やわらかな光』の作文集

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やわらかな光』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/17/2022, 5:42:30 AM

外国(とつくに)で見上げた朧月

曙光ー特に早春から初夏にかけて

電気を消して灯す蝋燭

真っ白なキャンバスの反射

すりガラスの窓辺


どれもこれも
忘れがたい
ノスタルジーに満ちて

お題:柔らかな光

10/17/2022, 5:41:31 AM

私はずっと独りだった。
誰かに必要とされることもなく。
唯々人形のように生きさせられる日々。
辛かった。
泣きたかった。
でも、皆それを許してはくれなかった。
辛くあってはいけない。
泣いてはいけない。
そんな誰かに造られた私を壊してくれる人が欲しかった。
完全に壊してくれなくて良い。
だから、今の私を否定して、本当の私を肯定してくれる人が欲しかった。

そんな時、あの子が来た。
あの子のお陰で、私はそんな欲を満たすことが出来た。
嬉しかった。
楽しかった。
けれど、その幸せは本物ではないと悟った。
あの子は、私の居ない時、他のメイドに虐められていた。
絶望した。
あの子を犠牲にして幸せになっていた自分に。
渇望した。
誰も傷付けずに幸せになれる日々を。
けれど、その願いは叶わなかった。
あの子は今も私の傍に居てくれる。
けれど、あの子はどんどん傷ついていた。
私は、家族に頼った。
しかし、頼って気付いた事は、父様も母様も、兄様も、本当の私を見てくれていなかった事だ。
家族は、私という存在を隠そうとした。
王家の恥晒しな私を。
それが私という存在を守る事と知ったが、誰も彼も私ではない私を愛して、本当の私を嫌う真実には変わらない。
私なんて必要なかった。
もう嫌だ。
もう消えてしまいたい。

そうやって闇に浸っていた時、父様と母様が事故で亡くなったと告げられた。
兄様は泣いていた。
私の前で泣かなかった兄様が。
私も泣きたかった。
二人が私を庇って死んだと気付いたから。
でも泣いたら怒られる。
父様や母様に顔向けできない。
そう思うと泣けなかった。

それから数日、兄様が王になった。
王になってから、兄様は執務室に篭ってばかりだった。
私も部屋に閉じこもった。
そうすれば、兄様に会うことがないから。

そんな生活が続いて数年後、私が九才になった頃だ。
兄様が失踪した。
私や城を置いて逃げた。
パキッと、心が割れる音がした。
ああ、私、誰にも必要とされていなかったどころか、既に生きている事も知られていなかったんだなって。

兄様が失踪してすぐ、総理大臣がやってきて、城を自分の物にしようとした。
だから、私は城についての悪い噂を流してそいつを城から遠ざけた。
けれど、そいつは諦めなかった。
好き勝手に雇っていたメイドに執事、料理人等々…、
その殆どを解雇した。
当然、あの子も追い出された。
追い出される直前、あの子は私に情報をくれた。
総理大臣は、メイドの一部を残し、遊んでいるらしい。
私はずっと部屋にいた。
私の部屋は普通の人には見つけられないから、ずっと部屋に閉じこもっていた。
だから、慢心していた。

そいつは、私の部屋の掃除を担当していたメイドに彼女を愛人として置く事を条件に私の部屋に使いを手配していたのだ。
とても怖かった。
沢山の男の人が、私を見た瞬間、目の色を変えて飛び掛かってきた。
ドレスを引き千切られて、犯された。
何度も何度も。
痛い、怖い。
気持ち悪い。
私は抵抗したけれど、男の人に敵うはずもなく。
何十人もの男に回され、犯された。
唯、妊娠行為をすることは止められていたらしく、そこだけは救いだった。
それから何日かして、総理大臣に会わせられた。
そいつはあろう事か私の部屋の情報を流したメイドを殺し、私を愛人にしようとした。
私はその晩、邸から逃げた。
生まれつき持っていたと思う能力で姿を隠し、逃げた。
それからずっとずっと走り続けた。
もうここがどこかも分からない。
お腹が空いた。
足が痛い。
嫌だ。
死にたくない。
そう思いながら、私は道端で眠りについた。

次に目覚めた時は、清潔なベッドの上だった。
そこは孤児院だった。
外に出ていた職員が私を見つけ、保護してくれたのだという。
院長はとても怒っていた。
まだ九才なのに、と。
私を心配してくれていると分かって、嬉しかった。
新しい部屋に戻り、一番驚いた事は、見た目が変わっていた事だ。
父様と母様が術を施し、本当の外見を偽っていたようだった。
やはり、目の色が左右違うのは変わらなかったが、能力で何とかできる事も知った。
私は初めて、希望を知った。

それから、男性恐怖症ということが分かり、一人部屋になった。
それでも構ってくる男子もいた。
それが環だ。
環は、私を心配してくれて、愛をくれた。
私は、

10/17/2022, 4:04:55 AM

君の笑顔はまるで太陽の光を放っているみたいだ
優しく微笑んで私の目をみてくれる

君の笑顔がその優しい笑顔が大好きだ

10/17/2022, 3:43:37 AM

土曜のお昼

カーテンを閉めて昼寝した

「三時のおやつ」そろそろ食べたい

けどまだもやもやした光の中で

のんびりしよう

10/17/2022, 3:43:04 AM

一日の終わりを告げる夕焼け空の直前、
太陽が傾き始め、街全体がやわらかな光に包まれる。
空気は少しずつ湿気を帯びて、夕飯の香りが微かな風に乗って私の鼻をくすぐる。

もうすぐ一日が終わる安堵感と、
もう一日が終わってしまう焦燥感が入り交じる。
ああ どうしようかな。
どうにもならないよな。
早足で歩く癖が止まない。

ついに一日の終わりが告げられる。
私は諦めて夕焼け空を堪能する。
いつも夕焼け空の美しさに負けてしまうのだ。
どんなに辛い日も、どんなに楽しい日も、夕焼け空を美しいと思ってしまうのだ。

#やわらかな光

10/17/2022, 3:03:25 AM

故郷の姿も思いつかないが、
只ただ何処かへ帰りたいのだ

過去の一切を諦め来たのに
居もしない母とやらが戀しくて

10/17/2022, 2:43:36 AM

読書灯が好きだ。私は読書が好きだから、同じように読書が好きな人たちが求めたことで読書灯という概念な生まれたことが嬉しい。みんな暗い中でも本を読みたいのだ。
このまま技術が発達して、例えば紙の本そのものが光るようになってもこの嬉しさは感じない。便利ではあるけど。
あのやわらかい光のもとでページをめくることこそ、私が求める読書体験なのだから。

10/17/2022, 1:53:55 AM

『やわらかな光』




ここは、どこだろう。

暗くて何も見えない。

怖い、怖いよ。


「怖くなんてないよ。大丈夫。」


君はだぁれ?


「僕は君の光。さぁ、一緒に行こう」





"輝かしい未来へ​───────"

10/17/2022, 1:27:03 AM

長いドレスのスカート
長いベール
みんなの祝福の声
チャペルの鐘の音
私は本日結婚しました
私にはもったいないくらいの夫と
両親も快く同意してくれて、ドレスも一緒に見繕いに行ったりして
義両親もとても親切な方で
太陽の優しいやわらかな光がまるで祝福してくれているように思えるくらい私はとっても幸せ

やわらかな光

10/17/2022, 1:10:34 AM

休日の朝。
いつもより少し寝坊した。

カーテンが風に揺れている。
コーヒーの香りがちょっと苦い。
でもいい匂い。

おはよ。
冷蔵庫に玉子残ってたから使ったよ。

ベーコンエッグ。
トーストとバターの香り。
彼の作るごはんは
私のより完璧だ。

ありがとう。いただきます。
ほんとに上手だね。
焼いただけだよ。

窓の外を眺める。
今日は何をしようかな。


-やわらかな光-

10/17/2022, 12:56:01 AM

やわらかな光
それはあなたの微笑み
人生半世紀過ぎて
初めて見つけた
優しき光

その光の中で
残りの人生
生きて行きたい

そう望む事は
ダメなのでしょうね
私は...

でも
望みたいの

何よりも優しい光
身体と心に感じて
この命終わりたいから

10/16/2022, 11:58:58 PM

いえにかえると

つくえのうえに

なにかがあった


めをこらすと

それは

ひとのかおだった


めと はなと くち

それにみみもあって

うぶげもはえていた

でも まゆげとまつげと

かみのけがない

それは こちらをじっとみていたが

わたしではなく

わたしのむこうの なにかを

みつめている ようだった

どのくらい そうしていただろう

きづけば

つきの

やわらかなひかりが

まどから はいって

そのかおを てらした

そのかおは

かつてのわたしが ころした

わたしじしんだった


やわらかな ひかりに

てらされて

それはすこしずつ

とけていった

そして

あさにはもう

きえてなくなってしまった

10/16/2022, 11:58:34 PM

私の心を落ち着ける言葉がある。
おまじないのようなもの。

心が泡立って、イラついて、
あるいは悲しくて、胸に穴が空いて、
気を抜くと叫んでしまいそうな時。
涙が噴き出しそうな時。

心の中でこの歌をなぞる。


久方の光のどけき春の日に
しづ心なく花の散るらむ


するといつだって、
不思議に心が解けて、少しだけ楽になる。
平らかになる。

1000年の時をこえ、
私に届く。
平安のやわらかな光。

10/16/2022, 11:49:56 PM

書く習慣DAY3 | やわらかな光

私は空を見上げるのが好きだ。

いつも私の心を見透かしたように、時に暖かく見守ってくれたり、時に静かに涙を流してくれるから。

雲がひとつもない青い空。
心のなかの曇りが消えて、スーッと浄化されていく。
おひさまが心を包み込んで、ぽかぽかにしてくれる。

太陽が雲に隠れて雨が降っている。
日頃の疲れから心の闇まで、雨で流してくれているのかな?
雨が止んだ時、私の心も晴れていく。

見上げると、そこにはいつも変わらない空。
私を取り巻く環境が変わっても、果てしない空がずっと見守ってくれている。

雨が止んで、晴れが来る。
そう、やわらかな光とともに。

10/16/2022, 11:38:20 PM

君の穏やかな笑顔
優しい時間が
ただ
静かに流れる
やわらかな光に包まれながら


お題 やわらかな光

10/16/2022, 11:24:16 PM

「やわらかな光」

柔らかな光に包まれながら私は死ぬのだ。

ふわりと舞い上がるカーテン。それに巻き込まれて割れる花瓶。病室には心地のいい風が踊り、暖かな陽光が立ちこめる。
私はそれらに囲まれながら死ぬのだ。割れた花瓶を片付ける間は私のことがいやでも頭に思い浮かぶだろう?私が死したあとも、私のことを考える人が消えてしまわないよう、かけた保険だ。
私は寂しがり屋なのだ。私のことを忘れたら化けて出てくるぞ?……なんてな。

10/16/2022, 11:13:19 PM

休みの日の散歩コース
運河にうつる陽

建物に映るゆらめくヒカリ
少し寒くなったのが心地良く、

カフェのテラスに差し込む太陽と、
水面の光がホッとする

10/16/2022, 10:41:09 PM

いつの間にか寝ていた
疲れきった顔に
雫がひとつ、光っていた

窓から差し込む光は
昨日のことなんて何も知らなかったように
優しく今日を照らしている



"やわらかな光"

10/16/2022, 10:36:51 PM

古着屋でコートをあてがっていて、ふとポケットに手を入れたとき。

なにかがある。

それに触れていると、じんわりあたたくなって、すごく落ち着いた。

ポケットからそれを取り出そうとしたけれど、出てきた手のひらには何もない。

しばらくてのひらを見つめた。

コートは戻しておこう。

誰かがまたこれに触れられるように。

10/16/2022, 10:26:32 PM

やわらかな光は私を幸せな気持ちにする。

待っているだけじゃなくて

自分が誰かのやわらかな光になりたい。


やわらかな光のそばに生き物は集まる。

きっと…

あの人も来てくれるかもしれない。


そしてあの人を幸せな気持ちにしたい。

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