ハッピーエンド』の作文集

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ハッピーエンド』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/29/2024, 11:17:47 AM

「…ようやく辿り着いた。ここがハッピーエンド…」
私は腕を下ろす。

目の前には、私が望んだ理想の景色が広がっている。
「よく頑張ったね」私は笑いかける。

…君からの返事はない。照れてるか、意地を張っているんだろう。我慢強くて、大人っぽくて、いつも冷静な君のことだ。感情を表に出すのは苦手な君だから…
大丈夫、いつものことだ。私は気にしない。

「もうこれも、いらなくなっちゃったね!」
君に笑いかけて、私は剣を放り投げる。重たかったはずの剣はカランッと思いがけないほど軽い音を立てて、焦げた硬い地面に転がった。

その音がしてようやく、君は浅く口を開く。

はぁ、はーぁ
君が息をする。

「私たち、もう戦う必要、ないんだよ。みんなの平和や正義を、自分を犠牲にして、守る必要はもうないんだ!」
私は君に語りかける。

はぁ、はーぁ、はぁ
君は浅く息をする。

「私、解放された気分!だって、もう、やりたいこと我慢して、命かけて、危ない思いして、あんな怪物とか、あんな悪いやつとか、戦う必要も、ないんだよ!」
はぁ、はーぁ、はぁ、はぁ

「私たち、もう、授業を抜け出さなくて、済むんだよ!放課後に、遊ぶの諦めて、パトロールもしなくて、済む!勉強も、運動も、他の人とか、社会なんか、気にせずに、好きなだけ、好きなだけ、できる!」
はぁ、はぁ、はぁ、はーぁ、はぁ

「学校も、部活も、趣味も、遊びも、私たちが、好きなように、できる!私、幸せ!」
はぁはぁはっ、げほっ、はぁ、はーぁ、げほっ

「だって、私たちが、守らなきゃいけない物も、救わなきゃいけない人も、建物も、生物も、何もない!私と、貴女、2人きり!」
げほげほっ…はぁ、はぁはぁはーぁ、…げほっ

「私たち、もう、ヒーローじゃなくていいの!普通の、ただの、学生に、戻れたんだよ!」

「ね、だからさ、一緒に楽しもう?私たちの、ほんとの、ハッピーエンドは、ここだったのよ!」

私は、うずくまってえずく君に手を差し出す。

君の浅い息と、泣き声と、私の声。
それ以外に音はない。

辺りは一面、どこまでも、黒く燻った地面が広がっている。私が、いつかのあの時から、ずっと待ち望んだ景色。なんて清々しい景色だろう。

もう、怪物と戦う私たちを応援する人間はいない。
もう、誰かを救えなかった私たちを責める人間はいない。
もう、全人類の正義と希望を私たちに背負わせる人間はいない。
もう、私たちの生活にヒーロー像を押し付ける人間はいない。
もう、全てを守れと私たちに命令する人間はいない。
もう、私たちに守ってほしいと縋る人間はいない。
もう、私たちを脅威として殺そうとする人間はいない。

面倒なものは何もない。完璧なハッピーエンド。

「幸せだね、私たち」
うぇっ…
満面の笑みの私に、答えてくれるのは君だけだ。

3/29/2024, 11:17:42 AM

『ハッピーエンド』
※前回の話の続きです

ここ最近何者かの気配を感じますわ。
例えば街を歩いている時、
婚約者であるジーク様と会話してる時など、
特に鋭い視線を向けられている気がします。

「主……つけられています」
「セバスチャン、あなたも気付いていらしたのね」

いい機会です。
そろそろ決着を付けねばなりませんね。

「セバスチャン、私をコソコソと付け狙う
不届き者を引っ捕らえてきなさい!」
「御意」

数分後─────
「やめて!はなしてっ!」

鈴を転がしたような声が聞こえてきた。
セバスチャンが手首を縛り上げて
捕らえてきた人物は金色の髪と青い瞳を
持つ美しい女性だった。
この顔、どこかで見覚えがありますわ。
女性は私を見るや否や、キッと睨みつけてきた。

「この泥棒猫!」

なんと!私、生まれてこの方、そんな台詞を
吐かれるとは夢にも思いませんでしたわ。

「お兄様をかえせ!」
お兄様ですって……?

「ジークリンデ!」
ジーク様が慌てた様子でこちらへ駆け寄ってきた。

「一体何をしているんだ!」
「お兄様!」

どうやら私をずっと付け狙っていたストーカーの
正体は、婚約者であるジーク様の妹君でした。

拘束を解かれたジークリンデ嬢は、
実の兄に叱られてぽろぽろと涙を零す。

「だって、お兄様……酷いです。あんまりです!
わたくしというものがありながら、
他の方とご婚約なされるなんて!」
「俺も当主なのだから、
そろそろ身を固めねばならないんだ」

「わたくしでは駄目なのですか?!」
「お前とは兄妹だ」

「兄妹ならば、この想いは一生叶わないというの
ですか?兄を愛してまったこの罪深きわたくしを
神はお許しにならないというのなら、
今ここで死んでやる!!」

ジークリンデ嬢はドレスの下から短剣を取り出し、
自身の喉元に切っ先を向けた。

「やめろ!」
ジーク様が咄嗟にジークリンデ嬢を取り押さえる。

「離してください!この先お兄様と一生添い遂げられ
ないのら、わたくし生きていても意味がない!」
「俺が一番愛しているのはお前だ!!」
「えっ?」

「ようやく気がついたよ。俺はお前を失ったら
生きてはいけない。他の者になんと思われようが
構わない。結婚しよう、ジークリンデ」
「お兄様!」
「ジークリンデ!」

二人は熱い抱擁を交わした。
その様子を傍から眺める悪役令嬢とセバスチャン。

(何なんですの、これ……)

妹を腕に抱き締めながら、
ジーク様がこちらを申し訳なさそうに見つめた。

「すまない。君のことは好ましく思っていたのだが、
わたしは真実の愛を見つけてしまった。
どうか、この婚約を解消させてはくれないか」
「あ、はい。どうぞ、お幸せに……」

こうして悪役令嬢は婚約者である公爵に
婚約破棄を突きつけられたのであった。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「ねえ、セバスチャン。
あのお二人はあれでよかったのかしら」
「本人たちが幸せならそれでいいと思います」

そういうものなのかしら。
悪役令嬢は無理やり己を納得させ、
セバスチャンと共に、その場を後にした。

3/29/2024, 11:16:03 AM

#ハッピーエンド

すべてに言えることじゃないけれど
大抵のことは受け止め方次第

どんなに辛くても悲しくても悔しくても
一年後も全く同じ状態でいることはない

追い求めてもがくより
今そのままを受け止める

ハッピーエンドは色んな顔をして現れて
ふいに姿を見せるもの

3/29/2024, 11:15:46 AM

ハッピーエンド


私の人生は
ハッピーエンドで終われるだろうか?

仏の教えで
天性を真っ当出来た時に死が訪れる
とか言うよね
だからいい人だったって人ほど
早く亡くなったりするって…
でも
人間が1番生まれ変わりとしては
しんどいらしい
だから自殺したりしたらまた人間になるとか…
だとしたら
私は前世で悪い行いをしたことになる

私は時々同じ夢を見る
人に刺される夢
リアルすぎるくらい痛い
夢占いとかで前に調べたら
刺される夢は刺した側の記憶ともされる

だから多分私、前世で刺しちゃったのかも?!

まー本当のところは分からない
でも
悪人が自分の周りから全ていなくなるなんて
無理じゃね?
みんな自分のこと大好きなんてないもんね

ハッピーエンドの向こうでは
バッドエンドのひとも必ずいるってことは
心に留めておこう
みんなハッピーエンドなんて
本来はない!

3/29/2024, 11:15:04 AM

じぶんの人生、

ハッピーエンドになるまで

何度でも 間違えて間違えて

何度でも 書き直したらいい




「ハッピーエンド」

#375

3/29/2024, 11:14:59 AM

ハッピーエンド
 
現実味が無くても、幸せに満ち足りた終わりが約束された物語も私は愛しく思う。

日々家

3/29/2024, 11:14:11 AM

青いまま枯れていく
あなたを好きなまま枯れていく
私みたいと手にとって
奥にあった想いと一緒に握り潰したの
大丈夫、大丈夫、。

3/29/2024, 11:13:06 AM

良い終わり方それは一般的に求められている幕の閉じ方だろう私もバッドエンドより
ハッピーな方が好きだッとその話は置いとき
今回は一つの指輪に振り回される少年の物語

ガァ~ガァ~ガァ~
赤い光が照りつけ反対側には星が広がって…
そんな夕焼け空を眺めながら僕は学校から
帰っていた学校の近くには高速道路が通っており校門を出てすぐそこをくぐる事になる
僕の家は高速をくぐり狭い坂道に出て突き当りまで行くと僕の家だかなり大きいがそんなに好んではいない無機物のようで少し…いや
かなり不気味だ狭い道というのも相まって
余計不気味に見える玄関に入るとバイオリンの音が響く弟が弾いているのだろう…
親もかなりの熱曲家でコンクールにも出て
自慢の家族だだが僕はかなりの音痴
リズム感無し音感無し歌なんか歌わせたら皆失神しちゃうよまるでジャイアンだ
そんな事を思いながら弟の本棚に手をかけた
偶々取れた本「幸福を掴む46の定理!!」
胡散臭い…と言うかあいつもこういうの読むんだなと意外が勝っていた好奇心で開いてみると「1の定理 自分を弱く見せるべし!!」
胡散臭え〜と思いつつも次へ次へと見てしまい気付けば最後のページになっていた
「47の定理 次のページの袋とじを開くべし!」興味本位で次のページを覗いてみた
「禁断の定理!!」ワクワクした気持ちでその袋とじを開いてみると乱雑に一つの指輪が
貼ってあった「48の定理 この指輪を着けるべし」以前とは違いビックリマークは無く
何故か信頼しようと思ったその指輪を着けて
今日は寝てみることに……
その夜早速効果が放火魔がこの住宅街に現れ
ボヤを起こしたらしいその家は僕と同じ名前の草間という家族だった僕は偶然だろ…
と思いつつも信用し始めていた……

昨日俺の家が燃えた…生き残ったのは僕と弟だけ…母と父は避難には成功したが黒煙を吸い込み過ぎたようで今朝同時に息を引き取った僕たちは途方に暮れつつも新しい住生先を
探さなければと言う使命感にかられていた…

今日は何だかツイてるなそう思いながら
鼻歌を歌っていたらドスッ鈍い音がした
後ろを振り返ると僕の友人の柴山君が
ブロック石の下敷きとなっていた
頭から流血をしていてあり得ない形に
変形している…僕は教師を呼び柴山君は
救急車で運ばれた……

さっきさ…俺の息子が亡くなったんだ…
学校から連絡入ってさ頭蓋骨粉砕骨折だってさ…それ以外の損傷は無し…こんな事ってあるかよ今までの思い出は?これまで紡いで来た時間はたった一個の固形物で無駄にされたのか?そんな事…あってたまるかよ…

柴山君が心配でたまらない大丈夫なのだろうか…一命はとりとめたのだろうかそんな不安を胸に学校生活を送っていた…
そこに一本の電話が[今日午後1時27分南が丘花須田町中学校を爆破する…]
僕らの中学校に爆破予告が来た今は20分七分で全校生徒の避難は完了するのかと言う事を疑問視する生徒も居たが速やかに校庭に避難するよう指示が出た僕はその時大便をカマしていて避難できるような状況では無かった
僕はここで死ぬのかそう肝を座らせ最後の
大便タイムを優雅に過ごしていたその時だ
なんと表せば良いか分からない凄く大きな音が鳴り響き校庭に穴が空いていた
一年生が全員吹き飛び穴の周りには肉片が転がっている僕はトイレの窓から除き唖然とした

速報です先ほど南が丘花須田町中学校の校庭が爆破されました教員関係者によると被害は大きく一年生全員と2年生少数が犠牲となりました教頭等は会見の見越しを立てている模様ですニュース速報を終わります…チイカワ!!

怖い凄く怖い僕はこの一件の騒動で何も被害を受けていない…僕は指輪を着けているのも怖いがそれ以前に外すのが怖いこれを外したら僕の身にどの様な不幸が降りかかるか…
分からない死ぬ以上に恐ろしい事が起きるかもしれないそんな恐怖を胸にしたまま放課後になり僕は決心した… この指輪を海に捨てようそうしたら誰も拾わない誰も着けれなくなると思い咄嗟に海に向かった
電車を何本も乗り継ぎやっとついた津軽港
かなり時間が掛かったがこれで怯えなくて済むそう思い指輪を外し海に投げ入れた
次の瞬間僕は防波堤を乗り越えてきた船に轢かれ真っ二つの状態で死んだ…

3/29/2024, 11:13:05 AM

「ハッピーエンド」
 ハッピーエンドになるか、バッドエンドになるか、最後まで分からない。
最後に「ああ。いい人生だった。これが自分のハッピーエンドだ」と思えたらいい。

3/29/2024, 11:11:05 AM

自分はハッピーエンドよりもバッドエンドの方が好きだ。もっといえば、バッドエンド寄りのハッピーエンドが好ましい。例を出すなら、目的は達成するけど主人公は死ぬとか、主人公が悪になるけど生き残るとかそういったものだ。なぜ自分がこう思っているのかといえば、全部が全部ではないが、ハッピーエンドだとどこか創作を感じてしまい、冷めてしまうからだろう。やはり現実は厳しいものだし、それは物語の中でも同じであった方がより自分は入り込める。

3/29/2024, 11:10:19 AM

ハッピーエンド

終わり良ければ全て良し!
みんなが笑顔で過ごすために、私は君という悪役を殺します!
いいよね?だって君は悪役だからさ。君がいなければ平和なんだ。きっと。

「誰が僕は悪役だって言ったの?」
刃物を握る震えた手を掴んで、彼は言った。
「僕は、僕の世界の悪役を殺しただけだよ。それって君と何が違うの?」
「ち、違うに決まってる!」
本当は気づいていた。人を手に掛けようとした時点で私はヒーローなんかじゃなかった。

刃物を振り下ろす。何度も何度も自分に言い聞かせるように振り下ろす。

そして私は自らの首に刃を向けた。なかったことにしてしまうのだ。全てを。そうしたら、元の幸せな世界に戻るよね。

ほら、みんな笑ってる。ハッピーエンドだね!

3/29/2024, 11:07:13 AM

昨晩はすっごい心地よく眠れた
ここ最近で一番 こころが軽かった
なのに今日また鬱ぶり返しちゃった
眠るのが つらいね

3/29/2024, 11:06:07 AM

【ハッピーエンド】

ハッピーエンドの物語だけ
ならぶ本棚に囲まれて
眠るように眠る祖母

3/29/2024, 11:05:40 AM

『ハッピーエンド』

僕は今の自分の生活を見て自分にハッピーエンドが
訪れるとは思わない。ハッピーエンドで生涯を
終えることができる者は極一部であると僕は考える。
生きるのが毎日毎日辛く感じている生活を
送っている僕はハッピーエンドで生涯を迎えられるとは
思うことができない。今はまだ自分は未成年。親が
言うことは正しい。自分は居候だ。何も出来ない自分は
無力でゴミで屑だ。生きる理由、そんなものが僕に
あるわけがない。何故今生きているのかも分からない。
自分は何度も想像したことだ。自分が今この瞬間に
死ぬという事を。そんな起きもしない出来事を想像して
日々を無力で生きている。自分が生きていて楽しい
思い出なんてものは多分一度でもあったのだとは思う。
しかしそれを思い出すことは自分にはできない。自分が
思い出せる自分の過去は毎日のように親に言われてきた
「死ね」「消えろ」「出てけ」「ゴミ」「屑」「死神」
ect.と、色々言われてきた。もう自分がなんの為に
生きているのか、どうして今を生きているのか、何も
分からない。知ろうにもそれに答えを出すことの出来る
人は居ない。自分じゃ何も考えられない。何も
思いたくない。何も感じたくない。
もう「何も」したくない。

自分に訪れる終末は『「アン」ハッピーエンド』だ。

3/29/2024, 11:04:28 AM

僕と彼女は映画の話をしてたんだ。
彼女はハッピーエンドの映画が好きって言う。
僕はハッピーエンディングの映画はスッキリしてイイよねって相槌を打つ。
そしたら彼女が頬を膨らませてこう言うんだ。
「わざわざ和製英語を直して英語を使わなくてもいいのよ。ここは日本なんだからハッピーエンドっていう表現でいいの。そういうのめんどくさいから」
僕は「ごめん」と言った。
僕はだって日本語を学んでるアメリカ人だからついそんな風に言っちゃうんだ。
めんどくさいのは僕なのか、そういう指摘をする彼女なのか、よくわからないけど、めんどくさくならように謝っちゃうんだ。

題「ハッピーエンド」
☆ホンヤク風ソウサクデス

3/29/2024, 11:04:20 AM

ハッピーエンド(3月29日#50)

物語ってハッピーエンドの物が多い気がする
何でなんだろうね
実際は 人生は ハッピーエンドのものなんて
少ないはずなのに
なんで人ってハッピーエンドにしたがるのかな
幸せの物語の方がいいのかな
僕も幸せの物語の方が
ハッピーエンドの物語の方が 好きだけど
全部が全部
ハッピーエンドにしなくてもいいと思う




ここからはお題と関係ないお話をします!
すっっっごい長文なので覚悟してください。
今回で50作品目になりました!
このアプリに出会ってから約50日が経ちました。アプリをはじめたときからお題を忘れずに書きにきていました。1日置いて書きにくることもあったり、お題が発表されてすぐに書きにくることもありました。ほぼ毎日同じアプリを開くことが少ない僕にとってこのアプリは「毎日きたい!」って思わせるようなとても楽しいアプリです!
また、文章を書くことが好きな僕にとって、文章を読むのが好きな僕にとって凄くあっているアプリです。
このアプリを始めた当初は「早くお題がこないかな?」ってウズウズしていたのを覚えています。今も「まだかな?」と考えることがよくありますw
最初の頃は変に思われないといいなとよく考えていましたが最近は一人でも多くの人に「自分の作品を知って欲しい!」、「自分の作品を好きになって欲しい!」と思うようになってきました。
たまーに、自分のことについて書いたり、自分の気持ちを書いたりと他の方とは違う楽しみ方を僕はしているなーと思います。今もすっごい長文で自分の思っていることを書いてるので変わってるなーって思っているところです。
そろそろ読むのが疲れてきた頃だと思います。本当にすみません。まだまだ書きたいことあるんですが...もう少しでやめようと思います。なのでもう少し読んでくれたらうれしいです。
色々なことに対しての感謝などを書いていこうと思います。
まずはこのアプリに対してです。
「書くアプリ」と調べたらこのアプリが出てきました。自分に合わなかったらすぐ消そうと思っていたのですが楽しくていつの間にか50作目になっていました。すっごく楽しいアプリをつくっていただきありがとうございます!このアプリに出会えて本当に良かったです!これからもお世話になります!これからもよろしくお願いします!そしていつもありがとうございます!
次に読んでくれている皆様に対してです。
最初にこんな長文を読んでくださりありがとうございます!そしていつも読んでくださりありがとうございます!僕を見つけてくださりありがとうございます!伝えきれない感謝がたくさんあります。まとめるような形になり申し訳ないのですが本当にありがとうございます!これからもよろしくお願いします!
最後にこの文章を読んでくださりありがとうございます。
次にこんな長文を書くのは100作品目のときだと思います。
みなさんいつもありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!

3/29/2024, 11:03:59 AM

三枝さん海に投げないでください
佐藤日々と友達になれますように
喜ークンが優しいパパにしてください

3/29/2024, 11:03:38 AM

ハッピーエンドに向かうために

人を殺した。

だが、これは"このゲームのハッピーエンド"に向かうためだ。

敵の村から物を盗んだ。

だが、これは"このゲームのハッピーエンド"に向かうためだ。

敵の村を燃やした。

だが、これは"このゲームのハッピーエンド"に向かうためだ。

ゲームでは俺は主人公にも、何にでもなれる。

「現実ではただのニートなのにね笑」

俺の人生は"ハッピーエンド"では終わらなそうだ。

3/29/2024, 11:03:35 AM

「ハッピーエンド信者だってさ。」
「なにが?」
「お前の評判、ネットの。」
短編小説家カキオカコは、ある小説賞を機に世へ出回った若手の創作者だ。
指先を切れば血が滲むようなキャラクター、秀麗滑稽を持ち合わせた言葉選び、大衆が好む『奇才』を体現したその特性。
人気を博すのに、大した理由はいらなかった。
しかしそれは数ヶ月前の話である。
「みんなもう飽き飽きしてるんだ、めでたしめでたしで終結する展開。」
数十という数になったカキオカコの作品。
時代も世界観も何もかもが七色だが、そこにはある共通点があった。
「結末はすべてハッピーエンド。」
朔馬はスマホを片手に壁へ寄りかかって、小説評価サイトのコメントを逐一読み上げていく。
結末が読めて途中から冷める。
中間まで面白いのに後半どうした?
時々いるよね、読者にとって不要のこだわり持ってる人。
「いいじゃん、ハッピーエンド。」
カキオカコこと秋山未来は、机に向き合っていた回転椅子を直角に回し、朔馬の読み上げを遮る。
「ハッピーだよ、幸せだよ?ワンデイエブリワンウィルビーハッピー。アイウィッシュソーザット。」
「お客はそういうの望んでないんで。創作こそ究極の接客業、読者に媚びてこそなんぼもの。」
「俺別に売れたいとか思ってないんだけどなぁ。」
未来は小説を単なる金稼ぎのツールとは思わない。
ストーリーとは思想の反映で、主人公は作者の分身。
だとするのなら、物語の結末はある種作者の末路とも言えるのではないだろうか。
「それにしても、ハッピーエンド信者ね。なかなか阿呆みたいな面白い言葉考えるじゃん。次の話はそれを取り入れてやろうか。」
未来は両手の親指と人差指でカメラを作り、椅子ごと回転させて自身の周りを記録するように映した。
くるくると何度か回ったあと、朔馬の位置で固定する。
「それを言うなら、お前はバッドエンド信者なんだろうね。」


〈未来〉
若手小説家カキオカコとして短編小説を書いている。しかしその全てがハッピーエンド、そのこだわりにどんな意図があるのかは誰も知らない。温厚でまるい性格だが、どこかへんてこで天才気質。小説が心から好きで、周りの評価や売り上げなどは執筆における副産物としか思っていない。

〈朔馬〉
未来の借りているアパートの隣人。「末ロさき」という名前のイラストレーター。多種多様な絵柄に対応できる。功利的で冷めた性格。未来とは違い利益目的で絵を描いている。

3/29/2024, 11:03:30 AM

創作 「ハッピーエンド」

彼女は原稿用紙を机に投げ出し、露骨に不機嫌な顔をした。

「なにこれ、面白くないんだけど」

俺の自信作である小説を、彼女は一読しただけでそう吐き捨てた。

「これ、結構前から温めてたネタなんだが……」

「テーマは問題無い。でも、見せ方がまずい。ずっと幸せそうな場面が続いた後のハッピーエンドは、印象が薄くなる。面白くない」

「じゃあ、バッドエンドにしろと言うことか?」

「それもありだけど、きみはハッピーエンドが書きたいんだよねぇ?」

俺は強くうなずいた。すると彼女は、ニヤリと口角を吊り上げる。

「ハッピーエンドを書きたくば主人公に危機を与えなさい。それも、自分なら絶対に乗り越えられない程のね!」

そうして、彼女は得意気に滔々と語る。

「こうすれば、主人公も成長するし、ハッピーエンドのインパクトも残せるんだ。物語を作りたいなら、読者の情緒を引っ掻き回すぐらいの気持ちで書かなきゃね!」

彼女の熱い助言に、俺は胸をうたれた。そして、今の彼女には後光がさしているようにすら見える。

「ありがとう、確かにそうだ。よーし、俺、もう一度書いてくる」

俺は物語づくりの醍醐味を噛みしめて、新たな原稿用紙に、猛烈な勢いでペンを走らせるのだった。
(終)

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