『クリスマスの過ごし方』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今年のクリスマスの過ごし方はゆったりとしている。
恋人の家で湯豆腐を食べて、彼は赤霧島を飲んで私はレモンサワーを飲んで。
お互いに仕事を終えてから合流した。疲れてるけど彼と一緒だからか穏やかに過ごせた。
気を抜いて彼の布団に寝そうになった。
なんとかこうして書いて足掻いてるわけである。
#茶こぼし
「先輩、スゲーっすね。」
私にそんな事を言う後輩は君くらいだ、と思いながら。
何が凄いのか褒められると聞いてみたくなって。
「凄い?どれ?」
「先輩が淹れたお茶は全部美味かったっス。」
「へぇ?」
「会議の時も、この前休憩で一緒になって淹れてくれた時も。同じ味がしました。」
「ほぉ。」
今時、ペットボトルで済ませる所を。
うちの会社は逆にペットボトルの方が高く付くので、急須と湯呑みでお茶を入れる。
人数も少ないからこれで別段困りはしない。
私も緑茶好きだし。
ただ何がそんなに凄いのかピンと来ないな。
「誰が淹れても美味いと思うよ?」
そう言ったけど後輩君は首を振る。
「俺はまた飲むなら先輩の淹れたお茶が良いっス。」
「大袈裟だなぁ。」
そう言えば、最近の子は茶殻入れと言うものを知らないらしい。
灰皿見たいなやつだけど、実際は淹れ終わったお茶っ葉やお茶パック、冷めてしまった残りのお茶なんかを入れたりもする。
一々三角コーナーを見なくて済む、精神衛生上便利なやつだ。
「今度、出掛けませんか。俺と2人で。ぜんざい食いに。」
唐突に日本語が分からなくなった。
可愛い後輩が私と出掛けたい、って言った?今。
「あちっ、!?」
「エッ、大丈夫っスか、冷やして、水っ、氷、氷!」
ポットの給湯ボタンを押した先に、急須がある筈だったが、バカな事に急須の蓋を開け忘れていた。
飛んで掛かったお湯は私の指とシンクを濡らす。
後輩君が大慌てで蛇口を捻り、水に指を突っ込ませると反対の手で冷蔵庫を開けて製氷器に手を突っ込んでいた。
その距離が届くのか。
「手、長いね、」
「長くねぇっス。先輩の指の方が小せえっス。」
「あ、良いよっ、氷ありがとう」
何やらムスッとした顔でハンカチをザッと濡らし鷲掴んだ氷を手早く包むと指を冷やしてくれた。
「20分、測って見に来るんでそれまで冷やしてて下さい。」
「う、うん。分かった。」
手慣れてたな。
凄い。
応急処置も出来るのか。
それより、ぜんざいだ。
和菓子は薄焼き煎餅しか食べまけん、みたいな顔をしてぜんざいが食べたかったのかな。
けど、今まで差し入れで貰った最中とか羊羹とか、かるかんとか食べてなかったよな。
「そろそろ10分経ったかな。」
流石に5分ほども経ってくると流水が勿体無くてボウルを引っ張り出した。
何の時に使ったのかも覚えてないけど、有って良かった。
休憩時間がこれで潰れてしまうな。
けど後輩君が時間を測ってるなら、冷やさない訳にもいかない。
実際、ジンジンと痛む事だし。
午後の仕事の事を考える。
タイピングもそんなに上手くは無いので、指一本負傷したところで特に困り事は無さそうだ。
運転も。
あぁ、もしかしてお風呂とか炊事で痛むのかなぁ。
絆創膏ってあったっけ?
防水のものなんて無かったよなこの会社。
「先輩っ、指どうですか」
「おっ、おかえり。ほんとに測ってたんだっ。」
律儀な後輩君だ。
時計を見ればあと1分で20分経つところだ。
「絆創膏、防水で、これめっちゃ効く奴っス。」
「えっ、丁度欲しかった。凄いねありがとう」
私がモタモタ絆創膏を貼る間、後輩君がすみません、と謝って来た。
そんな事よりぜんざいが好きなのか教えてくれ、と言うと照れ臭そうに横を向いた。
「... ...先輩と出掛けたい、と思ったら。お茶の美味い店が良いかなと思って。そしたら甘味屋さん見つけて、メニューに懐かしいのが載ってて。」
「ぜんざい?」
「いや、それは見れば分かるっス。」
「ぜんざいじゃない?」
「一緒に出掛けてくれたら、分かります、」
仕方が無いので今度の休みに2人で出掛けることにした。
ーーー
「梅ヶ枝餅?」
「地元以外で食べる地元の味はマジで美味いんで。」
「私食べた事ない。」
「これ食ったら他の和菓子食えなくなりますっ。」
そう言えばこの後輩、一時期近所に来ていたキッチンカーのタコスが美味いからと言う理由で、毎回買いに出ていたのを思い出した。
すぐ隣にスーパーが有るのに。
「美味いっスか?」
「うまぁっ」
「でしょっ!」
人並木に雪景色 宝石のような夜の中
遠くで響く鐘の音に こっそりと願いを込め
バラ水晶の夢を見る
クリスマスの過ごし方
あなたはクリスマスをどう過ごしますか?
私は今年も家族と過ごしています。
でも…1度は大好きなあなたとクリスマスというこの素敵な日を過ごしてみたいと願ってしまうのは…
私のわがままなのでしょうか…?
今日はクリスマス当日。友達との予定がキャンセルになり、朝は駅まで歩きお買い物。午後からは家で一人大掃除。そして夜はカレーを家族分作った。
幼い頃は一人でどこかに行くのが苦手だった性格だったにもかかわらずいつからか一人行動が好きになっていた。なんなら昨日も一人で買い物に出かけ和食屋さんで抹茶パフェを食べたりもした。今までの人生を振り返ってみると、何も考えずに勢いだけで行動した時の方が思い出に残っている。いつか一人で海外に行ってみたい。
「クリスマスの過ごし方」
今年のクリスマスは
旦那と猫と私...
静かなクリスマス
思えば...
いろんなクリスマスがあった
友だちと過ごしたXmas
1人で過ごしたXmas
彼氏と過ごしたXmas
仕事に追われたXmas
遠距離で寂しいXmas
新婚ホヤホヤのXmas
子どもが主役のXmas...
歳とともに
クリスマスの過ごし方は
変わっていく
これからもずっと
大切な人と過ごせたらいいな
Thema「クリスマスの過ごし方」
「クリぼっち……」
今頃、都会ではカップルがイチャイチャしてるんだろうな。
それに対して私は家でパソコンをいじっているだけで、普段と何も変わらない。
「なんだかんだ去年もこんな過ごし方してたよな」
まぁ、何も変わらないっていうのは、ある意味平和でいいけど。
すると『ピンポーン』と音が鳴った。
「おっ、きたきた。はーい」
何も変わらない。確かに彼氏はできなかったし、そういう面では何も変わってない。
でも今年の私は変わろうとしてるんだ。
そう。今年は。
「ミニクリスマスツリーを買ってやった」
箱を開けると、高さ15センチくらいのミニクリスマスツリーが。
「せめてこれで、クリスマス気分を」
モニターの近くに置く。
「なんか、ショボい……」
なんか悲しくなってくるな。
1人でクリスマス気分を味わおうとしていると、着信音が聞こえた。
「この音は電話か」
誰だろうと気になり、見ると。
「なんだ、あいつか」
昔からずっと仲良くしている、私にとっての『最高の友人』からだった。
「もしもし?」
久しぶりだったけど、彼女はいつもと変わらない声だった。
『メリクリー!!』
「はは、元気だな」
『私さ、クリぼっちだから電話しちゃったぁ』
「奇遇だね。私もクリぼっちだよ」
そんなこんなで少し話をしていると。
「あれ?もしかして……」
『あぁ!!』
窓の外見ると、空から少しずつ白いものが降ってきた。
「『雪だ』」
そう。私はいつもと変わらない日々を過ごしている。
でもそんな中でも、ちょっと特別を感じることがある。
ミニクリスマスツリーを少しだけクリスマス気分を感じた。
クリぼっちだと思っていたとき、『最高の友人』から電話がきて、会話をして楽しんだ。
そして今年の終わりを感じさせるような『雪』が降ってきた。
こんなクリスマスの過ごし方もいいのかもしれないな。
クリスマスの過ごし方
今年のクリスマスは一味違う
家族と?ううん。 友達と?ううん。
そう、大好きな貴方と大好きで大切な貴方と過ごすクリスマスは人生で一味違う
大好きな貴方に“メリークリスマス”
ライトでキラキラ輝くクリスマスツリーと
心優しい家族と一緒に
楽しい時間を過ごす。
皆、満面の笑みを浮かべた。
「クリスマスの過ごし方」
昨日の投稿で言った通り、学校は
サンタさんに何を頼んだかの話題で
もちきりでした笑
ちなみに私の学校は今日から冬休みです。
皆さんの学校もそろそろ冬休みかな
私は東方地方に住んでて、雪が多いところなので
少し冬休みは長いほうだと思います。
そういえば、石川県は大雪で大変だとニュース
でやっていましたね。
石川県の方、お気をつけて下さい〜
冷凍チャーハンを盛大にこぼして
我が家のフローリングが一瞬で
中華料理屋の床みたいになった
油が取れるまで必死でぞうきんがけ
それが僕のクリスマスの過ごし方
#クリスマスの過ごし方
クリスマスは、マーケットで鯉を買うのが伝統です。
大きいのを丸ごと、生きたまま買ってくるのです。
バスタブに水を張って、鯉を放します。ぴちぴち元気に泳いでいます。
四歳になる弟が寄ってきて、興味津々でバスタブを覗きこみます。キッチンから、こっそりパンをくすねてきたようです。パンくずにパクパク食いつく鯉を、キラキラした目で見つめています。
うちのバスタブを鯉が泳ぐようになって一週間。
朝、ツリーの下でプレゼントを開けていると、バスルームで弟の悲鳴がしました。
「ママ!いないよ!ぼくのニックが、いない!!」
母がキッチンから顔を出して、何を言ってるのと笑いました。
「あなたの鯉なら、昨日みんなで食べたでしょう」
……みたいな話を、教科書で読んだ記憶がある。
鯉を泳がせるのは泥抜きのためらしい。ドイツの話と見せかけてリトアニア系家族の話だった気もする。手元にないので定かではない。「クリスマス」と聞くと思い出す、ほんのりトラウマ話。
クリスマスは、何か特別なことをする日でも、特別な人と過ごす日でもなくて、きっと誰もが持っていて、でも、いつもは忘れてしまいがちな、ありふれた心を取り戻す日ではないだろうか。どんな飾りつけも、ごちそうも、贈り物も、この長い夜を照らす灯火の一つに過ぎないのだ。
/お題「クリスマスの過ごし方」より
#クリスマスの過ごし方
去年までのクリスマスは一緒に祝うほど
親しい人が居なかった
だから毎年クリぼっちで、、、
1人寂しくケーキを食べてた
でも今年は違う、今年は貴方がいる
今年の春から思いを積もらせやっとの思いで
2人一緒になれただから今年は貴方と私で
クリスマスイブとクリスマスを過ごす
ケーキは私がつくって、貴方は部屋の飾り付けを
2人楽しく過ごしたい─────
あぁサンタクロース、今年のプレゼントは
私と彼が抱えきれない幸せをください
フフこれが私達のクリスマスの過ごし方
あなたとの言葉が波を打っている板を無くしたクリスマス・イヴ
「あー、わり、予定ある」
「ふぅん。おんな?」
「………あー」
肯定の「あー」とか聞きたくなかった。
「ハハオヤ」
「マジ?」
それは応援する。
恥ずかしがってんの? かわいーじゃん。
2023/12/25 クリスマスの過ごし方
今夜
雪が降ったら
あなたからの
クリスマスプレゼントだと
思えて
大感激なのに…
ひとりよがり
無いものねだりの
今年のクリスマス
# クリスマスの過ごし方 (360)
今年は月曜がクリスマスだから、ケーキとチキンはイブに前倒ししちゃった。
もうクリスマス祝っちゃったから、今年はふつうに過ごします。
クリスマスの過ごし方。
クリスマスの過ごし方
特別なことは何もしてない
月の終わりまで
ある程度の金額を残せてれば
似たようなものになる
違いがあるとするなら
洋菓子が選ばれ易いくらい
メジャーは特別
マイナーだと日常
この様な認識だと思う
だけどメジャーではなくて
特別な日もある
免罪符にしやすいくらいでは
どんなに特別で
どこまでも特殊だとしても
たんなる1日です
特別に出来るようになる
その日が来ても
ちょっとくらいしか特別に出来ない
身体を癖に出来ても
頭は冷めていて
いつしか熱も伝わらない
特別ではなくなってしまう
熱が伝わり
頭が途切れる
それが落ち着いて
それでも触れ合いあって
熱は伝わり繋がって
そこにもここにも求めて
それぞれがあり、そのままでいる
一緒に居てお互いで在れる
だから一緒に居たいんじゃないかな
継続したいなら許容する
それそのものが難しくとも
わからないまま共に居る
そんなことが理解や解釈を生む
クリスマスって言われると
どうしても彼氏彼女が浮かぶけど
ただの生誕祭なんだよね
特別いつもと違うということはないのだけど
何となく笑顔でいたくて
笑顔でいて欲しくて
そんな気持ちで前を向いて歩ける日
何も無い日より
少しだけ大切にしたい日
《クリスマスの過ごし方》
——あなたとは、初めてのクリスマスね。
親友は、家族と過ごすと言っていた。
私も当然そのつもりだったのだが、両親から久しぶりに二人きりで過ごしたいと聞いたのだ。
元より姉は、彼氏と過ごすつもりだったのだとか。
だから、私は一人になるところだったのだが。
——あなたと出会えたから、二人きりね。
私が笑うと、それに合わせてか嬉しそうだ。
この温もりが傍にあってくれてよかった。
そう思う程度には、今日は寒い。
ホワイトクリスマス程ではないが空気も冷たい。
「さぁ、もう今日は寝ましょう?」
私が頬に手を伸ばすと、あなたは。
にゃあ、とかわいらしく鳴いた。