『キャンドル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【キャンドル】
優しく燃える小さな火
とてもキラキラしている
なのに明るすぎず落ち着く
さぁ、部屋を暗くして1本のキャンドルに
火をつけてみて
でも、部屋の窓は締め切らないでね
綺麗な火でも、落ち着く火でも、
『火』は代わりないんだから
今日は誕生日。
キャンドルに火を灯して息で消す。
誰も祝ってくれない寂しい誕生日。
プレゼントは求めてないけど、おめでとうの一言は
くれてもいいんじゃない?
暗い部屋でケーキを食べて眠った一日だった。
どうでもいいけど今日誕生日です。
誰か祝ってください。
キャンドル
僕は暗い部屋の中で、キャンドルを焚いていた。
今日は少しだけ……ほんの少しだけ落ち込み気味だ。
仕事でミスを連発してしまったから。
だから、こうしてキャンドルを焚いてアロマの匂いで心を落ち着かせるのが僕の心の治療法だ。
そして、お風呂に入ってからベッドに寝についたら元通りになる。
落ち込んだ日はこの方法を実践していた。
あの人がくれた、アロマキャンドル。
香りは、ほぼ、飛んでしまっているけれど
鼻を、くっつけるほど近づければ、甘く優しい…花の香りがする
あの人が自分で調合して
頑張りすぎて、何も食べなかったり、眠れなかったり、倒れることもよくあった私に
作ってくれた、アロマキャンドル
もうあの頃には戻れない、あの頃みたいに話せない、私には、許される資格もない
けれど…、あなたとの温かく優しい記憶を、懐かしむことくらいは、どうか
許して
【キャンドル】
キャンドル
ろうそくの話しで。
ふくしまにあぶくまという鍾乳洞あり
さらに山を上れば入水鍾乳洞という場所あり
はじめてそこへ行ったとき
近くの売店で草履をレンタルし
ろうそくを買いました
入水というだけあって膝まで水にはいる
そんな鍾乳洞を
ろうそくの明かりだけで進む
水の冷たさと
水ですぐに消えるろうそくに
けっきょく途中で諦めました
数年後、再チャレンジの時は
防水の懐中電灯とヤッケのおかげで
目的のカボチャ岩までたどり着けたのでした
ろうそく1本じゃこわいって話し
ちなみにさらに奥まで行くコースもあるけど
案内人が必要だそうで。
そしてどのみち同じ道を戻ってきます。
狭くて冷たいけど楽しいよ。
キャンドル
穏やかで
静かな明るさ
風が吹けば消え去る弱さ
囲いがないと続かない
だから安全なのかもしれない
灯火は人を照らす
一つの灯火は尽きるけれど
多くの人が引き継ぐのでしょうね
『キャンドル』
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布団に入り、寝る準備万端というところでさっきまで気になっていた事を口にする。
「…ごめん、一つ聞いてもいい?」
「ん、なんだ?」
一つのキャンドルをつけながら振り向くとニコリと微笑んでくる。そのキャンドルが原因なんだけど…。
「なんで、キャンドル?」
「いや、眠れないって言うから、知り合いから貰ったアロマキャンドルって言うやつ使ったら変わるのかなと、あー、この匂い嫌いか?」
「いや、そうじゃなくて…あー、ありがとう?」
「ん」
そう言いながら、ベッドに入ってくる。
ほのかに香る甘い匂いを嗅ぎゆっくりと目を閉じはじめる。おかげ様でなんだか眠れそうな気がした。
お別れのキャンドルを灯した彼女
今宵誰と心溶かし合う
ミツロウを命をかけて採る彼ら
粗末に扱う国家 苛立つ
♯キャンドル
キャンドル
いいにおいするやつを家に置きたい。
クリスマスとかに、電気消して、キャンドルライトでご飯食べたい
【キャンドル】*162*
キャンドルにはさほど興味はないんだけど
ランタンには魅力を感じるから
ステキなキャンドルに出会ったらハマる可能性もあるのかなぁ
どんなキャンドルがオススメですか?笑
もうすぐ君の誕生日が終わりますね
一緒に祝ってあげられなくてごめんね
キャンドル
命のように消えそうで
金魚を真似て泳いだり
涙のようにぼかしかり
若き強さを叫んだり
やさしくだれかをはげましたり
憎しみたぎらし殺したり
ちいさな、その身に
ちょんと乗せ
朝が来るまで友になる
キャンドル
炎を見上げる土台から
キャンドル
流れるしずくが
人の人生…そのものか?
その日は、学校で友だちの咲と喧嘩した。わたしは悪くなかったと思う。咲がテストの点数のことで八つ当たりしてきた。まあ、いつもわたしの方が負けてたのに、合計点数、勝っちゃったんだよね。
大切な友だちもこうして失うのかなあ、と思うと、とても辛いものが込み上げてきた。でも、じゃあ、先と仲が良いためにはずっと先に負けていないといけないのかな? ばかばかしいよ。
わたしは、いつもは素通りする雑貨店に入った。こんなことをするのはたぶん頭が混乱しているのだ。行動もチグハグになってる。
食器や化粧品や帽子、エプロン、文房具まで置いてる。ざっと見ていると、アロマキャンドルのコーナーを見つけた。あ、これで、今日の夜、自分を癒そう〜、とちょっと気持ちが上向いた。
家に帰り、夜、お風呂に入って部屋に籠ると、早速、アロマキャンドル。火をつけるのがなくて、部屋を出て、お母さんに聞くと、台所の奥の奥からマッチとかいうのをくれた。付け方がわかんないので、それを擦ってもらい、持ってきていたキャンドルに火を移してもらった。
匂いはあまりしなかった。高いものではないからかな。でも、細い楕円の炎をみているのは、なんだか心が落ち着く。癒しだ。
と、スマホが鳴った。あー、雰囲気が。無造作に出ると、咲だった。
「今日は、ごめん……」
わたしは、こんど一緒にアロマキャンドルで癒されよう、と答えた。
電気を消した自分の部屋でオレンジに揺れるキャンドルを無心で見る。もう寝る時間だ。零れた涙で火を消そう。
「キャンドル」
キャンドルなんて
洒落たものではないけど
あなた方の為に
蝋燭を灯す。
その時だけは
私が唯一素直になれる時間。
キャンドル!!!
Skyってゲームをやってる方ならわかると思いますキャンドルの価値。光で周りを照らし、時には浄化に使い、命を表すときにも使われるキャンドル、実に儚く、昔の西洋の暮らしにも欠かせませんよね…はいそれだけです
ふっ
そっと短く吹いた息で小さな灯が消える。焦げ臭い香りが暗闇とともに広がった。
「おめでとう、⬛⬛」
私の目の前には真っ白いショートケーキがあるだけ。
銀色のフォークで適当にケーキを掬って食べた。やけに甘ったるいクリームの味が舌先にしばらく残ったままだった。
「キャンドル」
ぽぅ…と優しく燃える小さな火
とてもきらきらしてる…なのに明るすぎずに落ち着く…
さぁ…部屋を暗くして1本のキャンドルに火をつけてみて
でも…部屋の窓は閉めきってはだめ
きれいな火でも…落ち着く火でも… 『火』に代わりはないのだから…
「キャンドル」
修学旅行でしたこと覚えてる?
"キャンドル"ファイヤー
キャンドルの火を中心に
みんなでいろいろな思い出作り
キャンドル
キャンドルの灯は消えちゃったけど
私のココロの中は
ずっと明るくてあったかい
キャンドルをたいて
夫の仕事疲れを癒そうと思ったら
そんなのいらないよ
と言われてしまった
せっかく買ったアロマキャンドルが
水の泡
でもいいの
夫の疲れがとれてるみたいだから
そんなのいらないって
もしかして私がいるから?
うん