『スマイル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
スマイル
落ちてると…スマイルなんて
できないの
でも…
奇跡が起きると…
自然に心満たされて
スマイルになるよね
「スマイル」
心から笑顔になれるその日まで...
ほーマイルケジャクソン?
お題はスマイルジャパンじゃあーってかあε=(ノ・∀・)ツ
口角が上がっている人と、
へのへのもへじみたいな口の人、
どちらが「スマイル」に感じます?
そういえば
「スマイル」とは
かなり無縁な浮世絵美人。
調べてみると
スマイルはお行儀が良いとは言えない。
大変な時代だったのね…
スマイルに満たされる。
皆が私を囲んで笑顔を浮かべている。
輪になって、前から、横から、後ろから、斜めから。全員が私を見るだけで幸せそうにしている。
そのうち手を繋いでぐるぐる回りだしそうだ。
彼らの顔は燃えている。
違う。炎の明かりを照り返しているんだ。
明かりが、熱があれば人は幸せだ。
しかし私には熱すぎる。
足元から頭へと灼熱が昇ってくる。
早く解放されたい。
だけど私の足と手と胴を柱に縛りつける縄はぎりっと肉を締めつける。痛いはずだがに熱さでそれどころではなかった。
私が叫ぶほど、苦しむほど、彼らのスマイルは深くなる。
きっと燃え尽きても彼らは笑い続けるだろう。
【スマイル】
君の笑顔が大好き。
明るくニカッと笑って、周りを巻き込むような笑顔が。
でもね、少し思ってしまう。
君の笑顔を独り占めしてみたいと。
駄目だと分かっている。
君は人気者で、僕に好意を抱いている訳無いのだから。
いつも、横からこっそり君の横顔を見ているだけ。
君の笑顔が欲しいと。
そう、願うだけ。
大好き。
君が僕を好きだったら、なんて。
何度も考えたけど。そんなわけ無くて。
心の中で君が好きだと、ただ、それだけ。
でも、出来ることなら君の笑顔が欲しいな。
"Give me your best smile?"
るあ
スマイル、スマイル〜!
笑顔でいなきゃ、元気でないぞ!
さあ笑って…あら!いい笑顔ね〜!
こっち向いてね〜?
はい、チーズッ!
――――パシャッ
いい写真が撮れたわ〜。
それじゃ、君は203号室ね。
さ、行きましょ。
…ほら、何ぐずってるの。
良い遺影が撮れたじゃない。
〜余命者専門 遺影写真事務所〜
「いつもなら普通に笑えるのに
カメラ出されると顔が引き攣っちゃう。
なんか、演技しろ!って言われてるみたいでさ〜」
あぁ、あなたが羨ましい。
私はカメラがないとうまく笑えない。
笑え!って言われないとね、笑えないの。
自然な笑顔で笑えてるあなたがどれだけ羨ましいか。
カメラだと顔が引き攣るあなたがどれだけ愛しいか。
ねぇ、あなたはさぁ、どちらが好み?
自然だけど奇麗だけど愛が篭っていない笑顔か、
不自然で不格好だけど、愛しかない笑顔。
きっとあなたならこっちを選ぶはず。
あなたに届け。
不自然で不格好なスマイル。
#2
#スマイル
街角に流れるミュージック
懐かしい歌
知らず知らずに
涙が溢れる
悲しくなんかないのに
寂しくもないのに…
見上げた空には青い月
優しい風が涙を乾かす
マイケルは囁く
笑っていれば大丈夫
明日はやってくるさ…と
君を笑顔にする方法は分かるのに。
自分を笑顔にする方法が
どうしても分からないんだ。
笑ってる顔がとっても素敵だよ
スマイル、スマイル
でもね、作り笑顔を続けてると
本当に笑えなくなってしまうこと
君は知らない
だけど、君が笑顔になるなら
どんなときも笑ってみせるから
どうか、君は傷つかないでいて。
#5 スマイル
ダウンにカイロにマフラー手袋
おまけにいつものニコニコスマイルでみんなと笑って
変わらない日常風景
なのに何故か風が吹き荒れる
毎日毎日毎日毎日
私だけに吹き荒れる
おかげで毎日困ってるんだ
防寒対策はバッチリのはずなのに
心臓辺りはもう突き抜けて風が貫通してるよ
おかげで冷気が寒い寒い
ゼウス様!どうかこの風を止めてください
スマイル
あたしは
上手く笑えない
いつか
心の底から
笑ってみたい
あの人が
あたしの
笑顔が好きだと
初めて会う人に
言ったこと
大きな声で
笑わなくても
可愛らしい
スマイル
できますように
なな🐶
2024年2月8日467
笑顔って 褒めると伸びる子
一度でも 自信がつくと
ぐんぐん育つ
「スマイル」
#326
パーツの何一つもわからないくらい
あかくどろどろと溶けだしていったら、
きっとそれは誰よりも美しい顔だと思うんだ
人の悪そうな笑み。いや、実際人は悪い。
俺の好きな人は、ろくでなしだ。それを自覚してるのが、また性質が悪い。
でも、俺には可愛く見えるから、やっぱり邪悪だと思う。
笑顔
それは誰もが持ってる最強の武器。
好きな人が笑っていると幸せな気持ちになる
家族が笑っていると自分も一緒に笑う
そんな笑顔も1種類じゃなく、
呆れたような笑顔
大笑いしている笑顔
泣いたあとの笑顔
それぞれ色んな意味が込められている
今、笑顔になれなくても
粘り強く待ち
いつか笑顔が作れる日が来るといいな
スマイル
いつも笑顔(スマイル)でいたい
普段 心からそう願い、朝を迎えるけれど
スマイルで居られる空間が見当たらない
いつまで経ってもストーブの前から動かない
逆算して考えて行動しない
少しも慌てない
私の動きは朝からマッハなのに
今朝も私のスマイルは実現化しなかった
スマイルよりも一言、二言 口が出る
ドラマのママみたいに穏やかに「行ってらっしゃい」と
余裕のある格好で見送りたい
しかし、現実は般若の面
百人一首で坊主が連続して出した時の虚しさ
いくら あの手この手で策を練っても
早送りにはならず スローモーション
敗北感漂うリビング
私のスマイルは宝くじの確率にかなり近い
愛くるしい笑顔。
圧倒的なセンス。
アカデミーで一番強い最強。
そんなことを言われたのはいつからだったっけな。あ、そうだ。ちょうどわたしが頂点に立ったところからだ。
大好きな仲間たちに囲まれて掴んだ勝利。
最初は嬉しかった。頂点に立てたことも、それを仲間と乗り越えたことも、全部嬉しかった。だから、わたしは笑顔でいた。
でもそれがわたしを大きく変えてしまう要因だと知ってしまった。
笑えなくなった。
「君は強いから、勝負したくない」
なんで?
「絶対負けるじゃん」
負けたら楽しくないの?
「そりゃ楽しくないよ」
そっか。
わたしも、楽しくなかった。
わたしの、隣に立てるほどの強さを持った好敵手がいなかった。
手加減。楽しい勝負。レベルの低さ。強い子たち。わざと。本気。
後ろしか向けなくなって。
前なんか見られなかった。
近所に引っ越して来たあの子が来るまでは。
その日からまた、わたしに本当の笑顔が戻ってきた気がした。
_2024.2.8.「スマイル」
孤独だった1人の天才的なお嬢様(戦闘狂)。
実って…きたね…♧pkmn。
スマイル。
出逢った頃は
本当に
スマイルが
少なかった。
でも
本当に
スマイルが
増えてきた。
ゆうのスマイルが
オンリーワン。
「ほら、笑って!」
いつもみたいに弾けてるボブヘアの彼女が私に言ってみせた。
いーっと口を横に伸ばして、何とも可愛らしい顔をしていた。
しかし、カメラが嫌いな私は、レンズの余所の景色に瞳が動いていた。
今はおやつ時の雲の少ない水色の空。
そして鼻につくくらいな甘い蜜柑の香り。
ここは私の祖父の蜜柑畑で、冬休みだからこっちへ来たのだ。
今日はこっちに来て3日目で、ここにいる最終日だ。
今こっちに一眼レフを向けている彼女は、私の従兄弟で、カメラマンを目指しているタマゴだ。
彼女はこっちに住んでいて、普段は会えない。
まして、私は普段海外にいるのだ。
なのでほぼ3日、一緒にいた。
「…もう撮っちゃうからね!」
気付いたらカシャ、という音がした。
どうやら、私の退屈そうな顔が撮られてしまったらしい。
「これ、アンタの家に送り届けてやるからね」
なんだか恨みがましくそんなことを言われた。
母はまあいいとして、そんな顔を弟に見せたくはなかった。
「…やめてよ」
「じゃあ笑ってってば」
「…嫌だな」
「もー!」
…と、そんなことをしているうちに、
祖父がこっちへ来た。
「…じいちゃん」
腕についている時計を見てみると、時間は飛行機が離陸する一時間前へとなっていた。
「…行くか」
「あっ、私も行くんだから!」
…嫌と言っても付いてくるだろうし、祖父は私とこの子には甘い。
「…いいよ」
「うん!」
私達は、キャリーケースを持って、水色の少し錆びて剥がれた軽自動車へ乗り込んだ。
そうすると、彼女との他愛ない会話が、すごく価値のあるものに思えた。
目的地まで、どんどんと距離は縮まっていくが、私はそれまでの間、彼女との会話を絶やすことはなかった。
しかし、そうしている間にも時間は溶けていくのだ。
あっという間に、自動車がガクンと揺れて停止した。
「あ…」
小さく声も漏れたが、もう降りるほかはないのだ。
キャリーケースをゴロゴロと引きずりながら、まだ私は彼女との時間が恋しくて、絶え間なく会話を続けようとした…が、もう言葉が出てこなかった。
彼女も同じようだった。
少しまだ余裕があったので、待ち人用の席に座った。
祖父は、私に見送りの言葉だけかけて、車に戻った。
しかし彼女は戻らなかった。
「…………」
「……………」
沈黙が続いた。別れの言葉の一つでも、言ってくれればいいのにと、思う。
「………じゃあ、また…」
「…ぐす」
飛行機に乗り混む前に、鼻を啜る音が聞こえた。
「う…う」
「…え、ちょっと、落ち着いて」
彼女は目元から耳まで真っ赤にして泣いていた。
…私だって泣きたい。
「……写真…」
「え?」
「写真、撮ってよ」
彼女を泣き止ませるには、これしかないと思った。
私にとっては、写真を撮ってる時の、笑ってる彼女が一番だから
「…一緒に、写る?」
「………う、うん…」
カメラを自分たちに構えた。
「…ほら、こっち寄って」
「う…うん。」
「もっと笑ってよ。」
「うー…うん。」
これからまた暫く会えなくなるのか
…3年くらいかな?
「…ぐす、う」
ああ…絶対飛行機の中で泣こうと思ってたのに
後ちょっとだったのに…
「ぐす、え、泣かないでよ、ね、ほら、スマイル!」
彼女は私の顔を掴んでこっちへ向けると、ニッコリと笑った顔を見せた。
「あ…はは、うん。」
彼女はそれでこそ目は赤く腫れていたが、いつもの笑顔そのものだった。
「うん…スマイル」
二人でレンズへ顔を寄せた。
レンズには私達の顔が反射していて、なんとも不格好だったが、これでいいのだ。とおもった。
カシャ、と音がなって、
私達はまた違う場所で暮らすことになった。
飛行機に乗り込んだけれど、これなら家族にいい報告と写真を見せられそうだ。