カラフル』の作文集

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カラフル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/1/2024, 12:46:46 PM

【カラフル】

美しい色彩に囲まれて
私は生きていた
青い空に緑の森、真っ赤な夕日
どれも大好きだった
この世に産まれてからずっと
そんな世界を眺められるのは
自分にとって当たり前のことだった

だけど私はある日
全ての色を無くした
部屋の中を走り回っていたら
滑って転んで勢いがつき
不運にも凹凸のある壁に両目を強打したのだ
わずか5歳の頃のことである

カラフルで自由な世界から
突然真っ黒な闇の中に閉じ込められたようだった
いつもは駄々をこねれば何でも買ってくれた両親も
私がどんなに泣いても喚いても
この闇から助け出してくれることはなく
その顔を見せてくれることもなかった
ただ、真っ暗な中で「ごめんね」と繰り返す母の涙声が
聞こえてくるだけだった

だけど、それでも人間というものは
生きていかなければならないものらしい
視覚を失って食欲を失くし
毎日ぼんやりと過ごすばかりの私に
両親は私が好きなラーメンやカレーの匂いを嗅がせ
好きだったアニメの主題歌を聴かせ
手を握ってたくさん話しかけてきた
真っ暗な中にいても
生きていればお腹が空いてくるものだと知って
私は初めてカレーを見ることなくカレーを食べた

何をしていても真っ黒に塗り潰された視界
最初はつまらなかったが
そんな中でも少しずつ楽しみを見つけた
目が見えなくても遊べる、音の出るゲームで遊んだり
指先で物を触って、ひとつひとつ確認することを覚えたり
匂いを嗅いで、なんの料理かを当ててみたり
母とともに、杖をつきながら出かけられるようにもなった

ある時、夢を見た
音を聴いて遊べるゲームの夢だ
キラッという音がどの方向から聴こえたのかを
指で指し示すのだ
右を指差すと、真っ暗な中でピンポンと正解の音が聴こえた
その瞬間、私の目の前はカラフルな世界に変わった
五歳の頃の家の中だ
寝る時に使っていた黄色い毛布
お気に入りの赤いワンピース
よく読んでいた青い表紙の絵本
そして、毎日覗き込んでいた鏡には
十歳になった私が映っていた
だけどその顔はよく分からない
実際には見たことがないからだろう

目を覚ました私は
また真っ暗な世界にいたけれど
きっと今の私は
かわいい女の子になっているだろうと想像して微笑む
私が今着ている服は
きっと綺麗な緑色をしているだろうと想像して
私が昔から使っている毛布は
黄色いけれど少し色褪せているのかな、なんて思う

私はたしかに真っ暗な世界にいるけれど
あの日から私の頭の中の世界はカラフルになった
私は私の周りのものに
自分の頭の中で好きな色を付けていくしかない
だけどそれは
自分の好きな色を付けられるとも言い換えられる
私よりずっと高いところにあるあの空は
きっと虹色だろう
目が見えなくても
私はちゃんとカラフルな世界にいる
私の毎日は輝いている

5/1/2024, 12:43:17 PM

空の色が好きだ。もちろんそれは青空。
天気のいい日は元気になる。
それは遺伝子に組み込まれてるって、
お父さんがこの前教えてくれた。
お父さんは調子がいいから
イマイチ信用出来ないけど、
でも、青空の日には元気になるから
これに関しては信用してもいいかもな。
そうだ、あとこんなことも言っていた。
カラフルな色はビタミンカラーだから、
身につけてるだけで元気になれるって。
明日はオレンジのTシャツで学校に行こう。
あたしは元気。
あたしは、負けない。

5/1/2024, 12:35:59 PM

カラフル

早春から新緑にかけて、街はカラフルである。
寒椿の赤、白梅、桜の桃色、色とりどりの躑躅。
そして圧倒的な若葉色。
活動的な季節の始まりである。
色んな植物が、人をその気にさせる。
いい季節であることを謳歌している。
植物たちよ。カラフルな日常に感謝する。
また、来年も待っています。
ありがとう。

5/1/2024, 12:35:36 PM

カラフル  ごめんなさい!時間があったら書きます。

5/1/2024, 12:33:23 PM

夜が明け、朝がやってくる。
世界は途端に色が溢れ出す。
真っ暗な世界からカラフルな世界へ。
さぁ、今日がはじまる。
代わり映えのしない一日かもしれない。
でももしかしたら、人生が180度変わる一日かもしれない。
幸も不幸も、酸いも甘いも味わい尽くそう。
失敗してもまた明日が来るさw

5/1/2024, 12:31:17 PM

空を見上げるあなたの瞳はカラフルだった
透き通っていて眩しかった

5/1/2024, 12:25:13 PM

カラフル

あなたの見る赤と私の見る赤は違う
あなたの見る緑と私の見る緑は違う

あなたの見るカラフルは
私には単色だったりする

カラフルは人それぞれだ

5/1/2024, 12:20:39 PM

「カラフル」

金平糖、どんぐりあめ、かき氷、チョコバナナ。
色鮮やかな人工の色。こども心をくすぐる色。

5/1/2024, 12:19:02 PM

アースカラーも好きだけど、たまには目の覚めるようなビビットカラーを身に纏うのも悪くない。

周りからどう見られているか自覚的になることと同時に、今の自分をどう表現するか。

1年後、3年後、5年後、10年後、今の自分からは想像もつかない極彩色に色づくことを楽しみに。

カラフル

5/1/2024, 12:18:33 PM

筒に入ったチョコレート菓子やグミ、飲み物やかき氷を、鮮やかでカラフルと、皆はよく言う。赤色がきれいだとか、青が好きだとか、この色が推しの色だとか。世界は色で溢れている。私一人を置いていって。

 色が見えない事に気がついたのは、小学校の図工の時間の時。自画像を描くというもので、それぞれが、思い思いに描いていた。私は、自分に見えている色通りに描いていたが、世界で見えている色では、私は紫で肌を描いていた。
 後日、病院にて

 「これは…奇病の一種ですね。運命の相手を見つけなければ、色を認識することは出来ないでしょう。」

 先生は言った。

 「大丈夫ですよ。この世は色々な奇病があります。それぞれがそれぞれの病を抱えています。お子さんのように運命の人による完治も、珍しくはないのですよ。」

 この世は奇病だらけだ。天使のような羽が生えたり、目から宝石が出る人、花を吐く人、いろいろいる。私もその一種になっただけだった。
 病状を伝えられた日から、人のことを意識し始めた。仲の良い人の側にいても、私の世界がカラフルになることは無かった。好きな人ができても、世界は無彩色だった。

 世界から色を奪われ、年月が経つにつれてだんだんと、運命の人とか本当にどうでも良くなっていた。運命とか関係なしに、私は好きな人達と過ごしていった。
 ある日、外を見るとシトシトと雨が降っていた。

 「最悪…。折りたたみ置いてきちゃった…。」

 走って帰ることを覚悟し、雨の中へ出ようとした。その時、後ろから背中をトントンと叩かれ、咄嗟に振り返ると、傘を持つ1人の女の子が居た。

 「傘…いる?」

 その言葉と同時に世界がカラフルになった。青色の長傘を持つ黒髪ロングの女の子。頬を染めて、こちらを伺っていた。

 「え…で、でも、そしたら貴方が濡れちゃうよ。」

 「いいの。私、折りたたみあるし。それに家も近くなの。」

 そう言うと、彼女は笑った。しかし、傘を借りる分際で、長傘など使っていいのか。ここは、折りたたみを私が貸してもらうべきなのではと、葛藤していると、シトシトと降っていた雨は止んでいた。

 「あ、虹だ…。」

 そう彼女に言われ、空を背にしていた私は振り返った。
 生まれてはじめて、色付きで虹を見た。日が差し込む空も、白と灰色に交じる雲も。

 「はじめてみた…。」

 「え!?はじめて…!?」

 彼女は驚いた顔をしていた。私は彼女に本当のことを打ち明けた。

 「私、奇病で、色が見えなかったの。でも、今は見える。」

 「奇病だったんだね。私もなの。私は声が出ない奇病だったの。でも、今は話せる。」

 え、と声を漏らした。それはつまり、私と居る瞬間に、奇病が完治したという事だ。私は、聞いた。

 「その、奇病の治療方法って。」

 「運命の人に出会うこと。」

 その言葉を聞いた途端、更に私の世界は鮮やかになった。

 「私も。」

 自然と口から溢れた。目に見えている色は、さらに濃く、カラフルに映った気がした。

No.7 _カラフル_

5/1/2024, 12:18:04 PM

心が癒される( *´꒳`*)
とっても綺麗とっても可愛い(((ฅ•᎑•ฅ))♬♬

ふーちゃんの心もカラフル模様🌈

性格もカラフルならいいのに
白黒な私‪⸜(‪ ˶ ᐛ˶)‪⸝テヘ♡

レインボーに光るものってずっと見てられる!
ほんとに大好き(*n´ω`n*)

5/1/2024, 12:17:46 PM

「カラフル」

 私の人生は君に出会った事で変わった。今日は、君に感謝を伝えようと思う。
ソファに座りゆっくりしている君をまっすぐに見ながら私は伝えた。
「日々の中で嬉しい事も苦しい事も色々あるけれど、君の隣にいると、安心するし、毎日がカラフルで宝物だよ。いつもありがとう!」
「突然どうしたの?」
「いつも、ありがとうってなんか言いたかったから」
照れながら君に伝えた。
「そっか。そう思ってくれてうれしいよ。こちらこそいつもありがとう!」
君も照れながら私に伝えてくれた。
「いえいえ!」二人、笑い合った。
 少し時間が経ち、二人で晩酌をした。
「今日もお仕事、お疲れ様!」
「お疲れ様!」
「乾杯!」
グラス同士が触れる音が部屋に響いた。
 君とのカラフルな毎日が続けばいいなと私は思った。

5/1/2024, 12:14:53 PM

カラフル
ふわふわ漂っている
遠くの空にふわふわと
赤、黄、白、青、水色、緑、黄緑、ピンクと色々
ふわふわ
連なって、上へと上へと登っていく
みんなにあっと驚く楽しみも
幸せを移しているかのような色たち
今日もどこかでふわふわと漂っている。

5/1/2024, 12:14:15 PM

「カラフル」

大好きだよと伝えれば
ちょっぴり照れるきみの横顔
わたしもあなたが大好きだって
伝えるきみは真っ赤だった。

快晴のもとで走り出す
あついあついと言いながら
駄菓子屋によって買ったラムネは
透き通るほど青かった。

木の葉にしずくがきらきらと
かがやきみとれる昼下がり
若葉の成長を祈りながら
緑を目に焼き付ける。

夕暮れのもとでただひとり
烏のなきごえが耳に残る
何故かおさないあの日々を
思い出すのはオレンジ色。

夜空に浮かぶ三日月と
満天の星々が目に映る
夜をみまもるものたちは
闇を金色で照らしている。

海底の景色がみたいから
どんどん深く潜ってく
ついにたどり着いたそこには
藍色の世界が私を待つ。

あなたによろこんでほしくて
あなたの好きな花を見に
優しく忠実なあなたは
この紫の花に似ている。

雨上がりの空を見上げ
ずぶ濡れのまま笑い合う
空もきみとの思い出も
全てがカラフルな虹みたい。

5/1/2024, 12:11:27 PM

カラフル。

今、目の前にあるモノたちの色は…
ゴールドのだるま、エメラルドグリーンの目薬、むらさきのパソコンカバー、赤いティッシュ箱。

それぞれの色が持つ個性っていいね♪
人間にだってそれぞれの色がある。
互いに打ち消し合う事なく、ただそこに在るだけ。
それでいいんじゃないのかな。

なんでも混ざり合ったら最終的には黒になるんじゃないかな。

黒から白には戻す事はできないし。
無理に混ぜることはない!

それぞれの良さがあるだけ。

5/1/2024, 12:10:04 PM

36色の色鉛筆を買った
色んな色を 使っているつもりが
やっぱり 好きな色は短くなってしまう

カラフルな 花の塗り絵を
塗っていると 心が落ち着く

好きな色は 人の気持ちを落ち着かせる
さて 明日は 何色を塗ろうか?

5/1/2024, 12:08:07 PM

カラフル・・・。
カラフル、か・・・。
人の心は様々な色があると私は思う。
心の色は様々だが、濁っている人が多い。
今の社会、精神的な問題が多いだろう?
今の社会、事件や事故が多いだろう?
それが重なりに重なった結果だろう。
人の心の色はくすんでいるか、寒色が多いと思う。
それだけ、汚れ、冷えきっているということだろう。
まぁ、皆がそうだとは言わないがね。
とにかく、今の社会はストレスが多すぎる。
社会問題、自信を取り巻く環境。
人と比べられることも多かろう。
見下されることも、嘲笑われることも多かろう。
本当に理不尽が多すぎる。
これだから精神的な問題が増える。
”上の者にされたから下の者にもする”
それが連なればストレスとなろう?
そして、ストレスを抱える者が増えていくのだ。
”この社会は負の連鎖で出来ている”と私は思う。
そうであろう?
そうだとは思わないかね?
・・・あぁ、また話しすぎてしまったようだ。
それではまた、次のお題でな。

5/1/2024, 12:07:28 PM

からふるヽ(´▽`*)ゝあ~ぃ!

赤 青 黄色のコラボ……

自分のコラボで行こう~ぜ

人それぞれ明るくね~(笑)

我が人生  それ行けーGoGo 



               ちづまるこ

5/1/2024, 12:07:22 PM

カラフルを
使いこなすの
憧れも
地味めなタンス
今日も眺める

お題☆カラフル

5/1/2024, 12:07:03 PM

その絵には、色とりどりの翼が描かれていた。
 キャンパス一面に、翼を広げる鳥。赤に桃色、橙色に黄色、緑に紫に青色。虹色に輝く翼を持つ鳥が、海の上をたった一羽、孤独に、力強く羽ばたいていた。
 私は圧倒された。なぜだか涙ぐみそうになるのを必死に堪えた。

 絵の下に小さく添えられたプレートに、作者の名が表示されている。このプレートにわたしの苦手な彼女の名が載っていることは知っていた。
 同じスタジオアート専攻の彼女。影が薄くて、いつも周りに合わせて無難なことを言う。誰かの顔色を伺って作ったような笑顔に、少し震える指先。周りはやさしくて良い子だというが、私は彼女が苦手だった。

 ほらね、やっぱり。そうだと思ってた。彼女は彼女の世界を隠し持っている。それは、私には圧倒的に辿り着けない世界だ。
 彼女の描いた世界はとてもカラフルだった。虹色の翼で、今にもどこか空の彼方へ飛び立ってしまいそう。追いかけたいのに、追いつきたいのに、追いつけるかもしれないという希望すら持たせてもらえない。

 このまま飛んでいけばいいのに。作り笑顔を見ているよりずっといい。追いつけなくてもいい。
 その虹色の翼で、飛んでいく姿が見たいのだと私ははじめて自覚した。


『カラフル』

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