『クリスマスの過ごし方』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
クリスマス…
それは、あたしにとって、あまり好きではない日だった。
みんな、
「ねぇ、わたしプレゼントめっちゃもらった〜」
「えー!すごー!あたしケーキでかかったw」
とか、
あたしとは程遠い話。
自慢話…
「ねぇねぇ、きみはなにかもらったの?」
って話を振られるともっとキツかった。
けど、
今年は胸を張って言える。
「今年は、家族のみんなと、すごく仲良く過ごしたよ」
って。
♡つけてくださった方、読んでくださった方、お気に入りに登録してくださった方!
心から感謝申し上げます。
クリスマスの過ごし方
「……ごめん、仕事入っちゃって過ごせそうにない、
ほんとにごめんね、なるべく早く終わらせるようにするから!」
そう言われたのはイブの前日。
イブも、クリスマスも、毎年一緒に過ごしとって
それは今年も変わらんって思っとった
付き合いはじめてもう三年になる。
仕事が入って過ごせないのは今年がはじめてで、
俺一人じゃクリスマスの過ごし方なんて分からんのに
でも、仕事やからどうすることも出来んくて。
「……ううん、大丈夫、仕事やから仕方ないよ
頑張って、仕事してきてな?待ってるから」
笑顔で言えたかな、
しょうには悪いけど、ほんとにショックやった。
前から2人で過ごすって決めとったから。
「……ありがとう、れん。」
そう言うあなたの表情は、少し苦しそうで
俺の本当の気持ちがばれたんかなって心配になった。
でも、その後にはすぐ笑顔になって
「…今日はいっぱい愛してあげるね、れん?」
甘い夜を過ごして、眠りについた
朝、いつも隣にある温もりは
もう既に消えていて、冷たさが残っていた。
「ごめんね、準備とかあるから、先に行くね。
気持ち良さそうに寝てたから起こすの申し訳なくてさ笑
25の、夜には帰れるから。待っててね、ご飯は冷蔵庫にいれてあるから。いつもありがとう。だいすきだよ。」
起こしてほしかったな、寝てても、
しょうのためなら起きたのに。
冷蔵庫を開けると、たくさん作り置きがしてあって、
これのために早起きしたんかなって思うと、
申し訳なくて。
「……しょう、はよ戻ってきてやぁ…」
そんな呟きが、静かな部屋に落ちた
しょうが用意してくれたご飯を食べると、
美味しいはずなのに何か物足りなくて
きっと、しょうと食べるから美味しいんやろうなって
「……はぁ、寂しいなぁ、
しょうの服、」
しょうの服を着たら、一気にしょうの匂いに包まれて
そのまましょうの部屋で寝てしまった。
「……んぅ、、あれ、今何時?」
時計の針は19時を指していた
「……めっちゃ寝るやん、ほんま、しょうがおらんと退屈やなぁ、お腹空いたし、ご飯食べようかな」
朝食べたときよりも美味しくなくなってて
でも、作ってくれたしょうに申し訳ないから
残さず食べた。
「……んー、眠くないし、映画見ようかな、」
映画もみて、風呂も入って、時間を見れば午前2時。
昼間の喧騒も、深夜となればネオンの明かりと
夜の暗闇に溶けて無くなっていた。
流した一粒の涙は、その闇を吸い込んでいる。
そっと目を閉じて、眠りに落ちた。
25日の朝、明るい街に昨日閉じ込めた闇を吐き出すように
涙を流す。
「……しょう、寂しいからはよ帰ってきてよ、」
しょうの服に包まれたまま、食べた朝ごはんは
もう味がしなくて、たべきることもできんかった。
昼も、夕方も、しょうのベットの中で
毛布にくるまって、一人で泣いた。
寂しさ、しょうに嫌われたかもしれん不安、
申し訳なさ、全部が俺を襲う
「……しょう、まだ、?」
時計の針がカチカチとなる音だけが、静かな部屋に鳴り響いた。
どうやら、また寝とったみたいで、
気づけば23時になっていた。
鏡に写る自分の顔は、目が赤くなっていた
「……こんな顔で、しょうに会えへんやん、」
顔を洗ったら少しはましになったみたいで
あとはしょうの帰りを待つだけ
でも、日付を回ってもドアの開く音はしなくて
「……夜、帰るゆうてたやんっ、
もう日回っとるやん、なぁ、しょうっ、」
閉じ込めていたはずの想いが、涙となってあふれでた
しょう、はよきてや。
突然、後ろから温もりを感じた。
いつもの香り、いつもの温もり
「…ごめん、遅くなった。
れん、ごめんね。こっち向いてよ、」
「……っ、しょうっ、遅いやろっ、!
寂しかったんやからぁ、」
「……え、れん、泣いてるの?
俺が寂しくさせたから…ごめん。」
そういって優しく頭を撫でてくれた。
でもそれじゃ足りんくて、止まらんくて。
「……なぁ、もっと、
寂しかったん、会えんくて、
朝、起きたらもうおらんし…」
「…ごめんね、起こしたら絶対離れなくなっちゃいそうで…れんには、それも嫌だった?」
「……ん、起こして欲しかった。やって…
……ぎゅー、したかったんやもん、」
「もうっ、かわいい!!」
「うるさいっ!!はよ風呂入り!」
やっぱ、俺にはこれくらいが丁度いいかな
クリスマスは過ごせんかったけど
しょうのおらんクリスマスも、こうやって後からたくさん愛してくれるならそれもええかな、寂しいのは嫌やけど。
仕事を頑張った君に、いつも大切にしてくれる君に。
普段はしない、特別な贈り物。
「…なぁ、しょお??」
「…ん?なぁに?れん。」
「……ふふ、大好きやで?」
唇に、そっと愛を落とした。
「クリスマス」
子供が小さい時は
色々とケーキやプレゼントなどに
こだわっていましたが
今は変わらない日常に
ちょっと花をそえる程度
クリスマスソングを聞きながら
妻と時を過ごせれば…
それも良しとしよう❢
クリスマスの過ごし方…
クリスマスは決まって何をする?
このような質問はたくさん聞いてきた。
恋人と過ごす…。
家族と過ごす…。
友達と過ごす…。
1人で過ごす…。
どれも正解だと思う。
イブの日に盛り上がり、クリスマス当日はスタミナ切れ…。
どんなクリスマスを過ごしても
みんな心の中で唱えている。
- ̗̀ 🤍🎄𝑀𝑒𝑟𝑟𝑦 𝐶ℎ𝑟𝑖𝑠𝑡𝑚𝑎𝑠🎄🤍 ̖́-
「あ、あはは、、、、。」
何をしているかって?
今、学校一のモテ男子に、クリスマスの過ごし方を聞かれているところだ、
「な、クリスマス、予定あんの?」
此奴、、、陰キャを最低な方法でコロしに来てやがる、!
「なかったらなんなんですか、、、ッ、」
、、、言ってしまった、、、。
「へー。ないんだ。」
う”、
「じゃあさ、、、、。」
「?」
「、、、クリスマスの日、空いてるってこと?」
「、、、そーですけど。」
改めて言ってこなくても良いと思うんですケド。
「、じゃ、一緒に、イルミネーション見にいかね、、、?」
・
・
・
は?
「え?」
「、だめ、?」
それは反則(((
「いや、あの、貴方ガチ勢にコロされますけど、私。」
「、?」
此奴、無意識なのか、、、ッ、
、仕方ない、
「、、、いーですよ、」
「!」
「、、、。」
「じゃあ、、、、送る、」
、、、ん?
イルミネーションに誘っただけでなく、家にまで送ってくれるというのか、?
このモテ男、
「、、、一緒に、行きたいから、、、、今日、一緒に帰ろ、」
なんで此奴が頬染めてるの、!?
「ジッ」
ガチ勢からの視線が痛いっ!
これは____
どうすべき、、、!?
#クリスマスの過ごし方
#3作目
いつもと変わらぬ生活のルーティンを
淡々とこなす
花瓶に生けるは赤い花とグリーンの葉
BGMはクリスマスソング
ちょっとだけクリスマス気分
#クリスマスの過ごし方
#71
クリスマスの過ごし方
こたつに入る
みかんを食べる
こたつに潜る
目を閉じる
完璧!
餓鬼の戯れ言など妊婦の夢に等しく
例えるならばノンプレイヤーキャラクターそのものである
リビングに広がる甘い匂い
生クリームがしっとり
フォークでいちごを刺して食べると、口の中に甘い匂いと感覚が広がる
心地よいオルゴールの音に導かれ、手が紅茶のコップに動く
メリークリスマス
とても悔しいが…寝るだけであった。
【クリスマスの過ごし方】
今日は待ちに待ったメリークリスマス。子供たちは各々欲しいモノをサンタさんにお願いして眠りにつきました。サンタさんは急いで地に降り立ちます。今年はトナカイを忘れたようなので、孤独に職務を全うします。
この限られた時間内で、全国の子どもたちにプレゼントを配らなければいけないので、1人1人への対応は雑です。まず、煙突から潜入し、部屋中にまきびしを振り撒きます。
これは勘のいい大人や子供が目を覚ましてサンタさんの存在に気づき、面倒な事態になるのを防ぐためです。過去に一度、サンタさんに理解のない大人と揉め、殺人未遂にまで事が進んでしまった事例があるので、それ以来サンタ界隈ではまきびしは必須アイテムとなりました。
誰も目を覚ましていないことを確認したあとは、プレゼントを靴下の中に捩じ込みます。ここで、誰が見てもすぐ見つかるところに靴下がない場合、時間制限のある中で血眼になって働いてるサンタさんからは当然プレゼントは貰えません。各々万全な準備をしておきましょう。
一人目の仕事を終えたあと、次の家に向かう前のほんの僅かな時間を見計らい、子どもたちの幸せそうな寝顔を覗き見します。ついでに親の寝顔も見に行きます。これがサンタさんにとっての唯一の楽しみなんですね。プレゼントを渡さない場合にも、寝顔だけは見に行くようです。
…………………………
こうしてサンタさんは年に一度の重大な仕事を終えました。これ以降の役目は当分ないので、サンタさんは安心して冬眠することができます。子どもたちの幸せそうな寝顔と、親の疲れきった寝顔を思い返しながら…サンタさんも、深い深い眠りにつくのです。
おしまい
宗教上の理由で、我が家にはクリスマスがなかった。
八歳の時に一度だけ、泊まりに来ていた祖父母がプレゼントを枕元に置いてくれたのだが、それにはしゃいで「サンタさん来てくれた!」と言って殴られて以来、クリスマスという単語はもちろんの事、赤と緑の物やチキン、ケーキに至るまで、徹底的に排除する生活をしていた。
大学生になって初めて、クリスマスパーティーをした。24日でも25日でもなく、スケジュール上の都合でずっと早い時期に。
それでも楽しかった。チキンもケーキもなくて、居酒屋で飲み食いした後のカラオケだったけれど。とても、とても楽しかった。
だから結婚して子どもができてからは、毎年クリスマスを楽しんだ。
息子のサンタさんになったし、チキンもケーキも手作りした。
いま、すごくしあわせだ。
仕事〜!!!!
帰りにスーパーで300円(定価)のチーズタルトを購入。
シャンパンかワイン飲みたかったけど翌日仕事なのにアルコール入れるのが怖くて、せめてシャンメリーと思ったらそっちは売り切れてたので諦め。
なんというか潤いがないなぁと思わなくもないけれど私が仕事に出たことで同僚が家族で素敵なクリスマスを過ごせているなら満足です。
ちょっと遅めの昼食に中華を食べすぎて全くお腹が空いてない中、
夜にはチキンなどでクリスマス的な夕飯。
家族みんなほとんど食べられずケーキの入る隙間なし。結局翌日に持ち越し。
1番のメインを逃した‥
子供の頃よりお洒落して行ったお出かけに
なんとなく開く昔より最先端のゲーム
何をしてもどこか物寂しくて
不完全なまま夢を見るわくわくを忘れてしまったのだと思い出した
一人ぼっち
またプレゼント、もらえなかったなぁ
粉雪が私を慰める
『クリスマスの過ごし方』
スマホのロック画面を開け、SNSのアプリを押すとみんなのクリスマスの過ごし方が流れてくる。華やかなストーリーが流れるなか、私のクリスマスの過ごし方が少し遅れて数日後にやってくる。あの人と同じ時間を過ごせる私は、世界で一番幸せだ。
______やまとゆう
『クリスマスの過ごし方』
「でも、遅くないですか。クリスマスの当日にプレゼント買いに行くって」
「いいんだよ」
私の答えに、隣の少年は納得のいっていない顔をしながらも、それ以上訊いてはこなかった。その様子に、私はほくそ笑む。
「君の意見を是非聞きたいのだ」
「それはいいんですけど、僕の意見なんて参考になるんですか」
「私が見込んでいるのだ。そんな心配は不要だ」
「だって、あなた達と歳も全然違うのに」
どうやら彼の勘違いは未だ続いているようだった。私は敢えて訂正せず続ける。
「君だったら何をプレゼントされたら嬉しいか、という基準で考えてほしい」
「構いませんけど、あの人たちがそれで喜ぶのかなぁ」
隣の彼は首を捻る。ここまで言っても気付いていないようで、私は可笑しくなって笑い声が出そうになるのを堪えた。
彼の言うあの人たち、とは私の同僚のデスマスクとシュラの事だろう。だが、私は一言も彼らのためなどとは言っていない。ただ、「クリスマスプレゼントを買いたいから付き合ってほしい」と言っただけなのに。
街中にジングルベルが鳴り響く。隣の彼は時折それを口ずさみながら、私と歩調を合わせて歩く。その様子は少なくとも嫌々着いてきているようには見えない。彼も楽しんでいる、と思うのは私の願望が入り過ぎだろうか。
「そうだ、折角だからお茶しないか」
私の提案に彼は不思議そうな顔をする。
「いいですけど、遅くなりませんか。プレゼント買って、渡しに行く必要だってあるのに」
「大丈夫だ」
そのプレゼントは、君に渡すのだから。
プレゼントを買ったら宮に戻り、買ったばかりのプレゼントを彼に渡す。そして、彼のために用意したケーキと花束を渡すのだ。その時の彼がどんな反応をするのか、今から楽しみで仕方なかった。
「何笑ってるんですか。早く行きましょうよ」
「あぁ」
彼は早足になり、私の前を歩く。
そんな彼の姿は、今日も愛おしく、輝いて見えた。
クリスマスの過ごし方
クリスマスは、こっそり母の寝床にケーキを置く。
母は寝起きがよくないので朝八時頃に枕に置く。
しばらくして母が起き、「サンタさんきた!」と歓声が上がる。
これが私のクリスマス。
クリスマス
黒鍵の上で夢を語り
樂譜の上で夢を見た
君と奏でた協奏曲
星空とともに
天へと還れ
愛しき夢よ永遠に
睡れよ