『エイプリルフール』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「エイプリルフール」
完璧な嘘にしてほしい
ちらりとのぞく真実は
とても 辛い
エイプリルフールってさ、いちにちしかないのつまんないよね!
そう言って笑った幼稚園の頃の友達が、今でも猫でいるらしいことを最近知った。
閉め切っていたカーテンを開放する。窓を少し開けたら暖かくなりかけの風がわたしとあなたの髪を揺らす。
久々の日光に、あなたは目を瞬かせた。手をかざして光を遮る、その手首を回るようにくっきりと跡がついている。
「ごめんね。もう好きじゃなくなっちゃった」
できる限りの笑顔であなたに告げた。
あなたの動きがぴしりと固まる。表情が抜け落ちる。いいや、わたしにはわかる。あなたは怯え、嘆き、怖がって────嬉しがっている。
ほんとう、の「ほ」を言う前にもう一度窓を閉めた。鍵をかけてカーテンも閉めて全部元通りに。
あなたの目の前にカレンダーを差し出した。ずっと放置しっぱなしのそれをめくって四月に変え、一日を指差す。今日、何の日だ。
肩を掴んで押し倒す。手錠を取り出せばあなたは顔をひきつらせてわたしを突き飛ばそうと必死に暴れた。ごめんなさいと悲痛な叫び声が部屋に響く。
なんで今嬉しいと思ったのかな。怖がるのはわかるよ。死にたくないんだよね。でもなんで嬉しがるの。
些細な嘘でもつくものじゃないな、とわたしは痛む胸を宥めながらあなたを押さえつけた。
1年に1度きりうそを着いてもいい日がある
誰も傷つかないならなんでもいい
3年前の今日に公園でいつも通り
絵を描いてたら知らない人から声をかけられた。
その時は高校生だった
学校に馴染めない自分が嫌になって公園で無心になって絵を描いてたら詩を作ってたら
[ふぅーんいいね君のえと詩]
その人は大学生で詩のサークルに入っていた
それでその人と話すのが楽しくなって学校にも行くようになった。
次その人に会えると思ったら学校に行くのに気が軽くなった。
あの日までは、、、、
授業ようのノートと趣味のノートを間違えて持ってきてしまい、先生に
[授業に関係ないものだろ授業中だちゃんと聞け!]
とみんなのいる前で説教されてしまい
休み時間にはカバンに入れたはずなのに陽キャのグループに見られて
[なにこれ笑センスな!病んでるアピ?キモくね絵も下手だし]
ボロくそ言わて
公園に行ったけどその出来事が頭の中で何度も流れてノートと鉛筆を持ったままぼうっとしてたら
[どうしたのなにかあった?]
上から声がして
安心して泣いてしまって
[え!?どうした俺何かした!?何があったか話してみろ]
って言われ泣きながら話したら
[は?何それおかしいだろその先生も狂ってるキモくないしそれは君の本音だろ?本音を吐いたらキモイとかまじで頭狂ってるだろw]
私以上に怒っていた驚くことに
それから
[君の絵も詩も素敵だよ優しいタッチで美しいし前を向けるような詩じゃないか?]
彼の優しくて暖かい励ましの言葉で
私の鳴き声はだんだんと弱まっていた。
[次なにかあったら助けてって言ってそしたら一直線でかけ出すよ俺ね心の声聞こえるんだあと空飛べるんだ神様の遣いだから]
その日は偶然4月1日だった。
本当に神様の遣いかは分からないけど
私の中では彼が神様だった。
私が高校卒業する時期には彼は教師になった。
そして今私の横にいる。
彼の教師のきっかけは誰かの詩と絵らしい
その人は囁くように背中を優しく押すような言葉と優しく美しいタッチで背景を書かれていて俺も背中を押された。
そう旦那から聞いたら私はその人の作品を見てみたいと思った。
お題[エイプリルフール]
No.16
エイプリルフールについた
君の嘘が忘れられない
「別になんとも思ってないよ。」
最後まで振り向かずにそれだけを言って
次の日に君は引っ越していった
#エイプリルフール
普段 当たり前のように嘘ついてる
会話をするのと同様に
さりげなく吐いてる
嘘をつくと地獄に落ちる
って教わったけど
うちがそれ聞いた時にはもう 遅かった
だからもう 人騙してることに抵抗無いんだよ
こんな私を信用してる奴らは馬鹿だよ 笑
みんなはエイプリルフールの今日だけ
嘘つけてるかい
少なくとも数人は
うちみたいのは居るでしょ
嘘で誰かが幸せになることはあんま無いけど
正直すぎるのも 幸せじゃないよね
嘘にまみれても 死にはしないよ
気楽に生こ。
_ ₁₃
エイプリルフールは、午前中についた嘘を午後にはバラさないといけないらしい。午前中だけの嘘と考えると、些細な嘘ぐらいしか考えられない気がする。
後は、ソシャゲや公式Twitterの企画とか。
小市民としては、エイプリルフールは企画に乗るだけで自分からは発信しない日、じゃないかな。
21:00ちょい前までBSでサッカーJ1の試合が放送されていた。
中学から仲良い男子と電話を繋いで試合観戦していた。
終盤まで接戦で内容はどうであれ とてもワクワクドキドキする試合だった。そんな試合に「同級生がプロ選手になったらすごくない?!」と思い、彼に話した。
すると彼はこう言った。
「それなすごいよな。前から言ってるけどプロサッカー選手
になりたいんだよな。でもそんな簡単な事じゃないから頑張らないと。でさ、お願いがあるんだよね。夢叶えて活躍できるように頑張るからそばにいて応援してくれないかな?付き合って欲しい」って。
彼は女に恋愛感情を抱いたことがない。そんな人から↑言われたら「嘘だ!」ってなるじゃん?だから「嘘じゃん笑」そう言ったら「嘘じゃない」って。
頭良くてサバサバしてて優しくてスポーツできてかっこいい彼。
今日はエイプリルフールだし、よくからかってくるから信じることが難しい。
でも内心嬉しいし嘘じゃなければいいなーってどこかで思ってる。
明日まであと1時間20分ぐらい。
「嘘だよ笑」って言ってこないでね。
0:00に告白の返事するからさ。
ちょっと青春だなーって感じたエイプリルフール。
騙しては
騙し返され
春が来る
僕は今日から
四月の愚者さ
【エイプリルフール】
今日、道を歩いていたら財布を拾ったので警察に届けに行った。警察の方と中身を確認した、そしたらなんと25万も入っていた。
て言うのは ウソ ウソ エイプリルフール
前置きはさて置き4月1日の切りが良い日なので何かを始めようと思い。自分に文章力や語彙力が足りないので何か良いアプリがないか調べていたら、このアプリに出会う事が出来た感謝 感謝。今日から自分のペースで気が向いたらぼちぼち書きます。
/エイプリルフール
「その飴ちょうだい」
「何でも言うこときくならね」
ためらったけど
結局もらうし
きみの顔色みたら
悪いことにはならなさそうだし
今日は四月の一日だし
もしかして、……なのか
結局おふざけ、か
飴は甘い
それは真実
なのに全部はそうじゃない
仲良くたって
甘いものくれたって
甘くなれるとは限らない
飴は甘くていちご味
風が前髪を吹きちらして
(つきあってよ。)
と声がした気がするけれど
もう友だちじゃなくなる用意と
がっかりしない用意するのに忙しくて
まだ
まだ
まだきみを見られずに
白い風の中。
今日は嘘をついても許される日らしいが、あいにくそんなお遊びに付き合っている暇はない。
だが、そんな自分に嘘をつきにくる妙な奴がいたものだ。
「なあ、お前のことが好きだって言ってるだろ」
ヘラヘラと愛の告白。最初から嘘だとわかるくらいなら、嘘をつく必要なんてないはずなのに。
「はいはい、エイプリルフールはわかったから。飯食いに行こう」
時計は12時を示している。
「なお、さっきまでの話は嘘じゃないからな」
そいつはニッと笑っていたが、耳は赤かった。
嘘か
吐いた事ないなぁ
正直に
優しさと思いやりを持って生きてきた
人を騙すなんてできない
傷つけたくない
さて
今言った事に嘘はあるでしょうか
*エイプリルフール
「エイプリルフール」
大嫌い、と嘘をついた
今日という日の意味も知らずに
私、エイプリルフールはどんなことを言われても嘘だと思って流せるから大好き!
私の存在じたい嘘だったら良かったのにね。
大学に受かった友だちは今日明日が引っ越しのピークらしい。
私だけ取り残されるこの状況はまあ虚しい。
新生活に対する不安を吐露してる友だちも多くいるけれど私からしてみたら「進んでんだからいいじゃん」としか思えない。
2022年という年がでっっっっかいエイプリルフールで、私は本当は合格してたんだっていう妄想をし始めたところでますます虚しくなった。明々後日には予備校の実力テストがあるからいい加減気持ち切り替えろってね。
気候も相まってか街ゆく人もどこか幸せそうで、楽しそうで朗らかで。ああ春だなとか思っちゃって。
ムカついたのでピアスを開けた。
軟骨に開けた。初めてのくせに。
痛さが心地よかった。
『エイプリルフール』
「よぉ〇〇!」
『・・・』
「え、無視かよ!酷いなー〇〇」
こいつが、こうやって馴れ馴れしく話し掛けてくる時大抵変な事考えてやがるから無視を決めている。
今日は何かあったかとカレンダーの日付に目をやる。
なるほど、そういう事か。
「〇〇くんよー、今日は何の日か知ってるか?」
いつものウザイと感じるニヤニヤとした顔をして俺に聞いてくる。なんかムカつく。
『はぁ…エイプリルフールだろ?』
「そうそう!だーかーらー、今日は沢山"嫌い"って言って良いんだぜ?」
と調子の良い顔で言ってきた。
いつもこいつに、してやられてばっかりで腹が立つ。
『おい、こっち向け』
「んー?嫌いって言ってくれるn!?」
『それは死んでも言ってやらないが、こういう事はしてやっても構わん』
「っっ…////それズルいぞ〇〇!」
そして2人は顔を見合わせて笑った。
「私、この季節が一番嫌い。」
君はそう僕に言った。
だけど僕は知っている。
君はこの季節が好きだ。
けど君はもういない。
だから僕もこの季節は嫌いだ。
嘘。
本当は…。
自分の為につく嘘
貴方の為につく嘘
重みが違うのは何故なのか
『エイプリルフール』
#6 エイプリルフール
呼吸をするように嘘を吐いて生きているくせに、
嘘を吐いてもいい4月1日を迎えても、
気の利いた嘘やウィットに富んだ嘘は出てこない。
もちろん、優しい嘘なんてものも。
私の嘘は身を守るための嘘。
私の嘘は見栄を張るための嘘。
私の嘘は虚勢を張るための嘘。
自分ばかりで気持ちが悪い。
くだらなくて、嗤えてくる。
人間らしくて潔いけれど、
こんなことを態々、開き直りたくなどない。
今日は1年に1度だけ、嘘について考える日。
そんな今日を忘れるな。
明日から、吐かなくていい嘘を減らす1年が始まる。