『ベルの音』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
7時35分
携帯の音
いつも通りの景色
カーテンを開ける母
「今日は学校行けそう?」 「 」「 ごめんなさい 」
いつも通りの会話
「 仕事行ってくるね。」
8時47分
着信音と心臓の鼓動が 八畳の部屋に鳴り響く。
生温い涙 酷い頭痛 ボロボロの左手首
理由は沢山あるはずなのに
「 欠席連絡は、しとかないとなぁ 」
携帯を手に取り
何かを諦めたように、全てがどうでも良くなった
手は空を切り鈍い音が鳴り響く。
壁に穴が空いてしまったけれど、怒られはしない
止めてくれる人など どこにも見当たらない
12月20日 金曜日 午前9時13分
苦しいのはこれで最後
フィクション
ベルが鳴っている
ここに踏みとどまるのか
それとも
本来の自分を
思うままに生きていくのか
迷わず恐れず
道のない空間に
一歩を踏み出す
その一歩が
新たな自分の道を
作り出すことを
私は知っているのだから
お題「ベルの音」(雑記・途中投稿)
ベルって言われるとクリスマスよりウェディングベルの印象がある……。いや周りに教会で結婚式を挙げた人が少ないからウェディングベルとか聞いた事ないんだけど。
教会とか大学時代の友人二人ぐらいか? と思ったけど片方も教会じゃなかった気がしてきた……。
家も両親の実家もお寺だから、仏前式と人前式が多い。
先日の忘年会で会った人が「仏教徒だからクリスマスはなしで」って彼女さんに言い切っちゃったらしいんだけど、実家がお寺でも小さい頃はクリスマスプレゼントをもらっていたし(私の誕生日の三日後なのに)毎年買ってきたスポンジと生クリームといちごを飾りつけるだけのクリスマスケーキを作っていたし、夕ご飯に骨付きチキンとスープが出てきていたし。地域によるけどお寺でもそこまで厳密ではない。(お寺の行事で知り合った人は地元のお祭りに行くの禁止だったと聞いてびっくりした思い出。地元のお祭り、毎年行っていたよ……。家から徒歩二、三分の神社だし)
そしてクリスマスのキンコンカンコン鳴る歌が好きです。
とか言いつつ、私がそれ系好きなのの根っこにあるのは「ムーンライト伝説」ではと疑っている。(あれは梵鐘っぽいけど)
【ベルの音】
この時期になると
どこからともなく聞こえて来る
もうそんな時期かと
赤や緑の光景が浮かぶほど
耳に刷り込まれてる
子供の頃は
欲しかった物が手に入るかも知れない
眠れぬ夜
まもなく
パートナーとの特別な夜になり
その後は
子供達の夢を壊さぬよう攻防する
再びの眠れぬ夜に
そろそろその攻防も終わりそうだ
これからは
今までの夜たちを懐かしむ
そんな静かな夜になるのだろうか
『ベルの音』
毎年の 音の響きは いつまでか
サンタクロースがいるいないとか
どうでもいいだろう
絶対にいた方が楽しいし嬉しい
間違いなく子供の頃はちゃんといたのだ
サンタは子供に夢を与える仕事だ
子供は魔法使いに夢という
魔法をかけられている
大人に来ないのは
魔法を解いてしまっているから
子供に魔法をかけるとき
サンタはベルを鳴らす
それはけして
大人には聞こえない
リンリンリリリーン....
ふと、済んだ音色が耳に入る。
綺麗なその音色を間近で聴いてみたい。
そんな思いからか、無意識に呟いた。
「音の聞こえる道を辿ってみよう」
まず南─後ろを振り返った。
リンリンリン....
聴こえる─...
この音は後ろの小さな村からだったようだ。
今すぐこの音色の正体を知りたい─
村への最初の1歩を踏み出そうとしたときだった。
リーンリーンリン...
さっきの音と似ているが、
また違う音がどこからか聴こえてきた。
東の方向から...?
不意に思いついた方向を向く。
リリリリン...リーリリン...
また違う音色....?
もしかして....
慌てて西の方向を向く。
リーン...リリリンリーン....
またまた違う音色だ。
そうだ。分かった。
この綺麗な音色は4種類ある。
そして、4方位からそれぞれ違う音が鳴っている。
この音を鳴らしているのは誰...?
この音の彼方は一体どこ...?
そう思った瞬間、ピタリと音が止んだ。
どうか意図が掴めなくて混乱していると、北から
細く、小さく、今にも消えてしまいそうな...
そんな音がした。
何故だか分からないけれど、心が
「走れ」と力強く言っていたように聞こえた。
それはまるで背中を押すみたいに。
そして私は
気づいたら走り出していた。
「ベル」
ここからの物語はご想像におまかせします。
てかこれ、どこがベルなんだが....(笑)
♡リア友以外×♡
↓
スランプ...冬休みなったら気分パーって
晴れるといいね☀☺︎
委員会の本クイズのやつ「☺︎」⇽このニコちゃんマークめっちゃ書いてるから何個あるか数えてみてね〜(笑)
ばいばーい!いい休日を❤︎❤︎
朝からママは出掛けていて、子供達はお部屋の中で遊んだり寝ていたり。ママが帰ってくるまではドアを開けてはいけません。
リンリンシャンシャンと外からベルの音が聞こえてきました。
ママかな?と子供達がドアの前に集合します。
ドアがコンコンノックされ、声がかかります。
「良い子の子供達や、ちょっと早いがクリスマスプレゼントを配りに来たよ」
プレゼントの言葉につられドアを開けそうになる子を制しつつ、ひとりが答えます。
「ママが帰ってくるまではドアを開けちゃいけないんだ」
「プレゼント要らないのかい?ドアを開けてくれなきゃ渡せないよ」
「ママはこんな声じゃないし、リンリン鳴るベルなんて持ってないから、ママじゃないから開けれないよ」
ドア越しに開けて開けれないの押し問答。
ついには外の人が折れて、またリンリンシャンシャンベルを鳴らしながら帰って行ったようです。
その時、玄関ドアの外が見える窓の所で寝ていた子が起きて言いました。
「赤い服の髭のおじさん、トナカイのソリに乗って飛んでくねぇ、むにゃむにゃ」
それを聞いてみんなドアに駆け寄り外を見ます。
本物のサンタだったようで、だんだん遠くに飛んでいくのを見ながら子供達はドア開ければよかったー!!と叫ぶのでした。
(ベルの音)
7匹の子ヤギのオマージュ、ドア開けたら約束守れなかった良い子じゃないってプレゼントはくれなかったりするかもしれないから開けないで正解。(後日クリスマスにはちゃんと貰える予定)
※ベルの音
ぴんぽーん。宅配でーす。
先週、我が家を襲った体調不良のタイミングで
何故か皆が宅配の受け取り日指定していて
体調不良のせいで日時変更をし損ねて
風邪引きじゃない松葉杖の私が対応し
ダンボールなど運べないので
荷物を室内まで運んでいただきましたm(_ _)m
宅配業者さん、先週は本当にすみませんでした。
いつもありがとう。
ちゃんと対面で言ってるよ!感謝は言わねばね!
お題《ベルの音》
霧がたちこめる最果ての駅の錆びれたベンチで沈黙する。
美しかった緑の庭園があった駅は、深淵の底にある。
どうしてこの物語を止められなかったのか。
どうして俺は。
俺は――《始まり告げる鐘》なのか。
俺はもうきっと――ここにはいられない。
まもなく扉が現れる。
駅を巡り続け、そこにある幻想を解かなければ。
彼女へと、辿り着くために。
彼女は、永遠にそれを望まないのだろうけど。
カランカランカラン。
大当たーりー!!
ベルといえば、クリスマスより福引きの方が印象強い。
しかも、ジングルベルの音はトナカイの首についてる鈴じゃなくて、ソリを引く馬の尻尾に付けてる鈴の音なんだってさ。
さっきチコちゃんが言ってました。
後ろからベルの音がする。
後ろを振り向くと自転車に乗っている彼氏が見えた。
その少し横にはバイクが見える。
彼氏はバイクに気づいていないようだ。
バイクも全く止まる感じがしない。
このままだとぶつかりそうだ。
そーなってくれればいいのに。
あの屑彼氏なんか轢かれて死ね。
後ろから鳴る自転車のベルの音
チリンチリン
犬かのように呼ぶあなた
でも私はそれが嬉しい
2人だけの秘密の暗号な気がして
【お題:ベルの音】
カラーン、カラーンと、教会のベルの音が鳴る。
一組の男女が微笑み会いながら、教会の中から、外にいる観客の前へと、進んでいく。
誰もが祝福する、自分の愛する人の結婚式。自分が、叶わない、叶えられない、幸福の形。
それはまるで、光と影で、何度も巡る生の中で、自分は何度貴女を殺してきたのだろうか。
何度も何度も、時にはその手を振り払って、貴女がどうしたら死なないか、殺さずに済むのか、やり直し続けた。
そんな、地獄の日々の中で、もう何回繰り返したかわからない生で、ふと気付いた。
いつだって、貴女を殺すのは自分ではないか……と。
だから、今回の生は、会わないことにした。そうすれば、貴女は死なないから。
そうしてようやっと、貴女は愛し愛される人と結ばれた。
その瞬間を、教会の柵の外から、自分はただ眺めていた。
これでいいのだ、元より、人に造られた化け物が、人を愛してしまったのが間違いなのだから。
暗い室内。僕は一人の男の肩を叩いた。
暫くは魘されるだけだけだったが、ゆっくりとその瞼が開かれ、光の無い赤い瞳が顕になる。
「おはよう、コウヤくん」
「……司書さん、どうかしましたか」
「また君魘されてたよ? 毎回毎回どうしたら悪夢を見なくなるんだー! ってカザマくんが騒ぐからさ、ちょっとはその悪夢、自重してくれない?」
善処しますとだけ、彼は返すけれど、きっとまた悪夢を見るのだろう。
コウヤくんを拾ったのは、偶然ではなく必然だ。記憶の図書館という場所は、本ばかりが増え、整理する手が足りない。
僕の後継者として、不死者アインくんを引き入れはしたものの、彼は自らを巫だとは認めない。
そもそも二人じゃ、明らかに手が足りなかった。
そこで目を付けたのが、異界にて魂が壊れかけていた、コウヤくんだ。
世界というのは何も一つではない。正式な手段を踏めば、世界と世界と行き来できる。これを人は、多次元宇宙やパラレルワールドと呼ぶ。
それぞれの世界には管理人が存在し、この図書館に近いものも存在する。世界に住む住人の記憶の記録者だ。
コウヤくんは、そんな管理人の一人であった、まぁ、元であり、あの世界の管理人は既に代替わりが済んでいる。
人の悪意を自らの体に溜め込む力を持ち、世界の争いを止めるだけために、人の手により造られた、悪意の器。それが彼で、そんな彼を世界の人々は受け入れられなかった。
管理者の否定、それ即ち世界の否定。コウヤくんが管理していた世界は破滅の一途を辿っていた。
なんの皮肉か、その破滅を最前線で食い止めたのは、自分が管理者であると忘れてしまったコウヤくんであった。
その過程で一人の女性に、異常とも言える愛情を抱き、彼女が死なない未来を管理者が望んだがために、世界はループに入った。
ループが止まったその時、管理者の代替わりと共に、コウヤくんは壊れていた精神が原因で消滅するはずだった。
そこを僕が横取りしたのだけれど。まさか、彼を慕う人間がいて、自分も連れて行ってくれとは言われるとは思わなかったが、その良い誤算を招いたのがカザマくんだ。
カザマくんは、ループの一部の記憶がある。だからか、コウヤくんが愛した女性を良くは思っていない。
嫉妬もまぁ、入っているかもしれないが。
「とりあえず、カザマくんは安心させてあげなよ。彼暴走したら手が付けられないんだ。また、アインくんに怒られてしまう」
「はいはい、全く、大丈夫だと言っているんですがね」
彼は時折、長く精神世界から戻ってこない時がある。彼の精神は壊れたままであると訴えかけるように、数日寝たきりになるのだ。
彼を失いたくないカザマくんは、その瞬間が酷く怖いのだろう。だからこそ、過保護になるのだ。
「……大丈夫、大丈夫ですよ。ちょっと、ベルの音が煩いだけなんで」
「そうか……」
何も言わない。何も聞かない。
それが、彼をこの地に、生に縛り付けてしまった僕の責任なのだから。
ーあとがきー
今回のお題はベルの音。
クリスマスが近いからですかね?冬系のお題がよく出るようになりましたね。
ベルったら、教会!名前なんでしたっけ?手持ちベルみたいのありますよね、昔一回だけ近くの教会のクリスマス会に行ったことがあり、演奏会で鳴らしていて、なぜか記憶に残っています。
それはさておき、今回は記憶の図書館のお話+異界の話です。
世界観はさて置き?架空大陸レークスロワの諸々を書いていますが、コウヤくんはレークスロワの住人ではありません。異世界の住人です。司書エルが拾ってきました。
まぁ、正直に言うと、一番精神が壊れているのがわかるキャラクターがコウヤくんです。言葉の節々に、なんか滲み出るのです、壊れてる感が。
まぁ、死体にざらめぶっかける柘榴とどっこいどっこいな気もしますが…壊れてんのには変わりなし。
コウヤくんはですね、作中でもチラッと触れてますが、ホムンクルスみたいなもんです。戦争は人の悪意から始まるから、悪意をなにかに吸わせてしまえ!ってなり、造られました。いやぁ、イカれてますねぇ。
異界の話なので、今後語るかはわかりませんが、世界の崩壊の部分も語りたいところ…。
それでは、この辺に致しましょう。
また、どこかで。
エルルカ
あの人を置いて帰宅し
慌ただしく食事と入浴
しばらくできなかった掃除をする頃には外は闇
やっと終えてひと息ついた瞬間に
最期が迫る知らせ
「ベルの音」
大きなベルの音が聞こえる時計台の下であなたを待ってます。
僕の体が外のように真っ白に、冷たくなっても。
あなたを待ってます。
「ベルの音」
何処かからベルの音でも聞こえてきそうな
そんな季節
プレゼントを楽しみになっていた、幼い頃を思い出す
【ベルの音】
ハンドベルの繊細な音。あれ凄いよね。そして、雪が降る音なんてしないのに雪を感じるのはなんなんだろね。
第1志望の受験の日、かつてないほど緊張していたのだがカラーンカラーンカラーンというベルの音で全て緊張は飛んでしまった。まさかテスト開始と終了の合図が1人の教授がハンドベルを手に鳴らして回るとは思っていなかった私はかつてないほどリラックスして試験に向き合うことが出来た。
あの音は私にとっての救世主であることは疑いようがない。
ベルの音
リンリン
ベルが鳴って
あの子がボクの前に現れる
ツンデレなあの子
あの子に会いたい一心で
今日も缶詰の蓋を開ける
気まぐれなあの子は
今日もニャーニャーと
鳴きながらベルと共に
ボクの傍にくる
リン、と一つ音がなり、貴方が入ってくる。
「 いらっしゃい、ませ … 」
声が裏返り、詰まってしまう。
「 どーも。 」
そんなことはお構い無しに貴方は私に話しかける。
「 オススメ一つください 」
なんだか言葉輝いているような響き。
「 はい … っ 」
私は元気よく返事をした。
今日もまた、長くて短い夜が始まる。
# ベルの音 #2