『カレンダー』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今日も一日終わった。
明日が来たら明後日が来る。
その繰り返し。
次にあなたに会える日には
どんなしるしを付けようかな。
ハート?
音符?
ニコちゃんマーク?
チューリップ?
カレンダーが全部かわいい印で埋まればいいな。
カレンダーなんてもう何ヶ月も変えてない。ずっと桜の絵が描かれた月の写真を見ている。変えなきゃな、とは思うがどうも気が乗らない。カレンダーと一緒に時も止まればなんて、ファンタジーな妄想をずっと繰り返しては、涙を流す。あぁ、もう君はいないんだ。僕の心のカレンダーはずっとあの日で止まってる。
『カレンダー』
日曜日。カレンダーをめくる。
その瞬間に思うことがある
あっとゆう間に明日がくる。
あの楽しい時間はあっという間で、
とにかく1日が早すぎるのだ
あー明日になるのが怖い。
学校、仕事、憂鬱な1週間がまた始まる。
「あ〜また今日も会えなかった...」
そう私は独り言を言いながらペンをとりカレンダーに
✖︎印をつける。今日で何日目?? もう2ヶ月会えてないよ、
明日こそは会えると信じながらも私はまたカレンダーに
✖︎印をつけるのだろう。
「カレンダー」
まだ9月だが来年のカレンダーを買った。
カレンダーを選んでいたら、来年が少し楽しみになってきた。
少し前まで、世界が今終わってもいいと思っていたのに。
引っ越して、壁に画鋲を刺すのはなんだか嫌だったので、卓上カレンダーにした。
来年のことは何もわからないが、予定を沢山書き込むことができるといいなと思う。
テーブルの上に良い感じに置きたいので、来年までに整理しておきたい。
カレンダー
昔、カレンダーばかり見ていた。
早く時間が過ぎてほしいから、
何もないのにスケジュール確認。
その時よくやってたのは
時計を見ることと、カレンダーを見ること。
とにかく今が過ぎるのを待っていた。
『カレンダー』
ぺらりとカレンダーをめくる。
あぁ、あの日が近い。
毎年のあの日はどうしてもいい気分にはなれない。
なんでかな、とか考えても、理由はひとつしかないけれど。
そうだ、今日は盆だっけな。、
きゅうりとナスで作ったヤツでもおいてみようか。
それで君が帰ってくるなら、それほど幸せなものはないよ。
ねぇ、今でも好きだなんて言ったら君怒るかな?
君の命日がもうすぐやってくる。
「愛してる」
カレンダーをめくって、カレンダーを
見ないと、あっという間に1ヶ月が経って。
直ぐにカレンダーをめくらないといけない。
君と出会って、君に恋して何日。
そんなことすら、カレンダーをめくることを
忘れるとともに忘れていく。
忘れたくない事実なのに、忘れる。
君が好きなのに...
君を見ると辛くなる。
感情がごちゃまぜになって
自分の存在価値すら分からなくなる。
カレンダーに映る君は笑っていて、
目の前にいる私は無感情だった。
カレンダーをめくる時
月に1回の
楽しみだって思えるよね
で、
裏に絵を描くのよね
正月だったらあみだくじとかね
忘れないようにって自分でかいておいた一年後の予定。
今となっては忘れたかった。なんで書いちゃったんだろう。
過去の自分を恨んだ日。
#カレンダー
目が覚めるとガリガリと壁に印を刻むのがすっかりルーティンとなってしまった。
そうでもしないと気が狂いそうになるからだ。
いや、自覚していないだけでとうに狂っているのかもしれない。
ここは地下室だろうか?
全く日光が差し込まない小部屋に私は監禁されている。
太陽の光がないせいで時間の感覚が喪失した私には、今が朝なのか昼なのか夜なのかもわからない。
四角い枠の中に印が七個並んだ。一応これで一週間としている。
ガリガリと今度は新しい枠を作るために壁を刻む。これで三つ目の枠になる。
また手製のカレンダーが増えてしまう。
新しいカレンダーが完成するのが先か──私が脱出できるのが先か──
テーマ【カレンダー】
カレンダーに印をつけてワクワクしてる期間が一番楽しい
カレンダー
秋めいてくると、来年のカレンダー探さないとと焦ってくる。家中に貼るから、そこそこの数。部屋によっては2〜3枚。
ネットでは、買わない。実物を見てみないとサイズ感がわからないから。
それに使い勝手も大切だし。
一つ、毎年届くカレンダーがある。下の方に会社の名前がデカデカと印刷されているものだ。長年世話になっている、整備工場のカレンダー。
数字が大きめ。暦や行事が印刷されている。メモ出来るスペースがあるのも良い。とにかく使い易い。
あのカレンダー、
肌寒くなってくるとポストに入っている。毎年届けてくれるのだ。
整備工場のカレンダー、
我が家の年越しアイテムなのだ。
生きてきた日々を、きのうを、
びりりと破り捨て今日へ向かう。
#カレンダー
ピリピリ…ビリ。
今日も新しい1日が始まる。
特に変わらない毎日だけれど、月日は変わる。
昔から使うカレンダーは日めくり式。
昔は、おばあちゃんが毎朝めくっては
「無事に、今日が始まるね」
と、嬉しそうに言っていた。
日めくりカレンダーをめくらなくても、
毎日は容赦なくやってくるのに。
昨日の1枚をクシャっと丸めてゴミ箱に捨てる。
そうすると昨日の自分を捨てたような気持ちになる。
「……リセット…」
と言えば聞こえは良いかも。
昨日の自分を捨てて、新しい自分で今日を始める。
おばあちゃんも毎日をリセットしてたのかな。
そんなことを考えながら、今日も生きる。
一人、また一人と知り合いの名前が減っていく。
携帯のカレンダーに記入された誰かの誕生日メモを、また今日も消した。年々減っていく知人との繋がりとは反対に、カレンダーの余白は増えていくばかり。
「この人ももう連絡とってないな、消しちゃおう」
不思議と悲しい気持ちにはならなかった。
わざわざ誰かと連絡をとることの方が億劫だったし、初めから大した情など抱いていなかったのかもしれない。
前よりスッキリとした予定表を閉じて、なんだか面倒だな、と思った。
カレンダー.
#カレンダー
頬を染め
あなたと過ごす
数多の予定を記す幸せ…
指折り数え心をふるわす
同じ気持ちと信じてたあの頃…
懐かしく思いながら
ふっ…と目を伏せる
戻りたくても
もう戻れない日々…
12の書かれた四角
そこには赤いペンで✕と記されている
そこまでの四角にはきっとその日を生きたという証の✓の印
「11日が終わっちゃうね」
「うん。そうだね」
こんな乾いた会話があるだろうか
僕は今この瞬間、この時にしか吸うことは出来ない空気を肺いっぱいに溜め込んだ
憎いぐらい綺麗な夕焼けが
まるで頭の中にラミネートされていくように
こびりついて、離れなくて
「君は将来何になりたい?」
「まず、将来があるかも分からないよ笑」
君はそう笑った
「そっか、笑」
僕に笑った理由はない
ただ、なんとなく笑った
僕は分かっていた
「明日は何をする?」
「明日、ねぇ、笑」
「僕は君とまた会いたい」
「会いたい、かぁ」
「うん。会いたい」
君がもし、明日を生きるとしても
会える保証はどこにもない
「明日、必ず会おう?」
「会えるかなぁ笑」
ただの偶然なのか
それとも何かの運命なのか
僕たちが出会えたのは何故なのだろうか
「じゃあ、また明日」
「…うん、また明日」
____________
11日だ
明日から学校が始まる
いつものようにスマホをいじりながらベッドに横になっていた
眠るのが怖かったから
正確には明日が怖かったから
「明日か、笑」
私は眠りについたみたいだ
目を開くと君がいた
「11日が終わっちゃうね」
私は戸惑いながらも「夢」だと確信した
綺麗な夕焼け
高い屋上
そんなところ自分の住むところにはなかったから
「うん。そうだね」
君は誰?と聞きたいのをうんと堪えた
聞いたらもう話せないと思ったから
所詮夢だし奇跡が起きないともう会えるわけないのに
君は「会いたい」と言った
私は明後日には居ないのに
必ずなんて言わないで
私たちは何故会えた?
君は一体何?
私たちまた会えるのかな…笑
死にたがりの私のくせに
少しでもそう思ってしまった
お題「カレンダー」
今日は何日、何曜日、明日は何曜日。毎朝確認して家を出る。
休みまではあと何日、休みに入れば、明日からまた学校。
繰り返し繰り返し、ずっと考えてると少し疲れるね。
たまにはカレンダーの時間を止めたいよ