ススキ』の作文集

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ススキ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/10/2024, 3:08:58 PM

土手で語り合った君との時間

去年のことが今日のよう

水による風はとても冷たかった

それに耐えるススキはすごいと思った

今年はまだ行けてない

11/10/2024, 3:08:18 PM

大好きだったあの子との、思い出の場所
夕焼けに照らされて…それが目を見開くほどに…綺麗で
2人で、綺麗だねって笑い合った
いつの間に、こんなに…離れてしまったんだろう
…元から、私だけだったのかもしれない
大好きだなんて、思ってたのは
幾ら焦がれても、もう戻れない、過去の美しく温かい記憶は…
思い出せば思い出すほど、痛いほど悲しくて…、それでも…眩しすぎるほどに、
……綺麗だ

【ススキ】

11/10/2024, 3:03:05 PM

「ススキ」

高く伸びたススキは、私を隠してくれる。

迷い込んでみれば、もう私もススキ。

隠されているのではなく、溶け込んでいくような。

私とススキの境目も溶けていくような。

でも風が吹けば、揺れるススキに、揺れない私。

やっぱり、隠されていたのだ。

11/10/2024, 2:57:53 PM

自転車に乗って移動中に土手にススキが生えていた
生えていたというものの、未だにススキがちゃんと見分けられる自信がない
でもススキっぽいのに、今年も秋が来たのを実感するのである

11/10/2024, 2:56:27 PM

貴女に送り出された、あの秋の日。
 貴女の庵を何度も何度も振り返り、俺は泣きながらそこを離れました。庵の周りにたくさんのススキが揺れていたのを、よく覚えています。
 
 ああ。
 愛しています、XX様。
 あの時が金輪際の別れにならなかったことを、俺は本当に本当に、心の底から嬉しく思っているのです。

 だからどうか、何度でも、何度でも言わせてください。

 愛しています。XX様。愛しています。

11/10/2024, 2:49:31 PM

ススキ

静かな場所に行きたかった
誰にも見つからない
どこか遠いところに
忘れられた僻地に

歩いては
立ち止まってを繰り返し
少し泣いたと思ったら
がむしゃらに走って
疲れ果てては
ぼろぼろと泣いて
それでも歩いて
歩いて歩いて

辿り着いたそこはとても静かだった
人の姿はうかがえず
動物さえも見当たらない
どうにもこうにも
寂しい場所だった

灰色の植物が風に揺られ
さらさらと手を振っている
名前はきっと忘れてしまった

真っ黒の空を掌握した白い丸が
こちらをキッと睨んでいる
名前は何だか思い出せない

こまごまとした屑をうつす大きすぎる水たまりは
じわじわと靴を濡らしにかかった
名前はおそらく知らないだろう

名前のわからないそれらに見惚れて
名前のわからない歌を口ずさんだ
何もわからないまま
目を閉じて
何もわからないまま
目を開けた

名前のわからない植物で
さらさらの花束を作った

その花束の最後の花が眠った時

もう自分の名前は
わからなかった






すすきの花言葉 「活力」「生命力」より

11/10/2024, 2:46:43 PM

ススキ

夕日に照らされ黄金に輝く景色が胸に沁みる。
ススキ畑は私の心を癒してくれる。

辛いことを忘れらさせてくれるこの場所は
生前、祖母がよく連れてきてくれた。

おばあちゃん、今年もこの時期がきましたよ。

11/10/2024, 2:43:24 PM

家の前の小さな庭
去年は5月くらいになると
雑草がどんどん増えた
梅雨のひと雨ごとに
うれしそうにズンズン伸びる

2回か3回かは
草刈り機で刈ったが
とても追いつかない
まるでススキのような
イネ科植物が生い茂る

今年は春から気合いを入れた
除草シートや
グランドカバー植物の
助けを借りながら
庭をゾーン分けし
草取りを頑張る

イネ科植物は
株も大きく根も深い
水をやらなくても
根を伸ばして自ら取りに行く
君が立派なのはよく知ってるよと
声をかけてあげたい

11/10/2024, 2:39:00 PM

ススキと聞いて思い出すのがこの記憶。

幼い頃、父親と行った夜釣り。
田舎の川で、河原にはススキが群生していた。
車を止めて、ススキを掻き分けて、川岸まで。
そこに草を踏みしめて小さなスペースを作り、拠点とした。

そして釣りを開始。
暗闇の中、ランタンと懐中電灯の明かりのみ。
直ぐ目の前で、川の流れが黒いうねりとなって音を立てる。
低く、耳に残る音。
ー怖い、帰りたいー
素直にそう思ったが、プライドが邪魔して父親には言えなかった。

すると、突然父親が、車にタバコを忘れてきたと言う。
取りに行ってくるから待ってろ、と。
冗談じゃない。こんな場所で一人で待てと?無理に決まってる。
だが、ヘビースモーカーの父親は、じゃあお前が取ってきてくれるか?とか鬼畜なことを言う。
仕方なく、そこで待つことにした。

まるで釣れない。
とゆーか、ウキなんかちゃんと見ている余裕がない。
背後のススキ野原が気になる。
父親がなかなか帰ってこない。
いや、さっきから、誰かがススキの中を歩いている音がずっとしているのに、父親は姿を現さない。

「おーい、おーい」
気付けば、父親の声が呼んでいる。
だが、声は、目の前の川の方から聞こえてくる。
恐る恐る、懐中電灯の光を向けると、対岸に人が立っているのが見えた。
黒いシルエットが、両手を大きく振って、何かを叫んでいる。

「逃げろー、後ろから来るぞー」
そう聞こえた。
その時、背後のススキ野原から、一層大きな物音が聞こえてきた。
ガサガサと、かなりのスピードで何かが迫ってくる。
ーヤバイ、逃げなくちゃー
慌てて竿を放り投げ、対岸に向かって走り出そうとしたところで、後ろからがっしりと抱きすくめられた。

それは、父親だった。
突然川に飛び込もうとした私を助けてくれたらしい。
「ススキん中で迷子になってな、ウロウロしてたら、お前が、お父さん!って呼ぶ声が聞こえたんで、声のした方に走ってきたんだ」
目の前の川幅は広く、対岸に懐中電灯の光は届かない。
私は何を見たのだろう。

そして、私は「お父さん!」と呼んでいない。
いったいそれは、誰の声だったのか。
その声が無かったら、私は暗くうねる川に飛び込み、流されてしまっていたかもしれない。
私はその声に、命を救われたと言えるだろう。
その後、すぐに荷物を片付け、撤収することに。

帰りの車の中で、父親が言った。
「タバコを取りに車に戻ったらさ、車の横に、男の子が立っててさ、こんな時間に何やってんだと思って声をかけたら、早く戻ってあげなよ、って言われてさ。なんか嫌な予感がして、急いで戻ったつもりなんだけどな」
それで、迷子になっていたら世話がない。

そんな、暗闇に揺れるススキの思い出。
思えばあの川は、水難事故が多発して、地元でもいろんな意味で恐れられている場所だった。
これを書く前に、ネットで、あの川で過去に起きた事故について調べてみたが、水遊びをしていた何人かの子供が流され、亡くなっている。

私は思う。
あの夜、私と父親は、事故に遭った存在と事故を起こした存在の両方に出会ってしまったのではないかと。
そのおかげで命を奪われそうになり、そのおかげで命を救われることになった。
いずれにしても、物悲しく切なさの残る思い出だ。

その後、夜釣りには一度も行っていない。

11/10/2024, 2:36:37 PM

「すッ、…す、ススキです」

俺の脳内に、一面のススキ畑が現れ……

………やってしまった。

ガヤガヤと騒がしい居酒屋が、一瞬静まった気さえした。
脳内のススキ畑は対照的にざわわ、ざわわと揺れ……いやそれはサトウキビだった。うん。俺の脳内に沖縄の風景が…じゃなくて、そんなのはもう関係ないんだ。大事なのは、今この状況をどう切り抜けるかであって。

…よし。状況を整理しよう。
①、俺は職場の後輩と居酒屋に飲みに来た。
②、俺は彼女の事が最近気になっている。
③、気になりすぎて、口が勝手に好きと言いかけた。
④、ススキで誤魔化した。

脳内のメモ帳に書いたが何だこの流れは。これでも営業か?俺は。商談相手だったら完全にやらかしてる。いや好きな相手だとしたらもっとやらかしてる。
まずなんだよススキって。誤魔化すにももっと他の言葉あっただろ俺のバカ。「すき焼きで〜す」ほらすき焼きとか!!どうすんだよススキって。会話どう繋げろっつーんだよ。ほら彼女も固まってる…

「えぇと……ススキなんですか?」

おいどうするんだよ。ススキになるかならないかの二択が迫られてる。俺に残された道は“はいそうですススキです”か“いやススキではないです”しかないんだ。あ。

「す、鈴木……そう、鈴木とは上手くやれてるかなって…」

ありがとう鈴木。職場に鈴木が居て助かった。ススキと鈴木なら聞き間違いで通せるはずだ。それにしたって最初の鈴木ですはおかしいけどそこは目を瞑ってくれ頼む頼んだ。

「あっ、鈴木さん…そうですね、色々教えてくれます」

サンキュー鈴木。いつも書類に凡ミスが多いが許そう。今度缶コーヒーぐらい奢ってやろうか…

「…でも、その…なんというか、距離が近くて」

は?…待て待て待て待て。雲行きが怪しい。とりあえず脳内で鈴木にあげた缶コーヒーを取り上げる。やっぱ無しだ。エア鈴木がしょげてるがダメだ。お前にはやれない。

「同じ距離でも、先輩は良いんですけどね」

…今なんて?困ったように眉を下げて笑う彼女は勿論凄い可愛いんだが、いや、今なんて?場合によっては鈴木に缶コーヒーどころか自販機を買い与えるレベルまで感謝するぞこれ。え?俺なら良い…俺なら良いって言った?この子。

「…私も、ススキですかね?
…意図を読み間違ってたら、恥ずかしいですけど」

箸を落とす。持ってるのが箸でよかった。というか何にも掴んでなくて良かった。もし電話でも持っていようものなら鍋の〆になっていた。

俺は忘れていた。彼女が営業の中でも優秀な新人であることを。営業に大切なのはトークスキル、あと…相手の思考を読む力だとか諸々。彼女は相手の思考を読む力が武器なんだなよく分かったやめて欲しかった。こんなところでこんな奴相手に使わないでくれ。そんな俺の脳内で、ススキ畑は変わりなくそよいでいる。その揺れを見つめながらススキの花言葉には「心が通じる」なんてあったなとか思い出して、俺はもう一度、告白には似合わない植物を引っ提げて彼女の目を見た。

「ススキ」 白米おこめ

11/10/2024, 2:30:08 PM

ススキ


相まみえる
ススキの原

始まりの予感は
夢見心地

11/10/2024, 2:29:09 PM

作品No.224【2024/11/10 テーマ:ススキ】


 大学生のとき、実習でフィールドワークをした。
 そのとき、ススキ、というか、イネ科の植物に寄生するナンバンギセルという植物があると教わった。宿主の養分を吸って生き、その宿主が枯れたときはその生を共に終える……らしい。
 なぜかそれに、ものすごく、心惹かれたのを憶えている。
 自分の力で生きていくよりも、誰かに養ってもらって生きていく方が自分に合っているように思うからだろうか。
 当時もうっすら思ったことだが、なんともまぁ……よろしくないというか、だめというか、しょうもない思いを抱いたものである。

11/10/2024, 2:25:12 PM

ススキ
と、言えば十五夜様🌕️
お団子🍡、お饅頭
縁側に座って、お月様🎑眺めながら、お団子と、お饅頭食べたいな😋だけど縁側がない
ちょっと縁側憧れる

11/10/2024, 2:24:26 PM

ススキは「活力」、「生命力」等の花言葉があるが、どうしてそのような意味になったのか考えてみた。

ススキが生えている所を想像すると……
やはり大抵は1本よりも複数本だと思う。
そしてそのススキはどんどん増えてゆく。

つまり、人間に例えると複数人でチームワークを持ったことをし、「活力」、「生命力」を活かし、またそのことを聞き、集まる人間が増えるということだ。

ススキがまとまって生えている姿から想像できる、
団結力や力強い生命力からできた意味だと
私は思っている。

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逆に、別れに関する「悔いのない青春」、「隠退」という言葉もあるが、それについても考えてみる。

ススキといえば、個人的に秋を思い浮かべる。
秋は冬の寒さの知らせと言ったところだろうか。

寒い……つまりそろそろ1年が終わる節目の近づき。
そして、植物も枯れゆく。
そんな中、ススキは力強く地面から真っ直ぐに生えている。

その見た目から感じる潔さや、節目に近づく身支度をしっかりしているような姿から、「悔いのない青春」、「隠退」という言葉が意味として使われているのだと思う。

11/10/2024, 2:23:28 PM

夜が更ける
 夏が明ける
 並ぶ君の陰と冷たくなった風の音

ススキが揺れる

11/10/2024, 2:22:06 PM

一面に広がったススキ畑
 そよ風が吹くたび優しく揺れる

 僕はたくさんのススキに囲まれた中で
 キョロキョロと辺りを見渡す

 しばらくするとススキたちの影から
 君がぴょこんと顔を出す

 ああ、良かった
 やっと見付けた
 さあ早く、うちに帰ろう



【ススキ】

11/10/2024, 2:21:40 PM

ススキ

またススキの季節になった
この季節ももう何回目だろう
毎回思い出す
あの日の記憶を

夕陽に照らされている
たくさんのススキ
その色が黄金色に変わる
あの時の黄昏時
あなたの顔は
どこか寂しそうで
少し微笑んでいた

あの頃は
どうしてそんな顔をしているのか分からなかった
でも今ならわかる
きっと別れることを知っていたんだよね

あの時本当に楽しかった
2人だけでいった
あたり一面のススキの野原

今はきっと「おばあちゃん」になっていると思うけど
今度はわたしが「お母さん」になって
あそこに連れていってあげるね

わたしの、お母さん。

11/10/2024, 2:19:39 PM

夕暮れに風を楽しむ枯れ薄
 月日瞬く 感度を上げよう



♯ススキ

11/10/2024, 2:16:30 PM

月見をしていた。
団子をつまみながら満月を見上げていると、頬を何かに触られる。
くすぐったくて、一度払いのけた。手に触れたそれはススキのようだった。
誰がこんないたずらを、と思い、ススキの差し出された方向を見ようとしたが、顔は満月から離れない。
その間にもしつこく頬をくすぐられるものだから、今度は少し強く払った。


「痛って…」という声と共に、目が覚めた。

驚いて横を見ると、恋人が頬をおさえて唸っている。
どうやらあのススキは、恋人の前髪だったようで、それを払った時に頬に当たってしまったらしい。

焦りながら謝ったが、結局機嫌は直らず。
自分はその日、恋人の機嫌を直すために奮闘しなければならなくなった。




【ススキ】

11/10/2024, 2:13:54 PM

ススキ
 
 何年か前、私は京浜東北線のホームに
 いた。

 向かい側には山手線のホーム。

 ボーッとしながら走り去って行く山手
 線を見ていた時、行き先が書いてある 
 (方向幕と言うらしい)所にススキの絵
 柄がみえた。

 ? こんなの初めてみた…

調べてみると季節によって違う図柄も
 表示される日があるらしい。

 電車にそう言う楽しみがあるなんて、
 全く知らなかった。

 知っていると見れた時「今日はいい事
 あるかも?」なんて思えますよね…

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