『ベルの音』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
リンリンリン
しずく「!あ!すずか!」
すずか「にゃー!」
この子はすずか。
家で飼っている黒猫だ。
しずく「どうしたの?散歩行くの?」
そうすずかは散歩が大好きな猫だ!
すずか「にゃーにゃー!!」
しずく「はいはい!わかったわかった!今準備するからね〜」
すずか「にゃ〜(甘)ゴスゴス」
しずく「ふふ笑どうしたの〜?」
今日も鈴の音を鳴らしながら
いつもの海に行く…つもりだった
_______________
しずく「…ぁ、僕…寝て、…た…?」
まふゆ「!しずく!起きたの!?」
どうやら僕はすずかとの散歩中に事故にあったらしい。
横断歩道を渡っていると
信号無視をしたトラックに引かれて……。
僕は助かったけど…
すずかは助からなかった。
引かれた時、すずかは僕を庇うような形で倒れていたらしい。
_________
しずく「…泣」
なんであの時僕はすずかを庇えなかったんだろう…
あの時散歩のルートを変えていたら…
次々に後悔が押し寄せてくる。
もう二度と…すずかの鈴の音は
聞けないのか…
すずか、会いたいよ…
__________
主「ペットの別れはどんな形でも悲しいですよね…すずかちゃんはしずくさんを守れてきっと安心して虹の橋を渡れたでしょう…すずかちゃんが最初に甘えていたのはきっと自分の死が分かっていたからでしょう…って言っても自分が書いたものですし…笑」
じんぐるべる!じんぐるべる!
ほらいそげ!
つぎのソリがとうちゃくするぞ!
プレゼントのふくろはまだか!
ソリがれつをつくってまってるぞ!
はやくはこべ!
ソリは続くよどこまでも
数多の家を抜けて
遥かな景色も横断して
どこまでも進むの
トナカイは歌い踊り
皆は夢の席から見てるの
当たりが暗くなって深い眠りに
夢か現実か、最後を飾るもの
――サメの言うことにゃ、
ベルの音
ベルの音が鳴る
朝は嫌いだ
静かな自分だけの宇宙から
引き離される
今日もスヌーズする
きっと死ぬまで嫌いだ
『ベルの音』
綺麗なベルの音が3回鳴る。
空は快晴、式は順調に進んでいる。
cmやドラマなどでよく見る光景が今目の前で流れている。
いとこの結婚式。
大人になってから莫大な金額を使うと聞いた時は
頭がショートしてしまったが、
実際に見るとその金額分以上の価値があるなあと思った。
まあ...自分が開いた結婚式じゃないから
そう思えるのかもしれないが...
本当は使ったお金についてとか
今後についてそれどころじゃないかもしれない...
まあ今はこの幸せな時間に浸れているといいな...
自分はあんなふうに誰かと結婚することは無いと思ってるし
貯金も式を開けるほどの余裕は無い。
けれど、もしそんな自分でも愛してくれる人がいるなら...
きっと死ぬ物狂いでお金を集めるかもしれない。
そんなもしもの世界も
いとこの眩しい姿に薄れて消えていった。
馬鹿げた悩みより今は身内のこれからの幸せを祈ろう。
そう思いつつ微笑み合ういとこたちを見守るように眺めた。
語り部シルヴァ
ベルの音
ベルの音響き渡るクリスマス・イブの教会
ウェディング・ベルからかわないでよ
ウェディング・ベル本気だったのよ
ウェディング・ベルウェディング・ベル
オルガンの音が静かに流れて
「はじまる、はじまる」
お嫁さんが私の横を過ぎる
「ドレスが綺麗」
この人ねあなたの愛した人は
「はじめて見たわ」
私の方がちょっと綺麗みたい
「ずっとずっと綺麗みたい」
そうよあなたと腕を組んで祭壇に
上がる夢を見ていた私を
何故なの教会の一番後ろの席に
ひとりぼっちで座らせておいて
二人の幸せ見せるなんて
ひとこと言ってもいいかな
「くたばっちまえ」アーメン
「ウェディング・ベル」 作詞 古田喜昭
懐かしい曲なのだが、お題の「ベルの音」で閃いて歌詞検索、今日はこれで行こうと決めてはじめて知った、作詞男性なんだぁ、随分女心を突いて一周回ってブラックジョークになってる面白い歌詞、男性だから女性のちょっと僻んだ気持ちのヤケクソ意地悪も可愛く描けますね。
やっぱり、違った視点は必要と気づく。同性質だと嫌なところがことさら目立って嫌いになるのね、ドラマのレビューサイトなんかでも、嫌い嫌いと直ぐ書いてあるけどきっとご自分見ているような気分になるのかしらねぇと思うもの。それから、書いちゃったからもうひとつ、よく、書いた文章をブラックジョークですとか説明してるの凄く無粋だなぁと思います、種明かししながら手品するみたいな(笑)ブラックジョークかどうかは読んだ方がこれはブラックジョークだなと判断することで、書いた方が「ブラックジョークでした」って書いたら馬鹿みたいで子供っぽい。あと、優しさとか賢さは他人が評する言葉で、自分や自分の子や親身内に使うと値打ち下がるわ、そういうのは、具体的エピソードを書いて、読んだ人が優しい子だとか賢い子だとか判断する言葉だろうに。
プロの作家先生じゃなくて素人の文章って本当に勉強になると思う今日此頃です、ありがとう御座います。
キーンコーンカーンコーン♪ キーンコーンカーンコーン♪
本日も 授業終了のベルの音が鳴りました。
「起立、礼」
「ありがとうございました」
令和6年12月20日
心幸
永遠のような記憶を頼りに
ひたすらに漫歩を続け
やがて顛末を見守る音を聞き
確固たる安寧に瞼を閉じる時
#ベルの音
ベルの音
ベル、美女が鳴らす音ってなんだろうね。
ドレスが風に翻る音、ヒールの踵の音、まーどちらも関係ないですけど?
服を買いに行っても、低身長おばさんの私に似合うものなんてもう存在しない。
でもそれなりにオシャレは気になる。
ホント、ややこしい。自分の性格の悪さも持て余すのに外見もこんなになるなんて救いようがない。
来年は地味な陰キャおばさんから少し脱却したいもんです。
あ、性格も良くなれば尚良し。
end
「ベルの音」
君と並んで歩く
真っ白なドレスに包まれて
あのベルを鳴らすと、一生2人で幸せになれるんだって
小さい私の歩幅に合わせてくれる君の優しさ
握る君の手の温かさ
触れ合う肩から伝わる君の体格の良さ
全ての幸せを抱きしめながら
2人1緒にベルを鳴らす
高速を走っていた。
夜遅くの時、
「ちょっと、疲れたな。サービスエリアに行くか」
車を駐車し、「コーヒーでも、飲むか」
コーヒーを買い、飲みながら煙草に火をつけて吸っていたら、眠けが来たら、
眠けが来た。
車に乗り込み、うとうととしはじめ、眠ってしまった。
やはり、眠けには勝てない。
目が覚めると、そこは、湖の近くだった。
「ベルの音」
鳴り響く非常ベル。
でも、皆訓練か誤作動か悪戯だと思って、慌てる人はいない。
平和ボケしてるからなのか、現実を受け入れたくない気持がそうさせるのか。
理由はわからないけど、見事な位緊張感ない。
でも、これは訓練じゃない。
きっと、火が出てる事を、私は知ってる。
あの男は言った。
「お前が居ないと、俺はどうすればいいんだ?お前が居ないと、俺は生きて行けない。」
いつも、私に依存する男だった。
そのクセして、全てを私のせいにして、私が勝手に罪悪感を抱く様に仕向けてた。
こんな男に、いい様に操られてた、騙されてた自分が馬鹿らしいし、恥ずかしい。
やっと目が覚めて、その事に気づいた。
だから、縁をぶった切った。
そしたら、あのセリフ。
もう、心の底からどうでも良かった。
兎に角、目の前から消えて欲しかった。
「好きにすれば?もう私に関係ないし。」
あの男は、持っていたタバコを落として。
薄汚れたスニーカーの上に落ちて、うっすら煙が出てた。
それも無視して、その場を立ち去った。
呆然としてるあの男は、気づかないかもしれない。
火が、出るかもしれない。
未必の故意。
そして、その結果、鳴り響くベル。
周囲の喧騒がざわめきに変わり、やがて阿鼻叫喚に変わる。
他の人を巻き込みたい訳じゃなかった。
ただあの男に視界から消えて欲しかっただけなのに。
どこまでバカな、自分勝手な男なんだろう。
私は、どこまで愚かなんだろう。
あの男に植え付けられた罪悪感からは解放されたけど、今度は自分の行動が起こした事の罪で、身動き出来なくなった私がいる。
お題 「ベルの音」
注意
この物語はフィクションです。
実際の人物や団体とは何の関係もございません。
物語▼
12月20日、あの人と別れた。
別れよう、と言ったのは私の方から。
何度も浮気を繰り返す貴方に愛想を尽かしてしまったから。
あの人は悲しみも、笑いもせずに、
「そっか」
って、一言だけ言って、別れた。
カレンダーに入れたあの人とのクリスマスも、クリスマスイブも、修正テープを付けても嫌だったからカレンダーごと捨てた。
貴方、去年のクリスマスは、覚えてる?
ショッピングモールのイベント?か何かで、おっきなクリスマスツリーに、2人でベルを飾ったよね。
ベルの中の丸いやつがハート柄で恋愛運が上昇!って書いてあって、二人並べて笑い合ったよね。
その後、クリスマスのリースを2人で作ったの、懐かしいな。
小さくて黄色い2つのベルを付けてさ、私達みたいだねって、話をしてさ、
…私の家の玄関に、リースが飾ってあったでしょ?
あれ、去年のクリスマス、2人で作ったやつなんだよ?
クリスマスケーキも、予約したんだよ?
貴方が大好きなイチゴたっぷりのショートケーキ。
………あぁ、未練の残ってるんだ、私。
私は、彼の本命でも無くて、ただの遊びで、
だから、さよならしたはずなのに。
なんで。
12月20日、あの人が、私の家から出ていった。
残ったのは、あの人がいたソファーの跡と、
冷たい2つの"ベルの音"だけだった。
ーーあとがき。
浅くも深くも無くて申し訳ない。
ちなみに解説ですが、
最後の「ベルの音」は、私、の家の玄関にあるクリスマスリースのベルの音。
玄関からベルの音聞こえるの?という質問、あるかと思いますが、まぁ………うん、
「冷たい2つのベル」の、冷たい、の意味は、2人の関係が冷え切ったことを表しています。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
最近インフルエンザが治ってきましたが、鼻水がいまだに酷いです。
皆様、本当にお気をつけてお過ごしください。
ーー
クリスマスの時期になると鈴の音が聞こえる。
いい子にしていた子供たちのところに来るという“サンタさん”
この日は子供も大人も楽しみにしてる日だろう。
子供はプレゼントを受け取り、大人はクリスマスデートをしてる人もいるだろう。
この日生まれたイエス・キリストを祝うために行われる行事だ。
イエス・キリストが生まれた幸せの日に他のみんなも幸せになれるベルの音が聞こえた。
今年もハッピークリスマスを
2024/12/20 ベルの音
ベルの音
リーンリーン
ベルの音
さあ お祭りの始まりだ
焼き芋 クレープ
さあ お食べ
今日は 遠慮は いらないよ
たいこ たたいて
さあ 皆 踊れ
雷さまも 合わせて
踊る
わたあめ ふ菓子
今日 食べよう
とにかく 今は
地球の 明日を
明るくさせよ
ベルの2度目で
そら もう 夕陽
解散だー!
便りを待ちかねた子供の頃
電話のベルの音に駆け寄る
サンタじゃないって知っていたけど
ベルの音鳴らすあなたを待ってた
ベルの音鳴らして駆け込むあなたの
頭の上に白い雪
ベルの音鳴らしてサンタになるから
あなたも私のサンタになってね
カランとベルの音がする度
あなたかしらと見回す私
クリスマスのベルの音が
今とても頑張ってる人
疲れた人
辛い人
悲しい人の心に
そっと優しく届きますように
穏やかなベルの音に
優しく包み込まれますように
【ベルの音】
鐘の音
霧の中で響くベルの音
遠く、かすかに揺れる調べ
冷えた指先に触れるたび
消えゆく白い吐息のように
誰かを呼ぶその声は
届くことなく霧へ溶ける
音が消えた後に残るのは
静寂と、一瞬の夢だけ。
料理なんて ほとんど
したことが なかったときは
カップ麺の3分さえ
イライラ待っていたけど
今では鳴ったタイマーに向かって
「はやーい」とか返事をしている
2024.12.20-ベルの音
鐘よ鈴よ、どこ響く
鐘よ鈴よ、だれ響く
呼ばう足の禍福こそ
鐘よ鈴よ 伝えておくれ
待人の足るよう
此方へ来いと
ベルの音
ベルを音が聞こえる。
近くでやっているクリスマスのイベントだろう。
クリスマスのイベントであっても、ベルの音を聞くことはあまりない。
本格的なものをやっているのだろうか。
バイトではないサンタクロースがいるだろうか。
トナカイがいてソリもあるのだろうか。
トナカイは置物ではなく本物だろうか。
期待に胸を膨らませ、ベルの音が聞こえる方へ足を向ける。