『プレゼント』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
友達に「プレゼント何がいい?」って言ったら「クリスマスに電話して」って言ってくれて可愛かった
買っちゃったよプレゼント
明日誕生日だっていうからさ
今日会うし?渡さないのも不自然かな?みたいな?
趣味趣向が全く分からないのでこれでいいのかもよく分からない
昨日は家にプレゼントしたよ
今日も明日も明後日も家にいられないから
喜んでくれてとっても嬉しい
今日もそういう日になったらいいな
今回は短めに。あなたに言葉の贈り物を
嫌なことも、辛いこともある毎日。そんな中で必死にもがいて、必死に生きていてくれている。そんな君へ。
今日も生きていてくれて、ありがとう。どうか明日も、必死に生きてください。
【プレゼント】
どうぞ、と渡されて
ありがとう、と受け取って
開けてみたら欲しいものではなかったけれど
プレゼントしてくれた
あなたの気持ちが嬉しいのです
だからもう一度
心からのありがとうをあなたに
辛い時 不安な時
あなたから 笑顔のプレゼント
もらうの
ねえ、サンタさん。
今年のプレゼントは期待してもいい、?
今年のプレゼントはなにがいいかなー
君が喜ぶものあげたいなー笑
僕だけしかあげられないもの、なんだろ
君が描いていた
何かのキャラクター
どこか見覚えのある…
気になって検索して
何となく選んだ
そのキャラクターのマスコット
君に今日
贈るプレゼント
プレゼント
つまらないものですが。
と渡されたのは
オリジナルの絵が挟まった
ポケットティッシュでした。
プレゼント
今年のクリスマスも
なにか準備しているという君
その時を待つわくわくした気持ちも
君がくれたプレゼント
もう十分すぎるほど
もらったはずなのに
一緒にいると また
もらう理由が生まれてる
ひとつひとつに感謝して
とても返しきれるものじゃないと
開き直って生きていく
/ プレゼント
「私がプレゼントだ」
ベスタは吹き出してしまった。彼はこんなことをする人ではなくて、どこでそんな知識を仕入れたのか気になってしまった。
「まぁ、そんな冗談はさておき、ちゃんとプレゼントも用意したんだ。受け取ってはくれないか?」
差し出した箱を開けた彼女の反応は──
お題
「プレゼント」
「プレゼント」
君が1番のプレゼントなんて綺麗事に反吐を吐きながら生きてきたのに、どうして君が欲しいんだろう。
あぁ僕は今、君が1番欲しい。
No.22『プレゼント』
散文 / 掌編小説
わたしが大好きな曲に、恋人にたくさんのプレゼントをもらう歌詞の曲がある。オチから言ってしまうと、本当にたくさんプレゼントをもらうんだけど、恋人だと思っていた人には彼女がいたという、全く救いがない曲なんだけど。
「あなたがわたしにくれたもの……」
そっと口ずさんで苦笑った。わたしは、恋人からプレゼントをもらったことがない。
もしかして彼には浮気相手がいて、その子にはプレゼントを贈っているのだろうか。それともわたしが浮気相手だから、プレゼントを贈るのがもったいないのかも知れない。その証拠に彼は仕事が忙しいからと、会えない日が続いている。
別にプレゼントが欲しいわけじゃないし、ただ会いたいだけなんだけど。そんなことを考えながら、クリスマスイルミネーションで溢れる街中をひとりで歩いていたその時、彼から二週間ぶりにメッセージが届いた。
『今どこ?』
仕事が終わった帰り道。真っ直ぐ帰るのが寂しくて寄り道をした。
『分かった。すぐ行く』
彼からのメッセージはいつもそっけない。でも、どうやらひとりぼっちのクリスマスは過ごさなくていいようだ。
それから30分後。名前を呼ばれて振り返ると、薔薇の花束を抱えた彼の姿があった。更にそれから数分後。彼から給料の三ヶ月分の指輪と、プロポーズの言葉を贈られることになる。
お題:プレゼント
それは洗面所に置かれていた。水はねの跡がついている鏡の下、鈍く光る銀色の蛇口のそば、小さな小さな箱だった。わたしの片手に収まるほどの、黒いスエード生地の箱。
こんなもの、昨日の夜にもあったかしら。そう思いながら、恐る恐る手に取った。箱は上に向かって開きそうだ。留具もリボンもないので、開けようと思えばいつでも開けられる。けれど、わたしは迷った後に、箱を元の場所へ戻した。今は確認するべきタイミングじゃないと思って。
キッチンへ戻ると、ケンちゃんが台所からテレビを見て爆笑していた。視線の先を見ると、大御所の芸人が若手俳優と絡み、番組を盛り上げている場面が見えた。
わたしは薄い微笑みを浮かべ、ケンちゃんの隣に立った。まな板の上にほったらかしにされていたレタスに触れ、ケンちゃんに話しかける。
「そんなに面白い? この番組」
ケンちゃんは視線を離さずに答えた。
「面白いよ。番組っていうか、この芸人がね。さすがベテランだよなあ。アイドルと絡んでも面白くできるんだもん。腕が違うよ腕が」
「最近はアイドルでも面白い人多いけどね」
「お前はアイドルオタクだからそう思うんだろ。しょせんアイドルはアイドル。俺からすると、まったく面白くないね。バラエティー番組に出てると、ちょっと興が冷めるもんな」
ケンちゃんはすぐにこういうことを言う。わたしの好きなものを貶すのが好き。ちょっと毒舌な自分が好き。
「チナツ、これもういい? 俺疲れた」
たった五分間、カレーが煮える鍋をかき混ぜるのを頼んだだけなのに、大仕事をこなしたようにこれみよがしに疲れる。でもわたしは何も言わない。笑顔で「いいよ。ありがとね」と言ってあげる。
ソファーに向かっていくケンちゃんにわたしは言う。
「ね、ケンちゃん。明日はさ、ちゃんとイルミネーション見に行こうね。今日は遅くなっちゃったから仕方ないけど、絶対に連れて行ってね」
「分かった分かった」
ケンちゃんはわたしを見ずにそう言う。絶対に分かっていないことを、わたしは分かっている。それでも何も言わない。
レタスをちぎり、トマトのヘタを取り、ゆで卵を切る。蒸した鶏肉を乗せる。温まったカレーのためにご飯を先にお皿に乗せて、やっとルーを注ぐ。それぞれ二人分作って、お皿は四つ。ケンちゃんは自分の分を取りに来ない。
わたしはまずカレーのお皿を先にテーブルへ持っていく。「できたよ」とケンちゃんに言いながら、お皿をそれぞれの席の前に置く。もう一度台所へ戻り、サラダのお皿を両手に持つ。持ったところで、「飲み物もお願い」とケンちゃんの声がした。
振り返らないまま、わたしは「うん」と返事をする。
サラダを持っていくと、ケンちゃんが大きく笑った。テレビには、お気に入りの大御所芸人。何が面白いのか分からない、若手の芸人。
「やっぱり芸人同士の絡みのほうが面白いな」
わたしに攻撃しているみたいに言う。
お揃いのコップを使うのをやめて、わたしは自分にだけ良いグラスを使い、ケンちゃんにはプラスチックのコップを用意する。ふと、手の甲にカレーのルーが少しついているのを見つける。
お茶の入ったコップをテーブルに置き、わたしは再び洗面所へ向かった。手を洗って、タオルで拭く。バカみたいに笑うケンちゃんの声が遠巻きに聞こえてくる。無性に心が刺々しくなってきて、わたしは黒い箱を洗面台に置いた。蛇口から水を出し、閉めずに洗面所から出る。カレーを食べたら、サラダを食べたら、お茶を飲んだら、この家を出ていく。もう準備は整っていて、ケンちゃんは何も気付いていない。せいぜい嫌な思いをするといい。
開かない箱は平穏だけれど、空いた箱から何が出てくるかは分からない。
#プレゼント
サンタとのつなぎをすると言う母に
正体知って内緒と告げる
大人には自分の都合一番で
喜ばしたい明日の姿
君が言う使わない物何故欲しい
女であること確かめたいの
今日は午後から推しさんの舞台の配信があった。
推しさんからのクリスマスプレゼントかな?
どんなことがあっても生き抜く力
それが子に贈りたい未来へのプレゼント
彼に買ったクリスマスプレゼント、次会えたときに渡すと決めている。
プレゼントは嬉しい。貰うのはもちろんだけれど、探すのも楽しい。あのひとに喜んでもらえるのはなんだろうと思いながら、雑貨屋や本屋をぐるぐる回る。
あの人が話していたこと、持っているもの、そういうささやかなことを思い出す。
大きすぎず、小さすぎず、捨てにくくなく、使うもの、もしくは食べられるもの。でも、自分では買わないもの。
刺繍の入ったタオルハンカチ、外国製の厚手の靴下、少し高いレトルトカレー、はちみつ紅茶、フレーバーティー、ホットアイマスク、イッタラのティーマ、ショール、少し高いチョコレート、個包装のお菓子、名産のお菓子、石鹸。
これまで送って喜ばれものを数えて、ほんの少しホッとする。
プレゼント送ると、自分が少し楽になる。