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朝焼け、早朝、建物の隙間から

柔らかな光が顔を出す


少し冷たい風が頬を掠め髪を冷やす

睫毛が下瞼に触れ、また、冷たさを憂う


仄かに赤らむ鼻先と

眸にかかる伸びかけの前髪


徐々に光灯る朝の窓

街が起きる少し前のお話。

10/17/2021, 3:24:49 AM