『カレンダー』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
日付にひとつひとつ
バツが付く度に
あなたへの思いが募っていく
はやく 逢いたいと思いながら
またひとつバツを付ける日々
《カレンダー》
カレンダー。
今年も来年も
カレンダーの
予定は
あなたに
逢いたい。
前に比べて
大阪によく来てるの
気づいて。
昨日酔った勢いで
【サランヘヨ】って
書いちゃった。
カレンダーと共に時が また過ぎてゆく あと何日バツをつければ あなたに会えるの? 長く長い時間 あなたを待ち続けていた そしてやっと会えた時 心から歓び あなたに飛びついた 心から楽しいひとときだった ありがとう
カレンダー
1年間は、
思った以上に早く過ぎていく。
昔は
小学生の6年間が
長く感じたのに。
今は、中学校生活の3年間が、
短いように、感じる。
今、この文章を見ている貴方、
そして未来の私は、
後悔しない「今」を、
歩けていますか。
9.11
君と会える大切な時間
今月もない
カレンダーに埋まる予定は
君じゃない
体だけの関係の人
私って誰のために生きてるんだろ
こんなことしてまで
君に会いたいのかな
『カレンダー』
1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日 …
どんどん時間はすぎてゆく
わたしはなにもかわらずに
そのままときが過ぎてゆく
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日 …
貴方からの通知はこない
今どこでなにをしているの
早くあなたに会いたいのに
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日 10日 …
ただただ何もしない日が過ぎてゆく
まわりはコロコロと変わってゆく
わたしは何をしたいのだろう
聖者は常に自らの過ちを正当化する
愚か者は聖者と逆の行動をする
この二つの間の板厚はどれ程か
カレンダー
私は祖母が好きだ。
母方の祖父母が住んでいる隣町に、私は大人になった今でも頻繁に遊びに行っている。
車で数十分の田舎町。
バイパスから脇道へ外れ、トンネルをくぐると、田んぼや畑、山々が連なる緑豊かな景色が広がる。
トンネルの前と先で一変するさまが、まるで別世界に来てしまったかのような風景の変わりように、私はいつも不思議な感覚になる。
その田んぼ道を進んだ先に、祖父母の家はあった。
満開の桜の花が散っていく頃、叔父が離婚した。
聞いた話だと、叔父は随分と結婚生活に悩んでいたらしい。
相手の束縛や金銭問題、義理の両親との関係、重なる問題に叔父自身の身体もやつれていっていた。
そんな時に、昔、お世話になった人からの引き抜きの話。
叔父はこれを機会に、すっぱりと相手と別れ、昔に抱いていた夢の続きを追うことにした。
実家である祖父母の家に叔父が戻ってきたので、それから行くのを控えるようになった。
遊びに行かなくなっても、私の日々はつつがなく過ぎていく。
『梨をもらったから、取りにおいでって』
祖母から電話を受けた母は寝ぼけ眼の私に言った。
急いで支度を済ませて、祖母の家を訪れると、変わらず元気そうな祖母が出迎えてくれた。
『久しぶりだねぇ。なんだね、見ない間に痩せたの?』
『むしろ太ったよ、お腹周り』
そう言ってポンポンとお腹を叩いてみせる。
『そう?痩せたように見えるけどねぇ』
もっと食べねと笑う祖母。
私はまだ痩せてる部類になのかな、と自分のお腹をさすってみた。
『そうだ!来月、叔父ちゃん東京行くことになったから、またお泊まりに来ていいからねぇ』
『もう行くの?』
『そうだよ、もう半年になるからねぇ』
ハッとして、私はカレンダーを見た。
隣で指折り数える祖母の声を聞きながら、もうそんなにも経ったのかと、時のはやさを感じる。
叔父が出戻ってきたのが、つい最近の出来事だと思っていたのに。
叔父は、今どう思っているんだろうか。
離婚の傷は少しでも癒えたのか、新しく始まる生活に心配はないのか。
もう、しばらく会っていない叔父の顔を思い浮かべる。
久しぶりの私の訪問を祖父母は喜んでくれた。
最近あったことを話しながら、甘いケーキと熱いお茶を存分に堪能して過ごした。
帰り際、私は梨を包んでいる祖母を待っている間、叔父が今使っている部屋に行った。
家財などはなく、机と椅子と、ハンガーラックに服が少々あるだけの旅人の下宿部屋みたいで儚い。
全て置いてきて、本当に身一つで戻ってきたんだ。
殺風景の部屋に一際目につく付箋まみれのボードがあった。
『今の自分が未来の自分を作る』
『変わりたいと思う人が変わらないわけがない』
『自分に嘘をつかない』
『自分を信じて待つ』
たくさん貼れてた付箋には、こんな言葉が書き殴った文字でいくつも記されていた。
私には分からない。
叔父が今までどんな思いで生活していたか、どんなに苦しい状態だったのか、離婚したことでそれから解放されたのか、分かるはずもない。
離婚という辛い経験をしても、懸命に前に進もうと足掻いている。
ボードの言葉たちに叔父の葛藤を垣間見みたようで、私は胸がいっぱいになった。
ふと、壁のカレンダーが目に入る。
来月まであと半月だった。
叔父の新しい第二の人生のスタートだ。
今度こそ、叶えて欲しいと思う。
どんなことがあっても、多分、叔父なら大丈夫だ。
『描く未来と夢が叶いますように』
ボードの一番目立つところに、そう書いてあったから。
カレンダーをめくったこれから先のいつの日も笑っていられますように。
貴方の人生に幸あれ。
私のカレンダー
今月もない‥
ホントに書きたい
あなたとの約束
今日も1枚、カレンダーをめくる
あなたと会えなくなってからどれくらいの月日が経ったのだろう
寂しいけれど、苦しいけれど
それでも、私は今日も笑って言うの
「私はまだ大丈夫」
────きっと、怒られちゃうな
『カレンダー』
日めくりカレンダー
これは他界した幼なじみが作った物で
ほんとに…大切で、…
え?恋してたかもって?…ははっ…
今かんがえてみたら…そうかも…うーん
ならさ、君が死ぬ時呼んでよ
私も逝くよ
今は親友でもあり、恋人の大切な君がいるからね
ほら、初恋は叶わないって言うでしょ?
そーいうことよ!、だから、さ君も置いていくなんてことしたら絶対口なんて聞いてあげないから!
でも信じてるよ
そんなことを1年と半年前に言ってた君が
会社の屋上から、飛び降りようとしたから
「私も連れてってよ、そのテンゴクってとこ」
そう言ったら
「いいよ、逝こうか」
そう言った
お題 カレンダー
カレンダーをみると、もう今年もあと3ヶ月ちょっと。
最近早めに出てくる手帳達。
いや、カレンダーが予定で埋め尽くされることはほぼなし・・・。
でも、友達と会う予定も今ほぼなくて、寂しい限りだ。
今年こそは日記書こう!とか言いながら・・・ひと月数えるくらいしか書いてなかったり・・・かなり三日坊主。
でも、ほんのちょっとだけでも続けられるように頑張らなきゃなぁ
カレンダーを見るたび思い出す
君と話さなくなって何日目
君と連絡をやめて何日目
こんなのおかしいのかな
固執しすぎなのかな
あぁ今日でちょうど1ヶ月だ
毎日、毎日、毎日
同じようで、微妙に違う1日が過ぎている。
何枚も、何枚も、何枚も
数字だけが違うカレンダーが、破られていく。
何してるんだろ...
そう思うこともある。
毎日めくられ破かれる日にちの書かれた紙は、
何もなく、空っぽで、、、虚しくなる
それでも何もできない僕は、
虚しさを我慢するしかなかった。
もみ消して目を逸らすしかなかった。
情けなく吊るされたカレンダーも
きっと呆れてる。
こんな僕だからさ、、、
早く、、、、、見捨ててよ、、、
神様、、、
カレンダー
まるで映画のワンシーンのように思えた悲劇の日
現実に起こるなんて誰が想像できただろう
新しい生命の誕生
君が私を親にしてくれた日
癒えることのない悲しみ
待ちわびて待ちわびて迎える事が出来た幸せな日
毎年必ず訪れる
祈りを捧げて平和を願う
またひとつ歳を重ねる事が出来る喜び
全てそこに詰まっている
non
お題 散歩
私、犬(さく)を飼ってるんですよ。今日はその犬の散歩で起きた事件に着いてお話します。
犬の散歩中、私の顔面に何かが激突してきたんですよ。田舎町の夕方のことなので虫と予想されます。私は虫が嫌い(特に芋虫)なのですが虫らしきモノは見えなかったのでよしとしましょう。しばらくして、坂道を下れば我の家というところで、スキップしながら帰ってました。スキップして上げた右足をふと見たら...ものすっごいお腹のウネウネしたでっけぇバッタがズボンにしがみついてました。多分さっき顔面にぶち当たった虫や...🦗バッタのお腹って芋虫に似てるじゃないですか、もうこの時点で私「ィァァァァァァ!!!」と叫んでます。しかもバッタの顔面が私の方を向いてるんですよ。下手にバッタはらい落とそうもんなら私の顔面ドォォォォォォ━🫵(゚Д゚)🫵━ォォォォォォン!!!なのは目にみえてます。人いないしパーカー長いから隠れるし、ズボン脱いでやろうかと思ってたところ、バッタが飛び跳ねてきて( ᵒ̴̶̷̥́ ^ ᵒ̴̶̷̣̥̀ )さっきより倍のでかさの声で「イギャアアアアァァァ!!!」と叫んだら犬がビビって脱走。私、再び叫ぶ「サクゥゥゥゥゥゥ!トマレェェェェ!」
『カレンダー』
カレンダーをめくる
また一日が過ぎた、、、
何もせずにいても
時間は過ぎる、、、
朝起きる
わたしにあなたが言う
「〇〇大丈夫か
無理せずな」
わたしがあなたに返す
「昨日は気持ち落ち着いてたのに、、
今日は不安定、、辛い、、」
あなたがわたしに返す
「時間作るから少し話そ」
その言葉が
どれだけ嬉しかったか。
どれだけ心強かったか。
あなたと話すだけで
カレンダーをめくる
その手に震えが無くなる
あなたのかけてくれる言葉は
病院で貰う薬より効くよ
不安が無くなるの
ありがとう
いつもそばに居てくれて
カレンダー____
やっと推しができた。
そう思ってカレンダーに赤いマーカーで日にちを塗りつぶす。推しの誕生日だ。スマホで写真をたくさん保存して、動画も全部見てアルバムも作る。
だけど、1週間も続きはしなかった。
やっと好きな人ができた。
そう思って彼の事を思いながら眠れない日々を過ごす。カレンダーを見ると明日は土曜日だった。彼に会えないと思うと気分がどんと下がった。
だけど、1ヶ月も続きはしなかった。
やっと親友ができた。
そう思ってたくさん写真を撮っては遊びまくった。カレンダーに彼女との予定を入れる。学校でもずっと一緒にいた。そして、これからもずっと一緒にいようと約束した。
だけど、半年も続きはしなかった。
私は何をやっても続かない。
どんなものも最初は好きだけれど
どんどん好きじゃなくなる。
そうなるのは単純で馬鹿みたいな理由がある。
____恐怖
どんなに思っても相手は認知してくれないし、
グッツなんて集めようとまでは思わない。
どんなときも相手を見ているだけで幸せなのに、
何故かどんどん胸の鼓動はなくなっていく。
どんなことがあっても疲労が必ずついてきて、
相手は悪くないのに話すのが辛くなる。
戻ってこれなくなるまで沼るのが怖い。
戻ってこれなくなるまで好きになるのが怖い。
戻ってこれなくなるまで依存してしまうのが怖い。
そんな臆病な私。
038【カレンダー】2022.09.11
ないとこまるときがある。だけど、じゃまになるときもある。大きな紙のカレンダー。月の半ばになっても、先月の紙をめくり忘れてそのままになってることもよくある。ずぼらだからね。カレンダーは、ずぼらな人間には、スマホのアプリのほうが手軽で気楽で使い勝手がいい。
だけどね。つかい終わった紙のカレンダー。きれいな写真をきりとって、ハンドメイドで封筒をつくったりする。それをつかって、したためた手紙を送ったり、地元の新聞に投稿しておこずかいをかせいだり。ほんのちょっとだけだけど、暮らしをうるおわせてくれる。
銀行とか電気屋さんとか、あちこちで紙のカレンダーを配ってくれるようになるまで、あと数ヶ月だね。やっぱり、ないとこまるかな。来年用も、ステキなのが手にはいったらいいんだけど。
カレンダー
「私は君に会える日にハートの印をつけて、一日が終わったら✕の印をつけてた」
「そうやって今日を迎えた」
『僕は君に会う前色んなことを考える。』
『髪は少し伸びたかな?』
『メイクは変わったかな?』
『どんな話が聞けるかな?』
「『今日はどんな君に会えるかな?』」