『バレンタイン』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
バレンタイン
「あの、好きです。」
チョコレートを渡すとともに咄嗟に出た言葉。
情けない声が放課後の静寂に溶けていくのが自分でも分かり恥ずかしくなった。
「それで?」
君の強気な言い方は、今にも消えてしまいそうなか細い声にはとても似合わなかった。でも、僕は君のそんなところが好きになったんだ。僕は知っているよ。いつもツンとしているけど、本当は優しいこと。だから、自信をもって君に伝えられる。
「僕と付き合ってほしいです。」
僕がそう言った瞬間、君は優しく微笑み、ゆっくりと口を開いた。
「その言葉が聞きたかった。お願いします。」
午後8時
お店を閉めるとそこにあるチョコレートたちの魔法が解けた
愛とか恋とか感謝とか
素敵だけど
チョコレートがチョコレートであることも
素敵だよ
今日も1日おつかれさま
寡黙な店主が灯りを消した
#バレンタイン
俺の彼女は料理が苦手らしい。
昔、手作り料理がんばる!、と意気込んでご馳走してもらったけど、調味料の味と焦げのジャリジャリ感しかなかった。
世間がバレンタインデーだと受かれているが、彼女は明らかにどんより模様。
そして本日、当日の二月十四日、バレンタインデーである。平日であるため、仕事終わりに駅で待ち合わせ、という話であった。
駅を出て、ロータリーまで行くと、大きな花束を持った彼女がいた。
「ど、どうしたの、その花!」
咄嗟にそう口走ると、彼女は花束に隠れながら一言。
「ハッピーバレンタイン」
そして花束を俺に押し当てるように渡す。
ピンクや赤やオレンジといった、温かみのある色合いで、花束の真ん中にはメッセージカードと、お気持ち程度の小さなチョコレートらしきものがあった。
「えー! ありがとう! 食べていい?」
無言で頷く彼女。
--ガリッ
歯が欠けた。血の味のチョコレートだ。
でも、ハッピーにかわりはない。
岩より固いチョコレートと温かい花束。
「あ、ありがとう……!」
【バレンタイン】
※【花束】の続き
#バレンタイン
男子も女子も
ソワソワしていたバレンタインデー♡
コクる方もコクられる方も
何をするにも上の空だよね〜
あ~ 懐かしい ( ´∀`)ホェー
周りを巻き込み情報リサーチwww
脈あり? 無し? どっちだと思う!?
で、なんてコクるんだ?
ズバリ言っちゃう?
イヤイヤ… 慌てるな慌てるな!
だからなんて言う気なんだよ〜?(´⊙ω⊙`)!
何日も前から考えて
結局
「いつもありがとう 友チョコです」って…
終了〜! 残念!!
私ったら馬鹿バカBAKA!! _| ̄|○ il||li
バレンタインにコクれない人もいるんです…
バレンタインデー
コクる人もコクられる人も
愉しめばいいじゃんヽ(=´▽`=)ノヘヘヘ
🌈黒猫のつぶやき🌈
自分へのチョコレートは高級なやつ♡
私はチョコレートが大好きなので、
「こっちが、もらいたいくらいだわー。」と
軽口をたたいたりするのだけど、
もらう側の男性は、どんな思いで14日を
過ごすのだろう。
無意識をよそおいつつも、やっぱり気に
してる?パートナーがいる人でもドキドキ
する?
昔、店でチョコを選ぶ時は、これは、かわい
過ぎ、これは子どもっぽい、とか、結構な時間
をかけていた。
チョコ好きの私なのに、ついでに自分の分も
買おうとは、不思議と思わなかった。
それだけ真剣だった。
しばらく、あげたいと思う人は現れていない。
まあ良いか、と思いつつ、おやつに普通の
チョコを買った。明日になったら、店に置いて
ある商品は、どうなるのかな?
「バレンタイン」
あの人に伝えれるだろうか
この気持ちを知られていたら
どうしよう
考えたって仕方がないから
この日だけの勇気を
チョコと一緒に
初めてつくったトリュフチョコ
ラッピングして持ってみたら
とくとく と脈打つ
どこで紛れ込んだんだろう
心臓のかけらが入ってしまった
/ バレンタイン
「2/14 おくった詩」
あなたを想って浮かぶのは
たとえば
きいろいバラ
考えるときする変なポーズ
あきれたようにふる首
つくつくした髪
健やか刻む心臓
赤いバラや
くっきりしたふたえや
ひっくり返るようなときめき
ではないけれど
隣に居てほしいとねがう
あったかい思いだと思う
#バレンタイン
バレンタイン
私からのチョコレート
どんなのがいいかな。
私の体にチョコ塗るか
夫の体にチョコ塗るか
悩むなぁ。
ねぇ、どっちがいい?
夫
お前にしろ。俺はベタベタなの嫌いなの。
そこだけならいいよ?
今日は煮干しの日です。
今日2月14日は全国民が喜び、
海産物関係者が潤う煮干しの日です。
2(に)1(ぼ=棒)4(し)の日です。
どうかこの世知辛い世の中から
干されませんように。
『バレンタイン』
- バレンタイン -
今年も
ハートのチョコは
あなただけ❣️
テーマ:バレンタイン #94
あげるべきか、あげないでいいのか……。
私の中でそんな思考がグルグルとしている。
あげたら迷惑になるかな…。
あげなかったら私は後悔するな…。
私はずっと悩んでいた。時間は刻一刻と過ぎていく。
私は今、気になっている人がいる。
好きとか、恋とかはわからない。
でもその人のことを見てしまう。私はわからないと言って逃げているだけなのだろうか。
今日も私はその人のことを目で追う。
昨日早退したけど、今日は来れたんだ。よかった。という気持ちもあり、それが今私を悩ませている原因でもある。
声をかけようとした。でも彼の周りには、たくさんの男友達がいた。渡したら、冷やかされるかな…。私は別に気にしないけど、彼が傷ついたら嫌だしな…。
そう思って開いた口を閉じる。
それの繰り返しだった。
バレンタインで渡すか、渡さないかに、こんなに悩むのは初めてだ。好きなわけじゃないのに渡すなんておかしいかな、とか。
ただ、あげたくなったからあげる、とか。そういう理由付けも考えたがうまくいきそうになくて…。
彼は代議員だ。
沢山の人達のためにいつも頑張ってくれている。私にも話しかけてくれる。彼は優しい。だから、他の人より惹かれたものがあったのかもしれない。
最近、視線を感じる。見ると、彼がこっちを見ていて目が合うときがある。
私は寝癖がついているんじゃないか。また、おかしなことをしているんじゃないかと、恥ずかしくなって目を逸らす。
私はすぐに何かをやらかす。プールのときもササッと髪をタオルで拭いたせいで彼に
「髪の毛、すごいことになってる」
そう言われた。その時は男子に言われてしまったという恥ずかしさから、トイレの洗面台に逃げるように走っていった。それ以外にも、私はよく怪我をしてしまったりする。だから、そういうことをまたやってしまっているのではないかと思って。
それなのに。目があって嬉しいとすら思ってしまう。
人はこれを『恋』と呼ぶのかもしれない。
でも私はまだ、知らないフリをしていたい。
傷つくのが怖いから。勘違いだったら怖いから。
結局渡せなかった。
今日はマラソン大会の追試もあって、タイミングを逃した。と思っておきたかった。
私の中には、渡せなかったという後悔がやっぱり残った。追試中もそのことばかりが頭に浮かぶ。
渡していれば変わったのかな。それとも渡しても後悔していたのかな…。
今となってはわからない。
この選択が本当に正しかったのか、は……。
バレンタイン
画面越しでしか見た事のない君の顔
イヤフォン越しでしか
聞いたことのない君の声、
会った事もない君に恋してる。
でもね、君には1番に幸せであって欲しくて
君に悲しい事が起こりませんようにと
星に願ったあの夜も君は知るはずもないね…
それでもいつしか君の幸せが私の幸せに変わってた。
そんな君へ沢山の愛を贈るよ、
あっ、そうそう、最後にひとつだけ…
「この愛にお返しはいりません」って……一言、添えとくね。
バレンタイン
バレンタインのチョコを購入すると寄付になるの、毎年みたいに購入してました。千円くらいのチョコです。
今年、忘れたわ!
来年は忘れずに購入したいと思います。
一週間前ぐらいから、職場の義理チョコを漁りにデパートの特設会場を見回るのがお決まりのパターン。
そして人混みに揉まれつつ上司と同性のお世話になってる先輩方にはそれぞれ一人一箱ずつ、同僚には分けて食べられるポテチのチョコ掛けをまとめて一箱分買う。
後は家族と自分の分。
気楽な気持ちで混んでいる場所を避けて、狭い特設会場内をゆっくり歩く。花型、惑星チョコ、キラキラしたチョコレートの中身や箱が所狭しと並んでいて、目が回りそう。
今年の自分用のチョコは、会場の片隅にあったマーガレットの小さな缶入りチョコにした。
ああ、バレンタインが楽しみ!
バレンタイン。
バレンタインは
特別な日。
大好きな人に
大好きと
堂々と言える日。
チョコに添えて
想いを伝える日。
明日は少し遅いけど
逢えるのが嬉しい。
『バレンタイン』
空は蜜色 冷たい風に頬が薄らぐ 胸の高鳴りが彼方此方で聞こえてくるよ 私も私で気が気でなくて そわそわという言葉の本質に辿り着く そんな想いでバレンタイン 今は2月の真っ最中
今日はバレンタイン。
君からチョコを貰える妄想くらい、してもいいよね。
いつも文句を躊躇せずに言ってくる心理を突いてくる女の子が会社にいて、何故かこの前怒られた。「あなたのために用意したの、受け取って下さいって言わなきゃ分からないでしょ。はい練習、言ってみて」と唐突に。言えなかった。その日から、彼女の言葉で気持ちが揺らいだ。乱暴だが本当に良い子で、私のことを毛嫌いするくせに、『あなたはすごく良い子なのに分かってもらえないと悲しい』とか本気でちぐはぐを言ってくる。
なぜあの時そんなことを言ってきたのか。職場の仲間だが班が違うためにほとんど会わないけれど、私の醜態の全てを知っているようだった。知っているのだと思った。
だから今年は、言葉で感謝の気持ちを一言だが本気で伝えることができた。それは彼女の言葉のお陰だと思う。これを彼女に伝えたら「死ね」と本気で言ってきそうな人である。
私がチョコを渡した彼は、最高の笑顔と一緒に素直な『ありがとう』を心から返してくれた。私にはいつも怒っている、いつも不機嫌で暴言なんか聞きあきるくらい吐いてくる。この人の笑顔が見たかった…もうなにも要らない、それだけで私の心は満たされてしまったのだから。こんなに満たされた気持ちになったのは10年ぶりくらいだろうか…たった一言のありがとうがこんなにも嬉しかったことが、これまでにあっただろうか。その事に感激して、嬉しくて仕方がなかった。これを読んでくれたあなたは、こいつはこの男に洗脳されていると思うに違いない。
バレンタイン
最近、本命チョコもらってないな。
義理チョコも今年は無かった。
もらったのは母さんからだけ。
バレンタインなんて無くなればいいのに。
45歳男性