『ゆずの香り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ゆずが香る、美しい季節と成りました。
あなたが現世を去った、あの日もこの香りが色濃く漂っていましたね。
この爽やかなゆずの香りを嗅ぐと、今でも昨日の事のように、
あなたのことを思い出します。
あなたが宝と称された、あの方は思し召した通り、
竹のように靭やかに 睡蓮のように泥の中でも咲く花へ
と、見事に成られました。
凛々しく、美しく、聡い、そのお姿はあなたを彷彿とさせます。
あなたの成せなかったことを、形にされることに尽力されて居りますゆえ、
安心してお過ごし下さい。
手紙を封筒に入れ、蝋を垂らし、封をする。
そして、その封筒を明かりの火に掛けて燃やす。
これで、彼岸にも届くでしょう。
どうか、これからもあの方を見守って居てください。
そして、どうか、彼岸ではあなたらしく、穏やかな日々を過ごせますように。
来年もまたこのゆずの香りの中でキミと笑って話したい
恋のため息
私は柚子が嫌い。
独特な風味が特に嫌い
鼻を通り抜けるような風味が気持ち悪くて
でもね貴方が好きなら私も食べてみようかな
なんて考えたりして
この気持ちがバレないように、
この関係が壊れないように。
貴方に嫌われたくないから
私は少し無理して柚子を食べる
#花鳥風月
喉風邪のときに舐めたのど飴
鍋にかけるぽん酢
レジ横のチキンを買うと付いてくるゆず塩
お風呂に入れる人もいるみたいだけど
私は食べる方が好き
食べるというよりは
調味料とか香り付けみたいな役割だけど
ほんわり甘くて
穏やかな安心感と優しさ
たまに
この時期は特に
食べたくなる味
いちごに
柚子
食品売り場の入口で
良い香りを放ち
明日から
少しづつ
日が長くなる
長い夜
お月見出来るくらい
ピカピカにガラス磨きして
柚子の代わりに
お月様
今年もお疲れ様
また来年ね。
2023年12月22日。今日は冬至の日だ。
今日だけは必ず湯船に柚子を浮かべる。
冬至の柚子湯は物心ついたときから我が家の為来りになっていたので、この慣わしになんの疑いを持つこともなく従ってオトナになった。
柚子湯を知らない如何にも現代っ子という、田舎(親の生まれ育った実家)を持たない都会生まれの都会育ちの女性と所帯を持った。その新婚生活の初めての冬至の日に、お風呂の湯船の中に柚子を浮かばせたら
「へえ、いい匂いだねえ。柚子をお風呂に入れるのって聞いたことあったけど、そんなお風呂、今まで入ったことないなあ。ホントにカラダ温まるの?」
そんな問い掛けに、何云うでもなく微笑んでみせる。
いつか授かるであろう自分の子供には、オトナになったときに心豊かになる思い出・経験をいっぱいさせてあげたいと、そのとき密かに思ったものだった。
子供の頃は当たり前だった柚子湯に、オトナになって初めて拘りを感じるようになった。なにより、ゆずの香りが醸し出す情緒……湯船から立ちあがる温かい湯気の中で、生まれてこのかた脳裏に染みついた懐かしい昔のお風呂の匂いの記憶を思い起こす時間……それが堪らない。天井から落ちてくる雫が湯船の中に小さく音を立てる。それを聞くたびに幼い頃の記憶が鮮明に甦ってくる。
私にとっての〝ゆずの香り〟は、単なる柚そのものの香りとは違う。幼いときに過ごした家は昔ながらの木の造りの家で、土間があったり玄関控えの間があったり、お風呂といったら檜の壁に黒い天然御影石の床で、薪で湯を沸かす板張りの湯船だった。お風呂はそんな匂いが凝縮したような空間で、私にとってのゆずの香りの記憶もそんなお風呂の匂いがブレンドされたもの……
だからかな。そのような懐かしい匂い、私にとっての《ゆずの香り》を再現するのは今の時代、逆に贅沢すぎて出来ないからこそ、懐かしい記憶に浸りたくて、今もずっと冬至の日には柚子湯に浸かるのです。
テーマ/ゆずの香り
【ゆずの香り】
明るい太陽の色をした
柚子ジャムをトーストに塗り広げる
半透明の薄黄色のペーストは
静かに透き通る香りがした
「一陽来復」と唱えながら
トーストに齧り付く
甘く酸っぱく苦く
冬至の太陽の味がした
柚子の皮は
薄く剥いて細く切って
冷凍常備
吸い物や味噌汁に浮かべると
香りが楽しめ
ワンランクアップ
その他にも
色々な料理に手軽に使える
スグレモノ
果肉は絞って
オリーブオイルと合わせて
ドレッシングにしたり
お湯に蜂蜜入れて
柚子割の飲み物にも
お風呂に柚子を浮かべた
柚子風呂に浸かれば
心身共に癒やされて
ついつい長湯の良い気分
冬の暮らしを豊かにする
ゆずの香りです
# ゆずの香り (357)
少しだけ優しい気分になりたくて
空汁に柚子の皮を浮かべた
/お題「ゆずの香り」より
一陽来復
陰が極まり陽にかえる
太陽に感謝を捧げる日
邪気を祓って運を呼ぶ
陽光をたっぷり浴びて
気を強めてくれる果実
冬至の夜に湯に浮かべ
ゆっくり深く呼吸する
自然の恩恵に包まれて
『ゆずの香り』
シェアハウスを始めてから3年が経った。
私の相方はお風呂担当だ。相方がお風呂の掃除をしているときに私はご飯の準備をしてしまおう。今日の晩御飯は卵スープを作ってスパゲッティでも作ろうか。
鼻歌を歌いながら作る晩御飯はなんだかうまく行きそうな気がした。そういえば今日は冬至だな...かぼちゃ煮も作ろうかな。
「お風呂の準備いいよ〜」
「わかった」
相方と食べるご飯の時間には、どこからかゆずの香りがした。
@ゆずの香り
プカプカリ
昨日のリハト、アレは何だだったんだろうな〜🤔
こっちからは連絡なんて取れないからさ。まっぃっか。(^_^;)
お風呂の中の柚が、プカプカリと、浮いたり、沈んだりしている。(´∀`*)ウフフ🍊
これも、負荷何だよねぇ~、確か🤔
でも、昨年の秋にヘルパーさんのお兄さんと、はじめてお花屋さんでケセランパサランを見たんです(*^^*)V
楽しそうだな〜と、想った♫
知らないおばちゃんの後ろをふわりふわりと、五線譜の中を泳ぐみたいにケセランパサランは、泳いでいたな〜。
私は、自由が好きなの〜と、歌うように。♫
ヘルパーさんのお兄さんに、私は、『アレケセランパサランだよねぇ〜(*^^*)♫』と、言ったら、ヘルパーさんは、『そうだよ~^_^♫』と、教えてくれたんだ。
そのヘルパーさんのお兄さんと、31で、食べたホッピングシャワー.。o○は、夢色をしていたなぁ〜(*´∀`*)✨
忘れられないな‥‥。
夏音ちゃんと陽葵ちゃんが、選んでくれた青い色の、ちょっとコスパなワンピースも。相先生は、あんずちゃんあっちのミセスの洋服がカワイイ〜(*^^*)♫と、言ってられた、夏🍉
何となく、悔しかったな〜(;_;)でも、夏音ちゃんと陽葵ちゃんとが、私に選んでくれた青いワンピースだから、私は、そんなにダメージはなかった。全く無いとは言えないけれど‥‥‥(^_^;)
あれだけ、素敵苺さんがいるのに早先生は、変わったんだ‥‥。
ホッピングシャワーの口の中のパチパチとケセランパサランの泳ぐのと柚のプカプカリは、似てないようで、一緒なのかな〜(*^^*)♫
ーーそう、想うとカオスかも🤔なんてネ^_^♫🍊
境遇は、冬至何だ〜、読みかけの本を今年中居に読まなくちゃ〜(*^^*)♫
終わり
子供の頃は
ゆずの香りが苦手だった
ゆずの香りが好きになった時
大人になったなと思った
ゆずの香り
どの匂いよりも好き
年中纏っていたいし
年中口にしたい。
_ ₁₄₀
今日は厳冬への節目
徳島県の柚子の父親思いの農家さん
ニホンノチカラ 元主婦の決意 父よ…
冬至になると思い出します
朝方 泣きながら見たこと思い出します
徳島の木頭ゆず キレイな白い可憐な花
あなたが手記の中にお父様の思いを感じ
朝から1人で地域の農家さんの協力の中で
模作される姿はすごく励まされました
ふんばり涙する姿に力をいただいた方は
私の他にもきっとたくさんいます
今年も冬至 柚子農家さんのご苦労の中
師走の疲れた思いに柚子が癒しを…
そんな方もきっと今夜は全国に多数いると思います
もちろんあなた様が育てた木頭柚子にも…
お父様の思いを譲り受けた木頭柚子の収穫時
柚子を手にして優しく誇らしい姿に希望を貰いました
あなたのあきらめない姿に私は希望を持ち直しました
私は まだ道半ばですが 前を見て勉強してます
思いを持ち続ける姿 ありがとうございました。
小さな冷蔵庫には
コンビニで買ったかぼちゃプリン
一人暮らしのバスタブにも
柚子の入浴剤
「母ちゃんの恒例行事って身に染みてるよなー」
ふんわり香る柚子に
母の笑顔を思い出す
「年末年始は帰ろうかなぁ…」
ぼんやり考えていたら
いつもより長く湯に浸かっていた
#ゆずの香り
ッかァ〜ッ!!やっぱ気持ちええな〜!
年に一度くらいこれに入れるけど、ポカポカして気持ちええんよな!
自分の下から上まであったか〜くなる。
はあ………。眠てえ〜。
ねむ…
……………ぐう。
あ!!やばい、寝落ちしかけてもうた。
「ねえ、このゆずって食べれるの?」
あ、え、…た、食べんといてやー!!!!
_2023.12.22「ゆずの香り」
二回読んでください。
ゆずの香り
「好きな匂いなーに?」
「柚子の匂いが好き」
「お風呂に入れるといい香りするよね」
「何言ってるの?」
「え?」
「僕はゆずの匂いが好きなんだよ?」
ゆずの香り
お風呂いっぱいに
広がる
ゆずの香り
こころを込めて
一生懸命歌う
ゆずの歌は
どこかいい香りが
してきそう
なな🐶
2023年12月22日27
#ゆずの香り
空に浮かぶ
オレンジ色
ふと見上げれば
月の雫
寂しさをカップに浮かべ
ふと香る優しさに
恋のため息
あなたはどこに…