『キャンドル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
キャンドル
もう消えてしまったけれど
ほのかな温もりと
やわらかい火のにおいを残すキャンドルは
まるであなたみたいで。
ああ、もうじきクリスマスだね。
懐かしいあの場所に、
今年はひとりで行ってみようか。
いろいろなことがあったね。
いろいろなことが
恭とのたくさんの思い出
笑ったり泣いたりわめいたり
騒いだり叩いたり励ましてもらったり
なぐさめてもらったり
いろいろなことがあったね。
今では思い出すだけで涙に変わる。
だから
恭の為にたくさん歌を歌い送るよ。
たくさん泣くかもしれないけど
恭と姉妹でよかった。
恭のお姉ちゃんでよかった。
恭はどう思ってたかしらないけど
ありがとう。ワタシの妹で。。
いつまでもワタシの傍にいて
励まして支えてね。
恭に届け。。
なさけない姉より
#たくさんの想い出
キャンドル
たとえば、キャンプファイヤー。火が大きくて、近づきたいと思わないくらいには火が熱いものだって思い出させてくれる。それでもどこか懐かしくて、色んな人と囲みたくなる。
たとえば、暖炉。北欧の家に置いてありそうな、煙突からサンタさんがやってきそうな大きめの暖炉。なんだかおしゃれでロッキングチェアに揺られながら、編み物でもしたくなる。
たとえば、青い炎。コンロやガスバーナーで見られる少し幻想的な火。温度が高いから触っちゃダメだとは知っているけれど、少しだけ手を伸ばしたくなる。
たとえば、キャンドル。きっとキャンプファイヤーよりも火は小さくて、暖炉よりも手軽で、コンロのように青い炎は見れないけれど、どの火よりも優しく感じる。そばで寄り添ってくれるみたいに、その小さな火が辺りを照らす。
きっと外ではすぐ消えてしまうかもしれないけれど、そんな儚い存在なのかもしれないけれど、優しいそのゆらめきが心を穏やかにしてくれる。きっとそういうもの。
俺は、キャンドル持ってないんだけど
大人になったら買ってみたい。
だって、かっこよくない?
「夜にキャンドルつけて寝てます。」
とか行ってる人。
でも、ちょっとイタイかも笑
お風呂場の電球が
切れてしまった。
新しいのにつければ
良いのだけれど、
ここのは、つけずらい。
だから、
お風呂の時は
キャンドルを持って行く。
ゆらゆら炎に揺られて
ぷかぷか湯槽に委ねて
ぴかぴかな気持ちになったら
上がろう。
今日もお疲れ様。
お題 キャンドル
《キャンドル》
炎のように明るく
時間が経てば消えてしまいそうな儚さもあり
私の過去を照らし続けてくれる君は
モノに例えたらキャンドルのような人なのでしょうか
キャンドル
赤い炎がゆらゆら
蝋がゆっくりと溶ける
それを眺めながら
ゆっくり深呼吸
暗い明日も
遠い未来も
貴方という世界一明るい
キャンドルが照らしてくれる
#41 キャンドル🕯の光がすごく美しくて、温かい。
火の熱と温かい色で心が落ち着く。
寒い夜に一つの小さな炎を見るのはすごく素敵だった。
少し病室から抜け出して。
少しキャンドルを見つめてから、そろそろ帰ろうと病室へ向かう。その時、反対側の廊下に人影があるのを見た。
ライトを持っていないため,看護師ではなさそう…。
不気味に思いながら、どんどん近づいていく。
お互い、すれ違う時は顔を伏せていてよく見えなかったが、同じように入院している子のようだった。
私よりは身長が高い。すれ違ったあと、振り返る。
誰かに雰囲気が似ているような………。
一瞬、そう思ったけれど、誰、とはすぐに分からずそのまま、病室に帰った。
____キャンドル
猫足バスタブに
薔薇の花束を浮かべて
電気は消して
バニラの香りのアロマキャンドル
小さい頃から憧れる
ハーゲンダッツのCMみたいな
大人リッチな空間
『キャンドル』
テーマ:キャンドル #7
命のキャンドルに火を灯すと、
人間は日が消えるまで生きることができる。
キャンドルが全て溶けきればその人は寿命で死ぬ。
キャンドルが溶け切らずに火が消えると、
その人は寿命以外で死ぬ。
その原理はよく砂時計で示される。
僕は、命のキャンドルの管理人をしている。
人は僕をシニガミという。
人は僕をテンシという。
今日も僕は命のキャンドルを見つめる。
弱々しい火、強く光を放つ火、短くなったキャンドル。
僕はここにいると寂しい気持ちになる。
静かで暗い中、火だけを見ていると、不思議な気持ちになる。
「新しいキャンドルだ。しっかり管理するように」
僕は師匠に渡された長く小さな光を放つキャンドルを受け取る。
風が一吹きすれば消えてしまいそうな光。それでも一生懸命光っている。
「師匠。人間はどれくらい生きられるのでしょうか」
僕はそのキャンドルを静かにおいてから聞く。
「さぁな」
師匠は口数が少ない人だ。いつも同じような反応しかしない。だから僕は考える。人間はどれくらい生きられるのか。
昔は、命のキャンドルが溶け切るまで火が燃え続けることが少なかったと、師匠の師匠がつけた帳簿で知ることができた。
少し前の命のキャンドルは昔に比べると長く、キャンドルが溶け切るまで日が燃えているものが多かった。
しかし、最近の命のキャンドルは突拍子も無く消えることが多い。煌々と輝いていたキャンドルが急に消える。弱々しい光がかろうじて燃えている。
僕は人間がわからない。人間の寿命というものが長くなったのはキャンドルの長さを見る限りわかる。
しかし、急に日が消える謎は僕には分からなかった。
「最近の人間は残酷だ」
師匠がポツリと呟いた。僕は師匠に目を向ける。
「最後には自分で自分を傷つけ、火を自ら消す」
師匠の言った言葉が、僕には半分理解できた。
でも、もう一方はわからない。でもなんだか、怖い気がした。僕は人間を見たことがない。人間がどんな生活をしているのか、分からなかった。
師匠は最近の人間を知っている。僕はまだ師匠の見習いだから、人間を見ることはできない。でも、命のキャンドルを見守ることでどれくらいの人間がいるのかはわかる。僕に分からるのは、その人間が生きているのか死んでいるのかだけ。
だからなぜ、師匠が
ーー人間は残酷だ。
そういったのかが理解できなかった。
そんな僕は人間がどんなものなのか、どんな生活をしているのか、はやく知りたくてたまらない。
今日も新しいキャンドルが火を灯す。
そしていくつかのキャンドルの火が消える。
僕はそれを見つめる。
いつか、人間が生きているところを見てみたいから。
いつか、師匠がいった言葉の意味を…答えを知ることができる日が来るから。
キャンドル
キャンドルと言えば、この季節クリスマスの飾り付けですね。
クリスマスツリーの飾りで、金色の小ぶりなキャンドルがあって、それがあるとグッとツリーがそれっぽくなりました。
あのクリスマスツリー、どうしたかしら?
年に一度の出番だったキャンドルです。
世の中は、不条理だ。
…すみません。
一言言いたかったです…‥
自分の存在がどんどん分からなくなる
周りの声や視線に掻き消され
キャンドルの炎のように
弱々しく消えていく
大人になれば何かが変わる気がしてた
手が届くと信じていた
何を目指し何処へ向かっているのか
考えても答えは出なくて疲れてしまう
だから今を生きるのだ
未来も過去も考えず
今いるこの瞬間を空間を行動を
自分のために生きていく
暗い夜に道しるべのように、寒い冬に一時の温もりを。
ある人は色をつけた。
またある人は香りをつけた。
色々とまざりあって、一番「ゆらいでいる」のは私だと気付く。
元の自分ってなんだったっけ。
人に光を示して、人に温かさを与えていた自分はどこにいったっけ。
自分で自分を見つめなおす。
そんな私の「ゆらぎ」で、人はまた癒されているらしい。
【キャンドル】
『矛盾』
言葉さえなかったら
苦しまなかった
こうして書くことも
話すことも
何も考えず
悩むこともなかった
静寂の中で
安穏として生きられた
言葉を疎む、そのくせ
書くことに絡む
矛盾の中で
苦しむのか
永遠に
−キャンドル−
その日にキャンドルの火が消える。
その日に人も消える。そして愛も。何もかも消える。
それまでに何をしたら良い?あなたは何をする?
それまでにあなたと私はいろいろなことをしたいな。
キャンドルの火が消えるまで…
真っ暗な部屋の中。
ほわん、とゆらめくようにして、オレンジ色に光る火。
それはまるで、私を___、そう、優柔不断な自分の心を火に預けたように。
火はゆらゆらと揺れていた。
でもその中に、ひとつだけ、芯が通っているものがある。
火の光に照らされて、薄く輝くキャンドル。
キャンドルがあってこそ、この火は生きている。
優柔不断な自分が嫌な自分。
それをも知っていて、こんな自分を支えてくれる人がいる。
キャンドルと火。
それは、私たちと一緒、なのかもしれないな。
5テーマ【キャンドル】
今日はハロウィン
皆仮装をしてうちにやってくる
ピンポーン
あ、ちょうどお客が来たようだ
返事をしてある仮装に着替える
リビング、廊下、階段、廊下、オープンガーデン、の順に蝋燭に火をつけ
一階に戻り、大広間の端にずらっと並ぶキャンドルに火をつける
そして、家全体の電気を消し、客を招く
さぁ、パーティーの開幕だ!
ロウソクは昔
夜の中でも行動できるように使われていた
キャンドルになると
少し印象が変わる
私にとっては気持ちを落ち着かせてくれるもの
揺れる炎
あたたかさ
でも時が変わっても
暗闇を照らしてくれる小さな ''光'' だ
『思うことで変わること』
ゆらゆらと眩く光るキャンドルの火を眺める
どうしてか、暗闇の光源は美しいものだ
まるで無限に広がっているかのような暗い空間の中
存在感を持って確かにそこにいる
そのはっきりとした輪郭が美しいと人々は思うのだろう
そう思って再びそのキャンドルの火を見ると
綺麗というよりただ眩しくて
その気丈さに圧倒されて、少し苦しくなった
ふと目の前のキャンドルを何かに例えてみようと思った
暗闇に光るもの、光るもの
宇宙で燃え盛る太陽だろうか?
しかし、キャンドルを太陽に例えるにしては
この二つには絶対的に違うものがあった
しかし、それが何なのかは
すぐにはわからなかった
“存在感だ”
ふと頭に流れたその考えに
私は深く納得した
考えてるうちにいつの間にか上を向いていた視線を
キャンドルの儚く小さな火に戻す
太陽を思い浮かべた後だから
その光はとても小さく見えて
手に包んだら今にも消えてしまいそうで
その淡さは、すばらしく美しかった
こっちの方が好きだな、と思った