『カーテン』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私が小学生の頃、おじいちゃんもおばあちゃんも家事が苦手だったんだと思う。
2人で商売して、2人で家事してたから、専業主婦のいる家庭みたいにはなれなかったみたい。
とは言え、
朝ごはんはモーニング。
お昼は簡単に、うどん系麺類。
夜ご飯は外食か、簡単なもの。が定番。
洗濯はおばあちゃんが朝に干して、夕方取り込んで。
掃除は手の空いた方が…
ってなると、掃除が等閑になるって言うか…
そんな、おじいちゃんとおばあちゃんのお手伝いができるのはお掃除程度だった私。
階段に埃を見つけたら拭き拭き。
掃除機がゴミでいっぱいになってたらポイする程度。
他にも出来ることはたくさんあったけど、面倒で、庭を見ながらゴロゴロするのが大好きだった。
この時期になると炬燵を出してもらって、暑いなぁ寒いなぁって炬燵でゴロゴロしながら、部屋の隅にある埃を見て見ぬ振りしてた。
ゴロゴロしている視線は窓なんだけど、カーテンがあってさ。
暑いなぁって思いながら窓開けたらカーテンは埃を吹き飛ばし、ふわふわっていうかブワッと舞い上がる。
炬燵上の湯呑みを吹っ飛ばしたりする。
手の届く範囲にある窓でもカーテンのせいで開けられない。
カーテンをタッセルに引っ掛けておけばいいって思うじゃん?
タッセルがどこ行ったかわからないのが、じーちゃんばーちゃん家あるあるだと思うの。
職場のカーテンをごっそり洗濯する
それに伴う作業を延々と手伝わされた
きれいにするのはいいけど
それ用の人員を確保してからやってほしい
そこへ通知された今日のお題『カーテン』
何の偶然かと思った
カーテン
これを読んでいる皆さんへ。
こんにちは。 または、 こんばんは。
Rです。
今回も長くなるかもしれませんが、最後までお付き合いお願いします。
最近カーテンを新調しました。
いやぁ、前のカーテンはかなり使い込んでいましたので、色落ちやほつれなどが目立っていました。
これを機に買い替えようと思い、前の色と別の色のカーテンを付けました。
良いですよね新しいカーテンは。
前の使っていたカーテンの色は、淡いクリーム色でしたが、今回はほんのり青白いカーテンにしました。
ガラッと部屋の雰囲気が変わっていいですよね。
明日の朝日を見る為に開くカーテンが、靡くのが想像出来ます。
ー翌朝ー
朝早めに目が覚めましたので、珈琲を淹れ、部屋のカーテンを開きました。
丁度、朝日が昇るタイミングでした。
僕は目を細めました。
今回のカーテンの色は本当にいいもので、朝日の光でキラキラと、ほんのり色が付いた青白いカーテンが幻想的でした。
僕は今回の色は正解だったなと思いました。
朝日に反射するカーテンを眺めながら、残りの珈琲を飲み干し、新しい珈琲と朝食を作りに行きました。
青白いカーテンは僕の事を見送る様に、小さく靡いた。
ここまで読んで頂き有難うございます。
しばらくRからの手紙が続くと思いますが、
宜しくお願いします。
※この物語はフィクションです。
靡くカーテン
誰もいないリビング
俺は困った。
どこに行った?どこに消えた?
心当たりのありそうな人は誰も「そんな人は見ていない」と言い張るばかりで、
どこで自決したのかわからない。
……俺は刑事、だからけじめをつけなければ。
そう考えれば考えるほど、どこに消えたのか、知りたくなくする。
「お願いだから…帰って来てくれ…」
静かな泣き声が誰も居ない部屋に響いた。
_2023.10.11「カーテン」
…"誰も居ない部屋"の筈なのに?もしや、この語り手は…。
ひらひらひらり
風と踊る
さわさわそより
早足で
ふわっと舞い上がり
しーんと静まり返る
レースちゃんと
ダンスしたり
二人でぎゅっとしていたり
今日もひらひらひらり
舞い踊る──
(2023.10.11/カーテン)
「ただいまー」
がちゃりと、玄関の扉を開け、家の中に入る。
靴を脱いでいると、奥からお姉ちゃんの声が聞こえた。
「おかえり 雨、大丈夫だった?」
「ん、雨?降ってなかったけど」
「そうなの?さっき通り雨が来たんだけど、そっちには行かなかったみたいね。」
「ひゃーここら辺通る人、かわいそー。」
あんまり、心に思ってない言葉を言いながら、自身の部屋に入る。
鞄を置き、私服に着替える。
その後、外の光を取り込もうと、カーテンを開ける。
空はオレンジ色に染まり、夜が来ようとしていた。
「もう夕方か〜あ、やべ宿題やらないと。」
急いで、鞄から筆記用具などを取り出す。
机にノートなどは開いたが、いざやろうとなるとやる気が湧かない。
隣に置いてある、スマホに目がいく。
「そういえば、梨花大丈夫かな〜」
今日の行き帰りで、言っていた事を思い出す。
「毎日変わらない。か〜」
ふと、お姉ちゃんの部屋の方角を見やる。
「変わらないのも、良い事だよね。」
「よし、宿題終わらせちゃおう!」
意気揚々と宿題に、取り掛かる。
これはまだ、平和だった時のお話し。
お題『カーテン』
誰も居ない教室でカーテンに包まって
僕たちは長い長いキスをした…
「撮っちゃったっ♪」
こ、この声は!?
そぉ、
彼女の親友ちゃんに写真を撮られていた…
同じクラスで仲良くしているから
僕も良く喋るのだ。
「なぁに勝手に撮ってるんだよ〜///」
思わず僕は照れながら言った。
彼女を見ると微笑んでいて
嬉しそぉに見えたから
「ま、まぁ彼女が喜んでるから
今日のところは許してやろぉ〜!!」
と、ドヤ顔をして誤魔化した。
「ほんとは嬉しいくせにぃ〜(笑)」
「ほんと2人は仲良いよね♪」
僕は…
彼女が喜んでるのが一番だから
内心嬉しかった♡
「ほんぢゃっ!写真送っとくねん♪」
彼女の親友ちゃんとばいばいして
僕たちは手を繋いで帰った。
それから僕たちは卒業しお互い社会人。
10年の付き合いを経て結婚をし
お腹には双子が居る。
お互い変わらずあの時の写真を
今も待ち受けにしている♡
ずっとあの時の気持ちを忘れない。
ちなみに彼女の親友ちゃんは
あれから写真家になって結婚もし
今は写真館を旦那さんと経営している。
次は家族写真撮ってもらいたいね♪
薄いカーテンの裏で、なにが起こっているのだろう。見えているつもりでも、分からないことが沢山ある。
木ではないけれど
葉でもないけれど
白いレースの隙間から溢れる
真昼の木漏れ日が好きだ
/お題「カーテン」より
何の変哲もない、普通のカーテン。
真っ白な普通のカーテン。
...普通のカーテンのはずなのに
『なぁ、見てみろよ!』
目の前に映る、カーテンを被り、無邪気な子供のように、笑顔を見せるあいつの姿は...
綺麗な、花嫁姿に見えたんだ。
#カーテン
86作目
これは、遠い誰かの夏の思い出でしょうか。
ふわりふわりと風になびく白いワンピース。そこは向日葵畑でありました。向日葵の黄色とワンピースの白の組み合わせは、千年分の夏を集めたくらい、夏らしい色でした。それから少しして、彼女がふりかえり、僕に微笑みました。その笑顔は、朝、カーテンを開けた時に目が合う、太陽の様でした。
『カーテン』
祖母の家の居間にはカーテンがない、なんなら1番大きな窓は最初から鍵さえかけてなくて誰でも入って来れる。
田舎だからといって安心せず新しい窓に直した方がいいんだろう。だけれど祖父母の友人にはこの窓を開けて入ってくる人もいる。コーヒーやお茶を飲みながら軽く話して帰っていくのだ。この繋がりも大切にできたらと思う。
カーテン…
…
朝は朝焼けの真っ赤な強い光を浴びて知らせる。
昼は陽射しの強さからうっすらと守ってくれる。
夜は部屋の中を隠すように秘密を閉じる。
そういうものだよね。
私は特に学校のきちんと整列している窓から、白い薄いカーテンがヒラヒラと風に揺られて、時々窓の外に飛び出している様子が、とても好きだ。
あの中で黒板を見て、先生の話を、なんとなく聞いている生徒が沢山いるんだなぁ。
あ…真面目な生徒もいるよね。
窓際、好きだったなぁ。
突風で机の上のプリントやノートなど諸々カーテンにさらわれたりして…。
ちょっと寝てるとクラゲみたいに膨らんで、包んでくれるようなあの感じも、あぁ懐かしい。
我が家の裏に猫を飼っているお宅がある。
いつも飼い主から隠れてもじもじしている場所。
カーテンの裏。
じーっと見つけてくれるまで、耳を立てて待つ。
あはははは。
お〜い、こっちから丸見えだぞ〜。
可愛いので暫く、眺めている。
カーテンって不思議。
隠れたり、知らせてくれたり、守ってくれたり、閉じてくれたり…
色んなお宅の様々なカーテン。
散歩途中で素敵なカーテンを見つけると、何だか嬉しい。
やっぱり、カーテンって不思議。
*読んで下さり ありがとうございます*
#カーテン
ガラス越しでも
あなたのことは
全て知っていたいと
思っていたあの頃
でも知らないこともあっていい
そんな思いが近頃
私のキモチを支配する
信じられなくなったわけじゃない
近づけば近づくほどに
ほどほどの距離感が必要になるの
わかる?あなたに…
だから時には
二人の間にカーテンを掛けて
互いの気配を感じながら
周りの世界を透かして見ながら
二人 活きていけたならいいね
今日はカーテンを開けて
あなたの笑顔に触れて見ようか
閉め切ったカーテンを少し開いて、僕は窓際の床に直接腰を下ろす。
窓の向こうは白い霧に包まれており、冷えきった窓に顔を寄せると、僕の息で白く曇った。
こんなにも寒い日は、独りで居ると、とても落ち着く気がする。
世界が冷えていて、自分も冷えていて。
すべてがどうでもよくなるような、どうでもいいような。
苦しかったことも、全部許せる気がして。
けれど実際は、そんなことない。
劣等感も、罪悪感も、不安も不満も、痛みも。
すべて許せるわけがない……。
窓の向こう、霧の中で薄っすら街明かりが浮かんでいる。
いつか僕は許せるだろうか、僕自身のこの苦しみを。
僕より優れていた弟の存在を、その弟に意地悪してきた僕の罪を、弟がいなくなった後に残された、不甲斐ない家族である僕らを。
僕はぼんやりと浮かぶ街の明かりを、静かに見つめて思う。
まるで人魂のようだ。
カーテン
いつも風がこっそり教えてくれた。
うちの庭に今日小さな花が咲いたことを。
今日の夜は、星がキレイに見えることを。
私はただ部屋の空気を入れ換えたいだけなのに、お節介だなと思う時もあった。
でも、今ならわかる。
風は、『未来の私』だったんだね。
どんな仕組みでそんなことができるかはわからないし、そこに私は全然興味はもてないけれど。
過去の私を変えようとしてくれて、ありがとう。
今日は、今までの感謝を伝えさせてほしいんだ。
ねぇ、受け止めてくれる?
私は、微笑みながらカーテンに手をかけた。
"カーテン"
枕元に置いていたスマホから目覚ましのアラームが鳴り響き、意識が急浮上する。
「ん〜…」
小さく唸りながら目を擦って、ゆるゆると瞼を開けると、カーテンが外の陽の光を吸い込んで室内を淡く照らしていた。もそ…、という効果音が聞こえてきそうな程ゆっくりと布団を剥いで、上体を起こしながらベッドの端に腰を掛ける。
「む〜…」
先程よりもやや大きな声で唸る。再び唸ったその声はまるで駄々っ子のよう。唸った後は渋々と、油切れのブリキのおもちゃのように立ち上がりカーテンの元へと歩く。カーテンに両手をかけると、まだ眠気まなこだと言うのにカーテンを開ける。
案の定突然の強い光に目がくらみ、反射で目を閉じるがすぐに慣れて目を開け、窓の外を見る。日が昇ったすぐ後のようで、まだ太陽が地平線に半分程隠れている。そして昼間の青空とは違う、淡く鮮やかな空が広がっている。外の空気を吸おうと窓を開ける。流石に最近肌寒いのでほんの少しだけだが。開けた窓の隙間から、朝の肌をひりつかせるように冷たく新鮮な空気が吹き抜けてきて、目を閉じて深呼吸をする。その冷たさにまだおぼろげだった頭が覚醒する。そして今度はぱっちりと目を開ける。
「…よし」
と気合いを入れて身を翻し部屋を出て、一日のスタートを切った。
★カーテン★
今でもハッキリ覚えてる。
手術の前の日のこと。
ベッドの上で一人……手術の不安や家族と離れて過ごす心細さで落ち着かなかった、そんな時ーーー
「佑紡希さーん」
聞き覚えのある、大好きで温かな声が私の名前を呼んだ。
静かな病室に、先生の優しい声が響く。
返事を返すとカーテンがそっと開いて……そこには初めて見る、白衣姿の先生が立っていて。
ドクン…心臓が少し大きく鳴ったのがわかった。
あれ…?白衣ってこんなに眩しかったっけ…?
それと同時に、不安で固まっていた気持ちが不思議とほどけていった。
あ……そうか。きっとそうなんだ。
先生。
私あの日のこと、きっと忘れられない。
先生への“信頼”だけじゃない気持ちに気付いてしまった
あの日のことを……。
お風呂から出ると
夜風にカーテンがゆらゆら
きらめく夜の街を眺め
君はタバコを吸う
煙が揺れては消えていく
君の背中は何処か儚い
だからこそ
消えてしまわないように
そっと抱きしめる
次書くメモ
成功した例だけが受け継がれていく世界
失敗は本人しか知らない
レイノルズ数を操る主人公
境界条件を設定し戦う
カーテン
やっと今週も半分過ぎた。
体力的には全然元気なのに、静まったいつもの部屋に帰った瞬間、また声に出してしまった。
「あぁ、、、疲れた。」
動く気にならない。洗濯、夕飯、シャワー、、、気がめいる。
「、、、ヨシ、やるか」
カーテンをしめ、完全なるパーソナル空間に安堵する。
明日から今週も後半だ。
頑張ろう。
今日も明日も明後日も。
ナリスケ