『ハッピーエンド』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
大好きで愛し合っている人と結婚しました
ハッピーエンド
今まで不幸続きだったけど
想い報われ幸運たくさん
ハッピーエンド
生き別れた
君とあなたと出会えた
感動の再会
ハッピーエンド
暗闇で
もっと深くまで落ちて二人きり
ハッピー、エンド
もう殺して、許して、消えたい
全てから解放された
ハッピー、エンド
この手で
自分が思うままの
ハッピー、エンド
それぞれのハッピーエンド
どんな形でも
幸せは幸せ
それは変わらない
~ハッピーエンド~
宿の外が騒がしい
依頼を終えてやっと休めると思い
ベッドに身を沈め
意識を手放そうとした時のことだ
妹はどこでもすぐ眠ってしまう体質のため
もう既に隣から寝息が聞こえている
そして外も騒がしい
脇に置いていた杖を手に取り
ベッドから降りて、窓から外を見ると
5人くらいの男女に向かって
街の住民たちが歓声を送っている様子が目に入る
この街に訪れて何日か経ったとある日に
勇者一行の話を耳にしたような気がする
「……魔族の王倒しに行ったって話だったか?」
独り言を呟く兄は
城のある方へと顔を向ける
この歓声から察するに
無事に倒すことが出来たってことだろう
大体は後日ここの王から
この一行に報酬が与えられるはずだ
自分たちには関係ないがと
ため息をついて再びベッドへと
身を沈めたのだった
_________________
次の日の朝
しっかり眠ったおかげで
兄妹はスッキリした目覚めで宿を後にする
もう少し手持ちを増やすために
新たな依頼を受けに行こうとしていたところで
広間の方から昨日宿から見た
勇者一行の姿があることに気付く
「王女が勇者と婚約するんだって!早く行ってみよ!!」
隣をかけていく子供たちの後ろ姿を見ては
妹が兄顔を向ける
「―すごいね、勇者って。けど、旅してるのに婚約とかあるの?」
「長い間ここに居て…傍に居ることが多かったのなら、そういう関係になっていてもおかしくは無いのかもな」
「ふーん」
広間の方は
2人の瞳にはとても明るい場所に見えていた
何度かこう言った“ハッピーエンド“の場面は
目にしたことがある
だが、何度経験しても
2人は他人事と遠くから眺めているだけなのだ
実際に手を貸したこともあった
それもまた
2人には小さい事でしかない主役は彼らだ
気付かれない内に姿を消し
“ハッピーエンド“は
光の下を歩けない2人には――――
まだ訪れることはない
[ハッピーエンド―「2人きりの旅」より―]
お題「ハッピーエンド」
結婚式場というのは、いつだって華やかで、幸せに溢れている。
幸せの絶頂にいる新郎新婦に、それを祝福する友人たち。
この場で笑顔でないのなんて、私ぐらいなものだ。
こんな顔で友人の幸せを見送りたくなんてないのに、どうしても笑顔にはなれなかった。
結局、私は選ばれなかった人間でしかない。
あなたにとって、数ある友人の1人だった、ただそれだけだ。
気を紛らわせるようにちびちびとジュースを飲み進めながら、ふとちらとあなたの方を見る。
あなたは、笑っていた。
私が隣にいた頃には見せなかった、最高の笑顔で。
(あーあ…)
相手の子、全然私とタイプ違うじゃん。
それはきっと、あなたにとってのハッピーエンドなんだろう。
その幸せに、私が居なくても。
あなたが幸せならそれでもいいと確かに思えるのに、何故か頬に伝う涙を止めることは出来なかった。
ハッピーエンドな人生なら
何も恐れず苦にならず生きていける
ハッピーエンドが約束されていないから
さまよい もがきながら生きるしかないんだよ
私たちはどうして
生きているだけで辛くならないといけない
今夜は寝つけません
誰か一緒に夜更かししませんか。
_ ₁₇₁
「今日で卒業? 生きたねえ」
浸りに来たのは、感傷か懐古か。それすら分からないのに、それより分からないモノがいる。
それは、2年前に身を投げた私の親友だった。
「感想は?」
「……死ぬほど驚いてる」
「死んだやつ前に言う? 趣味悪いねえ」
何が気に食わなかったのか分からない。コイツをいじめていた奴らも、コイツも。
しかし、非の打ち所のない彼女を、取るに足らない子供じみた悪戯の鋭利さを、疎ましく思っていたのは両者ともだ。
「……お前が死んでから大変だったよ」
お前しか友達いなかったから、2年からお前への依存で成り立ってたものの代役を探さないといけなかった。春休みは地獄だったけど2年で全部報われた。
一軍に引きずられて韓国に推し作って、いつの間にかマジになってた。あと彼氏できた。春からは女子大行く。最高に人生楽しくて、高校生活やったったって感じ。
……でもさ
「やっぱ楽しくないわ!」
柵の向こうに居る親友に抱きついた。触れた気がして、涙が出た。下からの風圧で死ぬ気で固めた前髪が垂直に持ち上がる。
リソンジュンはかっこいいし、スタバの新作飲みたいし、春ドラマも見たいけど
お前とジャンプの読み切りとか、今季のアニメとかで騒いでた時期が一番輝いてたみたいな気がして!
思い出補正でもなんでもいい!
私は今、すべてを投げ売ってでも手に入れたい幸せを見つけたんだから。
そう、ハッピーエンドはこの腕のなかに――!
【ハッピーエンド】2024/03/30
幸せの終わり
この子は運良く死にそこねます。よかったね、ね。……え?
2人の子供をきちんと育て上げ、老後は妻と友人と楽しく過ごし、良きところでピンピンコロリと逝く
その瞬間楽しれば良かった学生時代
毎日笑えれば幸せだと疑わなかった、社会に入り週末遊んで笑えたら良かった
それがいつまにか月に一度、年に一回、たまに会えたらって間隔が開いていっていつの間にか何で笑ってたか思い出せなくなって寂しい気もするけど
「前同じような事で笑ったよな?」って笑える人達と生涯生きて行ければゴールを目指さなくても僕らは輝き続けれる。
ハッピーエンド
たまたま今夜、
最近の二人の問題の一つが解決した。
あなたにとってはハッピーエンド、
私にとってはこれからの苦労。
あなたのハッピーエンドを素直に喜べない。
だって私にとってはエンドでなくて
スタートなんだから。
決めたこと、決まったこと、と呟いて
眠ります。
人生の最後の時には
あなたの手を取れないかも。
あなたのハッピーと私のハッピーが
あまりにも違うもの。
雨が降ってる。
ひたひたと、土にゆっくりしみていく。
窓を少し開けて、土埃と雨の混ざった空気がすっと鼻先に触れる。
一粒一粒の雨が触れて濃くなるコンクリートを眺める。
あるようでないような雨音。
流れるでもなくただ染みていく。
すっと雲が切れる。天井に果てのない晴天が広がる。
恵みの集まる、瞬間の、ハッピーエンド。
#ハッピーエンド
「お前のせいで!俺の人生が狂ったんだ!!!」
今日は雨の降る、普通に天気の悪い日だった。
こんな雨の中会議だと…?
面倒くさいったらありゃしない。
傘、OK レインコート、OK 長靴、OK
長靴は子供用ではないぞ!ちゃんと大人用だからな!
そう自分に言い聞かせる。
…足が成長しないんだ。ついでに手も。
音楽活動しておいてあれだが、楽器向いてないのか?と、自信がなくなる。
「会議の忘れ物はない?」「うん、ないよ。」
「そっか。気を付けてね?雨の日って危ないんだから。」「大丈夫だよ。なんなら、すぐに終わらして速攻で帰って来てあげる。」「早く帰って来てほしいけど…何かあった後じゃ、遅いから言ってるの!」「ごめんごめん。心配してくれてありがと。」「もー…あ、遅刻しちゃうよ!ほら!急いでね!気を付けて、行ってらっしゃい。」「うん、行ってきます。」
あーーーーー、幸せだ。うん。可愛くない?夫可愛くない?自慢したい。この人、僕の夫です!って。
天気は雨だが、僕の心は晴れってか?そうだよ(?)
はぁ、帰りてぇ。会議だるいって。
いや、でも、弟達や夫に怒られるのは勘弁。
僕がショックで死ぬ。好きな人に怒られるのは誰だって嫌だろ?いや、まぁ、いる人はいるだろうけど…
はい、速攻で終わり
ませんでした。はい。泣きてぇ。夫に抱きついて大泣きしたい。ただの迷惑っていうのはわかる。でもな。
甘えたいんだ…。え、引いた?すまん。
と り あ え ず
走れ僕。帰ったら愛の言葉を呟こうじゃあないか!!
プルルルルルル
あれ、電話だ、しかも夫の望晴からの。取り敢えず出よう。
「はいもしも「叶斗!今は絶対に家に来るな!」
「え、どうしたの」「どうもこうも、だめなんだ。お願いだ、暫くは帰ってこないでくれ。」「暫く?ちょちょ、詳しく聞かないと納得できないって。」「ごめん、詳しくは言えない。後で、会えた時にはな、っ!」
ゴンッ!!
「え?望晴?!何があった?!」「っ、はっ、なせ!!!」「ごめんねぇ、それはできない。」
この、声は
「あー、久しぶり〜。元気してた?俺はね、ずっっっっっと、憂鬱だったんだよ。お前のせいでさ。」
「なんで、家にいるんだよ。」「えー?お前に会うため?」「っ、今来たって何も変わらんぞ。」「それがね、変わるんだよ。」「は?」「お前も、俺の気持ちを倍にわからせてやらないとなぁ?」「もう、充分やったろ?!」「あー、これだけじゃあ物足りないから、そこら辺にいた双子も ブスッ って刺してやったんだ。今頃どうなってんだろーな〜。」「な、んだと」「叶斗!こいつに耳を貸すな!君だけでもっ、」「うるせーなぁ?今すぐやっちまうか。」
「なっ、やめっっっ」
ザシュッ
「っ、!!」
「望晴?!待ってろ、今すぐ」
「あらら!血がダクダク出てるね。大丈夫?死んじゃうんだねぇ?はは、やっぱりこんな考えは俺にしかできない。俺って天才だ。だから色んな人に好かれるんだ。あいつも、俺の事が大好きでしかたなかったのに…。お前のせいで…。お前のせいであいつは変わった!!!俺が一番なのに!お前ができたから!あいつは俺を見なくなった!!!!お前のせいで、お前のせいで!俺の人生が狂ったんだ!!!」
いつもの暴走。最後に話していた事は、僕の母の話だ。母は僕ができたことで育児に集中。そんなことを話題に出したら、狂ったあいつが勘違いして、母を…
こんなこと、僕だけにすればいいのに。そうすれば、死んだ母の恨みは殺せるのに。
父の言葉を無視して、走る。運動は嫌いだ。疲れるから。なのに、今は足が止まらない。泣くなまだ。生きられるかもしれない。弟達は何処にいるかわからない。何としても聞き出そう。もしかしたらこのサイレンは弟達によるものかもしれない。速く。もっと速く。傘なんてどうでもいい。長靴なんて脱いでしまえ。僕の邪魔をしないで。どうか、間に合わせて。
閉まった玄関を無理矢理開ける。廊下は濡れていた。
あいつだ。血も混じっていた。きっと弟達のだ。ごめん。ごめんね。僕のせいで。濡れた階段を登る。
寝室のドアを思いっ切り開けた。目の前には父が立っていた。
「あー、やっと来たか。まだ、そいつは生きてるぞ。もう死ぬけどな!」「っ、」「俺の事、殺したいだろ?復讐したいだろ?そうだよなぁ?最愛の人が殺されたんだもんなぁ?呪い合おうじゃないか?復讐を果たすまで。」
そう言ったあと、父は弟達や、望晴を刺した包丁で自分の首を刺した。
父は、微笑んでこう言った。
「やっとあいつに会える。お前を地獄に落とせる。」
きっとこれは、1人だけが幸せになれた話。
ハッピーエンド?
題 ハッピーエンド
両想いはハッピーエンドって言われることがあるけど、例えば、私は半年前彼氏と付き合ったけど、今日、他に好きな人が出来たって言われた。
本当にハッピーだけでエンドになることなんてないんじゃないかと思う。
あんなに好きだって言ってくれて、私も大好きって伝え続けたのに。
彼はだんだん連絡もそっけなくなって、一緒に帰るのも用事があるからって避けるようになった。
付き合う前より疎遠になってしまっていた関係。
だから、ある程度、話があるって言われた時は分かってた。
でも・・・でも。
でも、私はずっと好きだった。
私から告白して、付き合えてからも本当に幸せだった。
距離を置かれても、付き合っているっていう事実だけで嬉しかったくらいなのに・・・。
別れはあっけない。昨日までは彼氏だったはずなのに、今日からはただのクラスメートだ。
ハッピーエンドは遥か彼方に感じる。
私のこの苦しみはいつほどけていくのかな。
辛くてどうしようもない感情はいつ癒やされるんだろう。
彼の顔を見ると、怒りと切なさと悲しみと、色んな感情が沸き上がる。
だからといって何も出来ない。
今できるのはただ家に帰って泣くだけだ。
じっと気が遠くなる時間、彼を忘れることを待っていることだけが私にできることなんだろう。
私は顔を覆う
涙が零れないように足早にカバンを取ると、教室から駆け足で家へと走り出した。
帰宅中、誰にも泣き顔を見られないように。
自分の印象に残っているものはほとんどバットエンドのものばかりだった。もしくはバットエンドとはいえなくても抱えきれない苦しみだったり、衝撃を受けるほどの悲しみを感じたものが多い。
和やかでほのぼのしているハッピーエンドの物語などを見たところで平和ボケしている自分は考えさせられることも無く心に刻まれるものもない。
所謂平和ボケとは相対的な幸福に過ぎないと思う。
〝ハッピーエンド〟
ついに悪を打ち倒し、物語はクライマックスを迎える。
帰ってきた勇者は私の手を握り求婚する…はずだった。
なのに、何故姉の手を握っているの?
努力して努力して、姉を超えて、王女になったのに。
姉よりも頑張ってきたのに。
勇者と王女が結婚してハッピーエンドでしょ?
ねえ、そんな嬉しそうな顔しないでよ。
『ハッピーエンド』
この世の中ハッピーエンドばかりじゃない。
バッドエンドだって人間らしくて素敵じゃないか。
でもハッピーエンドな人生を送れるように
僕らは日々を生きている。
「ハッピーエンド」
これ以上なんて望まない。
これ以上なんてあり得ない。
だから、どうか。
「一番の友達」でいさせて。
ハッピーエンド
物語は総じてハッピーエンドだ
捕らわれた姫を助け出したり
悪から世界を救いだしたり
全ての謎が解決されたり
意中の人と結ばれたり
そこでストーリーは終わりを迎える
でも人生という物語は終わらない
意志とは関係なく続きが綴られていく
それらは単なる通過点の一部に過ぎない
唯一のエンディングはハッピーエンドと限らない
ゲームで言えばクソゲーだ
あなたはとてもよく頑張りました。だからもう好きな事をしてもいいんですよ。
たくさんの美味しい食べ物。壮大な自然あふれる景色。全身オイルマッサージに温泉。世界一有名な服飾職人が貴方の為だけに作ったドレスを着て好きに踊ってください。
そして気が済んだらふかふかのお布団でぐっすり眠ってください。
ここには誰も貴方のことを悪く言う人はいない
思い悩む事もない
静かな静かな自分の時間よ
永遠に続いて欲しい
そして眠るように死にたい
幸せな終わり。
幸せに終わりたい。
想像はするんだ。実現するかは、わからないけど。
自分にとっての幸せな終わりってなんだろね。
いつかの夢。
「ハッピーエンド」
『ハッピーエンド』
私にも、あの物語の様な
ハッピーエンドが待ってますか?
死ぬ時くらいは
幸せな気持ちで終わりたいと
少なくとも俺は
望んでる
#58 ハッピーエンド