私が小学生の頃、おじいちゃんもおばあちゃんも家事が苦手だったんだと思う。
2人で商売して、2人で家事してたから、専業主婦のいる家庭みたいにはなれなかったみたい。
とは言え、
朝ごはんはモーニング。
お昼は簡単に、うどん系麺類。
夜ご飯は外食か、簡単なもの。が定番。
洗濯はおばあちゃんが朝に干して、夕方取り込んで。
掃除は手の空いた方が…
ってなると、掃除が等閑になるって言うか…
そんな、おじいちゃんとおばあちゃんのお手伝いができるのはお掃除程度だった私。
階段に埃を見つけたら拭き拭き。
掃除機がゴミでいっぱいになってたらポイする程度。
他にも出来ることはたくさんあったけど、面倒で、庭を見ながらゴロゴロするのが大好きだった。
この時期になると炬燵を出してもらって、暑いなぁ寒いなぁって炬燵でゴロゴロしながら、部屋の隅にある埃を見て見ぬ振りしてた。
ゴロゴロしている視線は窓なんだけど、カーテンがあってさ。
暑いなぁって思いながら窓開けたらカーテンは埃を吹き飛ばし、ふわふわっていうかブワッと舞い上がる。
炬燵上の湯呑みを吹っ飛ばしたりする。
手の届く範囲にある窓でもカーテンのせいで開けられない。
カーテンをタッセルに引っ掛けておけばいいって思うじゃん?
タッセルがどこ行ったかわからないのが、じーちゃんばーちゃん家あるあるだと思うの。
10/11/2023, 11:31:26 AM