『やわらかな光』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
真綿でくるむようにそっと。
見ないふりをしたのは誰のため?
静寂に耳を澄ませてじっと。
頭の中で辿る足取りはどこへ消えた?
思考の途切れぬまま迎えた朝は、やわらかな光をたたえて、いつもと変わらないような顔で、こちらを覗き込む。
思い返されるのは、日溜まりのような笑顔。
〉やわらかな光
"やわらかな光"
学校で図工の授業があった。
その内容は自分が好きな景色を描くこと。
私が好きな景色は学校に行く途中に見えるやわらかな光が海に透き通って見える景色。
私はその景色を出来るだけリアルに美しく描くために本気で頑張った。でもどうしてもうまくいかない。
いつも当たり前のように見ているあの景色がどれだけすごいのか、どれだけ美しいのかわかった気がした。
それをふまえてやっぱり私は登校中に見えるやわらかな光が海に透き通って見えるあの景色が好き。
テーマ“やわらかな光”
晴れた日の午後
なんの予定もなく
公園の木陰に座っていた。
周りには誰も居らず
ただ、木漏れ日だけが
照らしていた。
暑くもなく寒くも無く
ポカポカとしていた。
あまりにも心地よいから
スヤスヤと眠りに落ちていたら
いつの間にか
辺りは夕暮れに差し掛かっていた。
慌てて起き上がると
「コダマ」
そう名前を呼ぶ、ご主人様が居た。
「にぁ…」
伸びをして、ご主人様に飛びつくと
「さぁ、帰るよ。そろそろ寒くなるんだから、あまり出かけたら駄目だよ」
「にぁー…」
一応返事をしておく。
だけれど、また
きっと、木漏れ日のやわらかな光を求めて
此処に来るのだと
本能で悟っている。
お題 やわらかな光
叶うことのない夢の数々
信じて追い続けてたあの頃
今を受け止めて未来へ歩き出す
やわらかな光を探しながら
この時を大切にして
春 川に反射した日光
夏 仏壇の蝋燭に灯った火
秋 夜祭の提灯の灯り
冬 家々のライトアップ
やわらかな光は、365日
いつでも、迎えてくれる
見上げると
鳥が歌う
風がささやく
川は絶えず流れ
花は枯れ
青空は高く続く
やわらかな光が私たちを包み
生かし
朽ちさせる。
「やわらかな光」
「やわらかな光」 10月16日
10月の暑くもない寒くもない太陽の光は、人肌のようにやさしく、私を撫でる。
遅くまで飲んだ次の日の朝。
目覚ましもかけず、自然に目が覚め、時間を確認する。
出勤する日と同じくらいの時間に起きてしまったことを悟り、寝直そうとすると、ふと部屋の中に光が降り注いでいることがわかった。
カーテンは閉めているものの、外はもう明るいことがわかる。
厚いカーテンは開けて、レースカーテンだけの状態にしてみると部屋の中に明るい光が差し込む。
柔らかな光は、隣で寝ている彼の顔をそっと照らした。
穏やかに眠る彼の顔が、優しく包まれる。
彼が眩しそうにしていないことを確認し、私もまた眠るために彼の顔を撫でて布団に潜り直した。
そんな日曜の朝。
ある人に出会ったとき、
すぐにタイプだと気づいたの。
目を見た瞬間、話した瞬間、笑いあった瞬間、
その一瞬一瞬で惚れていっちゃった。
私にはない、年齢とかけ離れた落ち着きをもってて、
初めてこんなに好きになった
好きってこんなすごかったっけ
って感じたから、
私はその人の存在が『やわらかな光』に感じてます。
月。
穏やかな愛しい月のような貴方の光を浴びて、
わたしは、生き返る気持ちがする。
いつか、わたしもそんな女性になりたい。
そんな、日々。
月の光に照らされて。
柔らかな光
暗闇の中でも…
ぼんやり柔らかな光に
包まれる…
暗くてやさしいの…
落ち着く…
わたしのもう一つの
お気に入りの
空間…
…やわらかな光…
君の笑顔と共に
やわらかな太陽の光が輝く。
_end_
朝はやわらかい光で目を覚ますのに、いつも気づいたらネットの世界に居るんだ。
こんな生活望んでないのに。
なんでだろう。
#やわらかい光
やわらかな光。
やっと最近そう思うようになったかな。今年は本当に雨が多かったし、かと思えば全く降らないで35℃とかだったから。
ようやく穏やかな朝というか。もうあっという間に雪が降りそうだけど。あまり虫もいないし、10月11月辺りが一番好きだなと思う。日が出ているところはちょっと暑いけどそこまで汗かかないで済むし、日陰は涼しい。
眠い。勉強したくない。
朝焼け、早朝、建物の隙間から
柔らかな光が顔を出す
少し冷たい風が頬を掠め髪を冷やす
睫毛が下瞼に触れ、また、冷たさを憂う
仄かに赤らむ鼻先と
眸にかかる伸びかけの前髪
徐々に光灯る朝の窓
街が起きる少し前のお話。
きみが好きを私にくれるだけでいいんだよ?
きみが好きをくれたら私は世界一の幸せ者
あなたを世界二の幸せ者にする自信もあるよ?
お願いだから好きを私だけにください
それ以外なにもいらない
どろどろとまとわりつく
払っても払っても振り切れない暗闇の中で
私を照らしたのはあなたの優しい声
たった一言、あなたにとっては何気ない言葉
――大丈夫、頑張ってるよ
毎日頑張っててえらい!
『やわらかな光』
虚無感は小さい頃からのお友達
あなたは私に光を与えてくれた天使だけど
虚無感との友情には勝てないみたい
やわらかな光
今年の9月も
去年の9月も
本当に辛かった。
でももう今は
やわらかな光が
私を包んで
癒してくれる。
寒くなる前に。