『ハッピーエンド』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「ハッピーエンド」
世の中にはハッピーエンドはないのかもしれない。
ずっと好きだった人と両思いだった。
嬉しすぎて、自分は世界で1番の幸せ者だと思った。
けど、彼のことが好きな人は他にもいたかもしれない。
この出来事は私にとってハッピーエンドだ。でも、もし、彼のことが好きって言う人がいたら、その人にとってはバットエンドだ。
世界中の人全てが幸せになるということは難しい。
合格な人の裏側には必ず不合格の人、幸福な出来事があった人の裏には必ずその出来事によって不幸になった人がいる。
身の回りの何気ない幸せに感謝して過ごしていきたい
ハッピーエンドって
人生の途中の中継地点で得られるご褒美みたいなものだ。
だってハッピーなのだから。
例えば
好きだった人と喧嘩したり、離れたりしながら
やっとの想いで叶えることができた恋愛や結婚。
目標を立てて、それに向かって数字を上げたり
努力して達成できた会社やチームでの大仕事。
またはそれに伴う昇進や独立なんかも。
スポーツをやっている人であれば第一位獲得とか。
しかし、ハッピーエンドの次は
またすごろくのスタート地点に戻るのが定めだ。
人生はなおも続く。
どんな恋愛をしようと
どんな成功をしようと
人が最後に迎えるのは死である。
多くの人はその瞬間をハッピーエンドだと
思えるだろうか?
悔いなく生きた、またこんな人生を生きたい!と
最後に思えたならハッピーエンドと言えるかもしれない。
まだ生きていたい、死にたくない!
こんな終わり方は嫌だともがきながら
バッドエンドだと感じる人もいるかもしれない。
私は人が亡くなると
最後に見える景色について
想像してしまうことが少なくない。
恐らく日本における殆どの人が病室か自宅の天井を眺めることになるだろう。
あの真っ白な余白を見て何を感じるだろう。
余白など見えないくらいに精一杯生きた思い出で溢れてきたら、きっとそれはハッピーエンドだと思う。
今まで積み上げてきた何もかもを捨ててあなただけを選べる愚かさが私にあれば良かったのに。
変な意地など張らずに素直にあなたに思いを伝えて、あなたの手を引いてどこか遠くへ駆けていけたなら。戦場であなたを思いながら血を流すこともなかったはずだ。
剣戟の響き、鳴り止まぬ銃声、戦士たちの勇ましい声、辺りに漂う血の匂い。命の消える音。
「__」
消え入るような声であなたの名前を呼んだのはあなたが私の救いだったからだ。あなただけいれば、その他には何も望まなかったのに。
視界が滲む。ぼやけた世界で私はあなたの幻覚を見た。
あなたの口元が私の名前を象る。それだけで私は幸福だった。穏やかな心で私は目を閉じた。
あなたと同じ道を歩めるならそこが地獄でも私にとってはハッピーエンドになる。もう来ることのない未来の話だが。
*ハッピーエンド*
ハッピーエンド作品でも
バッドエンド作品でも
解釈は自由な作品でも
楽しめる日々を過ごしたい
今は
ハッピーエンドしか求められない
疲れているんだ
はじけるような笑顔が眩しい。
目尻があの人に似ている気がする。
声はあの子に似ている気がする。
耳の形があちらのお家の方たちかもしれない。
やっぱりこのえくぼはあの人に似ている。
小さな手が愛おしい。
小さな重みを抱えきれないのが悔しい。
会いに行ける足はないが、
顔を見せに来てくれる子たちが何より嬉しい。
どうかどうか、この子の未来が素晴らしいもので彩られていますように。
あの人のように、幸せな最期を迎えられますように。
どうかどうか、どうかどうか……。
“ハッピーエンド”
持つ者と持たざる者の差は果たしてなんなのだろうか
同じ日にデビューしたけど、自分より人気がある人はいくらでもいる
頭ではわかっていても、感情は到底抑えられそうにない
誰かが迎えたハッピーエンドの裏には、必ず誰かがバッドエンドを迎えている
他ならぬ私自身がバッドエンドを迎えているのであれば、ハッピーエンドは果たして誰が迎えているのだろうか……
マメ豆腐
ハッピーエンド(?)
「あ!あった!
おーい!見つけたよー!」
手にした果実を手にし、大きく手を振る。
ぞろぞろと仲間が次第に集まってくる。
「おぉ!お前が選ばれるとはなー!良かったじゃないか!」
「良かったわねぇ〜。ついにあなたも夢が叶えられるのよ!」
そう、この果実は、選ばれた者が願い1つ叶えられる権利を与えられると言われる〝神秘〟の果実。
何百年に1度現れる不思議な果実。
「これがあれば……」
少年はみんなに別れを告げ、足早に家に帰った。
「姉様!見てください!これっ!」
窓際のテーブルで、紅茶を嗜みながら本を読んでいる人の姿。鮮やかな霞色に、透き通った空色のドレスの女性。彼女が少年の姉である。
「あら…、今回は貴方が見つけたのね。すごいわ。」
本を置き、少年に駆け寄る。
「姉様!これがあれば、あの城に行けますよ!」
ぴくっと姉の表情が固まる。
「……、あの城のことはもういいのよ。これはあなたの願い。あなたの叶えたいものを叶えるためのものよ?」
姉と一緒にテーブルへと向かう。
「でっ、でも!」
「でもじゃないわ。これはとうの昔に私が願ったこと。それは、あなたには重すぎるほどの願いよ……。」
椅子に座ると、窓の遠くを眺めながら呟いた。
「それに……、これは私が叶えなければならないものなの。」
「だから、あなたの願いを叶えなさい。」
ニコッと微笑む。
「……。姉様がそういうのであれば、分かりました。」
姉が入れてくれたハーブティーを飲み、今日あったことを話し始めた。
ーー「あら?もうこんな時間なのね。そろそろ夕食の支度をしないと。」
日が徐々に暮れ始めている。
「あっ!そうだ!姉様、僕の叶えたいことが決待ったかもしれないです。」
「あらっ、もう少し時間をかけてもいいのよ……って、あの子どこに行ったのかしら?」
キッチンから出てくると、既に弟の姿はない。
玄関の扉が空いたままになっていた。
「もう……、あの子ったら。もうこんな時間なのにどこに行ったのかしら…。」
姉は弟を探しに、家を出る。
「あ!ガーディさん、すみません。弟を見ませんでしたか?」
広場にたどり着き、知り合いのガーディさんに尋ねた。
「えっ?あの子なら、さっき村長のとこに行くっていってたような…。それがダメなら、瑠海の森に行くって言ってたよ。」
「なんですって!?あそこは立ち入ってば行けない場所ではありませんか!」
焦りが募り、憤りをぶつけてしまう。
「少し、落ち着いて。私も、あそこは入ってはダメだと言っておいたさ。でも万が一何かあったら行けないから、警備の人に伝えておいたよ。」
「そ、そうですか……。」
少し安心し、落ち着いてくる。
「貴方たちに何かあったら行けないし、私も一緒に行こうか?」
「ありがたいですお言葉ですけれど、大丈夫です。もう少し、私の方で探してみます。」
「そ、そうかい…。」
ガーディさんにお礼をして、瑠海の森へと向かう。
「あの子、やっぱりお城のことを気にして……?」
不安が募りながら走る。
「どこにいるの!ねぇ、いたら返事をして!」
森の中は既に日が落ち始め、薄暗くなり奇妙な雰囲気が漂っている。
「どこ……、どこにいるの?」
ランタンの明かりを頼りに歩みを進める。だが、一向に人一人にも会わないのだ。
「あのお城に行ったとは思えないけれど……、一応確認をしに行かないと。」
記憶を頼りに、お城がある場所へと走り続ける。
次第に道が開け、薄暗い空に雨足も強くなり始める。
「っ……、っは、あった…。」
ようやくたどり着いたお城は、既にコケやツタでおおわれていていかにも趣がある城だ。
「っ、はやくっ…行かないと。」
残りわずかの体力だが、走る足を止めることは無かった。
階段を何段も上がり、一部屋一部屋くまなく探す。
「どこ?どこにいるの、いるなら答えて!お願いよ!」
ランタンのあかりもあとわずか、残された力を振り絞り、階段をさらに登っていく。
屋上へと、続く階段を上り見えたのは……
「これは…、何?」
その場所は、お城とは言い難いものが沢山転がっている。
ただれた皮膚の間に骨が見えるほど腐りかけている獣の胴体や、人と思われる頭蓋骨に飛び出た目玉。
床には何やら道具で掘られた魔法陣と思われるものが描かれている。
「うっ…、何よ……これ。」
酷い匂いと、血の跡に今にも気を失いそうなほど調子が悪くなり始める。
ランタンで周りを照らしながら、足元も気をつけながら進む。
雨足は酷くなり、荒れ始める。次第に風も強く吹き始める。
そして……、
「……、そ、そんな。」
持っていタラントンを落とし、その場に崩れ落ちる。
そう、魔法陣の中央には弟の亡骸があったのだ。
「……………。」
言葉が出ないほどの、悲しさやむなしさ、恨みや憤りを感じる。
涙がおち、雨につたわり流れていく。
「……ナゼ……。」
次第に風が止み、雨が降り続ける。
魔法陣は、動き出す。周りにはケタケタと笑い声が聞こえる。この世のものとは思えない声らしきものまで聞こえてくる。
「あぁ、そっか……。」
立ち上がり空を見上げる。曇り空の中、雨は止まない。
「私が悪かったのね……。」
昔の記憶が蘇ってくる。
雨の音だけが響く。
「私は……、ようやく帰れるのね。」
光が彼女を囲んで、灯される。
「長かった……。100年以上もの年月が過ぎた。
やっと、やっとだ。」
天に手を伸ばし微笑む。
眩い光が辺り一面に広がり、その城は姿を消した。
「いたぞ!おーい!こっちだ!」
警備員は、森で少年を見つけた。
「おい、おい!聞こえるか!」
少年は少し目を開けて微笑み、気を失った。
……………………………………………………………
ハッピーエンドorバットエンドどっちにも捉えられたらいいなと思うお話でした。
ハッピーエンド_40
夜は短く すぐ明けた。
夜の名残で目は腫れていたが
一通のメッセージが届いていた。
一緒に…
なんだ。
昼は少しだけ 長いらしい。
ある日僕は、散歩に出掛けていました。すると横からうんこマンが現れましたなのでワンパンして殺しました。なので嬉しかったです
#110 ハッピーエンド
我慢した末
ダーティエンド
私の主成分は
綺麗事。
私はとにかく無類のハッピーエンド好きだ。漫画、アニメ、テレビドラマ、映画、ミュージカル等、何につけてもハッピーエンドが大好きだ。
映画によってはこの先の展開で、死んでしまうのかもしれない、と思うと落ち着いて観ていられなくなってしまう。
なので少し飛ばして生きて出ていると安心して戻して観る程だ。
ハッピーエンドばかりじゃつまらない、と言う方ももちろんいるだろう。
でも私はラストが死んだりいなくなってしまうと、ああ、観なければ良かった、と思ってしまうのだ。
何故、こんなにもハッピーエンドが好きなのだろう。
多分、世の中が殺伐としているからではないか、などと推察してみる。
せめて娯楽くらいハッピーエンドになって欲しいという思いがあるのだろう。
そして明日も私はハッピーエンドの映画を観たり本を読んで悦に入っているのだろう。
「ハッピーエンド」
最終的には、バッドエンドより、
ハッピーエンドの方が私は好きだ。
しかし、物語の内容全部がハッピーだと、
つまらないし、喜べない。
物語は、そういう物だと思う。
途中で悲劇的な話をすると、
ハッピーエンドになった時、
「○○が報われた。」
そんな感じで、喜ぶ人が増えると思う。
でも、全部がハッピーでも、面白い作品はあるし、
本当に人それぞれだと思うけど。
まぁ、それも含め、人生みたいな感じだと思う。
ハッピーエンド
人は俺に「僕、私を殺してほしい」と言う。
これが俺の仕事だから。
死にたい、でも死ねない、
そんなやつを殺してあげる仕事。
この仕事は世間的に見たらものすごく非人道的で基本批判の対象にしかならないし、そもそも殺しを職とするやつは人扱いされていない。
人は人を幸せにするために働く。
この仕事だってそれは変わらない。
だから俺はこの仕事に誇りを持っている。
殺しを依頼するやつらは死ぬことで柵から解放され、初めて自由になれると信じてる。
そいつらにとっては死が幸せにつながるんだな。
死の先に何かがあると思ってるやつもいる。
死は“終わり”だ。
“その先”なんてないんだよ。
だから、やつらのハッピーエンドは“死”そのものなんだ。これまでの辛い思いや苦しい思いを断つ、その瞬間こそが搾り取ったような安らかな幸せなんだ。
この世界で死んだことがあるやつは一人としていない。だから死んだあとの世界なんて知る由もない。
だけど俺にとっちゃたかが知れてんだ。
こんな俺のハッピーエンドはどこにあんだろうな。
そんなもの求めちゃいけないことぐらい分かってんだけどさ。
"ハッピーエンド"
ただのハッピーエンドなんて無い。
そんなのは、おとぎ話や童話のご都合展開からのご都合な終わり方でしか見た事ない。
しばしの別れがあって、少しのしんみりと共に終わるものと、一応終わりだがなんらかの課題が残っているものしか知らない。
いま なんで泣いてんのかな。
悲しい、寂しい。
今考えてることを否定してほしい。
キミは否定してくれるね。きっと。
キレイなコトバが並ぶんだ。
でも、ちっともウレシクナイ。
だって、それはキミの理想の自分で、
本当にそう思ってないから。
少なくともボクには伝わらない。
ひねくれてるのかな?
都合のいいおもちゃでいるのも
そろそろ限界かな。
いなくなる時はね、とても静かだよ
壊れてるオモチャは話さないから。
これが、ボクなりのキミに対するハッピーエンド。
ハッピーエンド
私はハピエンが好き。
大事に読んだタグ長編小説がバドエンで悲しかった。
だから私は大体あらすじとかネタバレとか読んで読むようにしてる。
次が気になるワクワク感ないじゃん。
って言われるけど、
次が気になるワクワクより
先が見えない方が怖くて不安になる。
あと単純に理解力ないから事前にキャラとかあらすじ分かってた方が楽。
だから最後を知ってから見るのが好き。
王子様が迎えに来て幸せに暮らしました。
全ての敵を倒して平和が訪れました。
試合に勝利して見事優勝を果たしました。
好きな人に告白して付き合うことになりました。
辛くて苦しい修行期間を経て一人前になりました。
皆に見守られる中誓いのキスをしました。
奇跡が起こり黄泉の国から戻って参りました。
協力して一つの大きな企画を成功させました。
憧れのステージに立つことができました。
散り散りになった家族と再会しました。
小さい頃から思い描いていた夢を叶えました。
傷や病が治り長生きすることができました。
今読んでいるあなたへ質問です。
難しく考えないで、直感でお答えください。
これらの項目に
「毎日美味しいご飯を食べて、お金がもらえる仕事をして、時々気のおけない人たちと遊んで、大切な人とゆったりした時間を過ごして、病気や怪我をしないで、何にも怯えることなく眠ることができました。」
を加えるべきでしょうか?
『ハッピーエンド』
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余談ですが、このアプリでは色んなジャンルに挑戦したいので血生臭い系やどんでん返し系などネガティヴな話もバンバン書かせていただいてます。そのため非常に分かりにくかったかと思いますが、私自身はハッピーエンド厨です。
未来は分からないけど、過去だって変えられないけど、きっとこれからもこんな日常が続いてくけれど。
でも、それでもこんな日々が続くなら最後はハッピーエンドだと信じたい。
テーマ:ハッピーエンド
ハッピーエンドは人それぞれである。そのため思い違いが起き、どちらかがバッドエンドになる可能性高いのだ。
「一人で暮らさなきゃ行けないくら位なら死んでやる」
そう言った彼
「シェアハウスは?」
「する相手がいない」
「立候補者1名🙋!」
「フリーターだと思うよ?」
「僕が働くよ」
「○○との同棲なら楽しそう♡」
「僕、家焦がしたらごめんね♡」
「僕が全てやります。主婦します。」
「僕ね、20歳になったら大っきいクラッカーしたいの」
「楽しそうだね、
そしたら僕も死ぬのも伸ばそうかな♡」
貴方が死ぬのを伸ばしてくれるなら
【ハッピーエンド】