『スリル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
スリルより安心と安全を求めるようになったのは
いつからだろう
大切な人ができてからそうなるなら
自分は見つけられたってことで良いのかな
どれだけバレずに見ていられるか…
靴箱にいる君を眺めながら、
上を見られないようにそーっとバレずに、、
目が合うか合わないかのギリギリのライン
ドキドキな時間。
お題〈スリル〉
白くて、強くて、たくましい翼。
誰もが喜ぶ、女神様からの贈り物だった。
周りを見ると、みんな誇らしげに宇宙を羽ばたいていた。
なぜ私だけ、飛べない壊れた翼を貰ったのか。
すると女神様は私を優しく抱きしめた。
「私は飛ぶこと以外翼の使い道がわからないの。
あなたなら、何か思いつくかと思って、その特別な翼を
渡したの。」
スリル/
人生の中でこんなに楽しいことは無い
バレるのが怖い?
いいや、バレるかバレないかのキワキワを走るスリルが
たまらなく面白いんじゃないか。
メリットなんてないさ 笑
楽しめればそれでいい。
デメリットだらけのこの人生に
スリルという楽しみを入れただけで
華やかに見えたんだ。
ならそれでいいじゃないか。
大嫌いなジェットコースター
サスペンスドラマ
推理小説
街中を歩く瞬間、スリルを感じる
人々が交差するとき、
波のさざめきのように空気が揺れ、
交錯する。
交じり合う。
だけど、混じり合わない。
誰かが発した大きな声が、
体格のいい波の交じり合いが、
わたしにはちょっとしたスリルであり、
ちょっとビクビク。
そんな波乗りの仕方もあるのかもしれない
スリルについて考える
日曜の朝
薄曇りの空
気温はまあまあ
外は静かだ
みんなまだ眠っている
その間に
スリルについて考える
ほぼ空っぽの列車が
追い越してゆく
穏やかで軽い響き
やがてそれも消えて
空の彼方を
音もなく飛ぶ鳥の群れ
追いかけて追いかけて
小さくなって
どうでもいいか
スリルなんて
「やっぱ,ここだよね!!」
大きな声で上を見上げている彼女
「なんで僕を連れてきたんですか?」
僕は言う
「なんでって...好きだから?」
遡ること数日前
クラスのムードメーカーの彼女に対して
僕はただのクラスの委員長
絶対に交わることの無い関係のはずだった。
そんな彼女は突然僕に告白してきたのだ。
嘘コクの可能性ほぼないと言っていいだろう。
彼女が悪ふざけで
そんなことをする人でないことは分かっているし
頬が赤く火照ってる様子や耳が赤いところから
ホントに嘘では無いようだった。
「ねぇ,返事は?」
「あぁ,えっと...時間下さい。」
断ることも受け入れることも出来ずに流してしまった。
「ねぇ,遊園地行こう!!」
そんな彼女の言葉通りに
現在僕は彼女に連れられて遊園地に来ていた。
「ねぇ,あれ乗ろう!」
彼女が指差しているは
2本のアームでぶら下げられたゴンドラが
空中でグルグル回るという
基本のコンセントが絶叫以外のなにものでもない
乗り物だった。
どうしてスリルをお金で買う必要があるのか。
僕はそう思いながら
テンションが高い彼女に着いていく。
─────『スリル』
「スリル」
ワクワクするし
刺激的
たまにはいいなー
「スリル」
武力に長けた罪人を集める
死者の溜まり場
コロシアムで今日も俺たちは殺し合う。
ここは戦の神が設けたコロシアム。
死者を集めて見世物にするのは趣味がいいとは言えないがここにはたしかなスリルがある、退屈しのぎには丁度いい。
現世で使っていた肉体を与えられそこで殺し合いをする
武器は何でもありだ
コロシアムに立っていたものが正義。
ただここで生き残った者は特別な褒美が与えられる
それは好きな肉体と記憶でまた現世に帰れる権利だ。
俺はなんとしてもまた同じ姿で現世に帰りたい。
俺も現世で数え切れないほど人を殺してきたかがここではそんなの自慢にもならない。
スパイに殺し屋、ヤクザの鉄砲だま、
中華の大将軍、軍隊の隊長、
中には現世で本物のコロシアムに出ていた奴もいたらしい。
やっぱり戦いは良いもんだ、生きてることを実感するよ、今の俺は死んでるけどな。
『テーブルの下』
あれは先輩の送別会
彼の隣に座る私
長椅子でいつもより距離が近い
密かな片想いの相手
グラスをつかんでいた手を下ろしたら
偶然、先輩の手にぶつかった
彼と一瞬目があったあと
テーブルの下で繋がれた手
明日から会わなくなるのに
その時のドキドキが今も忘れられない
#スリル
車内に空き缶や菓子パンの空袋や紙屑レシートなどをこっそり置き捨てして降り去って行くのはこれまでの29年間で ... まぁぼんやりとした記憶でも辿れば ... 80回 ... 凡80人 ... そのうち芸能テレビ番組制作スタッフ ( ※ まぁ俗に言うAD )が77人くらいかな。残りの3人は、まあ遊んでる風の若い娘。
最近は流行りの玄素(クロシロ)混合格闘技(まぁBDとかね)を観てちょこちょこ感化させてもらってますよ ... これは結構ありがたい。ただやはり抑も年齢が違うというほろ寂しさはいつも通り付き纏う。
先日名球会入りも果たしていた元プロ野球選手 ... マサカリ投法の村田兆治さんが自宅で床に座した状態で発見されたよね ... 自宅が大火災の中。病院搬送後の死亡だったみたいだけど ... まあ自殺だよねぇおそらく。
一昨日とその前の日の二連公休 ... 🍾カティーサーク、買わずに昨日一日働いて、帰りに ... まあやはり堪え切れずにコンビニで紙パの雷三代🍶と男梅サワー買って飲んだけど ... 15度と7% ... カティーサークは40度でも割って15度前後と言ったところだろうけど ... まあその場はそこそこ納得出来た。
少し前、アル中を治す為にダルクに入って克服して沙婆に ... 所謂社会復帰したけど確か ... 男だったかなぁ ... お金絡みで騙されてだったかなぁ ... また酒に手を出してしまってダルクに再入院して禁酒を再び始めて僅か1日2日でダルクを抜け出して電車に飛び込んで死んだ20歳代の女の子の知り合いが居て ... お酒は気をつけて下さいね ... という話を客からされた。
どっちが猛毒なのか、わからなくなるんだよな。
酒と、世間つか社会つうか。
生き続けるのが正しい事なのか間違いなのかわからなくなるんだよな。
飲むべきか飲まぬべきか。
絶対に定時で帰る。
終業15分前
「今、少し打ち合わせできる?」
「え、15分で終わります?」
騙された…。
息を切らし階段を駆け上がる。
髪を振り乱し席に着く。
開演1分前
#スリル
#スリル
それは
日常のスパイス
たくさんはいらないけれど
ちょっとした見え隠れが日々のわくわくドキドキを引き立てる
「スリル」
放課後の
カーテンの中
君とキス
僕は想大。スリルをできる限り回避していきることが人生のスローガンだ。
僕のクラスには、ちょっと変わった不思議ちゃんがいる。
不思議ちゃんはよくスリルにはしる人だ。
例えば、数学の時間に発言を求められれば、誰よりも早くてをあげる。
でも、その答えがいつも
「えっと・・・、12さんと、23さんは足し算で仲良し状態なので、答えは35さんになると思います。」
みたいな、いかにも不思議ちゃんって感じの解答だった。
モブ男の僕には、なんでそんなスリルまんてんな答え方ができるのか分からなかった。
でも、成績は常に上位だったし、不思議な説明ではあるけど、内容はきちんと合っていて分かりやすいと、
人望もかなり厚かった。
そんなある日、学級委員を決めることになった。
学級委員とは、各クラス男女一名ずつのクラスの代表のことだ。
女子はもちろん、満場一致で不思議ちゃんに決まった。
男子は、立候補者がおらず、推薦で決めようということになった。
男子には押し付け合いの雰囲気が漂っている。
女子は固まって相談をしている。
「女子でまとまった意見です。」
書記係の愛夏さんが意見を発表し始めた。
「女子で話し合った結果、満場一致で想大くんが良いという意見になりました。」
「えぇ?!」
男子全員が、意外という目で僕を見てくる。
そんな僕が一番びっくりしている。
想大とは、紛れもなく僕なのだ。
「じゃ、男子は想大で・・・」
先生が勝手に決めようとしている。
「ちょっと、待ってください!!!!!!!!
無理です!そんなスリルまんてんみたいな仕事任されたら、僕の心臓がもちませんよ!!」
「それが面白いんじゃん!」
いつもより明るい不思議ちゃんの声が聞こえた。
「スリルってのは、チャレンジした人にしかわからない、森のクマさんがはちみつをみつけた気分なんだよ!
それに、女子に満場一致で選ばれたのに、それを断る方が、よっぽどリスキーなんじゃ・・・?」
ぐっ・・・、痛いところをついてくる・・・・
不思議ちゃん、そういうところあるんだよな・・・
「想大くん、困ってるとすぐ助けてくれるし」
「まわりがよく見えているし」
「仕事も頼んだら、すぐやってきてくれるし」
周りの女子が口々に言い出した。
──スリルってのは、チャレンジした人にしかわからない、森のクマさんがはちみつをみつけた気分なんだよ。
スリルはチャレンジした人にしかわからない・・・・か。
たまにはやってみるか!
このとき、僕の人生のスローガンが変わった。
スリルよ、どんと来い!!!
#スリル
宝石のフリをした
プラスチックのような、
笑えてしまうくらいチープな私に。
アナタはいつ気付くだろう。
そんなスリルとは裏腹に、
玩具の指輪に見とれる
少女のようなアナタに、
私はたった一言で救われる。
-プラゴミのスリル-
平日の遊園地は空いている。
スタッフのほうが多いんじゃないかと思うくらいで、来園した若い夫婦は「そろそろここも潰れちゃうかもね」と声を揃えた。
彼らは誰も乗っていない、「笑っちゃうくらいゆっくり走るジェットコースター」に乗ることにした。
トコトコとそれは進んで、時折小さなコブを乗り越えたりしている。
スリルがないね。とふたりは言い合う。
生活ってそういうものか。
ふたりの胸の内は一致している。
彼女が胸ポケットから離婚届を出す。
今? と彼が驚く。
あまりに遅いからと彼女に言われ、それはこのジェットコースターのことなのか、別れることなのかと彼は悩んだ。とりあえず「ペンもはんこも持ってないよ」と答えたが、用意のいい彼女はペンとはんこも取り出した。
そこでコースターは止まる。
書けということか。と覚悟を決めた彼は、離婚届にサインをした。それを彼女に返したとき、コースターは突然スピードを上げた。
景色がふたりの日々に変わる。
それをふたりは泣きながら見た。
おかえりなさいと出口で言われる。
あれ、離婚届は? と聞かれた彼女は、飛んでいっちゃったみたい。とちいさく笑った。
もう少しだけ、小さなコブを乗り越えていきませんか?
もう少しだけね。
ふたりはトコトコと歩き出した。
【スリル】
雨が降っている。その他の雑音と
雨音が混じって、
少しだけ、
ほんの少しだけ
落ち着く。
やっぱり、1人の時間
良いな。
なんでもない
そんな時間が私は、
1番好き。だから、
スリルを感じたいと思う事は無いのかもしれない。
午前2時。寝静まった街に、がらがらと窓を開ける音が響いた。
「やっぱり起きてた」
なかなか寝付けず暗闇に慣れていた僕の目はすぐその姿をとらえる。映ったのは、隣に住む、僕が十年前ここに越してきた以来の幼なじみ。ここ最近、夜中に僕の部屋の窓を開けて話しかけてくる、迷惑なやつだ。
「……何しに来たの」
「また今日も夜更かししてんだろうな〜って」
そうあけすけに笑う。夜更かしなんかじゃ、と反抗の言葉も夜の静けさに負けて言い淀んだ。でもまあ、半分くらいは夜更かしだし、言い返すことも無い。
会話がうやむやになって時が止まる。そんな静寂を破るように、その幼なじみは言った。
「行きたい場所あんだよね」
眠れないのなら一緒に、と続ける。
僕らはまだ15才。みんな寝てるとはいえ、バレたら補導対象だ。そんなリスク背負ってまでこいつに付き合ってやる義理もない。
だから僕は断る。
「なーんだ、眠れなくて退屈そうだから誘ってあげたのに」
「余計なお世話」
ぷーっと拗ねた顔をして僕の方を見る幼なじみ。そんな顔をしても何も変わらないからな。そんなおねだり♡みたいな目で見てきても変わらないからな。
何も、何も変わらないから……。
「一緒に行きたかったんだけどなあ」
「わかった、少しだけなら」
「ほんと?やった」
寝巻きにパーカーを羽織って、靴だけとって窓から出た。お互い自転車に乗り、夜の街に走り出す。
もうすっかり夜は冷え込む。向かい風でぶるっと身震いをした。
隣の見るからに薄着の人間は大丈夫だろうか。
「寒くないの?」
「めちゃめちゃ寒い」
「馬鹿……」
自転車を止めて、自販機であったかいコーンポタージュを買う。
冷えた指をぴったりくっつけて暖を取る幼なじみ。僕はポケットに缶を入れて、じんわり体が温まっていくのを待った。
もう大丈夫とにこやかに笑った顔がうっすら浮かんだ。
「じゃ、この坂のぼろ」
この坂というのは、今目の前にある坂。ちょっと急で、まあまあ高い坂。自転車で登るには危険だけど、幼なじみは当たり前のように自転車を走らせてのぼり出した。戸惑いながら、自分もそれに続くようにペダルを漕ぐ。そりゃ初めこそ躊躇いはあったけど、案外踏み出してみると怖くなくて、ちゃんと漕げる。
「やっと着いた……」
「いい運動でしょ」
いい運動の範疇を超えてるんだよ。息を切らしながら僕は音を上げる。
ふーっと深呼吸をして顔を上げると、大きな満月が見えた。あまりの美しさに息を飲む。
「今日、スーパームーンだって」
「へぇ……」
「ここならよく見えるでしょ?」
明るくて真っ白な月。闇から眺める光は、眩しい。なのに、優しくて、痛くなくて、綺麗だ。
「……月が綺麗ですね」
思わず飛び出した言葉に、顔を真っ赤にしながら狼狽えた。どう思われるか、なんて言われるか。今あるのは大きな不安と、30パーセントの期待。心臓の音がはっきり分かるくらい、高鳴っていた。
早く返事を返してくれ。早く、どんな返事でもいいから。いや、でも本当は――
「死んでもいいなあ」
「…………え?」
「ははは」
笑って誤魔化された。
実は、ここ数日、夜に幼なじみが来るのを密かに楽しみにしていた。夜あまり寝付けない僕は暇を持て余して、それこそさっき言われたように退屈で。そんな中話し相手ができたのを、僕はちょっと嬉しいと思ってたりするんだろう。
それで、もしかしたら、いや、やっぱり、僕が嬉しいのは話し相手が出来たことではなく、幼なじみが話し相手になってくれることなのかもしれなくて。
なんだか気恥ずかしくなって、咄嗟に携帯を取り出し、いじるふりをした。
「もう3時」
「はっやいね〜」
「そろそろ帰ろ」
僕は自転車の方へ歩き出し、幼なじみに背を向ける。
最後にもう1回確認したかったから。
すると、幼なじみは僕の肩を叩き――
「もうちょっとだけ見てよーよ」
「…………しょうがないな」
また少しだけ、月を眺めていた。
……明日もまた、窓の鍵を開けたまま寝よう。
夜明けまでには帰ろうと、今度は2人自転車に跨る。
躊躇なく坂を下りはじめた幼なじみに続いて、また僕も坂を下った。ブレーキは踏まず、強い風を浴びながら下っていく。不思議と怖さなんてなかった。
「すずしいな」
スリル。なんとも楽しい恐怖感。
――スリル
(ぎゃー。ちゃんとお題に沿って書いてったつもりがほとんど関係なくなってしまった。ごめんなさい。)