『ゆずの香り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
―ゆずの香り―
恵方巻きだとか、
雛人形だとか、
精霊馬だとか、
日本の伝統なるものは、
子供の頃こそ積極的に行っていたものの、
私のように成人にもなると、なかなか
手をつけようとは思わない
ましてや私はなりたてほやほやの社会人
季節の行事に気を配れる程のゆとりはない
今日が冬至であることすら、
今朝、ニュースで取り上げられているものを
見るまで、気がつかなかった
ショッピングモールに行く予定があったため、
「冬至」、「ゆず湯にぜひ」などと
書かれた紙と共に陳列されたゆずを見てみたが、
3個入で600円、ひとつ200円するそうだ
ゆず湯に使ってから、他の何かに使えるほど
私は器用でないので、
買うのは勿体ないという考えに至り、
購入は諦めた
でも、ゆず売り場に漂うほのかなゆずの香りを
忘れることができなくて
考えた末に薬局へ赴いた
辿り着いたのはハンドクリーム売り場
商品棚を見てみると…
『ビンゴ』
過度な主張などはなかったものの、
心做しか他の商品より広いスペースを
割り当て、並べられているのは、
ゆずの香り付きのチューブ入りハンドクリーム
あまりにも思い通りだったので、
ビンゴ、と思わず口に出してしまった
たくさんあるハンドクリームの中から、
ひとつを手に取り、レジで会計を済ませた
帰路につき、就寝前に
ハンドクリームを塗ってみた
手を近づけるとふわっと香る、ゆずの香り
沈みかけていた日常に、
ほんの少しだけ、光が差したような気がした
ゆずの香りか
ゆずって買わないしそもそもスーパーで売ってるのかな。買おうと思ったことがないから記憶にないな
柚子湯、柚子胡椒、あとはのど飴とかホット飲料に入っているのがあるのかなって感じだ
ゆずそのものも関連商品も視界に入ったとしても興味がないから見たことがあってもすぐ忘れるんだろうな
気になるあの子に
彼氏が出来たらしい
たまたま店ですれ違ったんだ
ほんのり
ゆずの香りがした
#ゆずの香り
ゆずの香り
プカプカと。
お風呂に浮いているソレからは、
心地良いゆずの香りがする。
からだもぽかぽか。
心もぽかぽか。
お風呂にゆず入れたことってある?
私は何度も聞いたことはあるけど
やったことはなくて
初めて柚を入れてみようかなって
まぁ,私が入れようって思ったわけじゃなくて
彼が入れようって言ってくれたんだけど
初めてだったから心が躍って楽しかった。
黄色のゆずがお風呂に浮かんでいるのが
見るのが新鮮でワクワクした。
お風呂に広がるゆずの香りが
私の疲れをとってくれるようで
リラックスして安心して
温かい気持ちになった。
来年からもゆずお風呂に入れてみようかな
─────『ゆずの香り』
『ゆずの香り』
冬に柚子湯に入った記憶もないし、食べたこともあまりない。
そんな、幼い頃からあまり馴染みのない『ゆず』。
なのに、大人になり、ある時からその香りを好きだと思うようになった。
理由はわからないけど、あまり体調がよくない時に無性に【ゆず茶】を飲みたくなる時がある。
私にとって『ゆず』は弱った時のビタミン剤なのかもしれない。
ゆずを肩に乗せて登校する子がいる。
理由は教えてくれないけど、その子と歩くといい香りがするから、まあいいかって思ってる。
お風呂に入るとゆずの香り
そう、今日は冬至
一年で1番日が短い日
黄色の丸いフォルムと温かいお風呂のお湯は
癒してくれる
腕を焼く煙草の熱が
寂しさの象徴たる痛みだと思えた私は終わりである。
先見の目
人は時と共に叡智を得る。
時とは未来に進む。
時計の針はいつも前に進む
人は知恵を身につけ次の世代に知らせなくてはいけない。
十年後、百年後の人が豊かに暮らせるように考えて生きなければならない。
それが人間の使命だ。
どこまでなのか、途切れることのない日々が続いていく、なんとなくありたいと思えば思うほど止まることが難しくなって、だから少しでもゆっくり眠れるように、温かい湯気の中で深く息を吸って吐いて
『ゆずの香り』
「これでいいじゃん安いし」
「駄目、全然違う、それオレンジ」
「じゃあ、これ?このでかい黄色いやつ」
「違う、それデコポン」
「もうレモンで良くない?」
「だーめ」
「なんで?みんな柑橘系じゃん、一緒じゃん」
「全然一緒じゃないの、バーカ」
「バカじゃない、アーホアホ」
「2回言ったな、ご褒美のアイス無しね」
「ごめんなさい!」
「あ、あった良かった売り切れてなくて」
「高っ、もっと腹が膨れるやつ買おうよ!肉とか!」
「またバカみたいなこと言って、湯豆腐だっつってんだろ」
「えーだって食べるとこ少そうだし」
「いいの、この贅沢な香りを楽しむんだから」
「香りは食べられないです」
「バカの子以外は食べられます」
「バカじゃないもんアーホア」
「…」
「ごめんなさい!」
「はい、じゃあアイス買いに行きましょう」
「わーい!」
『ゆずの香り』は食べられます。ただしバカ以外。
2022年12月23日
初夏の香り。
ゆずの葉が揺れた。
貴方はこうして、昔の人に会いたくなるのね。
【 ゆずの香り 】
プカプカとお湯に浮かぶゆず。落ち着く香り。
今日は、親戚から貰ったゆずで"ゆず風呂"をした。
日頃の疲れが湯船とゆずの香りで安らげる。
ゆずを手に持ち匂いを嗅ぐ。
ゆずの匂いは、どこか落ち着く懐かしい匂い。
どこかほっとする。
ゆずの香り。
その大きな木は毎日変化を楽しんだ。
森の奥には不思議な木がある。毎日姿を変える洒落た木だ。夏のある日にその木を見れば優しい桜が咲いている。春は紅葉冬には青葉が。何にも囚われていないその木が僕は少し羨ましかった。
ある日その木をおとずれたら見たことの無い姿になっていた。健康的なほど鮮やかな青い葉に黄色の大きな実。なんだか美味しそうだった。
だから僕はその実をひとつ取って齧ってしまった。
味より先に匂いが伝わってきた。言葉で言い表せないような清々しくどこか独特な匂い。それには人を惹きつける力があるような気がした。
そう感じたのも束の間。激しい苦しみが僕を襲った。匂いが濃くなるにつれて苦しみは増していった。
そして僕は黄色い果実の匂いに包まれて死んだ。
木はそれ以来姿を変えることはなかった。
昨日は冬至だった。
ゆず湯入ったよ。
南瓜もね♪
ゆずの香りのお風呂でぽっかぽか。
お肌つるつるだ〜♪
ゆずの花言葉はね、「恋のため息」なんだって。なんだか今の私にぴったりね。貴方に届くはずがない、もう愛してはいけないと分かっていながらも、貴方のことを想ってしまう今の私に…。
貴方のことを考えると、ため息しか出ないよ。別れてから何ヶ月も経ち、全く会っていないのに、貴方への愛は変わらない。それどころか日に日に増している。愛する人と会ってはいけない悲しみ、この愛が貴方に届かない辛さ…。あー、会いたいよ。もう一度だけでいいから、貴方に会いたい、貴方に愛されたい。
いつになったら私の「ゆずの香り」が消えてくれるかな。心地よくないこの香りが、早く消えますように。
#ゆずの香り
【ゆずの香り】
ゆずの香りか…。難しいな、
あ、今日友達と帰ってた時にみかん?ゆず?っぽいのなら
あった。結局、あれがなんの果物だったかのかは分からないけど個人的にはみかんだと信じたい。((友達はゆずゆーてた
どっちでもいっか笑笑
ゆずの香りね〜、ゆずとかあんま食べた事ないな。
てか、全くない可能性もある。マーマレード?ってゆず??
あ、違うんだ((違くはないか。柑橘類を加工したやつなんだ…
じゃああながち間違ってはなかった??
あれ、美味しいよね- ̗̀ෆ⎛˶'ᵕ'˶ ⎞ෆ ̖́-
顔文字乱用しとこ
ゆずの香り
今夜もゆず酒を飲んで寝る
心做しか身体がほっこりし
鼻の奥に残った香りに
癒されながら布団に入る
今日も頑張りました
おやすみなさい
冬至の季節が来ると思い出す。
小さい時おばあちゃんの家で
ゆず湯に入った時のこと。
ふわりと香る優しい匂い。
ゆずは絶対にもんじゃダメよ?
お肌痒くなっちゃうからね?
わかった〜?
はーい!
はーいと言うものの結局ゆずで遊び怒られる。
年々遊ばれないように対策されていくゆず湯
毎年遊ぶ子供たち
決して屈しない祖母
とても平和な争いだ
僕ら一家のゆず湯争いが終結するのは
また別のお話。
【ゆずの香り】