『カラフル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
世界が灰色に見える。
なんでだろ。
私の知ってる世界は、
カラフルなはずなのに…。
いつか、戻るかな。
人生は良くキャンバスに例えられる
「人それぞれに将来をを思い描きながら生きていく」ことからなのだろう
私自身、人生の折り返し地点を過ぎ、実に様々な画をそこに描いてきたように思う
若い頃にはその色が相応しいかも分からずに、ただ見栄えの良さや、トレンドや勢いに任せて好き勝手に夢を散りばめた画ばかりを塗り重ねていた
試行錯誤を繰り返したかなり厚みの増したそのキャンバス地に、ナイフを当てて削ってみれば、きっとこれまで塗り重ねられてきた思い出の数々が色鮮やかに(カラフルに)浮き上がって来るに違いない
しかし、これから私が描いていくだろう画には、それまでのような色彩はもはや使われないかも知れない
以前の様に手当たり次第に描いたり、新しい色を次から次へと試したりする時間もエネルギーももうかつてほど残されてはいないし、その必要も無いのだ
これまで塗り重ねてきた経験が、自分に相応しい色や描き方をすでに教えてくれている
あとは、これからの時間で今までで一番の傑作を仕上げていくのだろう
その完成がどのくらい先になるかは分からないが、
願わくは、その画が「しあわせ」という色でカラフルに彩られて描かれていて欲しいと思う
フィロ
彩りは必要ではなく付加価値と
茶色いおかずを頬張る夕べ
/お題「カラフル」より
「えへへー。キミのこと好きなんだなぁ」
モノクロの世界しか見えてなかった僕に
キミは色を落とした
「僕も好き……だよ」
色が滲んで混ざり合って
広がった世界は
「じゃあ両思いだね!!」
カラフルに燦々と輝いて
光が溢れた
#カラフル
カラフルな豚をなでながらえさ箱にボタン一つ押すたびにそのキャラクターが滑らかに餌を与えていく。どこまでも楽しさを優先したゲームは思考をどこかシンプルに楽しい世界へ逃避させてくれる。そんなことを思いながらそれでもこの何時間後には労働が待っていると思うとどこか虚しい。その行き着く気は生の終わりだと思うほどなんとなく画面の中のカラフルな豚に自分が重なるようでボタンを押してもう一度キャラクターが撫でる動作をするのを眺めた。
カラフル!カラフルうれちい!!カラフルだいすき!!!
【カラフル】
モノトーンは格好いいし
パステルカラーも可愛いけど
カラフルな物に囲まれると
元気にならない?
元気になりたい時
私は黄色を好む傾向にある
チャクラの教えでは、センタリング…
と言って
「自分を中心に持つ事」を意味
するらしい
私は自分のことを卑下しがちだ
まず何より
自分を後回しにする
そうなると自己が行方不明
だから私は信号機の注意という意味でも
黄色に傾くのかもしれない
今、あなたは自己を見失ってますよ!
戻りましょう!立ち止まりましょう!
って
教えてくれているのかな?
みんなが元気になる色は何色?
調べてみると意外な自分と
出会えるかもよ⁈
きれいな色、心、
今の私は、心も、気持ちも、カラフル
みんなは、どうかなぁ
わたしたちには色がある
明るい暗いだけでなく
進化の過程で獲得した色覚
熟した果実を見分けるため?
目からの圧倒的な情報量
色がついたらそれはもう膨大
便利なだけじゃない
それは美しく心を震わせる
移り変わる空の色
初夏にあふれる緑みどりまた緑
色を感じて生きられる
それはカラフルとってもミラクル
「カラフル」
#408
#カラフル
君の「おはよう」で、
私の心は彩られていく。
カラフル
色彩豊かで
色あざやかな
美しい世界
そんなふうに見えていたとしても
わたしとあなた
全く同じようには見えていないとか
ましてや異なる生物たちなら
どんなふうに見えているのやら
宇宙人から見た地球の色が
私たちと同じとは限らないということ
逆もまたしかり
人間てカラフルじゃない?皆違う性格で、容姿で、考え方も。喜怒哀楽もある
だからきっと色でくくっちゃいけない。私はこがね色の自分を大事にしたい。
お休みなさい。
青い薔薇を知っている?
自然に存在しなかったその花は人の手によって生まれた
「不可能」と言われたことを「奇跡」に変え、人の「夢が叶った」のだ。
素晴らしいね。
諦めなければ、夢が叶う。それを証明したのだ。
......しかし、覚えておかなければならない
その素晴らしい技術とひきかえに世界の理をひとつ壊したということを
一歩間違えれば、どんな狂ったことだって可能にする証明を作ってしまったことを
どんなこと?だって?生憎とそんな知識はないもので
そうだね。例えば永遠に壊れないからだを作り、医療発展のためだとその体にありとあらゆる病原体を埋め込んでみるとか?
言ってみただけさ
#カラフル
人間の心の中にはカラフルないろんな気持ちがあると思う。でも私たちは疲れて過ぎてて、一定の色しか出せていない感じがする。いろんな色の気持ちを自由に出せるようになりたいな、、
【カラフル】
僕はずっと君と出会う日まで黒く濁っていた、目の前が真っ暗どこみても暗闇だった、
苦しかった助けてほしかった楽しいこともなかったけれど゛君゛という存在に出会ってからすべてが変わった、屈託のない笑顔で笑う君はとても眩しかった。
君と出逢ってから‥いや君達と出会ってから僕の世界‥視界は真っ暗闇から綺麗な様々な色のカラフルに変わった、
とても綺麗に思えた、そんな世界が存在するのかと思えるほど、手放したくないと心から思えるほどカラフルで綺麗だった、
ありがとう。暗闇から救ってくれた君へ‥‥
____君と出会えて良かった。
カラフルな人生には程遠いです。
僅かな人との関わりで過ごして来ました。
でも、色鮮やなとりどりの色で塗られた人生が憧れと聞かれたらそうでもない。
少ない色の人生が密度が濃い場合もあるのです。
〜カラフル〜
カラフル
いろいろな味
いろいろな色
美味しそう
どんなアイスでも
食べちゃうなあ
そこのあなたに
あーん
なんてね!
カラフル 詩
カラフル
一人一人それぞれ違う
十人十色の個性
多様性のこの時代に
見つけよう
自分色
カラフル
俺は1時間前の弟との会話を思い出していた。
あのとき、俺が弟の上着に手をかけたとき、弟は困ったように眉を下げていた。
それでも、「兄さんがいうなら……」と、弟は俺の眼の前でTシャツを脱ぎ、着古していたスウェットを脱ぎ捨てた。
弟は俺の目の前で吐息をもらす。
「兄さん……俺はすべて兄さんに任せるから……」
そうして、弟は寝室のベッドに横になる。
俺はそんな弟を見て決意を固め、準備のため部屋を出る。
そして、風呂場のドアを開けた。
〜〜〜〜〜
1時間半後。
いつの間に…………寝てた。
「兄さん、大丈夫なんだろうな」
なんとなく嫌な予感がした俺は、ベッドから身を起こすと、風呂場へ向かう。
近づくにつれ、柔軟剤と洗剤が混じり合ったやたらフローラルな香りが強くなってきた。
「兄さん……」
俺はゆっくり風呂場の扉を開けた。
〜〜〜〜〜
弟にどんな顔をしたら良いのかと、俺は途方に暮れていた。
カップ三杯ずつ入れた、弟が好きな香りの洗剤と柔軟剤のせいなのか、香りがきつい。
洗濯機から溢れ出している、小さな泡の表面が虹色に輝くのを見ながら、美しさだけではないため息を付く。
俺は弟が洗濯物を取りに来る前に、この状態をなんとかしようともう一度泡だらけになった洗濯物をすすぎながら、床にあふれ出した細かい泡を何度も雑巾で拭いた。
〜〜〜〜〜
あれ以来、俺は汚名返上のため、洗濯をもう一度すると弟に言った。
だが、「もういいよ、兄さん」と、遠い目をして断られた。
このままでは兄のメンツが立たないのだが。
しかし、弟には「今のままの兄さんでいいんだ」
優しい目をしながら微笑んでいた。
だが、いつか俺は弟に認めさせてやる。
俺の家事能力を。
生前の罪は自分自身を殺害した事
他者の目を通して見る自分
絶望を知ったからこそ気付ける『希望』
タイトルからは想像つかない重い世界観
『カラフル』森絵都
面白いです!!
#カラフル