『クリスマスの過ごし方』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
クリスマスの過ごしかた
眼が覚めた。時計を見た。6時半。障子からは、朝の陽がやんわりと漏れ出ている。光の粒子がキラキラしていて、軽い温度を感じさせる。身体を起こしてkitchenへ向かう。ラジカセの電源を入れ、ジャニスをかける。ビートが効いており、しゃがれた声が心地よい。コーヒーを淹れる。なんの拘りもないのでインスタント。胃の中に招き入れてから茹で卵を丸ごと口に収める。数口に分ける場合、黄身がこぼれるのでそれを回避する。本をパラパラ読みながら今日一日のプランを頭に巡らせる。はたと思った。クリスマスじゃん。
クリスマスなんて恋人が居なくても
家族が集まらなくても楽しんでやる!!
なんて意気込んだ今年のクリスマスは
朝から溜め込んだ録画消化に使った。
途中で着替えて
コンビニに向かって
ちょっとしたコンビニスイーツと
ご飯調達をした。
寒すぎてベイマックスになるのが冬の風物詩だと思う。
早足で家に帰ってこたつで暖まる。
夜になったらYouTubeで動画を見る。
インスタやXは見ないようにしても
いつの間にか開いてしまっているのは
何かに操られてしまっているのではないかと
錯覚してしまう。
そこにはクリスマスパーティの様子や
クリスマスプレゼントのストーリーや写真ばかり
いいなーと思うと同時に
この過ごし方も今しか出来ないかもだし
最高すぎると思うことにした。
今年もサンタさんは来なかったけど
楽しかった私のクリスマス
─────『クリスマスの過ごし方』
クリスマスの過ごし方は家族と過ごそうと思う。
変な新興宗教にハマった家族と変な神様という家族で過ごそうと思う。
サンタさんへ、私へのプレゼントは死が欲しいです。
クリスマスは毎年みんなでご飯を食べる
まるで本当の家族みたいに
血も繋がってないのに 赤の他人なのに
お題:クリスマスの過ごし方
私は家族でご飯食べますけど血繋がってますよ~☺️🌟
クリスマスどうでしたかみなさん‼️🎅
私は推しのフィギュアが貰えたので満足です🎶
リア友以外×
悩み事?っていうかあるんだけど
これ、言っていいのか分からないんだけど
アルミン、作中で女の子と結ばれちゃうんだよね😭😭
結ばれるていうか両片思いみたいな。
ほんとに好きなら応援してあげるんだろうけど
そのキャラ元々好きじゃなかったし全然応援する気になれないんだよね😭😭
まあ同担拒否なのもあるだろうけど。
どうしたらいいんだろー😣
「クリスマスの過ごし方」
25日…何もしていない。いつも通り仕事に行き、帰ってきてご飯を食べて寝た。それだけ。
クリスマスケーキやチキンは24日に食べたこともあり25日は普段通りのご飯を食べた。当たり前だがクリぼっちだ。
毎年思うことがあるのだが、クリスマスといえば24日の方が盛り上がっている気がする。25日は後夜祭というか余韻の日というイメージが強い。なぜだろう。外に出てクリスマスを味わわないせいだろうか。25日はクリスマス気分が湧かない。
クリスマスの過ごし方
クリスマスワンルームワンナイト
寒空の下ドアの前で床の植木鉢を持ち上げる、目の前のドアを解錠できるスペアキーを手に持ち、僅かに付いた土埃を取り払う、普段この鍵は使われないのだから当然か。
いつも使っている鍵は会社のロッカーの中にはあるが、ロッカーにも鍵は付いているしそうそう開けないだろう。忘れてしまったのはしょうがない急いでいたのだ。
カチャリ、と耳心地の良い解錠の音がする。
ただいま
平日ど真ん中の水曜日、街中流れるクリスマスソングとカップルをかき分けたどり着いた我が城。
パチンと灯りを付けて響く第一声は誰もいない空間に虚しく消え、代わりに寂しさを返した。
氷点下の気温に晒された築何十年のボロアパート、期待に漏れず室内は寒々しく暖房なしでは居られない。
扇風機に似た形のハロゲンヒーターと炬燵、更にはエアコンの電源を入れて台所に立つ、予約していたミニホールケーキをお皿に移しチキンはレンジへ。
兎にも角にも寒い、私の口は外にいた時と変わらず寒いしか発する事しか出来ず、悴んだ手をヒーターへ伸ばす。
ほんのり温かい熱波が私の固まった指先をゆっくりと溶かしてゆく、無心で手を閉じては開いてを繰り返していれば、短く高い音に戻された。
今日はクリスマス、毎年恒例ソロイベント。
激務でイヴを会社で過ごそうとも私には関係無い、一人の方が気楽で好きだ。
洒落たツリーも飾り付けも要らない電気代が勿体無い、
ケーキとチキンと炬燵と私、それだけあれば充分。
テレビを垂れ流しにして洗い物は明日の自分に託し、家事を何もせずまったり過ごす、これが私のクリスマスの過ごし方。
料理を置いてテレビを付ける、着の身着のまま炬燵へイン。着替えてなんか居られない、炬燵が温かく私の足を歓迎する。
ほんの一瞬違和感を覚えたが、認識する前に液晶越しから流れる楽しげな音楽に、些細な思考は隅へと流された。
イルミネーションでキラキラした都会の映像、美味しそうなローストチキン、気難しい話しかしない政治家も今日ばかりはサンタ帽子を被り、ニュースキャスターと浮かれている。
さあ食べよう、だけど肝心のスプーンが無い。生憎素手でケーキを食す習慣は無いので致し方なし。
私は離れがたい炬燵からしばしの別れを告げ、台所へ立つ。
この時、時刻は19時を指していた。
テーブルのスマホがチカチカと点滅している、開かなくてもわかる彼からのメッセージだ。入社して半年が過ぎ教育係の私の手から離れた筈の後輩君、安易に連絡先を教えてしまったのは間違いだったかも。
最近距離が近く、欲しいと思った物をピンポイントで送ってくるのだ、当然全てお断りしている。
私生活を覗かれている気分で正直怖い。
今日の予定だってしつこく聞かれた。
だけども、私は好きで一人のクリスマスを過ごすと決めているのだ。誰にも邪魔はさせない。
プラスチックのスプーンを携えて座る、今度こそケーキにありつける。
メリークリスマス
いただきますの代わりに呟いてみた。
まだ、「ただいま」よりも先に言ってしまうとは、
私も相当浮かれているのかも知れない。
おわり(一部編集)
クリスマスを君と過ごせるほどのキョリではないから、
君の匂いに似たハンドクリームをつけた。
まるで隣に君がいるみたいだ。
主の祈り
天にいますわれらの父よ、
御名があがめられますように。
御国が来ますように。
み心の天に行われるとおり、
地にも行われますように。
わたしちに日ごとの食物を、
きょうもお与えください。
わたしたちに負い目ある者をゆるしましたように、
わたしたちの負い目をもおゆるしください。
わたしたちを試みに会わせないで、
悪しき者からお救いください。
権威、栄光、祝福はとこしえに、
メシアの御名と共なる神に帰します。
アーメン
クリスマスの過ごし方…
一年に一度のより一層の孤独を思う存分堪能するのだ。
クリスマスの日には、急募されていたサンタのアルバイトをしていた。
サンタが24日の夜に配りきれなかったプレゼントを、一件につき千円(サンタ側負担)で届ける仕事だ。
だから、クリスマスイヴの夜より後に現れたプレゼントは、たぶん僕が運んだものだろう。
題:クリスマスの過ごし方
久しぶりにゆっくりできる時間に
サンタさんからのプレゼントを堪能
まだ勇者は世界を救えないけど
わたしのサンタさんはいつもわたしを救ってくれる
「クリスマスの過ごし方」
辞めたいと
喉まででてるが
言い出せず
そのまま直帰
バイト帰りのクリスマス
気になるあの人のクリスマスの過ごし方が気になって仕方がない。
好きじゃなくて、気になっているだけの人だけれど、好奇心が先走る。
メリークリスマス
サンタさんは私の心にワクワする気持ちをプレゼントしてくれたました!
ありがとサンタさん🎅
皆さん、メリークリスマス!
部屋のテレビの中の妖怪たちが楽しそうに叫んだ。
12月25日、クリスマス。キリストの誕生日、今日の日本では本意と関係無しにただ恋人や家族、友人間でご馳走やプレゼントを用意して語らい楽しむイベントとなっているが。
そんなご機嫌な日の晩に私は部屋で1人、特にすることも無くぼーっと過ごしていた。
眠っている純粋な気持ちを思い出す宝石箱はここに
家族で過ごす人、恋人と過ごす人、友人と過ごす人
クリスマスだけの付き合いで過ごす人、1人で過ごす人
みんなはどんな過ごし方かな?
子供の時のクリスマス、大人になってからのクリスマス
世の中には色々なクリスマスが溢れてるよね
楽しいって人が多いのかはわからないけど
この日はとても辛いことを思い出してしまう
良い思い出もあるけど、どちらかというと嫌な思い出しかないのかもしれない
その話はまたいつか、話を聞きたい人がいれば伝えたいと思います。
そしてあの人は楽しく過ごせているのかな
また、気が向いたらたわいもない話をしようね。
【お題:クリスマスの過ごし方】
ガチャリと、事務所のドアを開く。
外の窓から明かりが見えていたため、誰かが残っているのだろうとは思っていたが、ドアを開けた先は、なぜかお祭り騒ぎであった。
バタバタと動き回るウチの従業員と、赤と緑の紙やらなんならで飾りつけられた室内。
ある程度広めの机の上には、チキンを中心とした、様々な料理が並んでいる。
これらを指揮しているのは、どうやらシエルのようである。
「シエルさん、この騒ぎは一体……」
「あっ! 華扇くんお帰り! 今日はクリスマスだよ!」
「くりすます?」
シエルは、異世界からの転移者だ。
レークスロワでは、転移者はさほど珍しいことでもなく、基本的には放置されているが、彼女は訳あって保護対象となった。
その訳は、彼女の指揮を忠実に聞いて行動している、うさぎ耳の青年……元々桜花國、西側の領主をしていたが、十王並びに柱達の反感を買い、何をやらかしたのか捕まっていた過去のある男、盡兎(じんと)。
獣人というのは、番と呼ばれる、生涯の伴侶がいるそうで、シエルは盡兎の番である。彼の監視と首輪が必要だと思っていた十王にとって、彼女は適任者だった。
そして、レークスロワの常識をシエルに叩き込む役目を任されたのが、私達、探偵事務所ドラセナである。
よって、元々四人で活動していたのが、六人と大所帯になったものであるが……。
度々、シエルは訳分からないことをする。どうやら、今日もソレらしい。
「十二月二十五日は、僕が住んでたとこでは聖夜って呼ばれててさ、それがクリスマス」
「また、宗教みたいな話ですね」
「宗教だよ。神様の生誕祭だもの。あぁだからって勘違いしないでね? 僕は別に興味無いから」
ではなぜ、異世界に来てまで生誕祭をやっているのか。
疑問が顔に出ていたのだろう、シエルは苦笑いを零した。
「いいじゃない、美味しいものを食べる日があってもさ。僕にとってのクリスマスは、美味しいものを食べる日なんだよ」
「シエル、こちらはどこにおきますか?」
「あぁ、盡兎くん、熱いから気をつけて。それはそっちのテーブルで……」
一瞬、遠い目をした彼女であったが、すぐに準備に戻る。
シエルと入れ替わるように、トコトコっと、白い片羽を持った女性、チェカが隣に来た。
「お帰りなさい華扇さん。お仕事お疲れ様です。」
「ありがとうございます。なんだか、騒がしいですね全く」
「ふふ、でも楽しそうじゃないですか。姫川さんや宮野さんまで張り切っちゃってますもん」
奥を見ると、確かに姫川が料理をせっせと作ったり温めたりし、宮野がそれを手伝っている。この二人も転移者で、私達とは、色々あって行動を共にしている。
「やれやれ、異文化交流とはこんな感じなんですかね?」
「あははっ、確かに。ここにいる皆、転移者ですからね」
「類は友を呼ぶとはよく言いますが、なぜ転移者がこんなに集まったのやら」
クスクスと、チェカは可愛らしく笑うが、私が出会った転移者第一号が、自分であると理解しているのだろうか。
「華扇くん! チェカくん! 準備できたよ!」
「はーいっ!」
チェカが片手を上げ元気よく動き出す。
私もそれに続いて、席に着いたのであった。
ーあとがきー
今回のお題はクリスマスの過ごし方!
……レークスロワってクリスマスないんですよ……だから、クリスマス系のお題は書かないことがままあったのですが、せっかくだからと書いてみました。
今回の語り部は華扇くんっ! とりとめのない話で、暗い部屋にいた子ですね。彼が外に出てからの話。
このメンバー、レークスロワ出身は、華扇と盡兎の二人、後は異世界からの転移者となります。
転生者ではなく、転移なので、向こう側で死んだわけではないですね。
彼女達の話も色々あるので、今後のお題次第では出そうかなと思ったり。
あとですね、クリスマスの概念がないってことは、初詣とかの概念もないです。きっと、この辺りのお題も来るだろうなぁ、どうしようかなぁと今から悩んでおります。
それでは、この辺りにいたしましょう。
また、どこかで。
エルルカ
深夜12時に仕事が終わる
途中のコンビニに寄ると
普段より幾分か豪華な陳列棚が目に映る
食べられるはずだった売れ残りのチキンやピザや値引きされたケーキが無機質に忽然と並べられていた
結局何も手に取らず
いつものコーヒーを買って帰路についた
既に大人になった自分には無関係なイベントであり もはや日常の一部でしかないのだと感じた。
あなたとキラキラした街を歩いて
ご飯を一緒に食べて
ベンチに座って
ちょっとお話
とっても幸せな一日
最高のクリスマスをありがとう