『ココロオドル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#ココロオドル
音の無い世界にいたの
ずっとずっと
あなたはどこから来たの
いつのまにか私の世界に
小さな光が射して
空気が動き出して
何故か私の中から
私の周りから音が聞こえ出した
さあ
スロー スロー クィック クィック
動かなかったココロがステップを踏む
ねぇ
スロー スロー クィック クィック
あなたのステップに合わせ
踊ってみたいの
踊りませんか
踊って欲しいの
届けたい相手に
まっすぐ気持ちが伝わって
受け取ってもらえた時
#ココロオドル
心躍る音楽が私を突き動かす。
裸足で、ボロボロのドレスで、
満身創痍の状態なんて知らない。
私は舞うわ。炎の中で。
私は死ぬわ。炎の中で。
私は調理される材料のようだわ。
身ぐるみを剥がされて、火で炙られてしまって。
どんなに醜くても、どんなに魔女と言われても、
構わないわ。
今はただ、この炎の賛美歌で踊りたいの。
ぱちぱちと鳴る炎の火花は私に対する賞賛のようだわ。
嗚呼、痛いわ。苦しいわ。楽しいわ。
私は昔から踊り子になりたかったの。
みんなに見てもらいたかったの。
私の舞を。
今、その夢が叶ったわ!!
最高よ!最高よ!
しかも死に際なんて、素晴らしいステージよ!!
狂っている?結構!上等だわ!
嗚呼、心も体も踊ってしまってしょうがないわ。
もっと、もっと、この時を続けさせて……。
“ココロオドル”ってラッパーの歌ですよねすみません違ったら。この際違っても良いです私はラッパーが好きなので今日はそれについて少し語らせて頂きます
皆様は、ヒップホップとラップの違いをご存知でしょうか?ラップはあくまでも「リズミカル」が特徴ですが、ヒップホップは「音楽以外のダンス、ファッションなどの芸術」を含む概念なのです。ヒップホップの方が幅広くて面白いじゃん!と思われがちですが、わたしはいつでも元気にしてくれるラップの方が好みです。
皆様がもし、元気がなくて、落ち込んでしまった時は是非わたしのだいすきな「呂布カルマ」さんのラップバトルを聞いてみてください。顔も言葉も容姿も全て、かっこいいが詰まったような存在ですから
ココロオドル出来事
亮くんファンと語り合ってる時
亮くんを見た時
亮くんにまつわる素敵な記事を見た時
「ココロオドル」
私の許可食は少ない
そんな数少ない食べ物の中で
心から″美味しい″と思うものは
10枚切り食パンのチーズトースト♡
熱い紅茶も添えれば
それは
ココロオドルヒトトキ...𓌉◯𓇋 ⡱
ココロオドルコトハモウナイトオモッテタ
アノトキアナタニデアウマデハ
#ココロオドル
・ココロオドル
好きな人から届いた「電話したい」の一言。
#ココロオドル
原っぱで、こころちゃんが踊っているよ。
半泣きで両手をふって、足を交互に踏み鳴らして。
草むらにはバッタがいっぱい。
こころちゃんはバッタが大嫌い。
こころちゃんとバッタが、ぴょんぴょん跳ねている。
意地悪したこと、許してあげる。
早くこっちへ逃げておいで。
ココロオドル
45分の待ち時間
チン!
中にあるのはホクホクの焼き芋
全然相場はわかっていない
とりあえず値引き中のでっかいサツマイモを買って
ノンフライヤーに入れといた
ほんのり甘くて食べ応えがあり
ココロオドル
「ココロオドル」
嬉しい事
ワクワクする事
良い事がある時
小さな幸せに感謝。
音楽は“ココロオドル”
【8 JAM SP】サビばかり♪で嬉しい
“ココロオドル”
題 ココロオドル
弾む心
そう、だって今日は彼氏とデートだから。
嬉しくてくるくる回ってると、道行く人にジロジロ見られた。
いーんだもん。
そんなことでこの私の心の高揚は止められない。
「こーら、またくるくる踊って、迷惑だろ」
頭に手のひらの感触がすると思ったら、後ろから彼氏が呆れたように私を見つめてた。
「だってぇ」
私はそう言いながら、彼氏の手の上に私の手を重ねる。
「デート嬉しかったから、ついつい体が動いちゃって」
「うん、知ってる。初デートの時踊ってる人がいると思って、近づいたらアカリでびっくりしたのなんの」
彼氏はなぜか遠い目をしている。
「ココロオドルと、ついつい体も動きたくならない?!幸せすぎて」
「うーん、理性が勝つかな、僕の場合。というか、ほとんどの人はそうだと思うけど」
「そうなんだ」
ちょっとガッカリ。
みんな、楽しい気持ちを体で表現できたらお互いにどんな気持ちかわかり会えると思うのに。
私が落ち込んだ様子なのをみて取った彼氏は取りなすように言葉を付け足してくれる。
「ま、まぁ、でも、人が、周りにいないとこなら踊ってもいいよ。僕しか見てない所なら」
「そうなの?迷惑じゃない?」
ついつい心の赴くまま踊っちゃってたけど、実はすごく迷惑がられてたのかな?
今更ながら不安になって、私は彼氏を見上げる。
「迷惑になるほど動いてないし、正直、僕の前で踊る分には可愛いと思う」
普通にストレートに言われて、私は表情を止めてしまう。
「え・・・あ・・」
「あれ?嬉しくなかった?アカリなら、絶対に喜んで踊りまくると思ったのに、止める準備してたのにな」
「カーイートー?」
おどけたような口調で言うカイトを軽くにらむ。
「そんな私、踊り狂ったりしないもん、それに・・・そーゆうのは反則だし」
「何が?」
面白そうな顔でカイトが尋ね返す。
「だから、そーゆーストレートな表現は喜びより照れの方がきちゃうから・・・」
私がもごもごいっていると、カイトは笑顔で不敵に私を見つめる。
「なるほどね」
「な、なによ?!なるほどって」
その態度がなんとなく面白くなくて聞き返すと、
「じゃあアカリの踊りを止めたい時は、大好きって沢山言えばいいわけだ」
「カイトっ、そういうのを手段にしちゃだめだと思うの・・・」
私はからかわれてるのはわかってるのに動揺を止められない。
「うん、でも手段じゃないから。大好きだよ、アカリ・・」
「カイト〜!もうっ!!恥ずかしい〜!!!」
私は動揺のあまり手を振り回してしまう。
ガコンっ
派手な音がして、こぶしはカイトの顎にヒットした。
「いたたっっ」
カイトがうずくまって、私はあわてて駆け寄る。
「大丈夫?!」
「うん・・・なんとか・・・いや、でも、アカリはストレートな表現だと暴れ出す、と、攻略はまだまだだな」
涙目のカイトに、私は何も言えなかった・・・。
逆境に「ココロオドル」
そう思い始めたのはつい最近のことである。
自分の中で何が変化したのか、最近考える。
思っていたのとは少し違った社会人、頼りない上司、残業の時間に対してあまり進まない業務。
だが「ココロオドル」
実は自分は変化はしていなくて、単に取り組む内容が自分の好きな事柄だからなのか。
好きな事じゃない、興味が無いことに対しても自分の中で好きなこと、興味がある事として変換しているのか。
自己分析は難しい。自分の都合のいいように捉えられてしまう。そこから離れて自分を客観視することは非常に困難である。
そんな事を考えながら帰路に就いている今、ココロオドル。
【ココロオドル】
このタイトルを聞いたら某SDガンダムのOPである神曲が再生されるので投了
「ココロオドル」
急遽明日はお休みになった。何をしようかな?
いつもは家事とか、仕事の日に出来ない雑務とか、とにかく何かやらなければならない事に追われるけど、でも明日は。
予定のない、やらなければならない事のない休日。
自分の為だけに使える日。
何をしようかな?
一人映画?一人カラオケ?美術館や博物館もいいな。
ピアノを弾きまくるのもいいし、好きな音楽を聴きまくるのもいいかも。
どうしよう、何か考えるだけで心躍るし、ウキウキが止まらない。
多分、こうやって考えてる時が一番いい時間なんだよね。
だから、もう少し考えて、この時間も楽しもう。
そして、明日はもっと楽しもう!!
『ココロオドル』
今日はたまたま1本前の電車に乗れた。おそらく信号で、ひとつも引っかからなかったからだろう。1本前の電車に乗れるだけで、座れるし、駅から走らなくていいし最高だ。毎日これに乗れたらいいのだが、何故か朝はギリギリの行動をしてしまう。なんて考えながら、イヤホンを取り出し耳につける。せっかく座れたし、単語帳でも見ようかな〜と鞄から取り、ふと前を見ると、綺麗な顔をした子が小説を読んでいた。制服を見る限り、同じ学校なのだろう。窓から浴びる朝日がまるで後光のように指している。背筋を伸ばし、少し伏せ目で本を読む様は、女神のようだった。ついじっと見てしまっていた。彼女はニコッと笑い、再び視線を本に戻す。きっと私は明日から、1本はやい電車に乗るだろう。そう確信した。
【初めての】
10時過ぎ。
列車に乗っている。
人が少なくなった車内は時折揺れる。
私は外の景色を眺めながら、色々と考え事をしていた。
私は家出中。
これから東京に行くのだ。
ここまで何とかやってきたものの、これからどうしようかというあてもない。
それどころか、私は今日の寝床すら考えずに家を飛び出してしまった。
さっき調べたら、ネットカフェなどは午後10時以降利用できないみたいだ。
しかも東京都の条例で、18歳未満は午後11時から午前4時までは外出してはいけないらしいのだ。
終わった。
確実に終わった。
このままじゃ補導されて終わりだ。
今からでも引き返そうか。
今ならまだいける。お母さんにもバレない。
などなど思いながらも、電車にゆらり揺られて2時間経ってしまった。
正午前、品川駅。
遂に、遂にやってきてしまった。
初めての東京。
やっぱり凄い。
カッコいい。
歩いてるだけでカッコいい。
心を躍らせながら構内を歩いていると、通行人にぶつかってしまった。
「あ、すみま…」
すみません、という暇もなく、相手は去ってしまった。
東京の人って、冷たいのかな。
2時間ずっと考えて、私は何をするか決めた。
オトウサンが生前入院していた病院に行ってみようと思う。
オトウサンの日記の内容は病院でのことが多い。
きっとオトウサンのことを知るヒントになるし、担当医の人がいれば色々と聞くことができるかもしれない。
でも、こういうのっていきなり行っていいのかな。
アポ無しって失礼かな。
そんなことを考えながら、私の足はまた電車乗り場へと向かっていた。
ちなみに、オトウサンが入院していた病院は知らない。
―――――――――――――――――――――
2008/05/10
目黒区の総合病院に入院することになった。
しばらく休めば、また家族に会えるだろう。
お医者さんからも「適切な治療を続ければ治る」と言われているから。
しばらく会えなくなるけど、お互い元気で。
声だけ
指先だけで
あなたを感じる
ココロオドル
O-6721番は汎用性家事サポートロボットである。サタケテクノロジーの主力商品だ。掃除や洗濯はもちろん、料理や公共手続きや各種料金支払いもできる。1台あたりは平均年収の2倍ほどで割高だが、自家用車とどちらか迷った末に購入されるほど普及している。経済の低迷で賃金が下がり、老後まで現役で働く人が多い中、家事一切を肩代わりしてくれる機械なんて、あって損なことはない。製品名が「ナニー シグマ」なせいか、「ナニ」と呼ばれることが多い。
14歳のカオルは最近いつも苛立っていた。両親の言う事も先生の教え方もニュースから知る社会情勢も、何もかもが気に入らなかった。友達とはそれなりに気を使って付き合ってはいたが、本心を知らせ合うこともほとんどなかった。
「ああ、なんかないかなぁ!」
と苛立って声を荒げると、ナニが近寄ってきた。
ナニーシグマには家族の感情サポートの機能もある。
「カオル、ドウシマシタ?」
カオルはナニには刃向かえない。仕事に忙しい両親は、ほとんどの育児をナニに任せてきた。子育てを担うことも多いナニーシグマは、子供の精神的ショックを防ぐために、外装は15年以上保つように定められていた。カオルにとって、ナニは実の両親以上に両親だったり
「アナタハ チイサイトキカラ ソウデシタネ。ナニカ キヅツクコトガアレバ イライラトコエヲアラゲテ。ナニカアッタノ?」
殆ど泣き顔になっていたカオルは、ナニに訥々と訴えた。先生に態度を注意されたこと、庇ってくれると思ったていた友達に顔を背けられたこと、本当の友達なんていないんじゃないかと危惧していること。
ナニは何も言わずに聞いていた。やがて
「ココロオドルオンガクヲカケマショウ」
ロボットの心が躍る音楽って、なんだろう。とカオルが思っていると、音楽が流れ出した。
カオルが幼児教育を受けていたとき、よくナニがかけていた曲。幼かったカオルはこの曲に合わせてよく踊っていた。
ナニは、あの時の光景を「ココロオドル」と判断したのだ。ロボットなりの状況判断だった。今のカオルにとっては既に感慨も持たない曲だが、幼いカオルを喜ばそうとしていたナニの、それはもう気遣いと言っても差し支えないのではないか、そんな心境になってしまって、涙が止まらなくなっていた。