『スマイル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#5 スマイル
ダウンにカイロにマフラー手袋
おまけにいつものニコニコスマイルでみんなと笑って
変わらない日常風景
なのに何故か風が吹き荒れる
毎日毎日毎日毎日
私だけに吹き荒れる
おかげで毎日困ってるんだ
防寒対策はバッチリのはずなのに
心臓辺りはもう突き抜けて風が貫通してるよ
おかげで冷気が寒い寒い
ゼウス様!どうかこの風を止めてください
スマイル
あたしは
上手く笑えない
いつか
心の底から
笑ってみたい
あの人が
あたしの
笑顔が好きだと
初めて会う人に
言ったこと
大きな声で
笑わなくても
可愛らしい
スマイル
できますように
なな🐶
2024年2月8日467
笑顔って 褒めると伸びる子
一度でも 自信がつくと
ぐんぐん育つ
「スマイル」
#326
パーツの何一つもわからないくらい
あかくどろどろと溶けだしていったら、
きっとそれは誰よりも美しい顔だと思うんだ
人の悪そうな笑み。いや、実際人は悪い。
俺の好きな人は、ろくでなしだ。それを自覚してるのが、また性質が悪い。
でも、俺には可愛く見えるから、やっぱり邪悪だと思う。
笑顔
それは誰もが持ってる最強の武器。
好きな人が笑っていると幸せな気持ちになる
家族が笑っていると自分も一緒に笑う
そんな笑顔も1種類じゃなく、
呆れたような笑顔
大笑いしている笑顔
泣いたあとの笑顔
それぞれ色んな意味が込められている
今、笑顔になれなくても
粘り強く待ち
いつか笑顔が作れる日が来るといいな
スマイル
いつも笑顔(スマイル)でいたい
普段 心からそう願い、朝を迎えるけれど
スマイルで居られる空間が見当たらない
いつまで経ってもストーブの前から動かない
逆算して考えて行動しない
少しも慌てない
私の動きは朝からマッハなのに
今朝も私のスマイルは実現化しなかった
スマイルよりも一言、二言 口が出る
ドラマのママみたいに穏やかに「行ってらっしゃい」と
余裕のある格好で見送りたい
しかし、現実は般若の面
百人一首で坊主が連続して出した時の虚しさ
いくら あの手この手で策を練っても
早送りにはならず スローモーション
敗北感漂うリビング
私のスマイルは宝くじの確率にかなり近い
愛くるしい笑顔。
圧倒的なセンス。
アカデミーで一番強い最強。
そんなことを言われたのはいつからだったっけな。あ、そうだ。ちょうどわたしが頂点に立ったところからだ。
大好きな仲間たちに囲まれて掴んだ勝利。
最初は嬉しかった。頂点に立てたことも、それを仲間と乗り越えたことも、全部嬉しかった。だから、わたしは笑顔でいた。
でもそれがわたしを大きく変えてしまう要因だと知ってしまった。
笑えなくなった。
「君は強いから、勝負したくない」
なんで?
「絶対負けるじゃん」
負けたら楽しくないの?
「そりゃ楽しくないよ」
そっか。
わたしも、楽しくなかった。
わたしの、隣に立てるほどの強さを持った好敵手がいなかった。
手加減。楽しい勝負。レベルの低さ。強い子たち。わざと。本気。
後ろしか向けなくなって。
前なんか見られなかった。
近所に引っ越して来たあの子が来るまでは。
その日からまた、わたしに本当の笑顔が戻ってきた気がした。
_2024.2.8.「スマイル」
孤独だった1人の天才的なお嬢様(戦闘狂)。
実って…きたね…♧pkmn。
スマイル。
出逢った頃は
本当に
スマイルが
少なかった。
でも
本当に
スマイルが
増えてきた。
ゆうのスマイルが
オンリーワン。
「ほら、笑って!」
いつもみたいに弾けてるボブヘアの彼女が私に言ってみせた。
いーっと口を横に伸ばして、何とも可愛らしい顔をしていた。
しかし、カメラが嫌いな私は、レンズの余所の景色に瞳が動いていた。
今はおやつ時の雲の少ない水色の空。
そして鼻につくくらいな甘い蜜柑の香り。
ここは私の祖父の蜜柑畑で、冬休みだからこっちへ来たのだ。
今日はこっちに来て3日目で、ここにいる最終日だ。
今こっちに一眼レフを向けている彼女は、私の従兄弟で、カメラマンを目指しているタマゴだ。
彼女はこっちに住んでいて、普段は会えない。
まして、私は普段海外にいるのだ。
なのでほぼ3日、一緒にいた。
「…もう撮っちゃうからね!」
気付いたらカシャ、という音がした。
どうやら、私の退屈そうな顔が撮られてしまったらしい。
「これ、アンタの家に送り届けてやるからね」
なんだか恨みがましくそんなことを言われた。
母はまあいいとして、そんな顔を弟に見せたくはなかった。
「…やめてよ」
「じゃあ笑ってってば」
「…嫌だな」
「もー!」
…と、そんなことをしているうちに、
祖父がこっちへ来た。
「…じいちゃん」
腕についている時計を見てみると、時間は飛行機が離陸する一時間前へとなっていた。
「…行くか」
「あっ、私も行くんだから!」
…嫌と言っても付いてくるだろうし、祖父は私とこの子には甘い。
「…いいよ」
「うん!」
私達は、キャリーケースを持って、水色の少し錆びて剥がれた軽自動車へ乗り込んだ。
そうすると、彼女との他愛ない会話が、すごく価値のあるものに思えた。
目的地まで、どんどんと距離は縮まっていくが、私はそれまでの間、彼女との会話を絶やすことはなかった。
しかし、そうしている間にも時間は溶けていくのだ。
あっという間に、自動車がガクンと揺れて停止した。
「あ…」
小さく声も漏れたが、もう降りるほかはないのだ。
キャリーケースをゴロゴロと引きずりながら、まだ私は彼女との時間が恋しくて、絶え間なく会話を続けようとした…が、もう言葉が出てこなかった。
彼女も同じようだった。
少しまだ余裕があったので、待ち人用の席に座った。
祖父は、私に見送りの言葉だけかけて、車に戻った。
しかし彼女は戻らなかった。
「…………」
「……………」
沈黙が続いた。別れの言葉の一つでも、言ってくれればいいのにと、思う。
「………じゃあ、また…」
「…ぐす」
飛行機に乗り混む前に、鼻を啜る音が聞こえた。
「う…う」
「…え、ちょっと、落ち着いて」
彼女は目元から耳まで真っ赤にして泣いていた。
…私だって泣きたい。
「……写真…」
「え?」
「写真、撮ってよ」
彼女を泣き止ませるには、これしかないと思った。
私にとっては、写真を撮ってる時の、笑ってる彼女が一番だから
「…一緒に、写る?」
「………う、うん…」
カメラを自分たちに構えた。
「…ほら、こっち寄って」
「う…うん。」
「もっと笑ってよ。」
「うー…うん。」
これからまた暫く会えなくなるのか
…3年くらいかな?
「…ぐす、う」
ああ…絶対飛行機の中で泣こうと思ってたのに
後ちょっとだったのに…
「ぐす、え、泣かないでよ、ね、ほら、スマイル!」
彼女は私の顔を掴んでこっちへ向けると、ニッコリと笑った顔を見せた。
「あ…はは、うん。」
彼女はそれでこそ目は赤く腫れていたが、いつもの笑顔そのものだった。
「うん…スマイル」
二人でレンズへ顔を寄せた。
レンズには私達の顔が反射していて、なんとも不格好だったが、これでいいのだ。とおもった。
カシャ、と音がなって、
私達はまた違う場所で暮らすことになった。
飛行機に乗り込んだけれど、これなら家族にいい報告と写真を見せられそうだ。
【スマイル】
ずっとニコニコしている人は本心どうなんだろう。
疲れないのかな?
疲れるよねぇ、
人と上手く付き合えるにはどうすればいいんだろ
いつの間にか、何処かに落としてしまった表情
もう、自然に出来なくなってしまった表情
でも、出来ていないと周りに心配されるから
今日も鏡の前で、手で口角を上げる練習をするよ。
偽りの笑顔で、周りを安心させられるようにように
---二作目---
君のどんな一面も好きだけれど。
やっぱり、笑った表情が
一番可愛くて、愛おしいよ
#スマイル
206作目
スマイルを見せられる精神状態じゃない。
嘘に塗り固められたスマイルは出来ない。
でも、マックのレジでの注文していない不意のスマイルで
少しだけ心が柔らかくなった。
スマイルの連鎖が起こる予感。
スマイル
君が小さい時からの口癖
「スマイル」
笑顔でいるとどんなに辛くても
頑張れるんだって言ってた。
ー冬ー
光り輝く小さな粒の結晶が街を輝かせる
そしてそれらは人の心を魅了する
そんな季節が僕は大嫌いだ
昼間は何も変わらない日常
それが夜になると暗闇に魔法がかかる
まるで現実と空想の間にいるかのようだ
現実に追いつきたいけど追いつけない
それが僕を余計に虚しくさせる
綺麗なものから目を伏せたくなる
そんな僕がもっと嫌いだ
いつか、綺麗なものを“綺麗だ“と
素直に言える日が来るだろうか
“冬があたたかい“と思える日が来るだろうか
せめて、そんな淡い期待を捨てずにいたい
僕は笑顔が大事で、その力は計り知れないと思う。
ある著名人が言ってた、僕の座右の銘は「笑う門には福来たる」 ですと
笑顔がない世界で生きているのは明かりのない部屋に1日いるようで、本来見えるべきものが見えなくなったり大事な機会を逃すことになると思う。
今笑顔が作れない人、笑顔が苦手な人、少しずつでもいいから、グットスマイルって言ってもらえるような笑顔を作ってほしい。
「スマイル」
人の笑顔を見ていて怖いと感じる時がある
裏を感じるというか、不自然に見える
けれど、そう感じるのはどうやら私だけのようで
周りは気にする素振りもない
アイドルとか、女子高生とか、お店の人とか、ネットやテレビの中の人とか、そういった人から感じることが多い気がする。
そういう人たちの笑顔はどこか不自然で悪寒がする。
一見、笑顔に見えてもなにか違和感を覚える時がある。
ぎこちなかったり、綺麗すぎたり、単なる考えすぎかもしれないが気にせずにはいられなかった。
作り笑顔に見えて仕方ない。
でも、みんながみんな作り笑顔に見えるわけではない。
変な気を何も感じない笑顔もある。
だから余計にこの感は案外、当たっているのかもしれないと思ったりもする。
もしかしたら、そう感じているだけで実際は全く違っているのかもしれない。
でも、その人の本当の気持ちなんて私には分からない。
他の人がどういう気持ちでスマイルを作るかなんて想像することしか出来ない。
だから私は自分の感を信じる。
笑顔は作るものじゃない。
自然と出るものだ。
いつか違和感を感じられなくなればいいのにそう思う。
作り笑いをしなければならない状況が沢山あって息苦しい。
偽の笑顔なんて嬉しくないよ。
私は分かってしまうから、せめて私の前では無理して笑わないで。
伝わってしまうから、苦しくなってしまうから。
だから私は笑顔よりも貴方の本当の気持ちが知りたいな。
いつでもどこでも、タダで提供できる
安いものだとみくびられてるから
当然のように求められるけど
提供する側だって選ぶ権利はあるの
この笑顔は
お金に替えられない価値がある
「笑顔」。1番自分の好きな言葉であり、笑顔を見るのが好き。色んな人を笑顔にしたい。喜ばせたい。
仕事では人と話す機会が多いから、コミュニケーションを良くとり、笑わせたり、安心してもらったり、たくさんお話をするようにしてる。
それに自分自身が笑顔が無かったら周りの人達も笑顔がなくなる。だから仕事中は凄く意識して行動してる。
でもプライベートの自分はどうだろうか。
ついちょっと前までの自分は「笑顔」はなかった。家に帰りたくない。そんな気持ちが大きかったからだ。
家に帰れば、嫁、子供が居る。世間から見れば幸せな家族かもしれない。でもそうじゃなかった。
自分は夜勤業務のため、家族とはすれ違いの生活だった。それでも休みの日は少し仮眠を取り家族との時間を取るようにしていた。
でも徐々にしなくなった。
それは家族との間に壁ができてしまったからだ。自分自身の行いもあるが、嫁の行いも。
自分はバイキン扱いされ、男としてみてもらえず、自分の物は自分でやってと言われ。それでも子供の前では良きパパで居ようと決めていたが、子供にも酷い事を言われ疲れ切ってしまった。
そんなとき、ある1人の女性と異動先の職場で出会った。その方はいつも自分のことを心配してくださり、ご飯もパンばっかり食べてた自分を見兼ねて、お弁当を作ってきてくれた。
凄く嬉しかった。それに自分の話も聞いてくれる。そばに居てくれる。
いつの間にかその女性が好きになってた。
最初は駄目だって自分に言い聞かせたが、居場所を求めてた自分の気持ちを抑えることができず、彼女を本気で好きに。
彼女も自分が既婚者と知っているがそれを受け入れてくれた。遊びでもいいって言ってくれたが、遊びなんかじゃない。本気で好きだ。
私は決心した。「離婚しよう」。自分の居場所がほしくて、大切にしてくれる人にめぐり逢いたかった。
後悔はしてない。
おかげで前の私とは違い、今は笑顔が増えた。
彼女には本当に感謝している。
やがて血となり肉となる
骨をしゃぶり尽くし 満足気な顔