『スリル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
スリルとは、死ぬと思うけど死なないという狭間の事だと思う。絶望感とも近い気がする。例えばジェットコースターなど。
俺は今か今かと落ちるのを待っている。
ゾクゾクとしたこの独特のスリルは何度味わってもやめる事ができない。
叫ぶ準備をして、安全バーに掴まる。
その頃には既に頂上へと到達していたため、今度はゆっくりと傾いていく。
一瞬静まり返った後、一気に加速して落下していく。
"ワァアアア‼︎"
落下すると同時に、俺を含めた乗客全員が一斉に叫ぶ。
その声には恐怖というよりも歓喜の色が混じっていた。
ガタンゴトンと大きな音を立てて、コースターが終着地点へと着く。
"お疲れ様でした"
そんな声と共にバーが肩から外された。
#スリル
今はどうだか知らん。FE。ファイアーエムブレムってゲーム。当時1マップ始めたらクリアまでセーブがないシステムだったんだわ。途中セーブは出来るけど再開できるのは一度だけのパターンな。
で、闘技場ってのがあって。全キャラチート運用するのにカンストまで経験値貯めるんだけど「まだいけるはず」って調子こいてキャラが死ぬ。死んだら二度と復活しないシビアなゲームだった。
5時間とか消えるわけだ。大変スリルな遊びでした。
スリルより安心と安全を求めるようになったのは
いつからだろう
大切な人ができてからそうなるなら
自分は見つけられたってことで良いのかな
どれだけバレずに見ていられるか…
靴箱にいる君を眺めながら、
上を見られないようにそーっとバレずに、、
目が合うか合わないかのギリギリのライン
ドキドキな時間。
お題〈スリル〉
白くて、強くて、たくましい翼。
誰もが喜ぶ、女神様からの贈り物だった。
周りを見ると、みんな誇らしげに宇宙を羽ばたいていた。
なぜ私だけ、飛べない壊れた翼を貰ったのか。
すると女神様は私を優しく抱きしめた。
「私は飛ぶこと以外翼の使い道がわからないの。
あなたなら、何か思いつくかと思って、その特別な翼を
渡したの。」
スリル/
人生の中でこんなに楽しいことは無い
バレるのが怖い?
いいや、バレるかバレないかのキワキワを走るスリルが
たまらなく面白いんじゃないか。
メリットなんてないさ 笑
楽しめればそれでいい。
デメリットだらけのこの人生に
スリルという楽しみを入れただけで
華やかに見えたんだ。
ならそれでいいじゃないか。
大嫌いなジェットコースター
サスペンスドラマ
推理小説
街中を歩く瞬間、スリルを感じる
人々が交差するとき、
波のさざめきのように空気が揺れ、
交錯する。
交じり合う。
だけど、混じり合わない。
誰かが発した大きな声が、
体格のいい波の交じり合いが、
わたしにはちょっとしたスリルであり、
ちょっとビクビク。
そんな波乗りの仕方もあるのかもしれない
スリルについて考える
日曜の朝
薄曇りの空
気温はまあまあ
外は静かだ
みんなまだ眠っている
その間に
スリルについて考える
ほぼ空っぽの列車が
追い越してゆく
穏やかで軽い響き
やがてそれも消えて
空の彼方を
音もなく飛ぶ鳥の群れ
追いかけて追いかけて
小さくなって
どうでもいいか
スリルなんて
「やっぱ,ここだよね!!」
大きな声で上を見上げている彼女
「なんで僕を連れてきたんですか?」
僕は言う
「なんでって...好きだから?」
遡ること数日前
クラスのムードメーカーの彼女に対して
僕はただのクラスの委員長
絶対に交わることの無い関係のはずだった。
そんな彼女は突然僕に告白してきたのだ。
嘘コクの可能性ほぼないと言っていいだろう。
彼女が悪ふざけで
そんなことをする人でないことは分かっているし
頬が赤く火照ってる様子や耳が赤いところから
ホントに嘘では無いようだった。
「ねぇ,返事は?」
「あぁ,えっと...時間下さい。」
断ることも受け入れることも出来ずに流してしまった。
「ねぇ,遊園地行こう!!」
そんな彼女の言葉通りに
現在僕は彼女に連れられて遊園地に来ていた。
「ねぇ,あれ乗ろう!」
彼女が指差しているは
2本のアームでぶら下げられたゴンドラが
空中でグルグル回るという
基本のコンセントが絶叫以外のなにものでもない
乗り物だった。
どうしてスリルをお金で買う必要があるのか。
僕はそう思いながら
テンションが高い彼女に着いていく。
─────『スリル』
「スリル」
ワクワクするし
刺激的
たまにはいいなー
「スリル」
武力に長けた罪人を集める
死者の溜まり場
コロシアムで今日も俺たちは殺し合う。
ここは戦の神が設けたコロシアム。
死者を集めて見世物にするのは趣味がいいとは言えないがここにはたしかなスリルがある、退屈しのぎには丁度いい。
現世で使っていた肉体を与えられそこで殺し合いをする
武器は何でもありだ
コロシアムに立っていたものが正義。
ただここで生き残った者は特別な褒美が与えられる
それは好きな肉体と記憶でまた現世に帰れる権利だ。
俺はなんとしてもまた同じ姿で現世に帰りたい。
俺も現世で数え切れないほど人を殺してきたかがここではそんなの自慢にもならない。
スパイに殺し屋、ヤクザの鉄砲だま、
中華の大将軍、軍隊の隊長、
中には現世で本物のコロシアムに出ていた奴もいたらしい。
やっぱり戦いは良いもんだ、生きてることを実感するよ、今の俺は死んでるけどな。
『テーブルの下』
あれは先輩の送別会
彼の隣に座る私
長椅子でいつもより距離が近い
密かな片想いの相手
グラスをつかんでいた手を下ろしたら
偶然、先輩の手にぶつかった
彼と一瞬目があったあと
テーブルの下で繋がれた手
明日から会わなくなるのに
その時のドキドキが今も忘れられない
#スリル
車内に空き缶や菓子パンの空袋や紙屑レシートなどをこっそり置き捨てして降り去って行くのはこれまでの29年間で ... まぁぼんやりとした記憶でも辿れば ... 80回 ... 凡80人 ... そのうち芸能テレビ番組制作スタッフ ( ※ まぁ俗に言うAD )が77人くらいかな。残りの3人は、まあ遊んでる風の若い娘。
最近は流行りの玄素(クロシロ)混合格闘技(まぁBDとかね)を観てちょこちょこ感化させてもらってますよ ... これは結構ありがたい。ただやはり抑も年齢が違うというほろ寂しさはいつも通り付き纏う。
先日名球会入りも果たしていた元プロ野球選手 ... マサカリ投法の村田兆治さんが自宅で床に座した状態で発見されたよね ... 自宅が大火災の中。病院搬送後の死亡だったみたいだけど ... まあ自殺だよねぇおそらく。
一昨日とその前の日の二連公休 ... 🍾カティーサーク、買わずに昨日一日働いて、帰りに ... まあやはり堪え切れずにコンビニで紙パの雷三代🍶と男梅サワー買って飲んだけど ... 15度と7% ... カティーサークは40度でも割って15度前後と言ったところだろうけど ... まあその場はそこそこ納得出来た。
少し前、アル中を治す為にダルクに入って克服して沙婆に ... 所謂社会復帰したけど確か ... 男だったかなぁ ... お金絡みで騙されてだったかなぁ ... また酒に手を出してしまってダルクに再入院して禁酒を再び始めて僅か1日2日でダルクを抜け出して電車に飛び込んで死んだ20歳代の女の子の知り合いが居て ... お酒は気をつけて下さいね ... という話を客からされた。
どっちが猛毒なのか、わからなくなるんだよな。
酒と、世間つか社会つうか。
生き続けるのが正しい事なのか間違いなのかわからなくなるんだよな。
飲むべきか飲まぬべきか。
絶対に定時で帰る。
終業15分前
「今、少し打ち合わせできる?」
「え、15分で終わります?」
騙された…。
息を切らし階段を駆け上がる。
髪を振り乱し席に着く。
開演1分前
#スリル
#スリル
それは
日常のスパイス
たくさんはいらないけれど
ちょっとした見え隠れが日々のわくわくドキドキを引き立てる
「スリル」
放課後の
カーテンの中
君とキス
僕は想大。スリルをできる限り回避していきることが人生のスローガンだ。
僕のクラスには、ちょっと変わった不思議ちゃんがいる。
不思議ちゃんはよくスリルにはしる人だ。
例えば、数学の時間に発言を求められれば、誰よりも早くてをあげる。
でも、その答えがいつも
「えっと・・・、12さんと、23さんは足し算で仲良し状態なので、答えは35さんになると思います。」
みたいな、いかにも不思議ちゃんって感じの解答だった。
モブ男の僕には、なんでそんなスリルまんてんな答え方ができるのか分からなかった。
でも、成績は常に上位だったし、不思議な説明ではあるけど、内容はきちんと合っていて分かりやすいと、
人望もかなり厚かった。
そんなある日、学級委員を決めることになった。
学級委員とは、各クラス男女一名ずつのクラスの代表のことだ。
女子はもちろん、満場一致で不思議ちゃんに決まった。
男子は、立候補者がおらず、推薦で決めようということになった。
男子には押し付け合いの雰囲気が漂っている。
女子は固まって相談をしている。
「女子でまとまった意見です。」
書記係の愛夏さんが意見を発表し始めた。
「女子で話し合った結果、満場一致で想大くんが良いという意見になりました。」
「えぇ?!」
男子全員が、意外という目で僕を見てくる。
そんな僕が一番びっくりしている。
想大とは、紛れもなく僕なのだ。
「じゃ、男子は想大で・・・」
先生が勝手に決めようとしている。
「ちょっと、待ってください!!!!!!!!
無理です!そんなスリルまんてんみたいな仕事任されたら、僕の心臓がもちませんよ!!」
「それが面白いんじゃん!」
いつもより明るい不思議ちゃんの声が聞こえた。
「スリルってのは、チャレンジした人にしかわからない、森のクマさんがはちみつをみつけた気分なんだよ!
それに、女子に満場一致で選ばれたのに、それを断る方が、よっぽどリスキーなんじゃ・・・?」
ぐっ・・・、痛いところをついてくる・・・・
不思議ちゃん、そういうところあるんだよな・・・
「想大くん、困ってるとすぐ助けてくれるし」
「まわりがよく見えているし」
「仕事も頼んだら、すぐやってきてくれるし」
周りの女子が口々に言い出した。
──スリルってのは、チャレンジした人にしかわからない、森のクマさんがはちみつをみつけた気分なんだよ。
スリルはチャレンジした人にしかわからない・・・・か。
たまにはやってみるか!
このとき、僕の人生のスローガンが変わった。
スリルよ、どんと来い!!!
#スリル
宝石のフリをした
プラスチックのような、
笑えてしまうくらいチープな私に。
アナタはいつ気付くだろう。
そんなスリルとは裏腹に、
玩具の指輪に見とれる
少女のようなアナタに、
私はたった一言で救われる。
-プラゴミのスリル-