『スマイル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【スマイル】
ずっとニコニコしている人は本心どうなんだろう。
疲れないのかな?
疲れるよねぇ、
人と上手く付き合えるにはどうすればいいんだろ
いつの間にか、何処かに落としてしまった表情
もう、自然に出来なくなってしまった表情
でも、出来ていないと周りに心配されるから
今日も鏡の前で、手で口角を上げる練習をするよ。
偽りの笑顔で、周りを安心させられるようにように
---二作目---
君のどんな一面も好きだけれど。
やっぱり、笑った表情が
一番可愛くて、愛おしいよ
#スマイル
206作目
スマイルを見せられる精神状態じゃない。
嘘に塗り固められたスマイルは出来ない。
でも、マックのレジでの注文していない不意のスマイルで
少しだけ心が柔らかくなった。
スマイルの連鎖が起こる予感。
スマイル
君が小さい時からの口癖
「スマイル」
笑顔でいるとどんなに辛くても
頑張れるんだって言ってた。
ー冬ー
光り輝く小さな粒の結晶が街を輝かせる
そしてそれらは人の心を魅了する
そんな季節が僕は大嫌いだ
昼間は何も変わらない日常
それが夜になると暗闇に魔法がかかる
まるで現実と空想の間にいるかのようだ
現実に追いつきたいけど追いつけない
それが僕を余計に虚しくさせる
綺麗なものから目を伏せたくなる
そんな僕がもっと嫌いだ
いつか、綺麗なものを“綺麗だ“と
素直に言える日が来るだろうか
“冬があたたかい“と思える日が来るだろうか
せめて、そんな淡い期待を捨てずにいたい
僕は笑顔が大事で、その力は計り知れないと思う。
ある著名人が言ってた、僕の座右の銘は「笑う門には福来たる」 ですと
笑顔がない世界で生きているのは明かりのない部屋に1日いるようで、本来見えるべきものが見えなくなったり大事な機会を逃すことになると思う。
今笑顔が作れない人、笑顔が苦手な人、少しずつでもいいから、グットスマイルって言ってもらえるような笑顔を作ってほしい。
「スマイル」
人の笑顔を見ていて怖いと感じる時がある
裏を感じるというか、不自然に見える
けれど、そう感じるのはどうやら私だけのようで
周りは気にする素振りもない
アイドルとか、女子高生とか、お店の人とか、ネットやテレビの中の人とか、そういった人から感じることが多い気がする。
そういう人たちの笑顔はどこか不自然で悪寒がする。
一見、笑顔に見えてもなにか違和感を覚える時がある。
ぎこちなかったり、綺麗すぎたり、単なる考えすぎかもしれないが気にせずにはいられなかった。
作り笑顔に見えて仕方ない。
でも、みんながみんな作り笑顔に見えるわけではない。
変な気を何も感じない笑顔もある。
だから余計にこの感は案外、当たっているのかもしれないと思ったりもする。
もしかしたら、そう感じているだけで実際は全く違っているのかもしれない。
でも、その人の本当の気持ちなんて私には分からない。
他の人がどういう気持ちでスマイルを作るかなんて想像することしか出来ない。
だから私は自分の感を信じる。
笑顔は作るものじゃない。
自然と出るものだ。
いつか違和感を感じられなくなればいいのにそう思う。
作り笑いをしなければならない状況が沢山あって息苦しい。
偽の笑顔なんて嬉しくないよ。
私は分かってしまうから、せめて私の前では無理して笑わないで。
伝わってしまうから、苦しくなってしまうから。
だから私は笑顔よりも貴方の本当の気持ちが知りたいな。
いつでもどこでも、タダで提供できる
安いものだとみくびられてるから
当然のように求められるけど
提供する側だって選ぶ権利はあるの
この笑顔は
お金に替えられない価値がある
「笑顔」。1番自分の好きな言葉であり、笑顔を見るのが好き。色んな人を笑顔にしたい。喜ばせたい。
仕事では人と話す機会が多いから、コミュニケーションを良くとり、笑わせたり、安心してもらったり、たくさんお話をするようにしてる。
それに自分自身が笑顔が無かったら周りの人達も笑顔がなくなる。だから仕事中は凄く意識して行動してる。
でもプライベートの自分はどうだろうか。
ついちょっと前までの自分は「笑顔」はなかった。家に帰りたくない。そんな気持ちが大きかったからだ。
家に帰れば、嫁、子供が居る。世間から見れば幸せな家族かもしれない。でもそうじゃなかった。
自分は夜勤業務のため、家族とはすれ違いの生活だった。それでも休みの日は少し仮眠を取り家族との時間を取るようにしていた。
でも徐々にしなくなった。
それは家族との間に壁ができてしまったからだ。自分自身の行いもあるが、嫁の行いも。
自分はバイキン扱いされ、男としてみてもらえず、自分の物は自分でやってと言われ。それでも子供の前では良きパパで居ようと決めていたが、子供にも酷い事を言われ疲れ切ってしまった。
そんなとき、ある1人の女性と異動先の職場で出会った。その方はいつも自分のことを心配してくださり、ご飯もパンばっかり食べてた自分を見兼ねて、お弁当を作ってきてくれた。
凄く嬉しかった。それに自分の話も聞いてくれる。そばに居てくれる。
いつの間にかその女性が好きになってた。
最初は駄目だって自分に言い聞かせたが、居場所を求めてた自分の気持ちを抑えることができず、彼女を本気で好きに。
彼女も自分が既婚者と知っているがそれを受け入れてくれた。遊びでもいいって言ってくれたが、遊びなんかじゃない。本気で好きだ。
私は決心した。「離婚しよう」。自分の居場所がほしくて、大切にしてくれる人にめぐり逢いたかった。
後悔はしてない。
おかげで前の私とは違い、今は笑顔が増えた。
彼女には本当に感謝している。
やがて血となり肉となる
骨をしゃぶり尽くし 満足気な顔
「ねぇ、笑ってみて」気になるあの子がそう言った。
僕はこれまでの笑顔の集大成を彼女に見せた。
彼女は驚いたような、困ったような、からかうような、ニラの挟まった笑顔で「青のり付いてるよ」そう言った。僕は少し歯がゆくなった。
君が最初にくれたもの
君が教えてくれたもの
君のおかげで世界は光るよ
/ スマイル
僕はきみの笑顔が好き。
きみの笑顔は太陽みたいで、いつも僕に元気をくれる。
でも、きみが笑顔の下に隠した涙や見えない努力も僕は好きだよ。
【スマイル】いつも笑顔でいてくれるきみへ
スマイル
スマイルは苦手だ。
振り切ったらグリンになるから口角を寸止めしないといけないし、口が良くても目が笑っていないなどとイチャモンをつけられる。スマイルは要求水準が異様に高度なのだ。
しかし、笑顔が怖いと客からクレームが来ては、対策せねばなるまい。
私は鏡の前に立つ。鏡に向かって笑いかける。
スマイルなんてだいたい社会的圧力の結果なのに、どうしてあんなにもてはやされるのか。実態がわかっていても人はスマイルを求める。無償のスマイルのくせに、なければマイナスなのだ。まったく酷いものだ。
色々なスマイルを試してみて、はあ、とため息をつく。
なんにせよ、代替皮膚と代替筋肉と義眼のアンドロイド顔では限界があろうよ。
2023/02/09
どうも心が荒んでくると
何にだって悪意を見出し
滑って尻もちついただけで
道の氷に憎悪を抱く
そんな時こそ想い馳せよう
遠い遠いあなたのことを
どんな時でも私に向かって
微笑みかけてくれていると
自分に言い聞かせてみよう
いずれにせよ気のせいなら
仮想敵を見つけるよりも
仮想笑みを見ていたいから
「スマイル」
スマイル
君の笑顔を見ていると
私まで元気になる
いつもありがとう
どんな時も、笑顔が一番。
つらい気持ちも少し楽になる。
人生様々な事が有るけれど、やっぱり、楽しく生きたいな。
fake smileが人と関わっていて多くなったかもしれない、、、
仕方ないことだと思っちゃう自分もいる
題名【スマイル】
スマイル
幸せだから笑うのか、笑うから幸せになるのか。人類は決して、これらの因果性を見出すことはできない。何故なら、我々は嗤いも不幸も自らの手で生み出すことができるのだから。
――伊藤勳「幸福をもたらす数字」福歴二〇四年
真冬ともなれば、朝晩はおろか昼ですら当然の顔をして気温が氷点下となる。外回りの営業に行くのも嫌になる日々だ。
客先から提出を急かされている見積書の作成があるだとか、締め日が近付いているにもかかわらず整理していない領収書があるだとか、営業に行かなくてもいいような言い訳に使える内勤業務はいくらでもでっち上げることができた。
その策を使わなかったのは、一日おきにそんなことをしていればさすがに部署内外からの視線が氷点下よりも冷ややかなものになっているからである。
――ああ、こうなると当分の間は毎日外に出なければならないな。ルート営業なのだからそこまで必死に回らなくてもいいのに、内勤のやつらはそんなことも分からない。
遠藤は移動の合間に喫煙所に入り、束の間のヤニタイムに浸っていた。
スーツにタバコの臭いがついてしまうが知ったことか。吸う場所まで定められてしまった喫煙者がこれ以上肩身が狭い思いをしなければならない謂れはない。
喫煙者たちの口からすっぱーと吐き出される煙は、喫煙所の優秀な換気システムによってあっという間に室内から消えていく。
あとで書き直すかも
2023/2/9
「笑って笑って~。スマ~イル。」
写真屋のお姉さんが人形や玩具を駆使し何とか私を笑わそうとしている。しかし元々へそ曲がりの私は頑として笑わない。というか面白くもないのに笑えない。それを見ている両親は頭や胃の辺りを押さえている。痛いのだろう。そんな私に対し職人魂というか商売魂という物に火が付いたお姉さんがあの手この手と繰り出してくる。何とも引き出しの多い人だ。プロ根性が凄まじい。
笑えない。笑えない。もうここまで来たら意地でも笑うつもりはない。更に口をへの字に曲げガンを飛ばす。最早5歳児とは思えない形相になってしまった。最終的にこの形相で七五三の記念撮影は終了した。勿論両親は平謝り。後に、
「あれは悪鬼のようだった。」
「天邪鬼ってあんな顔だろうな。」
と語り草になった。