カラフル』の作文集

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カラフル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/1/2026, 10:49:50 AM

わたしの頃にはなくて、最近はカラフルなもの。
それはランドセルである。今では中間色まで揃っていて、お好みのものを選ぶことができる。しかもジェンダーに左右されることも少ない(らしい)。

わたしの頃は男子が黒、女子が赤と決められていた。そして丈夫に作られたそれは、低学年の頃には重く、高学年になるとダサいという理由でいわゆる普通のオシャレなショルダーバッグにとって変わられていた。

わたしは六年生で卒業するまでランドセルを貫いたが、そんな人間はごく少数派で、下手すると学年でわたししかいなかった。でもわたしは、ランドセルを背負えるのは小学生の特権だと言い張って、くだらない信条を貫いたのであった。

【カラフル】

5/1/2026, 10:44:57 AM

カラフル

誰かの色を食わず嫌い
してるうちに自分の色が腐ってった

5/1/2026, 10:43:48 AM

『カラフル』

「よし、上出来。」
冷蔵庫から取り出した生チョコは綺麗に仕上がった。
ゴールデンウィーク初日、暇を持て余すと感じた俺は
とりあえずお菓子を作ることにした。

今まで作ったことのないお菓子で、
我ながら上手くいったようだ。

型から取り出して味見する。
とろりとした味とチョコスプレーの食感が絶妙だ。

ついでにコーヒーも淹れて生チョコを楽しむ。
同じ味なのに色が違うと少し風味が変わる気がするのは、
自分の気分が変わっているからだろう。

語り部シルヴァ

5/1/2026, 10:43:44 AM

GRe4N BOYZ 遥か 歌詞

窓から流れる景色変わらない

この街 旅立つ

春風 舞い散る桜

憧ればかり強くなってく

「どれだけ寂しくても自分で決めた道信じて…」

手紙の最後の行が

あいつらしくて笑える

「誰かに嘘をつくような人になってくれるな」

父の願いと

「傷ついたって笑い飛ばして傷つけるより全然いいね」

母の愛

あの空 流れる雲 思い出す

あの頃の僕は人の痛みに気づかず

情けない弱さを隠していた

気づけばいつも誰かに支えられ

ここまで歩いた だから今度は自分が

誰かを支えられるように

「まっすぐにやれ よそ見はするな へたくそでいい」

父の笑顔と

「信じることは簡単な事 疑うよりも気持ちがいいね」

母の涙

さようなら また会える日まで

不安と期待を背負って

必ず夢を叶えて 笑顔で帰るために

本当の強さ 本当の自由

本当の愛と 本当の優しさ

わからないまま進めないから

「自分探す」と心に決めた

春風 思い届けて 涙を優しく包んで

必ず夢を叶えて 笑顔で帰るために

さようなら しかられる事も少なくなっていくけれど

いつでもそばにいるから 笑顔で帰るから

どれだけ寂しくても 僕らは歩き続ける

必ず帰るから

想いが風に舞う

あなたの誇りになる

いざ行こう

⋆˚𝜗𝜚˚⋆ .⋆˚𝜗𝜚˚⋆ .⋆˚𝜗𝜚˚⋆ .⋆˚𝜗𝜚˚⋆ .⋆˚𝜗𝜚˚⋆ .⋆˚𝜗𝜚˚⋆ .⋆˚𝜗𝜚˚⋆ .⋆˚𝜗𝜚˚

私はこの曲で毎日を仲間と過ごした校舎を卒業しました

新たな出会いとともに旅立った友がとても誇らしかったです

5/1/2026, 10:38:09 AM

楽園ってものがほんとにあるならそれはどんな場所なんだろう。それぞれが望む、イメージ通りのところなのかな。私が行きたいところは、あったかくて静かな場所。疲れた人が、心の中に沈めてる想いを安心して吐き出せる場所。日々生きてると、思うようにいかなかったり近いからこそ分かり合えなかったり...自分はほんとに頑張れてるのか見失いそうになったり。言葉では言えないぐらいのぐちゃぐちゃを抱えてる人もいると思う。つらいよね、苦しいよね、できることなら今すぐにでも逃げたいよね。どうか、自分が弱いからだめなんだって思わないでください。誰にも言えずに溜め込んでる人、自分を奮い立たせて無理してる人、周りからは見えない荷物をたくさん抱えて生きてる人 みんなみんな頑張ってます。大丈夫、ここにいる時は肩の力抜いてください。全部を手放して楽になることはできなくても、どこかで少しずつ逃げてほっとする時間を持てますように。

「楽園」



カラフルで思い出すのは、森絵都さんの小説だなぁ 私が今生きてるのは、霧かかった灰色の世界。毎日つらくて苦しくてどうしようもない…いつかはカラフルに色づく時がきますように

「カラフル」

5/1/2026, 10:35:00 AM

カラフル



あの色が好きになったのはあの子の影響
あの色が好きになったのはあの人の影響
この色が好きになったのはあなたの影響


人と関わりあって
カラフルに色づくあたしの世界


でも鮮やかすぎて、眩しすぎて疲れる時もあるよね
そんな時は毛布を被って目を閉じて
ひとりの夜を作り出す

きっとまた明日から頑張れるよ

5/1/2026, 10:34:56 AM

カラフル

派手な金髪に色んな色のネイル、真っ赤な口紅にピンクの服、青いバックに緑色のキーチェーン…彼女を見た時、第一印象は"カラフル"だった。

私は昔からシンプルな白と黒が好きで、服から持ち物までほとんどがモノクロだった。
そんな私にとって彼女はとても眩しかった。
彼女を最初は不快だと思っていた。けど最近、この不快感は憧れから来てるのかもしれないと気づいた。
きっと私もあんなふうにカラフルに生きてみたかったのかも、と。

カラフルな彼女はモノクロの私の世界に少しだけ変化をもたらしてくれた。
私はカラフルに塗った自分の爪を眺めて微笑んだ。

5/1/2026, 10:31:49 AM

『カラフル』

僕は人の感情が色で見れるようになった。例えば、怒っているときは赤、悲しいときは青、嬉しいときはピンク、楽しいときは黄色。他にも様々な色がある。この能力はとても便利だ。人の感情が分かるから、今話しかけていい人、話しかけないほうがいい人の見分けがつく。
「この人がこの感情なのは、こんなことがあったからかな。」と考えるのが僕の日課になり、少しの楽しみになっていた。今日もカラフルな街の中、僕は黄色を纏いながら過ごしていく。

5/1/2026, 10:25:25 AM

緑が協調、金は水のような存在感、赤は目を奪いやすいからほんの少し、でも肝っ玉。黒も輪郭を出す為にでいれたいな。

自分の好きな色々。皆はどんな組み合わせが好きなんだろう?

5/1/2026, 10:20:31 AM

『モノクロの抱擁』

色のすみずみまで
名前をつけすぎてるんだよ
俺とお前のすみずみまで
いちいち名前のある
色はあるのか?
話は変わるが
お前はお前の悲しみに似合う
赤色は手にできたか?
またしても急に話を戻すが
今日は雨だ
笑っていたのだと
嘘をつくにはとてもいい日だ
白いまま黒いまま
抱き合おうぞ
余計に綺麗な色は
色はとても余計だ

5/1/2026, 10:17:51 AM

#カラフル
「ねえ。もしも、世界から色が消えたらどうする?」
なんて、馬鹿みたいな質問を私、瑠々(るる)は親友の鈴(りん)にした。『何、変なこと言っているの?』みたいな反応をすると私は思っていたけど、鈴は私の予想に反した。
「もし、世界から色がなくなったら、私が色を作って、世界をカラフルにしてみせる。色がないなんてつまんないもん。瑠々もそう思わない?」
そんな発想、私にはなかった。鈴はいつも私には思いつかないようなことを言って、私を驚かせる。
奇想天外とはまさに、こんな彼女のことを言うだろうね。
だから私は、私の人生を彩ってくれた鈴とずっと、一緒にいたいといつも思う。
そして、彼女にも私と一緒にいたいと思っていてほしい。私は欲張りかな?

あとがき
こんばんは。ソン・ヨンです。
初めてストーリー物を書いてみました。
書いてみると、楽しくて、今後はいままでのような色々なジャンルとこのストーリーの続きを書いていこうと思います。
後々、このストーリーに題名をつけようと思います。

5/1/2026, 10:16:21 AM

カラフル

赤、青、紫、黄、橙、桃、緑、白、黒

カラフルに彩る

私たちの世界

私たちの未来

5/1/2026, 10:14:13 AM

1月に『色とりどり』のテーマあり

ふとそもそもどういったプロセスで出されているのか考えてみる

国語辞典のランダム抽出が楽そう

被りはどう考慮しているのか

わいは西の高校生探偵服部平次

てんがなまんがな考えたけどアレや工藤

ある担当者が1人で責任を負ってて、なんとか被りを頭のなかで外してた

が、4月から新入社員の高崎千鶴はんが担当するようになったからこうなったっちゅうわけや

なぁ

せやろ?千鶴はん?





「カラフル」

5/1/2026, 10:12:47 AM

(カラフル)
あなたが、、そばにいてくれた。

そのおかげで。。

5/1/2026, 10:11:15 AM

カラフル

空は青。
木々は緑。
太陽は赤。
月は黄。
雲は白。

私は写真が好きだった。
空や花の写真を撮るのが好きだった。
鮮やかな景色を切り取ると、華やかな一瞬が永久になる。

「懐かしい....。」
部屋の掃除をしていると、隅の方から懐かしいカバンが姿を表せた。
カバンを開くと、黒い一眼レフがこちらを見る。
手に持つと、ずっしりと心地よい重さを感じる。
カシャ
窓の外に向かって、私はシャッターを切った。
切り取った景色を見て、ため息が出る。
このところ、ずっとそうだ。色褪せて見える。
白黒の世界になって何年経っただろう。鮮やかな世界が懐かしい。

それでも今日は、重たい身体を動かして、ベットに近づく。
お気に入りのぬいぐるみを、お気に入りの仕草で座らせた。
カシャ
最期の1枚は、お前がいい。

5/1/2026, 10:04:47 AM

カラフル

綺麗、ごちゃごちゃ、楽しい、目が痛い。
いいところも、悪いところも持っている。
たくさんの色が集まって、キラキラとお互いを引き立てあっている。
学校の子供達よりも、よっぽどひとつひとつの色の個性が出ている。
この色たちが羨ましいなあ。

5/1/2026, 10:02:38 AM

カラフルな絵を描いていたはずなのに、今は白と黒。
モノクロも悪くはないけれど、
またあの色とりどりの世界を描き始めることは出来るのだろうか…

5/1/2026, 10:01:38 AM

【カラフル】


下手くそな絵だった。

誰に見せても『一体何の絵なの』と尋ねられた。私はその度に優越感に浸っていた。
色とりどりのカラフルな色鉛筆で、まるで殴り書きにでもされたようなぐちゃぐちゃな絵。絵里は笑って「雪ちゃんの好きな青色、たくさん使ったんだよ。」と嬉しそうに言っていた。青色が好きだったことなんてなかった。

絵里と私は美術部だった。
絵里とは別の友達が美術部に私と入りたいと言うから入った。友達と一緒ならどこでも良かった。
でも絵を描くのはずっと難しかった。私の絵はいつも単調でのっぺりとしていて、いかにも素人の絵という感じだった。それが恥ずかしくて仕方なかった。顧問の先生に何か教えられる度に消えたくなった。

でも絵里の方がずっと絵が下手だった。
聞けば絵里は物心がついた頃から絵を描くのが大好きで、暇さえあれば絵を描いていたそうだ。その割に物心のついていない子供と同等の絵を描いていた。絵里は自分の絵を抽象画だなんだと言っていたが、どうみてもへにゃへにゃの絵が何本も引いてあるだけだった。もちろんそんな絵里の絵には賛否両論もあった。
そんな絵里を表では絵里の絵の一番の理解者のように振る舞っていたが、心の中では常に馬鹿にしていた。自分より絵が下手な子がいる、それだけで私は美術部での居場所を獲得できたような気がして、『自分より下手くそな絵を描く絵里に優しくしないと』という訳の分からない正義感から、絵里に毎日話しかけていた。
あの日の会話をはっきりと覚えている。

「絵里、それは何の絵なの?」
「これ?これはねぇ〜〜、うさぎ!雪の日のうさぎの絵だよ〜〜〜!」
絵里はいつもの舌ったらずな声で絵から目線を外さずにそう言った。
それのどこが兎なんだ。どう見ても子供の落書きだろ。いい加減に自分の絵が下手くそだと自覚しろ。
いつも心の内では絵里に対して悪態をついていた。自分の性格の悪さに吐き気がする。
私はそんな性格の悪さも感じさせない純粋な笑顔で、絵里に向かって、努めて明るく優しくそう言った。
「すごいねぇ、絵里。本当に素敵な絵を描くよね。私、絵里の描く絵すごい好き。絵里はいい画家になれるよ。」
そう、絵里は画家になりたがっていたのだ。
絵里がその夢について語る度、『寝言は寝て言え』と言いたくて堪らなかった。
今日もその下手くそな絵里の絵を見て、自己肯定感を上げて、自分の制作している絵に取り掛かる。
先生が絵里を呼び出したのはその直後だった。

呼び出された後、絵里は顔を真っ赤にして興奮しながらこちらに向かって走ってきた。見間違いでなければ、泣いていたと思う。
「入賞!入賞!雪ちゃん!!絵里、入賞したんだよ!」
その言葉を聞いた瞬間、全身の血の気がひいた。
絵里が?入賞?あの下手くそな絵里が??
認めたくない事実が頭の中で交差する。
そして私は気づいてしまった。
絵里が賞を取った以上、絵里の絵は偉い人に認められたということで、ということはこの美術部で一番絵が下手なのは私ということになる。

無性に腹が立った。
絵里が賞を取ったコンクールには私も応募したのだ。審査員は私の絵と絵里の絵を比べて、絵里の絵を選んだ。そういうことだ。
全身から沸々と怒りが湧いてきた。
私は絵里に大声で罵声を浴びせた。絵里がもう自分が絵が上手いなんて、画家になろうなんて、思わないように粉々に叩き潰した。今まで押し込めていた絵里の絵への気持ちが、全部吐き出された感じだった。

そして、私が美術部に居場所がなくなったのは言うまでもない。美術部員が広めたのか、クラスのみんなも随分とよそよそしくなった。
絵里も私と目が合う度に泣きそうな顔をして、顔を背けるようになった。その瞬間、私はどうしようもなく悲しくなった。
ずっと絵里のことが嫌いだったのに、絵里に嫌われてしまうと、ひどく悲しかった。途端に謝りたくて、土下座したくて仕方なくなった。
私は本当は絵里のことが好きだったのかもしれない。絵里の隣にいると、他の誰よりも安心したから。一人になることを嫌う私が、気負わず付き合える人だった。そんな子を裏切った罰として、今独りぼっちになっているのかもしれない。

昼休みに忍び込んだ美術室で、絵里の未完成の絵を見ながらそんなことを考えた。
私の好きな青色をたくさん使った下手くそな絵。あの日から、描き進められていない。
本当は青色なんか好きじゃなかった。ずっとピンクが好きだった。好きな色は、小学生の時に変えた。可愛い色を好きというと、『ぶりっ子』だの『似合わない』だの言われてしまうから。きっと絵里ならそんなこと気にしないんだろうな。

私は目の淵に溜まった涙をブレザーの袖で拭いた。ブレザーには部活の際について落ちなくなった青い絵の具が付いている。
私は近くに放置してあった絵里の色鉛筆の箱を開ける。
そしてピンクの色鉛筆を取り出し、描きかけの絵の隅に一本の線を引いた。

5/3/2024, 12:12:06 PM

『カラフル』
水面があんまり寒いので 色彩の中で呼吸した 仄かな頭痛で夜は明ける 少しの妥協で世も開ける 数値がでない高鳴りはここだけ いま、ここだけ

5/3/2024, 7:46:33 AM

「カラフル」

「ねーねー!!!これ!!!行こうよ!!!」
朝っぱらから大声を出すな!心臓に悪いだろ!

「まあまあ、そう怒らず!!!話を聞きたまえよ!!!」
自称マッドサイエンティストのこいつはこっちの心臓を気にすることなく話を続ける。

「ちょっと前から掲示板に貼ってあったこのチラシ!!!『写生大会』っていうのかい?!!ボク、すっごく興味があるのだが!!!」

写生大会?ああ、絵を描くあれか……。
悪いけどそこまで絵が得意じゃないんだ。
だから1人で行ってこいよ。

「なぜだい?!!一緒に描けばワクワクも喜びも2倍だというじゃないか!!!だから、ボクはキミと行くことに決めたのさ!!!いいでしょ?!!ね?!!」

「こういう機会がないとキミだって絵を描くタイミングがなくなっちゃうだろう?!!ついでにほかのニンゲンがどんなものを描き出すのか気になるんだ!!!せっかくだから、ね!!!」

……というか、何でそんなに美術に興味があるんだ?
マッドサイエンティストを名乗るくらいだから、もっと機械とか、そういうものに惹かれるものかと思っていたんだが。

「まあそっちに興味がないわけではないが!!!正直見飽きているんだよね!!!ボクとしてはサイエンスの延長で、芸術を通してニンゲンがモノをどう捉えているのかを知りたいのさ!!!」

……なるほど。わかったような、わからなかったような。

「それじゃあ出発〜!!!あ、でもその前に」
「純喫茶でモーニングを食べよう!!!」

純喫茶?そんな店があるのか?

「改めて思ったが、キミはニンゲンのくせにこの町のことを全っっっっっ然知らないよね!!!……川の向こうに古い喫茶店があるのさ!そこで朝食をとるよ!!!」

……知らなくて 悪 か っ た な 。

「そんなに怒らなくても〜……。だって知らないのなら学べばいいだけの話だろう?!!さあ、写生大会がてら、この町を色々見て回ろう!!!」

楽しそうにどこからかスケッチブックを取り出す。
……スケッチブックなんてうちにあっただろうか?

こうして、自分たちは町巡りを始めた。

まずは川の向こうの純喫茶。こいつ、川の向こうと簡単に言ったが歩くとそこそこ遠いんだぞ。

「たまには運動も必要だろう?!!いいじゃないか!!!……あ!!!これ!!!ここを描いたらいいんじゃない?!!」

そこには公園があった。どこにでもあるような、ありふれた公園。ブランコと滑り台と砂場、あと犬……?の顔を模った象形遊具。どれも色褪せて年季の入っているものばかりだ。

まだ朝の早い時間だからかひとはいないが、最近遊んだ子供が描いたものであろう地べたにあるチョークの落書きや、地域のボランティア団体が手入れをしている花壇や桜の木から、彼らの息遣いが伝わる。

「ねーねー!!!見たまえよ!!!」
振り返ると犬の遊具の上にあいつがいた。

そこは登る場所じゃないぞ!危ないから降りろ!

「ボクを誰だと思っているんだい?!!ボクは頑丈なマッドサイエンティストだぞ!!!多少の衝撃なぞボクには通用しない!!!ハッハッハ───??!」

笑いながら足を滑らせて自分の足元まで転がってきた。
言わんこっちゃない。

「平気平気!!!さて!!!絵を描くよ!!!」

……その勢いで絵を描くのか……。
少し腹は減っているものの、とりあえず手を動かす。
鉛筆でスケッチをとり、上に色をのせていく。

……とりあえずこんなもんか。

「お、描けたのかい?!!へぇ〜……」
何かを考えるそぶりを見せる。
……そんなに変なものを描いたつもりはないが。

「色んなニンゲンがたくさん描かれているね!!!
だが……ここにボク達以外はいなかったはずだよ???」

まあ確かに、厳密にはこういうのを「写生」とは言わないんだが、本来公園っていうのはひとびとが、彼らの思い出が集まる場所だから、練習のついでにそれを絵に反映しようと思って。

「なるほど……!芸術というのは見たままを写すものではないんだね!!!新たな知見を得たよ!!!」

そこまで大袈裟なものじゃないぞ。
……で、あんたはどんな絵を描いたんだ?

「ボクの絵に興味があるのかい???」
まあ、一応……?見せたくないんだったら見せなくてもいいが。

渋々見せてきたのは絵……というよりも写真に近い画像だった。今この瞬間を切り取ったかのような、とても精巧な絵。
同じ道具を使って描いたとは思えないクオリティだ。

「すごいな……。」思わず声に出る。
これがまさしく「写生」だな。

「いやあそれほどでも……あるかな!!!」

自分たちは公園を後にし、喫茶店へと向かった。
歩いたり絵を描いたりしたら流石に腹が減った。
喫茶店のモーニングでは何を食べようか。

……というかそもそもこいつは店で食べるつもりなのか?

忘れてしまいそうだがこの自称マッドサイエンティストは自分以外の生き物から知覚できないらしいから、店内のひとびとも同様こいつを認識できない。

「サンドイッチならテイクアウトに対応しているそうだよ!!!とりあえずボクはキミが食事をとるのを見ていることにするよ!!!」

……喫茶店に来た意味はあったのだろうか?まあいいか。
狭いマホガニー色の店内には、アンティークのランプやガラスの灰皿、花瓶に入った白百合が所狭しと置かれている。

正直こういう喫茶店にきたのは初めてで勝手がよくわかっていないが、なんだか誰かの思い出の中に入り込んだかのような、不思議な感覚になる。

自分はコーヒーとホットケーキを頼むことにした。
しばらくすると、店主らしきお爺さんがコーヒーとホットケーキを置いてそそくさと奥に戻っていった。

……こういう昔ながらというか、今ほどきっちりとマニュアル化やその徹底がなされていない接客を見ると懐かしい気持ちになる。そんな経験が子供の頃あったわけでもないのに。

そんなことを考えながらホットケーキに手をつける。
いただきます。

……バターが効いていて美味しい。そして生地もふかふかだ。
途中でメープルシロップをかける。
あぁ、思い描くホットケーキの味だ。

などと思っているうちにいつのまにか残りをとられていた。

「いや〜、キミがあんまりにも美味しそうに食べるからつい……!!あ、そうだ!!!このモーニングの絵も描いたらいいんじゃないかな!!!」

話題を見事にすり替えられた。

食べ終えて会計を終わらせ、河原でさっき食べたばかりのホットケーキの絵を描く。

「思っていたのだが!!!」
急になんだよ?
「キミ、別に絵が上手くないってことないと思うよ!!!」

「だってさ!!!さっきもそうだったが絵にニンゲンの暖かみというか、心模様がよく表れているというか!!!あと単純に絵心もある気がするよねー!!!」

絵心……?そうなのか?
「えー?!!自覚がないのかい?!!勿体無いよ!!!」

おだてられながら色々な場所の絵を描く。

川で水鳥が泳いでいる様子。山の麓の草花。
賑わう商店街。色とりどりの屋根が並ぶ住宅地。
ステンドグラスでできた街灯。寂れた神社。

気が付けばもう夕方になっていた。
もうそろそろ写生大会もお開きか。
そう思って立ち上がった時、ふと思った。

……そういえば、ホットケーキに気を取られて参加の申し込みをしていなかったな。

「あ……ごめん……。」
申し込みをしなかった自分も自分だよな……。
まぁ、いいか。

「にしても、この町はすごくカラフルだよね!!!とってもいい場所じゃないか!!!ボクは感動したよ!!!」

「あとね!!!家に帰ったら、ボクの絵を描いてよ!!!美味しいカレーを作るからさ!!!」

帰ってからも絵を描くのか……。
ちゃんと美味いの作ってくれよ。
それじゃ、このままカレーの材料を買いに行くとするか。

こうして自分たちの写生大会は幕を閉じた。

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