『ハッピーエンド』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『ハッピーエンド』
それは、誰かが幸せになって
誰かが不幸せになること。
薄く目を開けて おまえは謂う
望む末路は見えたか と
これは、この惨状は、
誰のゆ̀め̀___
ハッピーエンド
物語なら
最後は幸せで
終わって欲しい
ホッとして満たされる
人生は幸せな
ことばかりではないけど
今日は朝から
車が壊れたけど
美味しい物を食べて
気持ちが満たされる
そんな一日の終わりにしたい
「ハッピーエンド」
あなたの隣で眠ること。
ずっとずっと、睡ること。
機嫌の悪い朝も
上手く行かない昼も
信号が全部赤の夜も
やっとのことでたどり着いた
君が迎えてくれるこの家の玄関を開ければ
(ハッピーエンド)
ハッピーエンドは単純だ。最後を「ハッピー」にしてしまえばできあがる。転んだ子どもはあやされれば笑顔になる。貧乏で虐げられていても宝くじで億万長者になればハッピーで。
がしゃんとリビングで食器の割れる音がした。それから父と母の喧嘩の声。甲高い声が悲鳴のように響いた後、怒鳴り声と啜り泣きの音がした。私は耳を塞いで1人部屋でうずくまった。私の体に傷はないはずなのに胃が痛くて仕方がない。
こう言う時は決まってすごくかっこいい王子様のような人が迎えに来る妄想をする。「もう大丈夫、僕と幸せになろう」ってその人は迎えに来る。優しい笑顔に誘われてついて行って、おしゃれなピアノの曲がかかった部屋で2人でのんびり過ごす。そうしてふかふかのソファーに座って落ち着いた頃にほうっと息を吐くと、なんにも知らない顔で彼がこう言うのだ。
「幸せだね」
がちゃんっと何かが割れる音がした。
 ̄
物語はハッピーエンドのほうがいいよね
そうだね、悲しいのは嫌だもん
私たちの物語をハッピーエンドにするにはどうしたらいいんだろ
家に帰って2人でコーヒーでも飲んで、
"そして2人はいつまでも仲良く幸せに暮らしました"
めでたしめでたし
っていうキャプションつけたらいいんじゃない?
もっと刺激的でクールなラストがいい
うーん、爆発させるとか?
それはバッドエンドなんじゃない?
じゃあ、一緒に宇宙行っちゃうとか?
唐突すぎない?それにどうやって行くのよ
じゃあ、新たなる旅へ出発だ!!みたいなのは?
宇宙とあんまり変わらない気がするけど
うーん、幸せな最後って難しいなぁ
私は、あなたと一緒なら幸せだけどね
……
なんか言ってよ
ごめん、嬉しさ噛みしめてた
髪伸びたね
いいでしょう、この髪型
綺麗になったね
それは元から
うざ
ん?なんて?
すき
私も
手
ハッピーエンドかな?
私は幸せだよ
じゃあ私も幸せ
。
テーマ:ハッピーエンド #137
ハッピーエンドって、
主役がハッピーになるからハッピーエンド?
サブ役やモブはハッピーになれなくても
ハッピーエンド?
僕はどちらかといえば、そこらへんにいるモブだろう。
こんな僕に視点を当てる人がいなければ、
こんな僕にドキッとする場面や
運命的な出会いをすることもない。
ましてや、誰かをドキッとさせることもできない。
それが僕だ。
主役たちが花を咲かせる中、
隅でそれを見ているだけの。ただのモブ。
名前もなければ、
漫画や小説、アニメに顔無しで描かれることもある。
ただそんな僕も、ハッピーエンドに憧れることがある。
いつか運命的な出会いをして、
ハッピーエンドを迎えられたら。
なんて妄想しても
僕はモブの一人でしかないんだけどね。
ハッピーエンド
わたしはハッピーエンド推進者です
世の中の 謂わゆる作り物のお話
漫画 小説 映画 ドラマ
すべてのお話は
ハッピーエンドじゃなきゃ嫌なんです
だって そうでしょ
作り物ぐらいはハッピーなエンドで
満たされようよ
互いに
惹かれ合い
恋をして
実らせた
真実の愛
たとえ
手が届かない
場所にいても
私は貴方を
貴方は私を
想う心は
𝓗𝓪𝓹𝓹𝔂 ℯ𝓃𝒹
ハッピーエンド
ハッピーエンド→はつぴいえんど
日本のロック草生期のバンドの名前。才能溢れる人たち。
私、あなたとの恋なら
私の人生が
バットエンドでも構わないよ
でも、あなたは絶対に
幸せになってね
あなたの人生は、ハッピーエンドじゃないとダメなんだ
久しぶりにテレビのロードショーを観ていた私は、エンディングで少し鼻をすすった。
どうなることかと思ったけど、心熱くなるラストで観て良かった。
やはり物語はハッピーエンドが一番いい。
あまり嘘くさいとん?と思うこともあるが、でも悲しいエンディングは心臓がギュッとなっちゃうから、やっぱりハッピーエンドがいいんだよなぁ。
でも次回は、なんにも考えずに観られてバカ笑い出来るようなのも観てみたいなぁ。
【ハッピーエンド】
思い通りに進まなくて
悔しい思いをしたり
真っ直ぐ進みたいのに
脇道に案内してくる人もいる
泣いたり笑ったり怒ったり悲しんだり
色んな経験をした分だけ
色んな表情をみせた分だけ
幸せの大きさは大きくなる
今すっごく苦しい人は
幸せが大きくなってる途中だから
自分のハッピーエンドを
楽しみに待っててネッ
♡まゆみ♡
人間は皆、人生の終わりをハッピーエンドで迎えたいと思っている。とにかく幸せになることを最終目標として、勉強し、仕事には励み、日銭を稼ぎ、子孫を紡ぐ。
私ももれなくその一人だ。最期の瞬間、幸せだったと叫べるくらいの幸せを望む。多分それが、人間の生きる意味。
みんな、ハッピーエンドのために生きている。幸せになるぎむをまっとうするために、本能的に幸せを追い求める。
それでも、時に他人の不幸を望んでしまうとは、なんて愚かなのだろう。
淡いピンク色の空間に色とりどりの花々。純白のドレス、同じく純白のタキシードを着た二人を讃えるかのように円卓が並ぶホール。その一つに私は座っていた。
眼前に広がる豪華な食事に周りの友人達は会話に花を咲かせながら舌鼓を打つ。私もナイフとフォークを持ちステーキの一切れにフォークを刺した。上等な肉なのだろう。刺した箇所から肉汁が溢れソースと絡まる。そのまま口に運べば甘い肉と酸味が効いたソースの風味が交わり広がっていく。
美味い。
生憎、ボキャブラリーが貧弱な私にはその言葉しか浮かばなかった。
視界の端では白い二人が仲睦まじい様子で食事をしている。微笑む姿は今このホール全体で一番幸せだと側から見てもわかるほどだ。
二人と私には深い深い溝があると感じた。
白と被らないようにネイビーのドレスを着てパールのアクセサリーを身に着け髪を上げ着飾り、美味い食事を楽しみながら埋まらない溝をこれでもかと味わう。我ながら忙しいなと自嘲した。
何かが違えば私も白に包まれあの席に座っていただろうか。そんな事を考えては頭を振る。考えても詮無い事だ、と。
意識を逸らすように目の前の肉に集中する。やはり美味い。美味しい物に罪はない。美味い物の前にはどんな言葉を並べても意味は無いのだ。そう思い込み、口内で纏わりつく脂を流すようにワインを煽る。美味い。美味いのだが、心の中で駄々をこねる幼い私は言った。
「帰ってビールと焼き鳥が食べたい」
今日はあなたの幸せを願いながら一人で呑みたい。それが私なりの祝辞であり、決別なのだ。
ハッピーエンド
【ハッピーエンド】
革命には民衆を導く英雄が必要で、英雄には倒すべき悪役が必要だ。だからどこまでも高い青空の下、両手を広げてお前を振り返った。
血の一滴も流れない、犠牲者のいない革命なんて、そんなのしょせんは夢物語だ。それでは熱に煽られた民衆は納得しない。新たな時代の訪れを理解できない。古く悪しき権力の象徴を、誰の目にもわかる形で打ち倒さなければ、この世界は何も変わりはしない。
「いい加減、この馬鹿げた革命劇を終わらせよう」
英雄と人々から持て囃された男を真っ直ぐに見据えて、口角を持ち上げる。黒幕よろしく、高らかに嘲笑った。
「ここにまだ、王家の人間が立っている。お前たちのおかげで、他の連中を追い出せて助かったよ。これで俺が、俺こそが、この国の王。民主主義を謳うなら、この俺を倒してからにしろ」
お前の掲げる理想論は、好きだった。民を思うお前の願いは本物だったし、平和な未来のためにと奔走するお前になら協力しても良いと思った。だから父も兄も貴族たちも裏切って、革命の手助けをしてやった。
誰も殺さず、王家の特権だけ無くせば良いなんて、本当にお前は甘すぎる。優しく美しい理想の世界など、結局は幻想に過ぎない。現実はいつだって、厳しく残酷だ。
どうしてと。泣きそうな顔で問う『英雄』に、答えてやれる言葉は俺にはない。俺は『悪役』、ここで打ち滅ぼされるべき『敵』。何でも教えてやって時には叱ってやる頼りになる仲間では、もういてはやれないんだ。
お前に力を貸すと決めた最初から、俺はこの時を待っていた。これが俺の望むハッピーエンド。俺の選んだ、最上の結末。
(さあ。俺を殺して、この革命を終わらせてくれ)
かくして裏切り者の悪しき王族は正義の英雄の手で始末され、世界には平和が訪れました。めでたし、めでたし。
この鮮やかな英雄譚の最後の一文は、そう締め括られることこそが最も相応しいのだから。
がんばってがんばって
がんばった
つかれた
そんな夜は
ハッピーエンド
「ハッピーエンドがお望みで?」
毎日見る夢。その夢に出てくる人は毎回同じ人。顔は曇りがかかっていてよく見えない。声から分かることはきっと女性であること。
2年前からこの夢を見るようになった。この夢を見始めた日から少しの違和感がある。なにか大切なことを忘れている気がする…。聞いたことあるような声…なはず。
考えれば考えるほど頭が痛くなる。病院から処方された薬を飲んではいるものの最近は薬の作用が弱くなってきている気がする。
モヤモヤとした気持ちのまま今日も大学へ行く。
「叶ちゃん…もう学校来ても大丈夫なの?」
「え?なにが…?」
「何がって…」
「ちょっとあんた!こっち来なさい」
(あの子はあの事件以来記憶が曖昧なのよ?葉弥ちゃんのことも忘れちゃってるんだよ…)
(そうなの…?私何も知らないで失礼なこと…)
奥で何か話してるが何を話してるのか聞き取れない。
真っ青な表情で…なにか真剣な話をしているのだろうか…
「話し込んでる最中にごめんね?私次の講義取らなきゃだから急ぐね?」
「あぁ、ごめんね呼び止めて…」
最近になって色んな子に声をかけられるが対して仲が良くなかったのもあって話が続くこともないし…
何がなんなのか。ひとつ分かってるのはあの夢を見始めたタイミングと一致しているということ。なにか関係があるのだろうか。
そういえば今日は定期検診の日だったな。帰りに寄っていこう。
「鈴美さん。最近の調子はどうでしょうか。」
「最近もずっとあの夢を…」
「そうですか…症状に変化はないと。なにか思い出したことはありますか?」
「いえ、なにも…」
毎回同じ事を聞かれては同じ事を返している。そんな自分嫌気を覚えながら今日も同じ道を歩きながら何を忘れているのか考える。
そんな帰り道…
''危ない!''
誰かの声と共に視界が明るくなる。鈍い衝撃と共に記憶がフラッシュバックする。
私の記憶はそこで途絶えた。
あれから何日、何週間、何ヶ月…たったのだろうか。
私が目を覚ますとそこは病室だった。
記憶が曖昧だが、''あの時と同じ''飲酒運転で操縦していたトラックの運転手が信号無視して私にぶつかったこと。
私に声をかけてくれた人が誰だったのか聞いたが、周りには誰もいなかったこと。
目を覚ますと涙が流れていたこと。
あの日、親友の葉弥と映画に行った帰り道に飲酒運転をしていたトラックに私は轢かれかけた。それを葉弥は庇ってくれて…
なんでこんなことを忘れていたんだろう。大切なことなのに…いや、忘れてたんじゃなくて思い出したくなかっただけなのかもしれない。
あの日映画から出てすぐのこと。
「ねぇ!映画面白かったね!!」
「うん!すっごく!」
「私あのシーン好き!」
「''ハッピーエンドがお望みで?''」
「そうそれ!悪役なのにあんなにかっこいいなんて…好きになっちゃうよね!!」
「わかる!すっごくかっこよかった!!」
いつも見る夢。あの時見た映画の…葉弥が好きだって言ってたセリフ。毎日毎日、思い出して貰えるように夢に出てきてくれてたんだ…
涙が溢れ出す。もしかしてあの時''危ない''と叫んでくれたのも…
余計に涙が止まらなくなって、胸が苦しくなって…
思い出した日からあの夢は見なくなった。もう忘れることは無いだろう
『ハッピーエンド』
見出そうとするほど
するり、と透いてきえてしまう
愛そうとするほど
柔く解けてもどらない
きみ
と
ぼく
の間の皮膚が
消滅して一つになること
を
夢にみる
欲望のハッピーエンド