『カーテン』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君がシルクのカーテンに身を包んで遊んでた
初冬の朝は眩しい朝の光に包まれたホテルの一室
隣の部屋のふたりと部屋に入る際に一緒になった
彼は強腰しな表情を浮かべて
俺に牽制な視線を
そんな若きふたりが微笑ましくて…
俺はドアを開けてエスコート
君はステキな部屋と言う
僕は照れて…
I love youが素直に言えない…
何度も同じように誘ったけど
いつも君の笑顔に勝てないから
俺は…にやけてしまうよ…
君はワインを開け…
俺はグラスを用意して
エスコートして…
君とふたりの時間…
誰にも邪魔されない時間……
揺れる髪に触れて君を抱きしめ…
君の髪の匂いが気持ちを躍らせ
俺は…君に…
ありったけの愛を
♪I love you…♪I love you…♪
壊れたレコードプレイヤーの様に
囁きを繰り返し続けた…♪
…………♪
静かな朝が訪れた…
陽がふたりを包み…
君は眠気た顔して
昨夜のシーツの海を出て
そのままカーテンに…
じゃれてる…
俺は思った
ふたりこのまま…
この幸せに身を寄せ愛ながら…
ふたりで生きていけたらと…
何気ない暮らし…
ごく普通の風景…
それも幸せだろうなと…
チェックアウトして
外の眩しさに眼を伏せた
笑顔が溢れた眼差しに
やはり照れて
また眼を伏せた
これからの日々で
君の笑顔が眩しいのか…
そう思うと…
これからの永久の誓いを予感した
…………
君が好き…♪
美佐子が好き♪
I love you…♪
…………♪
I love you OK 矢沢永吉
私はカーテンを開けた。そうしたら、雨が降っていた。最悪だ。
そのカーテンを開けると眩しい光が。
新しい素晴らしい一日が始まる合図。
目が覚める 君いま来てた?
木漏れ日が揺れ散る窓辺 天国のドア
#短歌 #書く習慣 20231011「カーテン」
カーテンを開いて外を見てみると車が十台走っていた
車が十台
カーテン
薄い方のカーテンには破かれた跡がある
そのままじゃ困るので適当に縫い付けた
猫が窓辺に上がろうとして
破いちゃったんだと思う
それ以降は出かける前に
カーテンを少しだけ開けておくようになった
その猫がしんでしまって
カーテンの縫われた跡を見るたびに
思い出すから
たぶん
カーテンは買い換えない
何回でも
思い出したいから
ぽかぽか おひさまがさす
ふわふわ かぜがふく
さらさら かみがおどる
ゆらゆら カーテンがゆれる
お天気がいい日のお昼寝は気持ちがいい
明日もきっと いい日になりますように
カーテン。
カーテンの中に
2人で
かくれんぼ
しようよ。
皆んなが
どこかで
弾けてる間に。
向かい風
ーーまだ、夏の太陽がギラギラしていた頃です。
クーラー程では、なくて扇風機をつけていた。
レモンのかき氷を食べていた。
同じようにあたる扇風機なのに、左眼だけは、泪が出て止まらない。
そっか、こっちの眼は、手術の影響なんだ。
ツーと頬を傳う泪。
私は、こんなに元気なのに左眼、ちゃんと機能してないんだ。
どんなに、楽しいことや嬉しいことや想先生に対して淡い気持ちを抱いても‥‥。
正直なのは、左の眼。
私の想いなんて、幻想なの。
でも、想先生のことを想うと、ドキドキしたり、鼓動が跳ねたり、
ちょっとだけ、周りにも優しい気持ちが生まれます。
リアイストの方は、バカとか一言で、片付けられますよネ〜。
私もそんな、私が嫌いです。
でも、左眼と一緒なの。
向かい風は、私に何を期待していますか??
でも、先日の路上ライブの方達のキンキキッズさんの歌を聴いて、私は想った。
『ーーもっと、ステキになってね。.。o○』と、いう歌詞を聴いた時に胸が震えたの。
( ゚д゚)ハッ!今のままの私では、ダメなんだって‥‥。
私の中の、概念がハラハラとその歌で崩れた(;_;)
今の私では、ダメ。
退けるオトナになりたいです。
ーーそして、私と路上ライブの方達みたいに、
『もっと、いっぱいステキになってネ。』と言えるようになりたいな〜。
この胸がきっと痛むけれども、多分、それがする正解だと想うから‥‥。(;_;)
夏音ちゃんも陽葵も、あの時、私が泪を堪えていたのをきっと気付いるよね‥‥。
敢えて触れないのも、優しさだと想うの、友達だもん‥‥。
終わり
#5『カーテン』
クラスマッチで球技とは別に美化採点があるこの高校。円陣をして大掃除する高校生が他にどこにいるだろう。
掃除機を持ってくる子もいれば、シャワーキャップをつけて髪が落ちないようにする子も。白衣を着た美化委員が1㎡ずつ床をチェックして点数化するもんだから、やっぱりこの高校変だわ。
私のクラスはまだバスケと卓球が勝ち進んでいるから皆応援に行っているけど、採点時間まで後1時間半。観たいけれど誰かがやらなくっちゃ。残った机と椅子を廊下に運び出す。
学校特有の薄緑のカーテンも外せば、あれ、教室こんなに広かったっけ、と思わされる。2階から見るグラウンドには、昨夜降った雨でできた大きな水たまりが空を映し、金木犀の香りが鼻をくすぐる。
どうやら布1枚で景色が違うこともあるみたい。
黄昏の教室。
とん、と書き終わったノートで机を叩く。
開いた窓の向こうからは運動部達の賑やかな声が聞こえてくる。
まるで帰宅部のクセに帰らず、わざわざ教室に残って宿題を済ませる私をからかっているみたいだ。
だってしょうがないじゃないか。
なんて、誰に言うでもない文句を心で唱えて口を尖らせる。いや、言いたい相手はいるけれど。
そう、しょうがない。
しょうがないのだ。
そんな私を風までが笑う。
ふぅと強く吹いたそれにカーテンが広がった。
手招くようなそれ。
邪魔だからという理由を引っ提げて、椅子から腰を上げる。
そしてまとめてしまおうと思って手を伸ばした私を…それはばさりと食べてしまった。
あぁ、ほら、またここにいた。待ち伏せていた。
視界を占める蕩けるような眼差しの中に満更でもなさそうな自分を見つけて嫌になる。
このひとときの為に、だなんて。
本当にひととき。
正気に戻った頃には、私はごそごそしたカーテンを握りしめてポツンと立っているだけ。
黄昏の教室。
とん、と上履きを鳴らして背を向けた。
熱いのか冷たいのか、本当に触れたのかも分からない唇を撫で、上を向いている口端に呆れ返る。
適当な廊下で背中を壁に押し付け、ずるずると座り込む。
あぁ、まったく。私ときたら。
なんて厄介な者に『 』してしまったのだろうか。
視界の端で、やっぱりからかうようにカーテンが揺らいだ。
カーテン
たった布きれ一枚で仕切られた先に
どんな世界が広がっているのだろう
見ることはたやすい
ちょっと手を伸ばして
この布をめくってしまえばいいのだから
でもせっかくだから
少し想像を膨らませてみよう
普通に考えたら窓があるかな
窓の外は大きな海が見えて
ちょうど日の沈む頃合いかもしれない
想像するだけなら
何も室内とは限らない
色とりどりのドリンクがセッティングされた
プールサイドかもしれない
あれこれ考えているうちに
布の向こう側から名前を呼ばれる
いよいよこの布をめくる時らしい
予想はできていたんだ
あからさまだし
当然今日が何の日かなんて
誰よりも知っている
でもね
カーテンの向こうのサプライズ
どんな妄想よりも素敵だね
定期的に洗濯した方がいい
洗濯したら部屋が気持ちいい
なんか爽やかになる
初めまして
柔く赤に染まる色を
どうか僕の声を受け止めて
その腕で包んで
体温を感じさせて
おはよう
沁みる青に染まる色を
誰かと比べて落ち込んで
零した震えを拭って
お揃いになった色で笑わせて
こんにちは
眩い黄に染まる色を
重ねてきた会話に微笑んで
同じ時間を削って
その関係を楽しませて
こんばんは
燃える桃に染まる色を
貴方なりの想い出を教えて
それは僕の思い出になって
愛おしさを覚えさせて
久しぶり
燻った黒に染まる色を
空っぽになった心を見せて
募った感情の逝き場にして
その心を埋めさせて
「俺は開けたよ」
君はどうしたい?
題名:カーテン
作者:M氏
出演:🌠
【あとがき】
M氏はカーテンを閉めっぱなしにする人です
一々開けたり閉めたりするのってめんどうですので
でもたまぁに覗き込む時があります
開けはしませんが
開けても良いかなって思う時が来ます
出演してくれた彼はずっと開けてたんでしょうかね
それとも閉める時もあったんでしょうかね
閉めっぱなしにしてるM氏には分かりませんが
今年の春
引越しをした。
引越し準備の中で
真っ先に考えるインテリア
カーテンは大切。
慌てて
どんなふうに
デザインを選ぶか?
慎重になる。
カーテンのカラーや柄で
気持ちも変わる。
仕事から帰って、
ホッとする
長い時間を過ごす部屋の
カーテンは
とりあえずで
選んでしまうと、
失敗する。
昔、
幼い頃に、
カーテンを体に巻き付けて、
挙げ句の果てには
髪の毛も
巻かれてしまい。
泣いて、
姉に、叱られながら
救出してもらった事がある。
しかし、
姉も兄も
同じ事をして
母に叱られている。
そんな
昔を思い出しながら。
優しい
ぺールグリーンにした。
グリーンは
目にも優しい色。
真夏の日差しも、
冬の寒さも、
カーテンが
守ってくれる。
ありがと〜🙏
#カーテン
ひらり ひらり
ドレスみたいに
カーテン巻いて
ひらり ひらり
蝶々のように
踊ってる
にこにこ笑って遊んでて
それでお母さんに怒られた
あれはいつの頃だっけ?
ひらり ひらり
おばけみたいに
カーテン揺れて
ひらり ひらり
音を立てて
舞っている
怖くて恐くて泣いていて
それでお母さんに抱きついた
あれはいつの頃だっけ?
誰かがサーっと遮光カーテンを開けた
眩しい光に目が開かず、しょぼしょぼ
髪はボサボサ、頭がボーッとする
「おはよう、起きてー朝ごはんだよ🍳〰︎」
この声…この匂い
僕が憧れていた日常、大好きな人がそばにいて起こしてくれる。
こんな嬉しいことは無い
朝から僕のためにありがとうと心の中で呟いた
#カーテン
カーテン
シャラリと音をたてて開くカーテン。
太陽の光に照らされる白のカーテンを纏う君。
そんな君を見て、見惚れる僕。
学生時代、教室のカーテンをドレスのようにして、遊んでた君。
それを、隣に立ちたいという無謀な望みを持ちながら通りすぎてゆく僕。
実現する事は簡単だったはずなのに、態々僕を選んだ哀れな君。
哀れなんて周りに思われない位に幸せにする事を
決意する僕。
神父の言葉。誓いますの決意。カーテン、いや、ベールを纏う君。タキシードを着た僕。
涙、笑顔、拍手、祝福。
「僕たち、結婚します。」
カーテンは、
プライバシーを守る為にも利用される。
布1、2枚で守られるプライバシー。
仰々しいセキュリティーが
これ以上当たり前になりませんように。
カーテン
君の部屋は 南向きの 優しい風が
僕と君と 新しい歯ブラシと カップが並んで
いつまでもここに いるかは わからないけど
ずっとここで 日差しを浴びている
あぁ もう少し 分けてくれないか
あぁもう少し そばにいてくれないか
そっと顔を向けあいながら
いまよりそばへ 風が運んだ カーテンが靡く
君といた部屋 そこは 町外れ 南向き きみといる部屋
突然 君の 静かな瞳
長い沈黙 言葉を探す
このまま君に 告げないと
日差しが去っていくようで
指を絡ませ 別れを惜しむ
あぁ カーテンが 風を運んで
あぁ 翻る 君のブーケが
銀の時計を止めて ここで休もう
これからも約束しようよ
長い午後 見つめあいながら