『カレンダー』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
カレンダー
げつようびってまじでだるくないか
げつようびってだけであさからつかれる
いっそ げつようびがなくなって
かすいもくきんどにち になればいいのに
そしたら かようびが
げつようびになってしまうな
どうやっても
げつようびからはのがれられないんだな
・カレンダー
呟き。
縁が切れた人が現れると過去の日付を見ては"この日はまだ仲良かったのに"としばらく引きずってしまう。
我ながら気持ち悪い性格だと思っているがそれでもこの思考は辞められない。
自分で「自分が不幸になった記念日」を作っているようなものじゃないか。
でも辞められない。どうしても過去に思いを馳せてしまう。
せめて来年には忘れてて欲しいものだ。
受診日と支払い、必要最低限の書き込みしかなかった。しかし、近衛と過ごすうちに、ペンの色は二色では足りなくなって、手帳を買うことになった。
「和泉、これからたくさんの思い出を作ろう」
*
この夜明けを持って、王国は一度滅び公国として蘇る。そう、新たな祝日がこの国に生まれることになったのだ。
二本立て
カレンダー
これは本当に私事なんですけどね、下校の為にホームに居たらね、好きな人が車両ひとつ分向こうに立ってたんですよ
そしたらこっち来て話しかけてくれて、課題だした?みたいな他愛も無い事だったんですけどね、本当、なんか、くっときちゃって
そのまま電車一緒に乗って、でもその人次の駅で降りちゃうんですけど、さよならしたあと自分の汗の匂いとかビジュの悪さとか気にしちゃったりしてね、こういう日もあるんだなって、なんとなく
#カレンダー
カレンダー、ね。
それは、それはながいながい、物語。
毎日何かが起こってしまう。
それは良しとして、私の小説の読み方を進めよう
まず、""はセリフだ。多分分かるだろうけど。
そして、「」は手紙などに主に使う。
これは、()気持ちみたいな感じた。
とても遅くてすみません。
家に帰るとどうしてもフラッシュバックする。
嫌な記憶、忘れたと言われた思い出。
気持ち悪い、記憶をなくす?
努力?期待?名誉?強豪?
圧力?忘れたい。
忘れさせてよ。
お願いだから、病ませないでよ。
また、希タヒ念慮が出てきちゃう。
誰か……お願い…私のバッドエンド変えてよ…。
聞こえているでしょ?
君。
助けて、よ。
お、ね……が……あ…。
記録はそれで終わっていた。
時に過去は足枷になる。
「カレンダー」
私はカレンダーを見た。
もうすぐ彼との結婚式。
あぁ彼は今何をしているんだろう。
楽しみだ。
でもそんな楽しかった日々はすぐに終わった。
家事はしないし文句は言うし。それに加えて、浮気までしていた。
今何日だろう。何時だろう。私はカレンダーと時計を見た。
23時59分。12月25日。あれ今私。彼に捨てられて。
外にいるんだよね?寒くないなぁ暖かい。
そういえば私家の時計とカレンダーを見たんだけど。
もう何もわからない。
誰か教えて…
『カレンダー』
今では皆、スマートフォンのアプリでスケジュール管理をしているらしい。
我が家のように月毎に日付のみが書かれていて、余白に各自の予定を書き込むタイプのカレンダーは見ないそうだ。
スマホの電源すら入れ忘れる私には、逆に不便。
我が家のカレンダーは、各自が好き勝手に予定を書き込む。
「この日は帰りが遅いから夕飯はいらない」とか、「ここからここまで出張です」の横に「お土産は○○を買ってきて!」だとか、賑やかで楽しい。
朝起きてきて、居間に掛けられているそれをチラッと見るだけで、それぞれの予定がわかる。
まあ、独り暮らしの我が家で、私以外に誰が書き込んでいるのかは謎なんだけれど――
実はカレンダー、まだ6月でした。
異常気象の原因ではないと思いますけど
(間に合わないので枠だけ確保です)
『カレンダー』
時はいつの間にか過ぎ、もう私もいい大人。
日に日にカレンダーがめくられていき、もう今年も半分が過ぎた。
あなたは納得のいく時間を過ごせていますか。カレンダーは止まってはくれないから、後悔の無いように。
月日は過ぎ私は年をとった。
心は若い頃と何も変わらなくしかし時は確実に流れている。
懐かしい写真…若かりし自分。もうこの頃には戻れないけれど、きっと豊かに暮らせる。
わたしには何が残されてるんだろう。
ヨーロッパの女性たちは年をとっても生き生きとお洒落をして、パリジェンヌなんて呼ばれてる。
このシワを隠さず、堂々とワンピースをきて口紅を塗る。
陽の光を浴びて私も笑いたい。
今年ももうあと3ヶ月。
なかなか思うように生きられない。
毎日特に何もせずにばつ印をつけるだけ。
もっとちゃんと生きようと思った今日この頃。
ーカレンダー
カレンダーに好きな人の誕生日を記録した。
数ヶ月後好きじゃなくなった
カレンダーを見た
あ、今日誕生日なのか
また好きになりかけた
憤慨しながら、廊下を歩く。
窓の縁に積もった埃。
毛先の絡まった絨毯。
私の屋敷なのだから、綺麗でなくては。
使用人は新しくするべきだろう。
沸き立つ激情を抑え、私室に入る。
一流に作らせた花瓶。
生けてある花は萎れてしまっている。
一級の木で作らせた一等の机。
その上にあるカレンダーは去年のままである。
まったく、使用人は何をしているのか!
主人の机は常に最新の状態でなくてはならない!
私が死んでいようとも、守って貰わなくては!
カレンダー
カレンダーをかれこれ3年以上、3年前の5月から変えていない。きっと違う。今日は2021年の5月26日だ、そうきっと。私の大好きなお兄ちゃんが死んだなんて信じられない。生きてる。
そうじゃなきゃ私は生きていけない。今頃きっと私は廃人になってたはずなのだから。
※お兄ちゃん→犬
店頭を四角く切り取るカレンダーまた何者にも成れずに九月
「カレンダー」
その日の終わりに、
お気に入りのシールを貼る。
予定があるから、じゃなく
一日の終わりの証。
机に立てた小さなカレンダーは、
自分の好きなように飾れる、安価なもの。
変に派手なデザインだと
手が伸びにくくなってしまうのだ。
日が過ぎていくたびに
お気に入りのもので埋まっていく。
これだけ、私は頑張ったのだと
可視化できる。
そうしてまた、月ごとに過ぎていく。
それの、繰り返し。
───『カレンダー』(2024.09.11.)
毎月変わるカレンダー
春夏秋冬。四季があるのは奇跡だね
これと言って特別なコトは無いのに
♡○△□.12月31日は儚い
カ レ ン ダ ー
毎年更新される度 よし、今年も頑張るぞ! ? なんて リフレッシュ気分を高めてくれたりする カレンダー だが? その中には たった1日だけ 嬉しくも悲しい 誕生日なる日が必ず入っている! 絶対に入っている! 消しゴムで消したくても 入っている!
毎年1つずつ歳取って行く現実は変えようがないのはわかっちゃいるけど、認めたくない! せめて実年齢よりも若く有りたい 肉体的にも 精神的にも
ところで このカレンダー誰んだー?
彼んだー!
これ誰んだー
それ俺んだー
そのカレンダー
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長年の仕事の相棒は
1998年第7回国際イルカクジラ会議モデルの腕時計
時間だけでなく年月日に曜日も確認出来るので
大変重宝しています
伝票や書類に日付を書くときも
同僚に曜日や西暦を聞かれたときも
…肝心の時間は??
(カレンダー)
優しくて
少し荒れた手に
触れた時
ああやっぱり
あなたがだいすきだ
愛しい癖毛にあたたかい声
それでも日付は巡ってく
カレンダー