『バレンタイン』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
バレンタイン
ごめん
わからなかったんだ
チョコの意味が
ぼくは
春を告げに来た
春の妖精なんだよ
****
待ってて
あす
あの
楡の木の下で
って
****
伝えたい
おむすび
海苔つきで
お願い
****
この場で
うたたね
して
いたよ
ふわぁ~〜
****
誰もがみんな
開放される
だってさ
なるんだよね あれさ
2から5にさ
バレンタイン当日。私は胸をドキドキ鳴らしながらラッピングをする。
作ったのは塩キャラメル。君は甘すぎるのは苦手で、塩っぽいのが好きだって言ってたから、
何回か失敗しながらも私は何とか5個作ることが出来た。
君の好きな色のリボンを結んで、メッセージカードを添えたら、完成!
私はふうっと一息ついて、紙袋にそれを入れて、君の家に向かう。
今日は少し寒いから、マフラーを巻いて外に出る。
────────────────────────────────
私は少し震えながらインターホンを押した。
「はい」という声が聞こえ、ドアが開く。私はドアの前でちょこんと立っていた。
「どうしたの?あ、今日バレンタインデーだから、友チョコでもくれるんか?」
と君は言う。私は頬を膨らませ、
「むー、違うってばぁー!」と言って、紙袋を持っている手に少しだけ力をいれてしまう
「そうなんか、んでもここで立ち話っていうのもなんだからさ、家入ってけよ」
と言って君は私を家に入れてくれる。確かに、今日は寒いし、別に大丈夫なんだけど、
二人きりになったって事だよねぇ!あぁ…顔火照ってるよぉ〜…
「お前さ、顔赤いけど大丈夫か?」
と言って顔を覗き込んで来る。
「ひゃっ!?」私は意味不明の奇声を出して驚く。
私は心の中で深く深呼吸をし、少しキョドりながら
「うぇーっと、その…バレンタインだし、私これ作ってきたんだ。」
と言って、紙袋を手渡す。私はマフラーで顔を隠して、恥ずくて顔が赤いのがバレないようにしてた。
「おっ、塩キャラメルか、ありがと海暗」
と君は言う。私は笑いながら、
「どういたしまして」と言うと、
「それじゃ!おじゃましました!」といって君の家から出る。
私/俺の胸は君の/が家から出ていったあともずっとうるさく鳴り続けていた。
─バレンタイン─
①
誰に渡そうかな。
適当にチョコが沢山入ったやつを買って、
それを友達やらなんやらに渡そうと思ってたんだけど、
チョコ沢山余っちゃったんだ。
同じ班だったあの人に渡そうかな。
とっても優しいし、結構かっこいいんだ。
それとも大人しいあの人に渡そうかな。
普段は大人しいけど、話すと案外面白いんだ。
どっちにしろ、私が考えているのは、
どっちに渡せば話題になるか、それだけ。
チョコだって、沢山余るのなんて分かってた。
どっちが話にしやすいかな。
そんなもんだ。
「バレンタイン」
②
私はお菓子を作るタイプじゃない。
でも今年は作ったんだ。
今年も君にあげるために。
君も毎年くれるよね。
君はお菓子を作るのが上手で、
こんな日じゃなくてもクッキーとか作ってるんだって。
私はこんな日でも何も君に伝えられない。
友達と、性別の壁は越えられない。
毎日会っている君に、毎日話している君に、
愛をこめて、友達として、チョコを送ります。
「バレンタイン」
(この話を含めた、私の書く詩はほぼフィクションです。)
バレンタイン
あげちゃった
絶対あげないってあげたくないとか言ってたのに笑
友達にも見られてたしはっっっっずかしむり!!!!!笑
もういいやーーーたくさん思い出できたよ
『バレンタイン』
慣れない手付きで必死に作るの
愛のこもったマカロンを
綺麗なリボンでラッピングして
あなただけにあげるのよ
今日はあなたと交換会ね
あなたからしかいらないわ
バレンタインの夜
冷たい雨
震えるような寒さ
君がいれば
君が隣にいてくれたら
どれだけ
あたたかいんだろう
寂しくて
切ない夜ほど
君が恋しくなる
逢いたい
この日をずっとずっとまっていた
君に思いを伝えられる日
そう"バレンタイン"だ
頑張って作ったチョコ受け取ってくれるかな
今、君に勇気を振り絞って伝えます
好き です
チョコレートの誘惑に囚われる
甘い恋?ビターな恋?
白い純愛?黒い嫉妬?
わたしはどちらの恋心をあの人に持っているの?
どのチョコレートに恋心を溶け合わせようか
どの型に恋の形を与えようか
この恋が愛に変わるまで楽しませて
__________________
君を想って作るから
ちゃんと受け取ってほしいな、なんて。
いつ渡せるかな。いつ会えるかな。
今のうちに練習しておこう
__________________
Themeバレンタイン
バレンタインって嫌い。
相手が自分のこと、どれぐらい大切に想っているのか一発で分かってしまうから。
仲良かったあの子は私にチョコをくれないから好いてくれてないんだ…とか。
結局一個も貰えなかった私は誰からも好かれてないんだ…とか。
とにかくネガティブに考えてしまう。
…そんな日だ。
バレンタイン夫婦になって8年目
今年の花を娘と選ぶ
お題:バレンタイン
♡°*𝓗𝓪𝓹𝓹𝔂𝓥𝓪𝓵𝓮𝓷𝓽𝓲𝓷𝓮*°♡
そう書いた箱が届いた
送り主の名前所か宛名すら
書かれていなかった
つまり郵便ではなく直接置きに来たのだ
かと言ってこんな字を書く知り合いは
「あっ」
そういった時にはもう後ろには
"彼女"がいた
バレンタイン
妻からクッキーをもらいました
大事に食べていきます
🫰🏻HappyValentine🍫´-😆
バレンタイン
今年もダメだった。
あなたにチョコ渡せなかった。
来年の2月は学校ないからさ。
今年で最後のチャンスだったのに。
神様どーか、
私に勇気をください。
遅いかもだけど
チョコじゃなくて
告白できる勇気を。
「大好きです。」
バレンタイン、
バレンタインは友達とチョコ交換しておーわり!
恋愛?そんなん欠片もないよ☆
好きなところまとめ
①顔と髪型(鼻高っ、唇の形も柔らかさもいいね〜、何より眼がすごく優しい、いつも人の目見て話してるけどまじ優し純粋キレイ〜、大人な顔してるわほんと、顔に優しさ現れてるのスゴすぎる、眼鏡も似合うしまじで1粒で2度美味しいを体現してる、すごい
目薬さすときにメガネ外す仕草でもグッときちゃってるから末期
あと髪型もとても似合ってる…学生証時代の真っ直ぐ感あるのもすきだけど、パーマ似合いすぎだね、すき、あと襟足好き、マージで好き。)
②性格(優しすぎる、気遣い凄いできる、なんて穏やか、もっと怒れあほ、もっと気を抜いてくれ、自分のために時間使ってね人を優先しすぎちゃダメよ…、まじでスパダリすぎてやばい、沼。スルースキル高いのも面白い、色んなことに興味津々で良いけど、その癖して変なところ諦め感というか達観してるのどうした。なんかそこは寂しくなるから胸いつでも貸すぜ、相談乗るぜ…。あと甘え方大人な感じなのに可愛いね…嫌な感じ全然しないのすごい、かと言って弟感も無くて控えめに言って最高。
あとなんというか天然言葉責めみたいなのやめてくれ、SがMになる↻)
③骨格・体格(身長高っ、足長っ、細身好きすぎる、骨ばってるのえろい…、指綺麗足まで綺麗、腹筋部分もスゴイネスゴイ…好き
頭から足の先まで全身見ても嫌いなところ見つからない、まじお尻の形から何から何まですきなんだけどどーする??)
④服装とセンス(キレイめシンプル紳士系というか好みどストライクすぎて、マジで眼福。アクセサリー着けたくなる。柄物の使い方にセンス感じる、全体的にカッコイイのに可愛いのなんなん。お洋服とか小物とかセンスよきすぎ、良いと思った物にお金かけるの躊躇わないのほんとに尊敬してる
てか何着ても似合ってる、ユニフォームから半袖までなもうなんでもありすぎるくらい似合ってる。)
⑤歩き方・立ち姿(超綺麗だし男性感を感じられて良い。細身だから動いても止まっても線が綺麗で好き)
⑥スマートさ(気遣い方がまじスマート、時々リードしてくれる時あるけどそれもスマート、ありとあらゆる支払いがスマート、甘え方もスマート、褒めたり好意を伝えるのもスマート、なにこれ最高か好き。)
⑦ゲーム上手すぎ(何から何まで上手いのなんなん、割と研究基質だよね。ゲームの趣味ほぼ同じすぎてもうずっと居られる。死ぬまでゲームしような…)
⑧皮膚(やわらかーい、白くて綺麗、あと体毛薄くね??めちゃいいやんおい、こら)
⑨どこ触っても反応が良きなのすごいね、ね??
⑩言葉の使い方がまじで沼、こればかりは詳しくは難しいけど、見れば10人が10人沼だと思うと自負して良い。
⑪経験人数うちと変わらんのにそんな上手いのなんなん????すげー愛されてる感あってやばいしなんやねん、沼じゃん沼。もぅマヂ無理。
⑫声(超絶優しい中高音、優しさが声にも完全に滲み出してる、笑い方まで綺麗だし笑い声まで好みすぎてやばい、イケメン野郎め。ん?とか聞くな、カッコイイかよ。囁き声まで綺麗とかなんなんかな。声優なってくれほんとに頼む、一生涯推せる、けどあんまり人気出てもなんかモヤモヤしそうでやばいわ、やっぱうちだけにしてくれ…。まじで声はフェチはいるからやばい、ほんとにいい声シチュエーションボイスくれ。歌まで上手いし、どこに君の弱点があるというのだ。その声聞くだけでドキドキするし、マジで溶けるしもうどうにでもしてくれ、愛してる。そして吐息までいいとかもうよくわかんないなこれ)
⑬香り(無香料ってまじですか?ほんとに??じゃああのめちゃ落ち着く香りって武藤くん100%ってこと??歩くマイナスイオンかな??香りフェチでもあるうちにとってはどストライクに効くんだが、香りまで沼らせるな、ふぁっく。あとそういう時に出る大人の色気はどこから出してるんですか、ねぇ?)
⑭話の幅がひろーい(そのまんまのいみまじですごいよね、なんでも拾うし広げるし、尊敬してる、話してて楽しすぎて時間忘れちゃうね。ずっと話してられる)
まじで武藤健くんといった存在自体が好きだわ、人として好き。ギルティ。知れば知るほど好きになる
友達として人として男性として好きだわ、最強じゃん、人類最強。
まじで何があろうと一生一緒に楽しく生きような、BF超えたなにかだわ、形容しがたい〜。
こんな人愛するしかないやん、ねぇ??
うちだけの武藤くんになってくれないのが辛いなぁ笑
元気に幸せに生きてくれ〜、出来ればずっと傍で生きててくれたらマジで嬉しいけど高望みは厳禁⚠️って言いながらもう沼ってるからダメだー、こんな甘やかしタイプに依存しない女なんかおるんか??いや、ない(反語)
もうやだー、一生そばにいてくれー、まじで武藤くん居ないと生きて行けなくなる1歩手前で草も生えない〜…
生きてるだけで人間国宝級、🥇受賞
「彼氏が歌い手になったら○す」
とある高校の話。女の子はよく居るタイプの女子高生で、イケメンの彼氏が居ます。女の子は、幸せで順風満帆な学園ライフを送っていました。
「今日は、ヘアアレンジ変えたの。似合う?」
「似合っているよ。可愛い」
一組のカップルが廊下で話している光景は、周りに居る生徒達の注目を浴びる程、青春の光が輝いていました。
「私達、ずっと一緒だよ?」
「何?いきなり」
「あの夜、恥ずかしい写真撮らせてあげたんだから、別れるなんて無しだよ?」
女の子は、男の子に小声で囁きました。
「あ、うん…」
男の子は、気まずそうな顔をしました。
数日後、男の子は嬉しそうに女の子の所へ来ました。
「大事な話があるんだ。聞いてくれ」
「大事な話?」
女の子は、何の話だろうときょとんとしました。
「何と…歌い手オーディションに合格したんだ!俺、遂に歌い手になれるんだ!」
男の子は、小声で女の子にオーディション合格報告をしました。
「誰にも言っちゃダメだぞ。俺が歌い手になるって言ったら、あの写真ネットに拡散させるからな」
男の子は、嬉しそうにガッツポーズをしていました。
女の子は、頭の整理をするので必死でした。彼氏がいきなり一般人からアイドルになる事、彼氏が有名になって自分より魅力的な同業者の女性に惹かれて自分を捨ててしまわないか、頭の中が交錯していました。
「彼氏が歌い手になったら、遠い人になって、手の届かない存在になったら、私の事捨てちゃうよね…止めなきゃ!」
女の子は、男の子を引き留める決心をしました。
「あのね、歌い手になったら、私以外に彼女作らない?」
「……」
「もし、そうだったら…歌い手にならないで!」
「でもよ、歌い手になるってスゴい事だぞ。普通の一般人男子でもジャニーズ張りのアイドルになれるんだからな!頼む、俺を応援してくれ…」
男の子は、女の子の意見に聞く耳持たずでした。頭の中は、輝かしい未来予想図でいっぱいだったのです。
男の子のデビューの日が決まり、男の子は女の子を呼び出しました。
「おめでとう…いよいよだね」
「ちょっと、辛い話するけど良いか?」
男の子は、真剣な表情をしていました。
「あの…リーダーに言われたんだけど、お前とは別れた方が良いって。悪いけど、友達に戻ってくれ」
「な…何で…?」
「彼女が居ると、アイドルの人気に支障が出るからだよ。ゴメンな…」
「ヒドイ…私の裸の写真、消してよ!」
「勿論、時期が来たら消すから」
男の子はそう言うと、自分の教室に戻って行きました。女の子は、ただ泣いていました。
「ヒドイ、許せない…絶対、別れない!」
突然、女の子の所に男の子の友人が現れました。
「悪いな。分かってやってくれ。アイツには夢があるんだ。本当に申し訳ない…」
「……」
女の子は、泣くしかありませんでした。
男の子のグループの初ライブの日、沢山の少女達が観客席で黄色い悲鳴を挙げていました。
「キャー!こっち向いてー!」
「俺も遂にトップアイドルの仲間入りか…大感激しか無いぜ!」
男の子達は、光り輝くステージの上で歌っていると、突然、女の子が現れてステージ上に登って来ました。
「ゲッ…」
「この変態、盗撮強姦魔!」
女の子は、持っていたナイフで男の子の心臓を一突きしました。男の子は、このまま動かなくなりました。
(本当は、彼氏って彼女である自分だけを愛してくれる存在だよね?私以外を愛すなんて…みんなの物になるなんて許せない…私の「初めて」あげた相手…私だけの物だから)
女の子は、男の子を自分だけの物にしたかった。誰かの物になって欲しくなかった。ただ、立ち尽くし、そう思っていました。
「私も、一緒に行くよ…ドロドロに汚れてるから」
動かなくなった男の子の側で女の子もナイフで男の子の後を追いました。ホール中、悲鳴が響いていました。
バレンタイン
「拓真、これ、なんや」
俺が引き出しに隠していた、黒の包装紙を巻いた箱を、俊は勝手に取り出した。
「あッてめー返せ」
俺が手を伸ばすと、俊は箱を持つ手を俺から遠ざける。
「ほ~。なんや、これ‥あ!拓真、まさか!」
俊は細い目を大きく開かせ、ニタァと嫌らしい笑みを浮かべた。
「チョコか!抜け駆けや、絶交や」
「うるせえっ、知らねえこんな箱」
俺は椅子からガタッ、と立ち上がり、俊から箱を取り返す。
「朝来たら、机に入っとった。‥中身は、知らん」
俊は再び箱を俺の手の中から奪い、じっくり眺めている。すると、俊はおもむろに、箱に鼻を近づけ、匂いを嗅ぎ出した。
「何しとん」
「匂いで、チョコか分かるかもしれん。」
「わざわざなんで、そんなことしとん」
「俺が箱開けるわけにはいかんし。拓真、どうせ俺の前で開けんやろ」
変なところで誠実な奴。
「ん!んん、やっぱ分からん」
「アホ。‥開けりゃええんやろ開けりゃ!」
「お、まじ?」
俺はため息をついて、箱の赤く細いリボンを解く。
パカッ、と雑に蓋を開けると、そこには銀紙で包まれた小さなハート型のチョコが、6つ、入っていた。
「お!お!まさかほんまに!」
俊は一粒、チョコを取り出し、銀紙を剥がし出す。
チョコの茶色い輝きが覗き、俊は「わあ」と、まるで宝石を見つけた探検家のように目を光らせた。
「ま、ま、まじでチョコや!なんで、俺やなくて、コイツが貰えるんや!」
「知らねえ。」
「てか、お前なんでそんなテンション低いん。チョコ、貰ったんやぞ?」
「‥そんなに欲しいんか。チョコ」
「バカ!当たり前やろ、日本男子の夢やぞ。女子からチョコ貰うのは」
俺は蓋を閉じて、俊の前に掲げる。
「なら、やるわ」
「はあ?」
「俺、別にこの学校に好きな子おらんもん」
俊は興奮でぱっちり開けていた瞼を、ゆらりといつもの半目に戻す。
「いや、わけわからん」
「‥」
自分でも滅茶苦茶なこと言っているのは分かっていた。分かっていたさ。
「欲しいんやろ。いいって。やるわ」
「は?なに。気取っとるんか?ウザいで。それ」
俊は、変なところで誠実な奴なんだ。
「クサイこと言うけどさ、お前に勇気出してチョコ引き出しん中入れた女子のこと考えろよ。もし、この会話を、本人が聞いとったらどうするん」
「知らんし。そんなん」
俊は呆れたように目の前にある俺の、チョコを持つ手を腕でどかした。
「恥ずかしがってんなや。渡した本人が、一番恥ずかしい思いしてんやで」
俊はそう言い残し、自分の席に戻って行った。
そうか。一番頑張ったのは、俺にチョコをくれた女子か。その女子は、俺がいま羞恥心以上の苦しい感情を抱いているのことを、知らんのやろうな。
俊に、女子からチョコを貰ったことが恥ずかしいと思われたこと。その勘違いが、俺の淡い恋心を潰した。バレンタインの主役は、女子なのだ。俺じゃない。そして、きっと、俊の隣は俺じゃない。
放課後。俺の鞄に入っている、「俊へ」と書かれた箱を、俺は帰って捨てた。
妙にソワソワする日
朝に靴箱入れとか机の中とか確認するも何も無し
これが現実
いつもの授業中に先生が黒板に書いてる途中に
コツン
何かが飛んで来た
皆はもくもくと黒板とにらめっこしてる最中に
1人だけ目が合ったが
途端にプイッと顔を逸らされた
一体何なんだと思い見ると
チロルチョコだった
なるほどこれを投げて来たのか
ん? チョコ…?
チョコ…!
チロルチョコには小さく折り畳まれた便箋が貼り付けてあった
(期待してんじゃねぇぞ ただの義理だよ ばーか)
すぐさま本人を探して目が合ったら
ニヤリとされた
最高のバレンタインデーだった