『カレンダー』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
〜カレンダー〜
いつ来るかいつ来るかと待ち続ける日
特別な一日だ
でもきっと1日1日が大切で
一日一日を大事にするべきだろうと思う
なぜなら生きているだけで特別だから
だるいと思う日でも、忙しい日でも
生きてるだけでとても凄いことなのだ
だから1日1日特別にしてほしい
自分にとって特別な日を迎えられるのは
その一日一日をいきてきたからだ
決して当たり前じゃない
今日も生きてくれてありがとう。
毎日の予定を書いてる。
間違うから、たまにパニックになる。
普段と違う予定をプラスメモで書き出してる。毎月必死で書いている。
31日の日めくりカレンダーを置いて、写真の入ったカレンダーを吊るしてある。
カレンダー大好き
みんな大好き
ここの恩恵を受けてると言われた。
調子が良いみたい。
🪄🪄🪄
ずっとは、叶わない。
だから、一回一回を大切にしたい。
毎晩、あなたたちを思い浮かべる時間、
思う気持ちに浸りたい。
本気で悩んだ事は、きっと答えがでるから。
変わらない毎日を私は、つまらないとは思っていない小半時。
カレンダー96
臨時
また来週月曜日
カレンダー
予定日をカレンダーに印を付けていても、
予定日を過ぎてから、カレンダーで確かめる。
朝が来た。
日付を捲る。
カーテンを開けて、斜めに指す陽の光を体に取り込む。
今日も一日死ぬために生きよう。
カレンダー
だんだんと増えていく。あなたと一緒にいる時間。
ひとつずつ増えていく。あなたとの特別な日。
これからも末永く、よろしくね。
カレンダー
病院で定期検診を受けている
一年に一回なので
毎回、1年後の予約をとっている
カレンダーに一応書くけど
なんというか、現実味はない
めくってめくってめくった先のその日が本当にくるのか
全く想像できない
めくればめくるだけ未来がある
私はそれを
まだ少し重くて恐ろしいと思ってしまう
優しい風が髪を揺らした
冷たい様で、でも暖かくて
誰かの声が僕を呼んだ
君と初めてここで出会った
「これからよろしく」なんて
言ってたあの日が懐かしくて
叶うわけがない、もう帰れない
過ごした時間はもう戻らない
君と出会ったこの季節が
どうしようもなく、大好きだった
まだ遠い春は、来ないでいてね
今だけはそう願って居させて、ね。
涼しい風が肌をなぞった
君と一緒に帰るこの道
突然鳴る電波が君を知らせた
手を振る君が、僕は好きだった
君と話したこの季節が
どうしようもなく、寂しかった
近づく冬は、春を知らせる
願ったところで無駄だったの?ねぇ
カレンダーを捲るたび近づくお別れが
喜ばしい様な、ただ寂しい様な
短い春はとうに過ぎた
寂しい冬とまた来る春が
時間の限りと別れの知らせ
君と別れのこの季節が
どうしようもなく、嫌いになった
もうそこの春は、君を連れていく
僕を置いて、進んで行く。
優しい風が髪を揺らした
君と初めて、出会ったこの場所
もう君の姿は無いんだな
カレンダーを捲った、別れの季節
『お別れカレンダー』
カレンダー
月がかわってカレンダーをめくる度に
月日が経つ早さを感じさせられる
若い頃はあまり意識してはなかったが
年を重ねてきた今、老いに前進している
自分が怖くなる
日めくりして過去に戻れるそんなカレンダーが
あるといいのになぁ
カレンダー
学校の音楽室に飾ってあった、2ヶ月ごとのカレンダー。
書き出されている予定は少なく合唱コンクールくらい。
それが捲られていく度、時が経つのは早いな、
なんて感じていたのも半年以上前のこと。
1週間、1ヶ月、1年。目まぐるしくすぎていくけれど。
曜日も日にちも忘れないように、1日ずつ、大切に。
君の生まれた日が
私の心のカレンダーに
赤丸で書き加えられたあの瞬間
モノクロだった私のカレンダーが
彩り鮮やかになっていったよ
2人で初めてデートした日、手料理を作った日、
心のカレンダーに、ポップでカラフルな
ラインマーカーで縁取っていく
哀しい日もあるね。2人で肩を寄せ合って
涙を堪えた日もあるね
涙色のマーカーで昨日を縁取ったら、
明日へ向けて一休み
けたけたと笑う日も涙の日も、どんな日も
心のカレンダーは続くよ
寄り添いながら続くよ
カレンダーの最後の頁には
思いっきりでかでかと
ピンクのラインマーカーで
「ありがとう」
ー心のカレンダーー
中学校に上がってから一日が過ぎるのが早くなり、やれる事の限界を知った。小学校の頃は1日あればなんでも出来ると思っていたのに、、
高校に上がるともっと一日が早く感じた。年齢が上がる事にカレンダーをめくる間隔がどんどん短くなっていく。私はそこで初めて時は金なりという言葉の意味を知った。時間は無限では無い。今できることを後悔のないよう全力で取り組もう。
「恋のページをめくるたび」
春の風が吹き、桜の花びらが舞い散る4月。大学生の涼介は、新しいキャンパス生活に少しの緊張と期待を抱いていた。彼はふと文房具店に立ち寄り、気に入ったカレンダーを購入する。それは1日ごとに1ページずつめくるタイプのシンプルな日めくりカレンダーだった。
「よし、このカレンダーを使って、毎日を大切に過ごそう。」
彼は、カレンダーを机に置き、その日の予定や目標を書き込みながら日々を過ごし始める。しかし、新しい環境に馴染むのは思ったよりも難しかった。授業やサークル活動に追われ、気づけば夜遅くまで課題に追われる日々。カレンダーをめくるのもただの習慣になり、時折、数日分のページをまとめて破ることも増えた。
そんなある日、彼の視線がカレンダーに書かれたメモに留まった。
「4月10日 図書館に行く。午後1時」
その日は偶然にも、彼がいつもとは違う時間に図書館を訪れた日だった。静かな図書館の中で、本棚を探していると、隣にいた女性が彼の目に留まる。彼女は同じ本を手に取ろうとしていた。
「あ、すみません、どうぞ先に。」涼介が譲ると、彼女は軽く笑って、「いえ、どうぞ。私、実は別の本を探していたので。」と答えた。
彼女の名前は美咲。偶然にも、同じ講義を受けている学生だった。その日から涼介と美咲は少しずつ会話を交わすようになり、図書館で顔を合わせるたびに自然と仲良くなっていった。やがて、彼女は涼介の心に特別な存在として刻まれていった。
日めくりカレンダーに、美咲との約束が増えていく。映画を観に行ったり、カフェで話したり、そして一緒に課題に取り組んだり。彼のカレンダーはただのスケジュールではなく、思い出を記す記念のようになっていった。
ある日、涼介はカレンダーの未来のページを何気なくめくり、次の月を確認していた。その時、美咲の誕生日が書かれたページが目に入った。「5月27日 美咲 誕生日」。美咲が何気なく話していたその日を彼はすでにカレンダーに記していたのだ。
「誕生日には何か特別なことをしよう」と、涼介は計画を立てる。小さなプレゼントと一緒に、彼女を驚かせるサプライズを考えた。そしてその日がやって来る。
カレンダーの日付が「5月27日」となり、彼は少し緊張しながら、美咲と待ち合わせたカフェに向かう。プレゼントを手に、彼は「今日が大切な日だ」と心の中で自分を落ち着かせた。
「美咲、今日は君のためにこれを準備したんだ。」
彼がプレゼントを手渡すと、美咲は驚き、少し涙ぐみながら、「涼介、ありがとう。こんなことまで覚えていてくれるなんて…」と喜んでくれた。
その瞬間、涼介は気づいた。カレンダーは単なる時間を刻む道具ではなく、彼の心の中に恋が育まれてきた軌跡を残していたのだ。カレンダーのページをめくるたび、彼と美咲の距離は少しずつ縮まり、未来が形作られていたのだ。
そして、カレンダーを眺めながら、彼は心の中で誓う。「これからも、このカレンダーと一緒に、君との時間を大切にしよう」と。
No.118『カレンダー』
カレンダーを捲る。
変わり映えのしない昨日にさようなら。
変わり映えのしないだろう今日にこんにちは。
私は壁にバツ印を付けた。
今日で十日目。
何せこうでもしないと日にちの感覚が狂ってしまいそうになるから。
真白い部屋には窓は無く、ベッド、トイレ、それとシンプルな机に一本の鉛筆。ただそれだけ。
ああ、一番大事な事が抜けていた。
ベッドから伸びる鎖は私の片足を戒めて離さない。
扉には届きそうで届かない絶妙な長さになっている。
誰が何のためにこんな真似をしたのか、今も分からないのだ。
不定期に運ばれてくる食事は今日も喉を通らない。
今の私に出来るのは寝て起きて排泄をして日にちを壁に刻むこと、ただそれだけ。
いつか解放されると信じて、その時のために自分のカレンダーを作っておかねば。
私はここで生きている証を今日も残し続ける。
久しぶりに訪れた君の部屋にあるカレンダーは
2年前の僕の誕生月で止まっていて、
よく見たら掠れた赤で丸まで付けてあって、
サプライズはちょっとだけ下手だったけど、
あの時の向日葵のような君、
僕を気遣ってくれた君、
9月21日 午前 目の前で散った君
カレンダー
もう来年のカレンダーが出ている。夏が終わるかなって時から秋にかけてたくさん並ぶ。
そう広くもない部屋の壁、机、食卓と飾ってある。
書き込めるタイプは予定を書く。スマホに入れておいたSiriが教えてくれるが誰かに見られているような気がしてやめた。それを言ったら利用するなと言う話になる。
手帳も早くから手に入れ秋から切り替える。
たくさん種類があって困る。ノート好き。
何も予定がない空白が多い。それでも格好つけるように机で開ける。去年の手帳予定がぎっちりだったけど、今はそうでもない。
いつか何も書かず開く事もなくなるのだろうか。
文字や文章を書く事が好きなのに。
お気に入りの景色が今月か。あ、閃いた!物語。また中途半端な…筋書きは?
でも、その景色の仲でしばし妄想の世界に浸る。現実逃避かわからないが。私だけの平和な世界。
アラームが鳴って出かける時間。今日の予定 会社。
カレンダー
今月は
祭日が2日もある❣️
これがあるから頑張れる
赤い数字を眺めながら
やる気を製造中
毎日に同じように過ごしているように思えても同じ時は2度となくて毎日違う日にちの違う時間。
砂時計の砂のように積み重なってく毎日
降り積もった分自分のアルバムに収められ経験値になってく。
自分の中に降り積もった砂はどんな色なんだろう
丁寧に毎日日付にバツをつけていく
残念なことにそんな几帳面な性格ではない
壁に掛かったカレンダーは未だに7月
予定はスマホにあるので
未だにまっさらなカレンダーは
海を宿している
夏の風が吹きつける
どんなにズボラでも
流石にマズいかと
めくった
海は忽ち秋桜になった
一気に自室は秋に模様替え
部屋に吹いた生ぬるい風は
海中を漂うように
身体に纏わりついた
暫く海月の心地で
カレンダーを凝視した
〜カレンダー〜
カレンダー
今日もカレンダーが届く
向かいの家は僕の好きな子の家。
去年は同じ幼稚園だったのに、小学校は区画が別れて変わっちゃった
だから今日も送る。
だから今日も送られる。
赤レンガ造りの家がずらりと並び、間には紐がいつくもぶら下がる。
そこには僕の服やあの子の服。
「まま、カレンダーちょーだい!」
「はい、どうぞ」
今日あったこと、楽しみなこと、悲しかったこと
破ったカレンダーいっぱいに書く
「できた!……行け」
ふわりふわり風に乗って
優しい光に照らされて
あの子の窓に……カツン!
出てきたあの子は昨日と同じ顔
でも昨日とは違うあの子
ブロンドの髪が揺れて、たんぽぽ見たいな輝く瞳が僕を捉える
白いワンピースがとっても似合ってるなぁ
「ありがとー!」と手を振ってにこにこと笑ってる
僕の、はーとがドキドキする
『カレンダー』