『カレンダー』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
待ち遠しくて
あなたのせいで入れる羽目になった
カレンダーアプリ
彼と遊ぶ約束をして「あと何日だろう」ってカレンダーを確認するのが好きだったのにな
【お題:カレンダー 20240911】
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(´-ι_-`) もっと早く書けるようにならないとな⋯
カレンダーを幾回めくっても
あなたは帰ってこない
いつになったら貴方と会えるの___
カレンダーなんていつもは気にしないのに、時間に追われているみたいでカウントダウンなんてしないのに。
一日一日ごとに塗りつぶされていくマスが愛おしくて仕方がない。黒に、あんたの色に染められていくみたいで。
逢えない時間がーーというのはあながち嘘ではないらしい。
そんなことを俺が考えているなんて知ったら、らしくないと笑うだろうか。馬鹿笑いしてるあんたの顔が浮かんで、またマス目を塗りつぶした。
(はよ、あいたい)
作者の自我コーナー
いつもの。珍しく付き合ってます。
最近雰囲気が柔らかいですよね。
久しぶりに更新しました。しばらく連続更新したいと思います。
そういえば自分の部屋用カレンダーを
まだ一度も買ったことがない。
毎年もらいもののカレンダーの余り物を使っている。
季節の絵や写真が主で日数がオマケにくっついてるような
使う用ではないカレンダーばかりである。
今年も9月を入れて後4枚。
来年はもらいものが来る前に
自分で選んだのを買ってきてみるか?
人生初だな。
(カレンダー)
憧れのカレンダー。
それは、アドベントカレンダー。
先週からクリスマスコフレで騒いでいましたが、コスメのアドベントカレンダーを生きているうちに一度は買ってみたいものですよ。
クリスマス限定のアイシャドウパレットにリップやマスカラ、フレグランスやスキンケアなどがミニサイズでぎっしり...ロマンや!そこにはロマンが詰め込まれているんや!
クリスマス限定もさることながら、ミニサイズというのが良い、大変良い。
お試しで使える気軽さに、持ち運びにも便利。そしてなにより可愛い。
しかしこういうロマン枠は、金額的にはお得なんだろうけど、ブランドによってはかなりのお祭り価格なんだけど、やっぱり庶民にはお高い。年に一度だから思い切って!とも言うけど、思い切れん。
まだ、推しのカレンダーも買ってないのに。
現状を見ると厳しいので、今年もコスメは諦めて、チョコレートのアドベントカレンダーにしようかな。
「俺、いつかお金持ちになったら、イヴ・サンローランのアドベントカレンダー買うんだ...」
(¥88,000 税込)
カレンダー Ver.2
9月10日母の誕生日。壁にかかったカレンダーには星マーク。
近所の花屋さんで、リンドウを選んだ。母の好きだった紫の花。リンドウは9月の誕生花でもあるそうだ。誕生石のサファイアと並んで寒色系って涼しげで綺麗だ。
私は7月生まれで、誕生花は向日葵。誕生石はルビーだ。誕生石も色々ある中で、ルビーにはときめかない。
母に「私もサファイアの誕生石が良かった〜。」といつも言っては二人で笑った。
もし、母が生きていたら今年で80歳を迎えた。
死因は胃癌。手術をして自宅で療養するも、長くなかった。桜が満開の春に母は逝ってしまった。
私は暫く桜を見ると悲しくて、桜を綺麗だと愛でることが出来なかった。
立ち直るまで3年かかった。
亡くなった命日より、母の誕生日に重きを置く自分が不思議だ。
今年の9月も水色のぺんで書かれた星マークがついたカレンダーが、窓辺でゆれている。
「カレンダー」
あと数日で 特別な日が来る。
カレンダーを見るたびに、ソワソワする。
365日、特別な1日。
また、来年に同じ特別な日がくる。
楽しみだ。
カレンダーを見るのは楽しいな。
「ねえ、あなた。」
貴婦人という言葉の似合う、二十代後半から三十代前半の女性と、
「なあに。」
紳士という言葉の似合う、二十代前半から二十代後半の男性は、
カフェで会話していた。
微笑みながらも目は笑っていない女性。
目を閉じて微笑む男性。
微笑みとは裏腹に、その空気は張り詰めていた。
「あなたにとって、わたしって何?」
女性は怒りの篭った、冷たい声で男性に問う。
「甘い蜜と鋭い棘を持つ、薔薇のように魅力的な女性かな。」
男性は冷静に、明るい声色で丁寧に答える。
「そういうことじゃないの。」
女性は、辛うじて怒りを抑えているように小さな声で言う。
「ごめんね。もし、良かったら…なぜ怒っているか教えくれないかな?」
男性は、冷静に謝り女性の怒りの理由を丁寧に聞いた。
「カレンダーを見た?今日の日にちを知ってる?」
女性は、顔を手で覆い涙声で問う。
「うん、見たよ。今日は9月12日。きみと薔薇の庭園で出会った日。」
男性は、対面していた椅子を女性の隣に移動させ、ハンカチーフを渡し、
女性を横から抱きしめた。
「そう、あなたと出会った日。今日で、あなたと交際して2年になる。」
女性は、男性から貰ったハンカチーフで涙を拭う。
「うん。」
男性は、女性に寄り添うように相槌をする。
「その間、一度たりとも…あなたは愛してると言わなかったわ!」
女性は、顔を覆っていた手を下ろし、男性の腕を跳ねのけて立ち上がり、
怒りを露わにした。
男性は、一瞬だけ驚き、すぐに困ったように微笑んだ。
「そうだったんだね。ごめんね。」
男性は、極めて冷静に素直に謝った。
しかし、男性は言わなかった。『愛してる』と。
女性と男性の会話を聞いていた周囲の人間は、
女性に愛していると言わない男性に怒りを通り越し呆れてしまった。
それは、女性も同じだったようだ。
しかし、女性は諦めきれないように男性に問うた。
「なんで、愛してると言ってくれないの。」
女性は、冷静に男性に問うた。
「最愛の人との約束したんだ。
最愛の人以外には、愛してると言わないって。」
男性は、なんの悪びれも無くそう答えた。
「どういうこと?最愛の人は、わたしじゃないの。」
女性は再度、怒りを覚えた。
「うん。」
男性は、微笑みながら女性に言った。
「じゃあ、わたしってあなたの何なのよ!」
女性は、怒り狂いそうだった。
「きみは、彼女だよ。関係としては、まだ私の妾になってない女性かな。」
男性は、微笑みながら冷静に丁寧に答えた。
「そう……。」
女性は、首に巻き付けていたスカーフを男の首に巻き付け、締めた。
「死んで。」
女性は、ぽつりと言葉を零した。
「いいよ。」
男性は微笑み、女性に優しい視線を向けた。
「えっ……。」
女性は思わず、スカーフを離した。
そして、膝から崩れ落ちた。
「どうして、あなたは……いつもそんなに優しいの。」
女性は、両手で顔を覆って泣き崩れていた。
男性はしゃがみ、女性の背中をさする。
「だって、きみは私の大切な人だから。」
そう言って、男性は微笑んだ。
一日だけ見なかったつもりでも1週間進んでたり、なかなか1週間経たなかったり。カレンダーは時の流れを正してくれて好き。たまに戻りたくなるし、飛ばしたくなるけど、今を生きるしかないって実感する。
手帳のカレンダーは、月曜始まりが多いけれど、私は日曜始まりを使っている。
もう100均で売っていたな。卓上カレンダーも見にいってみようかな。
「カレンダー」
カレンダー
アラームの音とともに目を覚ます。
カレンダーに目をやると丸のついた日まであと3日。
かたずいた部屋を見渡す。
3日後は私の誕生日だ。18になる。
楽しみで仕方ない。
3日後には実家という監獄から出られるのだから。
最近集め出したシールにマスキングテープ。
文具売り場で見かけるとついつい選んで買ってしまう。
小学生の頃と違ってキャラクターシールにはあまり興味がわかなくて、季節に合わせたカラーやイラストに惹かれる。
春は桜、瑞々しい緑に色とりどりの花々。色鮮やかで可愛らしい。夏は海、花火。うちわやかき氷などの小物がアクセントになる。和風の柄のマスキングテープは浴衣を連想してとても良い。秋は紅葉。全体的にノスタルジックな雰囲気を漂わせるニュアンスカラーを選びがち。冬は雪、結晶の模様。静寂な青白いカラーに、駆け回る猫や、溶けて消えてしまいそうなシマエナガを合わせると寂しくなくて良い。
あいにく手帳は持ち合わせてないから、無地のカレンダーを買って月毎にデコレーションしている。
可愛いシール、アクセントになるマスキングテープ。休みの日はカレンダー通りではないからカラーペンで塗る。カラーリングに統一感を持たせると、不思議と元からこの絵柄で販売されていたのでは、と錯覚してしまう。私史上最高の可愛いカレンダーの完成だ。
つい先ほど、その可愛いカレンダーに予定を書き込もうとした。ボールペンを握ってカレンダーと向かい合い、ふと手が止まる。
可愛すぎて、予定を書き込みたくない。
結局予定は書けずじまいでペンを置いた。
果たして、本来のカレンダーとして使用される日は来るのだろうか。
『カレンダー』
朝のアラームが、私を眠りの海から引き上げる
スマホの画面を見ると、9/12日と表示されている
ベッドから這うように出て、リビングへ
リビングの壁のカレンダーは、一昨年の12月のものだ
そして、12/25日に「デート」という一言が、赤い丸で囲われている
君が12/25日に、僕に別れを告げてから2年
リビングのカレンダーは、一枚もめくれない
秋になり
来年のカレンダーが
出回りだすと
早く買っておかなければ…と
少し焦燥する
急いで通販でポチった
キティの壁掛け用
これがお気に入り
売り切れる前に買えて一安心
ヤッター🙌
あとは細木さんの本を見ながら
良い日であろう日にマーキングする
蛍光ペン…薄🤣
✴️147✴️カレンダー
お題『カレンダー』
パソコンのカレンダーを見ながら私は焦る。
明日は推しの誕生日。深夜〇時をまわった瞬間に投稿して、波に乗らなければならない。
だけど、推しのイラストはあと一歩のところだ。できるだけ時間をかけたくて二週間前から始めている。
時折、残業と疲れに邪魔されながらあとは仕上げという段階に来ている。
これまで道のりは平坦ではなかった。推しの顔がかわいく描けなくて何度も描き直したり、ポーズやらシチュエーションやらが描くのに高度な技術がいるし、背景まで描いているものだから自分で自分の首をしめているようなものだった。
でも最高な推しの誕生日を祝いたいから、私も可能な限りこだわりたいのだ。推しに喜んでもらえるように。
けれど時間は二十三時を回り始めている。塗り残しがないかどうか、ミリ単位で確認して文字もイラストから浮かないようにして無断転載対策にクレジットも邪魔にならないところにいれて、何度も何度も確認を重ねて投稿を待つだけになった。
私はツイッターを開いて、今年の推しの誕生日タグと、イラストを添付して〇時を待つ。
五、四、三、二、一……〇時になった瞬間に投稿ボタンをクリックした。
タグを開くと私と同じことを考えているフォロイーさんの絵がたくさん目に飛び込んでくる。
私の絵にもいいねとリツイートがされつつあって、ふと、ある通知に目が行って思わず口角があがる。
推しがいいねのみならず、リツイートしてくれたのだ。
私はよっしゃぁ! とガッツポーズして、いいね欄とリツイート欄にいる推しのアカウント画像をスクショした。
『カレンダー』
壁掛けのカレンダーを1枚そっと捲ってみたところ、10月の文字と目が合った。6月には1年が半分終わっていたというのに、9月も半ばを過ぎかけている今になって今年が終わってしまうという危機感が突然芽生えた。
今年の初めに決めた抱負や目標は何だったか思い出そうとするけれど、9ヶ月前の記憶ほど不確かなものはない。1月から今日までの間に何か成し遂げたことはあっただろうかと探ろうとしても同じこと。
「今年何も、してない……?」
一度そう思い始めると手元にも記憶にも何も無いような気がして恐ろしくなってきたものの、思考が行ったり来たりする逡巡を経て、突然落ち着いた。
「……でも一日一日がんばってきたよな」
自分を甘やかす魔法の言葉でたやすく自分を許してしまった私は、冷蔵庫のプリンの存在を突然思い出してキッチンの引き出しからいそいそとスプーンを取り出した。
脳の端のほうで今年の抱負が“体重5キロ減らす”だったと囁いているけれど聞こえないふりをした。壁掛けのカレンダーが残り4枚しかないことも見えないことにした。
ちょうど一年前から、“カレンダー”に君と行ったことを書き込むようになった。相合傘をした記念日であったり、君の自宅に招いてもらった日だったり、珍しくハグをしてくれた日だったり、私の中の特別な日を記していた。
今ではどうだろう。君と離れつある今、君と話した少ないやりとりをも記している。そのはずなのに、“カレンダー”の中には1個や2個しか、君の印がない。昔はその、毎日の重大さに気付けなかった。いくつも君の印がある、あの大好きな“カレンダー”の幸せを。私はつくづく生きる価値のない、醜い人間だ。いっそ君の手で私を殺してくれたら最高の幸せだ。失ってから大切さに気付き、たったひとりの君をもまっすぐ愛すことのできない、この、愚かな私を。
私は、手帳を完遂させたことがない。
ペンで書くという習慣がないからか、いつも最初の一ヶ月で白紙になってしまう。
可愛い柄の手帳をこの時期にいつも見かけるけど、買うだけ買って満足しちゃう。悔しい。
カレンダーとかの大事な予定はいつもスマホでやってて必要ないから、本当に道楽なのだ。
でもいつもインスタとかで可愛い日記を書いている人を見ると、羨ましいなと思っている。
いつか出来たらいいなあ、でもあまりお金の無駄遣いはしたくないよね。