『キャンドル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
学生時代、アロマキャンドルにハマっていた時期がある。
柑橘系やハーブ、フローラル、マリン系。
自分の好みと、お財布との相談で許された物を少量買い求め、休日に使用する。
「休日の贅沢」なんて思いつつ
キャンドルに火を灯して、
ぼんやり眺めるのが好きだった。
そんな個人の楽しみというのは
火を使うことを嫌う親から見れば不思議な事だったようで「何でキャンドルをつけるの?」と問われた事がある。
その時は、「香りが良いから」と当たり障りない事を答えて、「リラックスするから」とは答えなかった。
というのも、火を付けて快感を得る犯罪者がいると親に教えられていたからだ。
そんな親に火を付けるとリラックスするなんて言ったら面倒になるのは火を見るより明らかだ。…キャンドルだけに←
大人になって知ったことだが、
キャンドルのゆらぎは1/Fのゆらぎと言われている。
これは、波の音、雨の音等と同じく、人の心を落ち着かせる効果がある。
学生時代の私が火を見て癒やされていたのは
人間として間違っていなかったらしい。
自分の中でキャンドルブームが去った原因は何だったのか記憶にない。
多分、マイブームが変わりやすい時期だったからだろう。学生時代のマイブームなんてそんなものだ。ある日突然ハマって潮が引くように興味をなくしてしまう。
しかし、こうしてキャンドルをテーマに文を考えていると、また久しぶりにキャンドルを買い求めてみようかなんて思い始めてしまう。
学生時代よりも今の方が癒やしは必要なのだから。
22年前 華やかに結婚式をあげ
”キャンドル”サービス時に使ったと思われる
年数を刻み入れた”キャンドル”をプレゼントされた
一周年記念はたぶんした記憶がある
二周年目は???
引越しの時見つけた時には
バッキーンと3年目くらいから折れていた
今は 防災用キャンドルとして保存している
まぁ そんなもんやんね〜
【たくさんの思い出】
”たくさんの思い出”を形に残すことが好きではない
しかし「そんなことあったっけ?!」と思うことが増えていくこの頃
母がなんでもかんでも飾って置いておく
その理由が 少しわかり始めました
ちりちりと熱くなる頬抑えては私はここで揺れて生きてる
(キャンドル)
一人きりの部屋の中、小さい炎が揺れる。
この前買ったばかりの灯りが灯ったキャンドルからは、仄かにラベンダーの香りがしてくる。
香りに満たされる部屋とは反対に、シーマの心はどうしようもない虚無感に満たされる。
どうせシーマには時間がいくらでもあるのだ。無くならないキャンドルの研究でも始めてみようか。
そんなことを考えながら、ただただ揺れる炎を見ていた。
(何だか人ってキャンドルと似てるな)
不意にそう感じた。
火が灯っている間はとっても綺麗で、まるでずっと輝き続けているように思てくる。
しかし、必ず終わりが来て、二度と戻って来る事は無い。
(あーあ……)
独りって、こんなに寂しいんだ。
ーそれからまた数年後、リースと出合い、意味ない研究なんかよりもワクワクな旅が始まることを、シーマはまだ知らない………………
ーキャンドルー
シーマ・ガーベレル
「さぁ、今日も開店準備からね」
私はそう言い、ポーション、鍋、チケット、キャンドル、水晶を準備して、開店にする
「さぁ、今日はどんなポーションが必要な客が来るのかしら?」
「人間、魔女、魔物、、なんでもいらっしゃい」
ここから後書き
今回は魔女だぁ〜!!ポーション屋だよ〜!笑
ちょい不気味な魔女さんでしたねぇ、、笑
今回はこのぐらいで!またね!
キャンドル…
…
ゆらゆらと揺れる優しい炎。
どんな太さ、長さ、色、形、種類でも、灯すと目が離せなくなる炎。
じーっと見つめてしまう。
そして、耳を傾ける。
ボボボ…チリチリチリ…。
そんなに顔を近づけて見つめないで。
照れちゃう。
照らされた顔はまるで恋をしているような潤んだ瞳で、それ以上見つめられたら困っちゃう。
そんなふうにモジモジしながら言っているようなクネクネゆらゆら…。
可愛い炎。
友達にとても素敵なアロマキャンドルをプレゼントされたことがある。
火を灯すと、じんわり部屋中に優しい香りが漂う。
ストレス解消に、是非!と渡されたのに、周りに何も置いてなくても、もう、落ち着かない。
一度点火したら、もう見つめるしかない。
私はとてもおっちょこちょいで心配症だからだ。
ん〜…
時間を測ろう。それまで、見つめちゃう。
もうその場所から離れられない。
お誕生日のケーキに立てるキャンドルも…
アロマキャンドルも…
ムード作りのキャンドルも…
ふっ…と息で消してしまった後の、あの白く筋になる切ない燃えてなくなったキャンドルの匂いと煙は、ちょっと…寂しいよね。
あんなに見つめてたのに…。
*読んで下さり ありがとうございます*
キャンドルファイヤーナイト…♪
子供会のオリエンテーション…♪
公民館の会議室…♪
天井が焼けてた痕跡…♪
毎年秋に繰り返すキャンドルファイヤーナイト…♪
痕跡は少年少女の夢と憧れ…♪
初めて聴いたEarth, Wind & Fire…♪…♪
揺れるキャンドル…♪…♪
汗が飛ぶソウルミュージック…♪…♪
ちび助の私には…♪…♪…♪
ノックアウトでした(笑)…♪…♪…♪
あんな公務員…♪ あんな大人…♪(笑)
きっとこの時代には無理かなぁ…♪(笑)
いい憧れをくれたステキな大人…♪…♪…♪(笑)🍀
インフルエンサーって…
子供の頃は身近に居た大人でした
隣近隣のお兄さんお姉ちゃんです
想いが加工してない大人…♪…♪…♪🍀
リアルな日々の喜怒哀楽👀〰️💕
見た目以上にカッコいい大人♪♪🍀
カッコいい大人をめざして!!🍀
まだまだだけどね(笑)🍀🍀🍀
キャンドル
揺れる影
流れ伝う蝋
ほんのり漂う匂い
じんわり照らす温かさ
私の恋はなぜか曖昧で冷たい...
でも、キャンドルが私の心を照らしてくれる。
キャンドル……。
太くどでかいキャンドルを、暗い聖堂で灯したい。
もちろん……。燭台は、人生を台無しにしてくれた、あのゲス女の生首。
人のおもいを躊躇いもなく踏みにじった売女……犯罪者・今井貞夫の娘、人でなしの今井裕子。
キャンドル……。
クリスマスに、キャンドルが飾られたケーキを食べてみたい。
毎年、ショートケーキか生洋菓子。独り身は、辛いでヤンス。
キャンドル
キャンドルといえば、君と僕を繋ぐ魔法の物。
キャンドルを付けている時間だけ君と話せるがキャンドルが消えて仕舞えばこの時間はお終いだ。
君はいつも暗くて狭い所で暮らしている。しかも両親もいなくて友達もいない。だから僕が支えてあげなければならない。
始めはお互い最悪の印象だったが、今はお互い欠けてはいけない存在となってしまった。
今日はどんな話をしようかな。
とボソリと呟いた後に君のもとへ向かう──
君に送ったキャンドル意味は特にないけど、と渡したが実際は素敵な時間を過ごしてほしいから渡した。
勝手な僕のしがない片想いである
君から電話が来た
「キャンドルありがとう!大事に使うね。」
喜んでもらえたみたいでよかった。
少しだけ…ほんの少しだけ賭けに出てみた
「ねえ、月が綺麗だね。」
君はそうだね、綺麗だねと言った後
「私にとって月はずっと綺麗でした。」
そう答えを聞いた時月は恥ずかしさを埋めるように雲隠れした。
「キャンドル」
ゆっくりと、静かに燃えている
ぼうぼうと、私達を見守る様に
不思議と温かく、安心する色で
ドライフラワーを入れて
アロマオイルで香りづけした
手作りキャンドルに火を灯す
ゆらゆら
ゆれる炎を眺めていると
自然と心が穏やかになっていく
オレンジ色の灯りは
気持ちもあたたかくなっていく
わたしの癒し時間
#キャンドル
#35
キャンドル
キャンドルってみんな知ってるよね、ろうそくのこと。
私の友達ってね、よくキャンドルみたいって表現をしてた。
時間が経ったらすぐ溶けちゃって、なんだか儚いしね。
その子は作文とか、小説とか書くの凄い上手だった。
将来小説家目指してるんだって。絶対なれるよ!って話してた
実は今の、つい先月に亡くなった友達の日記に書かれてた文。
死因は自殺。いじめられてたんだって。その気持ちを紛らわそうと日記を毎日綴ってた。最後の会話は
「君が言うキャンドルみたいだねって言われるような儚い人になりたいなー!」
「元気だからもう手遅れじゃない?」
「ねーえ!笑」
って話してたけどさ…
「なんでそんな早くキャンドルみたいになっちゃうんだろ」
4作目
【キャンドル】
昔医者が言っていた。
”人間の心はキャンドルだ”
とそののきはなんだよそれと思っていたが今となっては納得できる。
嬉しい、楽しい、ワクワクなどは明るい大きな火。
悲しい、悔しい、怖いなどは明るいけど小さな火。
って。
キャンドルとろうそくって同じなのかと思い
昨日に引き続き調べてみた。
何やら原材料の違いがあるらしい。
キャンドルは石油由来の材料。
ろうそくは植物由来の材料らしい。
炎はろうそくのほうが消えないだとか。
違いって面白いね。
【キャンドル】50 kogi
「キャンドルサービスのお裾分けよ♡」
娘の結婚式のあと
着替える前に仏壇に手を合わせる
写真の中の夫も喜んでいるのか
揺らめく蝋燭の火が
柔和に温かく感じられた
-2nd story-
夜遅くに帰宅すると
「これは…私達の愛だか恋だかの炎よ、あなた。
消したいなら消しなさいね」
妻は真っ暗な部屋でキャンドルだけを灯し
テーブルには
離婚届とエンゲージリング
「いや待て!早まるな」
「ふぅ…」
妻は暗澹たる溜息で炎を大きく揺らす
部下(※男)の恋愛相談に
付き合っていただけだった
だが
言い訳も通らなそうなアルコール臭と
部下に吸い付かれたキス痕に
言葉も揺れていく
#キャンドル
#キャンドル
ここ2週間、様子が怪しかった。
ちょっと反応が遅かったり
パチパチっと二度反応したりしてた。
それが遂に寿命が来たらしい。
「まじかぁー。」
蛍光灯が遂にうんともすんとも言わなくなった。
困ったな。
真っ暗じゃ落ち着かない。
そういえばと思い出して、職場のお姉さん達から貰ったアロマキャンドルを探す。
「あぁ、火。どうするかなぁ。」
ライターとかマッチとか私が持つには危ない物は、この家には無い。
そそっかしいから。避けないと。
結果、ガスコンロで点けてみた。
はらはらしたわ。ひーひーだわ。
マジ危ないから簡単に試すべからずな。
けど、こうして眺めるのは良いな。
忙殺された1日にも意味が有った気がしてくる。
普段液晶の光ばっか浴びてるから。
たまには眼精疲労を労ってやらないとなぁ。
「ふっ、これ良い匂いする。」
【114,お題:キャンドル】
コンコン、と自室の扉の鳴る音、はーいと間延びした声で答える
今の時刻は午後0時を過ぎているというのに、一体何の用だろうか?
「......」
「ルーチェ?どうしたの、先に寝てていいの...に...」
言葉は最後まで言いきれず、しゅんと急速に萎んで消えた
目の前には、顔を涙でべちゃべちゃにした子供
ぬいぐるみを持った左手が、力なく垂れている
「あー...もしかして寝れなかったり?」
「...!...コクコク(首を振る)」
「そっかぁ~」
どうやら怖い夢を見てしまい目が覚めた、とのことで
きっとこのまま戻しても眠れないだろうし、どうしたものかと思考を巡らす
膝の上に乗っけると、たちまち心地良さそうに船を漕ぎ出す
だが、怖い夢を見るかもという恐怖があるのか、眠らないように頬をぺちぺちと叩いている
「あ、そうだ」
ちょっと待っててね、と膝から下ろす、一瞬名残惜しそうな顔が見えてちょっと罪悪感
立ち上がり部屋の端から持ってきたのは、いつかの使い残りのアロマキャンドルだ
不思議そうにキャンドルを眺めるルーチェに、これに火をつけるといい匂いがするんだよ~と軽く説明をしてあげる
確かアロマキャンドルの匂いは、リラックス効果もあったはず
不眠は身体に良くないだろうし、これでどうにかならないだろうか?
「火つけるね」
「...!...」
キャンドルに火を灯すと、溶けた蝋の部分からふわっとフローラルな香りが広がる
ふと隣を見ると、既にルーチェがうとうとしだしている頃だった
「寝ていいよ、悪い夢はこの火が全部燃やしてくれる」
「...」
アロマキャンドルの火を見つめながら、そのまま動かなくなる
どうやらもう寝てしまったようだ、眉間に寄ったシワを手で解してやると
随分とあどけない寝顔になった
「君の夢に幸福よあれ」
ぽそっと紡がれた言葉の真意は、その灯りだけが知っている