カラフル』の作文集

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カラフル』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/1/2023, 4:06:28 PM

頭に浮かんだのはジェリービーンズとチョコレートスプレー

5/1/2023, 4:02:25 PM

「カラフル」




白は正しくてうつくしく
天からの贈り物

黒は誤りでおそろしく
魔女や魔物の好む色

では灰色は? ただしいの? 誤りなの?

青は正しくてうつくしく
信号機の進んでよしの色

赤は誤りでおそろしい
信号機の危険を知らせる色

では紫色は? ただしいの? 誤りなの?

みどりは?

きいろは?

ももいろは?



黒い肌の色は?

黄色い肌の色は?

茶色の肌の色は?

白い肌の色は? 


この世にあふれるカラフル

どれだけの色をしっていて

そのすべてを愛おしく思える力が

自分のカラーをも愛せる

ということなのかもしれない。



            カラフル

5/1/2023, 3:59:05 PM

目が覚める
太陽の視線から逃れる

南の空 高く高く
まだ此方を見ている 
隣のビル 影が伸びる
刺すような視線が送られる

扉を叩く音がする ミドリイロの音
どあすこーぷの奥 誰も居ない

騒々しい 外の音
ぐちゃぐちゃ 絵の具を混ぜた音
吠える犬 此方を見て
叱る飼い主 此方を見ながら

ワライゴエ 耳の傍に鳴る
ピンクの音 秋桜より濃い

震える指先 これは大事なタカラモノ
美味しい 美味しい
僕のヒミツ イタダキマス

嗚呼 今日もセカイは美しい
カラフルなお日様
苦しげに 泣いていた
               お題【カラフル】
          タイトル【色のあるセカイ】

5/1/2023, 3:56:15 PM

世の中は私が思っていたより色彩豊かだった。どうやら私のように色が足りないのは極小数で、十数年生きてきて街中で一人も同じ人を見かけたことがないと気がつくと、私は欠陥品として生まれたのだと思うようになってしまった。
 色白の域を超えて白い肌、おばあちゃんみたいに白い髪、血管の透けた瞳の色は不気味に見える。悪目立ちする容姿は面倒事に巻き込まれてばっかりで、誰も私を皆と同じように見てくれなかった。
 でも、君だけ。色がわからないと言う君だけ普通に接してくれた。普通に話して普通に遊んで、普通の友達のように私を見てくれた。
 本当は知ってるの。君がわからないのは色彩で、色の濃淡がわかるのならば私だけ変なのもわかってる。普通に見えるって言ってくれたのは嘘だって知ってる。その嘘が嬉しくて愛おしい。いつか打ち明けてくれたら、ありったけの感謝を伝えたいと思う。
 誰よりも色鮮やかな君へ。


『カラフル』

5/1/2023, 3:46:04 PM

私の体の中にはいろんな色があって、まるで、おしくらまんじゅうのように、あちこちでひしめき合っている。
ある色ははしゃぎ、ある色は塞ぎ込み、ある色は囃し立て、それぞれが思うがままに振る舞って私を困らせる。
集まらなければよいものを、なぜそんなに集うのか。
いっそ全てをごた混ぜにして、ひとつにしてやろうと思ったが、どうしてバレたのか、密かに近づいても上手く逃げられてしまうのだ。

私の中に住む色たちは、体のどの部分を切っても切っても現れる。
性懲りもなく、諦めることもなく、私に進めと言ってくる。
なぜ諦める、なぜ決めつける、いろんな色がそう囁いている。

5/1/2023, 3:40:13 PM

陽にあたためられた窓際で
まどろむ猫があくびする

色とりどりのパレットと
くすんだ筆洗の水

彼女を起こさないように
ゆっくり絵筆を走らせる

ちらりとこちらを見て
また彼女があくびした

5/1/2023, 3:35:50 PM

カラフルなものと言われて真っ先に思いついたのは、おはじき。
ガラスで出来た平たい小さな粒の中に、一筋スッと色が流れている。
ビー玉もそうだけど、あれは完全な球で隙がない。
少し不揃いな、歪んだ円形だから、可愛らしいのだ。

5/1/2023, 3:27:43 PM

【カラフル】

甘くて、口で遊ぶとカラカラ鳴った。カラフルなこの飴が一番好きだった。
「君がくれたから。」
君がくれたからこの飴が好きになった。優しい味で優しい色で私に色を付けた。私に春はまだですか。私の恋はどこですか。カラフルな色でカラフルな感情で私の顔を染めたんだ。

5/1/2023, 3:24:52 PM

【カラフル】#1

「あなたは女の子だからピンクね」
私が幼い頃、祖母から実際に言われた言葉だ。
ピンクは嫌いでは無かったが、何だか少しモヤモヤした。
この世界にはもっとたくさんの色があるのに、どうして「女の子だからピンク」なのだろう…?
そんなことを考えていた。
従兄弟は綺麗な青を選んでいたのに。
私も本当は青が好きだった。
大人になり、与えられるばかりでは無くなった私は、好きな色を自由に選べるようになった。
しかし、本当に好きな色を自由に選べているのだろうか?
この色はこの服と合わない。
この色は自分には似合わない。
この色はあの場所には合っていない。
せっかく好きな色を選べるようになったのに、毎日こんなことを考えている。
私たちは、『自由』に縛られている。

5/1/2023, 3:04:26 PM

『カラフル』

赤 青 白 黒

色々な色が僕を染める

それは常に変化して、僕が特定の色に染まることはない

でも、僕の奥底にある部分は変わらない

僕の元々の色だから

上からずっと隠したままだから、知ってるのは僕だけなんだけどね

5/1/2023, 3:04:01 PM

【カラフル】

駅前にある喫茶店「カラフル」は、私が小学生のときから通うお店だ。共働きの両親は、いつも帰りが遅かった。だから、いつも学校が終わって真っ直ぐ向かったのは我が家ではなくこの場所だった。

「いらっしゃい、ユミちゃん!」

いつも笑顔で迎えてくれるのは、りーちゃんこと律子さんとみーさんこと稔さんご夫婦。自分の親よりかなり年上の2人に

「りーちゃん、みーさん、ただいま‼︎」

と挨拶するのが私の日課だった。

「カラフル」はいわゆる純喫茶の風情があり、わざわざ遠方から訪れるお客様もいるほど人気のお店だった。そこに、パステルカラーのランドセルを傍らに置いた子どもがカウンターに1人座っている。なかなか奇妙だと思われるのだが、常連客にはおなじみの光景だった。

いつも必ず出してくれるのは、バニラ・チョコ・ストロベリーの3色アイスだった。

「いっつも思うけど、いっぺんに3つもアイスを食べられるなんてすっごく贅沢なメニューだよね」

口の周りを3色のアイスで彩られたまま、りーちゃんにこう言うと意外な答えがかえってきた。

「これね、ユミちゃんが作ったメニューなのよ」

え? どういうこと?
頭の中がはてなマークで一杯になっている私に、
りーちゃんはこう続けた。

「それまでアイスクリームは単品で出していたんだけど、ご両親と一緒に来たあなたが『もっとたくさんアイス食べたい〜』って泣き出して。で、バニラアイスだけだったお皿にチョコとストロベリーのアイスをのせたら『うわぁ〜、カラフルだぁ〜』って大喜びしてくれて。それでこのメニューと今の店の名前が生まれたってわけ」

えぇっ⁉︎
お店の名前、最初からカラフルじゃなかったっけ?

「一番最初は「喫茶こーひー」。ひらがなの名前がいいかなってつけたんだけど、1ヶ月くらいでカラフルになったわね」

そりゃ、記憶に残ってないわけだ。でも、大切な店の名前をそんな出来事ひとつで変えてよかったの?

「変えるって言い出したのは、私じゃなくてみーさんよ。『ユミちゃんのあんな嬉しそうな顔を見てたら、そりゃ変えるしかないだろ』って」

みーさんの方を見ると、いつものように黙ってコーヒーを入れている。真剣な眼差しが一見怖そうだけど、ホントはとっても優しくて面白いおじさんだ。視線に気づいたのか、みーさんは私の方を向いてニッと笑ってくれた。

「ユミちゃんが大人になっても、カラフルはずっとカラフルだからね」

あの日、りーちゃんがそう言ってくれてから月日は流れ、いい歳になった私は今もカラフルに通い続けている。そして、「今日はコーヒー飲もうかな」と思いながらも、毎回あの3色アイスを頼んでしまうのだ。

5/1/2023, 3:03:38 PM

【カラフル】


情熱の赤、冷静さの青、恥ずかしさの桃。穏やかさの緑や神秘的な紫など、状態には色のイメージが付いている。
個人的なイメージがついているもので言うと教科。国語が赤で社会が茶、数学が青…のような、そんなイメージだってある。
まぁとにかく人間に色は欠かせないものであって、カラフルであることに馴染んでいるものなのだと思う。

5/1/2023, 3:02:55 PM

カラフル


マーブルチョコ好き。
と言うかチョコ好き。
チョコって何であんなに美味しいの?
唾液がチョコになってもいい。

5/1/2023, 2:55:31 PM

知りたくなかった。
 世界にこんなにも色が溢れていただなんて。

 『わたし』と『それ以外』。世界はそれだけでしかなかった。そこに鮮やかな色彩なんか必要なくて、私はただ、小さな部屋に閉じこもるように。真っ暗の中、息を潜めて生きてきた。
 自分の呼吸と、心臓の音。
 耳に届くそれらが早く終わってしまうことを。そればかり願って生きていた。

 けれど。世界は開けた。差し込んだ光と共に、眩い色彩が瞳に飛び込んできた。
 すぐに瞳を閉じようとした私の手を引いて、『貴方』という色が差し込んだ。
 
 知りたくなかった。部屋の外には私の知らない世界が、広く果てなく存在していて。さまざまな彩に飾られて、きらきらと色めいている。
 柔らかな桜の色。水平線を分つ二つの青。燃えるような紅葉の絨毯。降り積もる雪の無垢。
 廻る季節に装いを変えながら、世界の色は目まぐるしく変わっていく。
 美しいと思った。見惚れて、心奪われて。まだ見ぬ景色、これから出会う景色を想って心が躍る。

 知ってしまった。世界の美しさを。
 気づいてしまった。色めく心をくれたのは、他でもない貴方だということを。

 隣で微笑む、貴方の心音がいつまでも続くように。
 鮮やかに廻る世界の色彩。その中にいつまでも、貴方の色が有るように。
 そんな小さな願いを抱くようになった。

 けれど、世界は、急激に閉じてゆく。
 真っ黒に塗りつぶされるようにして、貴方は突然消えてしまった。

 知りたくなかった。失うという事がこんなにも激しい痛みを伴うなんて。息の仕方を忘れるほどに、流せる涙があるなんて。
 貴方がいない世界の色彩を、愛することなんてできない。それだけの絶望だった。それだけの悲しみだった。
 
 だというのに。
 想い出の場所に立って、私は打ちひしがれる。

 貴方という色を失くしても、世界はちっとも色褪せない。咲く花は美しく、海も空も果てはなく。見渡す視界の一面に、鮮やかな色が満ちている。
 貴方が隣にいなくても、この世界は美しい。愛しいと、思えてしまう。

 色彩が涙で滲む。
 その事実は寂しいけれど、不思議と悲しくはなかった。
 暗闇の世界に戻るなんて許さない。そう言って貴方が笑っている気がしたから。
 この色彩は、貴方がくれたもの。私の世界をすっかり染め上げて。これから続く未来の果てまで、導くように華やいでいる。

 貴方という、愛しい色彩を知ってしまったから。
 私はこれからを、生きていける。


【カラフル】

5/1/2023, 2:53:46 PM

海を駆ける 木馬とともに 浮上する
黄色の本を 抱きしめてるよ

カラフル

5/1/2023, 2:44:26 PM

カラフル
割りと温暖な気候のこの地方だが、この地域は幾分か冬は寒い。日によっては、東北より気温が低い時もある。桜も、少し遅咲きとなってしまう。が、突然に草木が芽生える。そして、桃花や梅や椿と様々な花々に彩られて、春の陽射しと共に、華やいでくる…

5/1/2023, 2:37:08 PM

カラフルを貪って モノクロに変えてしまう
どうせモノクロにするくらいなら
カラフルのまま遠く離れて
そのまま忘れてしまう方がいい

5/1/2023, 2:33:33 PM

「カラフル」

生まれてからずっと山の中で暮らしていた私は
世界にこんなにも青く透き通った海が広がっていることや
見事なまでに真っ赤な鳥が飛んでいることや
黄色や橙色をした豊かな花々が生い茂っていることや
青い目をして金色の髪をなびかせる人々がいることを
生きているうちに知ることが出来て、本当に幸せだと思う

モノクロームな時代で生まれて死んでいった貴方には
とても信じられないでしょうけれども
世の中は、こんなにカラフルだったのよ

5/1/2023, 2:31:56 PM

「カラフル」

 沢山の刺繍糸や、ビーズや、リボン。お姉ちゃんの手にかかると全部全部魔法の道具になる。
「お姉ちゃん、新しいスカート作って」
「お、今度はどんなのにしようか」
 7つ上のお姉ちゃんは、今は服飾の専門学校に通っている。でも、もっと昔から、わたしの服を沢山作ってくれた。私のお気にいりの服は殆どがおねえちゃんの作ってくれた服。
 お姉ちゃんが広げた布を見ながら、ああでもないこうでもないと相談する時間も楽しい。
「裾にレースつける?」
「んー、可愛いのよりキラキラしたのがいい!」
「えー、それじゃぁ、ビーズ縫いつけようか。これとか」
「あー、いいかも!」
 可愛いストライプの生地に、ドロップ型の大ぶりのビーズやチロリアンテープを合わせて、お姉ちゃんはそれをもとにサラサラとデザイン画を描いていく。
「あー、やっぱ歌穂ちゃんの服作るときが一番楽しいなぁ」
 お姉ちゃんは楽しそうに鉛筆を動かして、いくつかデザイン画を描いてくれる。
「シャツも作っていい?」
「いいの? 忙しくない?」
 お母さんに、お姉ちゃんは忙しいからあんまり今までみたいに頼んじゃだめって言われてたんだけど。
 お姉ちゃんは、しょんぼりと眉を下げる。
「忙しいけど息抜きしたい……。楽しいもの作らないとやってられない……」
「お姉ちゃんが大丈夫ならわたしは嬉しいよ」
「じゃあ作る! めっちゃ作る!」
 めっちゃ作る、のは駄目じゃないかなぁ。そう思ったけど、お姉ちゃんが楽しそうだったから何も言わなかった。
「えへへ、お姉ちゃんの新しい服嬉しい」
「んん〜〜、歌穂ちゃん可愛いなぁ〜〜! やっぱあたしのミューズは歌穂ちゃんだな!」
 お姉ちゃんはそう言って、私をぎゅうぎゅう抱きしめた。
「お姉ちゃんは、わたしの魔法使いだよ」

2023.05.01

5/1/2023, 2:30:49 PM

カラフル
多様性
色が見えるものにしか観れない
区別が出来るってこと
光が通った道の先の種類の多さ
基本な色の名前すら危ういから
見えて判っても名前は出てこない
カラフルってまとめて表せても
どの色達か特定は出来てない

ぱっと浮かぶのは虹
でも虹は国によって色の数が違うらしい
同じ色の数なのに数え方が違う
一部の色の境目を
ひとくくりにしてるんだろうけど
だからって虹に違いはない
他国で虹を見たことないから判らんけど
写真でなら見たことあるはず
同じ虹だと思ったと思う

どんなにカラフルでも
カラフルだからこそ
限界がある
それが識別出来る範囲でしかなく
他にも色はあるかもしれないけど
区別は出来ないんだろうな

光と闇
白と黒
その狭間にある
カラフル

絵の具の色を混ぜると黒になる

結局は
闇の種類なのかもしれない

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