」と伸びた貴方の手が
僕に届くことはありませんでしたね。
ミッドナイト
わたしにとってのミッドナイト。
それは子供の頃聞いたジェットストリーム。東京FMの番組のことです。
城達也さんのナレーションで始まりました。心に残る番組、ミッドナイトのイメージなんです。
親に隠れて夜更かしした晩、0時ぴったりにラジオからながれるミスターロンリーのストリングスの響きと城達也さんのナレーション。
切なくて都会的で、大人の世界。
子供のわたしにとっての、ミッドナイトでした。
あなたの
声を
思い出している
あなたの
笑顔を
思い出している
あなたの
掌の温もりを
思い出している
ミッドナイトに
さみしさは
部屋中に
広がっていく
✢
夜の静けさが
さみしさを呼び
夜の深さが
せつなさを呼び
夜の長さが
なみだを呼ぶから
わたしのこころは
ひたすらに
あなたを
待ち続けてしまう
ミッドナイトに
かなしみは
雪のように
降り積もる
# ミッドナイト (19)
ミッドナイト
真夜中からが本番
濃紺のミッドナイトブルーに身を委ね
夜の冒険へと旅立とう
ミッドナイト
ミッドナイトクローラー
afoc
好き。
ミッドナイト
真夜中の沈黙
求めた答え
相反する反応
そこに横たわってみる
決して明日を
諦めたわけじゃない
こうして沈黙を
身体中で感じて
出てこない答えを
自分に問いかけてる
それでも答えは
きっと出てこない
それでもいい
いつも向き合うことから
逃げてきていた
自分自身への
問いかけを
きっと今やってるんだ
わかっているようで
全然わかってない
本当の心の深淵を
真夜中の闇に寄せて
きっと確かめてるんだ
まだ見ぬ明日へ
どんな気持ちで
迎えようか
玄関のドアを開けるなり、俺はそのままバタンと倒れ込んだ。
疲れた。とにかく疲れた。
冷たい床に頬をつけたまま放心していると、奥の方からパタパタと足音が聞こえてくる。
「おかえりー」
「……お前、また勝手に入ってたのかよ」
「合鍵持たしてくれてんだからいーじゃん」
まぁ、そうだけど。こんな頻繁に、つーかもうもはやほぼ毎日上がり込んでくるとは思わなかったよ。
社畜の俺と違って、気ままなニート生活を満喫しているハルトはいつものんびりしていてマイペースだ。激務に追われて1日があっという間に終わる俺とは大違い。
「……ま、別に羨ましくなんかないけどな」
「何ひとりごと言ってんの?早くご飯食べなよ。今日はチーズオムレツとシーザーサラダ、あとミルクスープも作っといたよ」
「マジか」
途端にむくりと起き上がる俺。言われてみれば、確かにダイニングの方からめちゃくちゃおいしそうな匂いが漂ってきている。
「……つーか、ほんとなんでお前、毎日俺ん家来て飯作ってくれるんだ?」
「んー?だってケンタ忙しくて大変そうだから」
「や、それはそうだけど……。こういうのって普通、彼女がやってくれるもんじゃないのかね……」
「まーまー、そう固いこと言うなって。ケンタだって、俺が作るご飯楽しみでしょ?」
「……」
否定はできない。
押し黙った俺を見て、ハルトが「ほら、早くご飯食べよ」とくしゃりと笑う。
こうして今日も、男2人の真夜中の晩餐が始まる。
90年代わたしはひねくれた子供だった。
もう成人はしていたけれど知ったかぶりをした大口ばかり叩く精神的に子供だった。
洋楽を訳もわからずに聞いて、中古レコードがわからず中古CDをサクサクする
いま考えても赤面するほど恥ずかしい奴だった。
そしてキモい。
お気に入りのお洒落中古レコード店にイケメン店員目当てに通って、お釣りを受けとる時にトキメキを感じ、しかも察知され、ビビる(ふるっ)店員の手のひらから落ちる硬貨を今でも思い出す。
あぁキモかったなぁワタシ。
そして、ハマっていたのは夜更かしして見たTV
オカルトやミステリー小説が好きで、スキな映像作家(いや、監督か?)がお気に入りの小説を映像化してくれていた古き良き時代。
今も優れた監督さんはいるけれど、あの頃の泥臭いような荒い画像が忘れられない。
毎晩眠りたくなかった時代
ふと目が覚めた時の寂しさは昔を思い出しているのかもしれないなー。
#ミッドナイト
「夜」を表す言葉は、それぞれが
何時ごろ、という定義は無いらしい。
夜中、とか、夜半、とか、未明、とか。
私にとっての真夜中は、午前2時くらい。
真夜中の時間帯を、私は何だか
気にいっている。
何気に目が覚めた時、あるいは夢現の中で
目にする、耳にする、
暗闇の中で光る外灯、遠くに聞こえる
車の音、明かりのついているどこかの窓、
人々がおよそ眠っているなかで、
何かしらの生活が営まれている。
それが何だか好きで。
神秘的ですらある。
私も時には夜更かしをするけれど、
それは、日付が変わるか変わらないの頃。
神秘的な時間には、すでに夢のなか。
そんな私を置いて、真夜中は静かに時を
重ねていく。白く輝く陽光を迎えるために。
「ミッドナイト」
-ミッドナイト-
1人の時の夜は、こんなにも暗いのに
あなたと愛し合ってる時は、
明るく感じて、安心する。
あなたは、そう思ってないだろうけど。
何度もあなたを求めて、名前を呼んでも、
満たされることは無い。
また、あの子のとこに戻るんだ。
「もう、朝なんて来なくていい。」
「ミッドナイト」
朝から逃れるように、
僕は深夜の夜空に揺蕩う。