『やるせない気持ち』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
やるせない気持ちでいっぱいです。
もう終わった、あるいはそろそろ夏休みが終わることで、学生たちは阿鼻叫喚。
下品な例え方ですが、◯んこを蹴られたあとの疼痛に苦しむことでしょう。
もう一ヶ月も経ってしまったという事実。
その痛みは、まさしく「お疲れ様」と投げかければよいでしょうか。
夏休みが終わってくれて、せいせいします。僕としては。
きっと、昼夜逆転している生活リズムを整えるべき日数もなく、夏休み期間中であればおふとんぬくぬくしていた時間に登校して授業して、ということを再開する。彼らなりに抱く、密かな怒り、悲しみ、やるせなさ、後悔。あるでしょう。
僕としてはそれよりも、夏休みが終わった直後である9月の自殺率が若干高めであるという統計データがある。
それに予告のような、予防措置が行えないことにやるせない気持ちを抱く……
8月が終わる一週間前。
どうもそんな香りがしてくるのです。
おばあちゃんがホームに入ることになった。
もうかれこれ10年くらい一人暮らしをしていたから、まだまだ元気って思っていたけれど。
そうじゃなかった。
わたしは何もできなくて、時々会いに行くくらいで。
それでも、おしゃべりなおばあちゃんはホームに入ることはちょっと楽しみにしているみたいで…
こんな日には小説を書こう
【やるせない気持ち】
あ!
お疲れさま!
どうだった?
そうだ、
みんな
結果を
知らない。
うーん、
ごめんね。
良い結果では
終われなかった。
知らないんだから
仕方がない。
結果どころか―――
話す気さえ
起きない。
事故で
大事なものを
なくしました。
動揺しまくりで
泣きまくりで
後悔しまくりだよ。
なんて
言えないや。
応援してくれたのに
ごめんね。
#やるせない気持ち
やるせない気持ち
あなたが酷い目にあっていると自分は無力なんだとやるせない気持ちになってしまう
それは突然の知らせだった。
私の大切な人が、交通事故で亡くなったと。
仕事中に掛かってきた電話に出れば、彼のお母さんを名乗る人からだった。少し不審に思ったけど、一度お会いした時に連絡先を交換していたことを思い出した。
電話口で聞いた話を、最初は詐欺か何かだと思った。彼が亡くなったなんて信じられなくて、電話を切った後、彼へラインを送った。そのメッセージは、マメに返信を寄越す彼にしては珍しく既読になっていない。
放心状態だった。
とても強いショックだけど、ドラマのように記憶を失うこともなければ記憶が曖昧になることもない。発言や行動がおかしくなることもないし、心や体は不思議と目まぐるしく動いていた。
彼の葬儀には通夜も告別式もお焼香をあげに訪れた。顔合わせのご挨拶ぶりにお会いしたご両親は顔色が悪く、私と目が合うと逸らして会釈をした。
「次に会うときは、由依さんのドレス姿が見られるのね」
「由依さんはきっと何を着ても似合うだろうから、選ぶの大変そうだな」
遠方に住む彼のご両親は頻繁に会えないことを残念がって、そう口にしていた。彼は恥ずかしそうにご両親を咎めていたけど、まるで自分のことのように喜ぶ姿をこの目で見た。この家族の一員として私をカウントしてくれることが嬉しくて、人生で一番幸せな時間だった。
彼にとって大切な家族で、私にとってこれから大切にしていきたい方々だ。
でも何て声を掛ければいいのか分からなかった。
結局無難な挨拶とお知らせをくださったお礼、始め電話口で無礼な態度を取ったことを謝罪してた。
彼のお父さんは口を固く結んで頭を下げ、彼のお母さんはハンカチを目に当てて「来てくれてありがとう」と小さな声で言った。それ以降、顔を突き合わせながら双方で黙ってしまった。忙しない会場内で、唯一静かだったのはここだけかもしれない。
「由依さん」
彼のお父さんが口を開いた。
「息子の……大希のことは、もう忘れてください。忘れて、どうか、幸せになってください」
その言葉を聞いた瞬間、私は頭に血が上った。
「忘れません」
会場内が一瞬、静寂になった。すぐにざわつきが戻ったけど、周りの参列者は私をチラチラ見ていることが肌で分かった。
「私はこれから素敵なご縁に恵まれて、大希さんとは別の男性と結婚して、子供を授かるかもしれません」
ご両親は顔を上げて目を丸くし、こちらに意識を向けているようだ。
「でもそれは、大希さんを忘れるとは別の話です。忘れません、絶対に。大希さんと将来を思い描いたこと、あなた方と親族になれたかもしれなかったこと。一時的ではあったけど、幸せな時間を過ごさせてもらえたこと。決して忘れません」
私は深く頭を下げた。頭上からはご両親の嗚咽が聞こえる。私は顔を上げることも、涙で濡れた顔を拭くこともできなかった。
『やるせない気持ち』
まりあ(怒った時しまね)みゆ先生、泉先生、変態
などなど
私も嫌い、くらい言わせてよ。
ずるいよ。君だけが私を傷つけて。
夏休み明けの教室はいつも以上に騒がしい。
「あ、○○、おは〜」
「おは〜……って、✕✕っちイメチェンした?」
カースト上位の女子同士の話が聞こえてくる。
イメチェンしたとかしないとかで盛り上がってるようだが、心底どうでもいい。
そ ん な こ と よ り !
俺は隣の席の伊藤さんをチラリと横目で見る。
カースト上位陣のようなやかましさはなく、清楚な印象の地味系眼鏡美少女、といった感じだった伊藤さんが何故、眼鏡をかけていないのか?
重大事件ですよ、これは……!
眼鏡美少女から眼鏡を取ったら美少女しか残らないじゃないか! 分かってないなぁ、本当にもう!
とは言え、いきなり本人に直接尋ねるのは——これまで交流がなかったこともあり、憚られるため、やるせない気持ちを抱えながらもしばらく観察してみることにした。
……昼休みを迎えたが、この時間まで伊藤さんは眼鏡を全くかけなかった。
なんてこった! まさか……まさか、あの伊藤さんがコンタクトレンズを普及する悪の組織(眼鏡はダサい、などと印象操作するのはまさに鬼畜の所業だろう)コンタク党の魔の手に落ちたのだろうか!
だとしたら、これは由々しき事態ですよ……! もはや交流が云々なんて言ってる場合じゃない!
俺は勇気を出して伊藤さんに尋ねた。
「あ、い、伊藤さん……眼鏡」
「眼鏡?」
「あ、いや、どうしたのかなぁって……デュフフ」
「夏休み始まってすぐくらいの頃に思い切ってコンタクト入れてみたんだ」
「そ、そうなんだ……」
なんて勿体無いことを!
「眼鏡、に、似合ってたのに……勿体無ぃ……」
「別に△△くんに関係なくない?」
「ま、ま、ま、前のほうが良かった、とおも……思う」
言ったー! 言ってやりましたよ! 全国の眼鏡萌え男子諸君! 俺の勇気を褒め称えてくれ!
「△△くんにどう思われるかなんて、興味ないし」
そう言い残して、伊藤さんは弁当を手に教室を出ていった。
俺に残されたのはより大きくなったコンタク党への怒りと、これまで経験したことのないようなやるせない気持ちだけだった……。
大人でも子供でもない思春期
老いてもないけど若くもない中年の中途半端さ
やるせない気持ち
やるせない気持ちでいる。
どこでそれを発散すればいいのか。
教えてください。
解決策はないのですか?
どんなに頑張っても
手にする事は出来ない
誰にでも平等に与えられているチャンス
それでもどこで間違えたのか
思い通りにいくことはない
遠目にただ見ているしかできない現実
幸せの定義は人それぞれ
見てるだけでいいという人もいるだろう
だけど私は
それだけではやっぱり満足できない
もがいてもがいて
いつかはこの手にしたいんだ
この思いを足掛かりに
絶対にいつかは手にしてみせる
「やるせない思い」
90点をとった。
かけっこは2位だった。
模試でも上位だよ?
……兄には負けるけど。
どうして
『お兄ちゃんはいつも100点だった。
かけっこも1位だった。
模試もお前よりいい成績だった!』
なんて、罵られなきゃいけないのだろうか。
頑張っても頑張っても、兄の背中を見るばかり。
【やるせない気持ち】
誰でも挫折の一度や二度なんてザラにあると思う。
私は自慢にしたくないくらい、挫折してきた。
いじめられて心を殺され、
失恋して自分の思い上がりに悔いて、
誇りある仕事を奪われ、居場所もなくし、無職に。
そんなことばかりで
涙で広い湖を作り、やるせない気持ちを沈めていた。
そんなことでがあっても私は生きてる。
自分を心配してくれる人がいる。
自分を楽しませる言葉がある。
自分の好きなもので表現して自分を魅せられる。
だからこそ、前を向いて
「次」を探しに行く。
だからこそ、やるせない気持ちが
原動力への変え方を教えてくれた。
誰にでも成功は無限に存在すると思う。
私の事業部では、PCのタッチ音が響き、時折ファクシミリが稼働する音のみ。
とても静かだ。
隣は営業部の為、電話や出入りの雑音が多く騒がしいが壁一枚挟むだけで別世界だった。
以前は周りの人の気持ちに左右される職場だった為、辟易していた。ここでは「仕事」をしていればいい。こんなに楽な事はない。
元々、第三セクターだった会社が完全民間事業者となっている為、辞める人間も少なかった。むしろ、私のような中途入社が珍しい。
会話もなく淡々と仕事をこなし、独りの自宅へ帰る。
朝起きて、電車に乗り出社。
同じ、繰り返し。
それでいい。それが、いい。
仕事帰り、本屋である本を立ち読みした。
そこには「人生で起こる事は、どんな理不尽で辛い現実も、自分で選んでいるシナリオである」と書いてあった。
そう、私は選んでいるのだ。
題:やるせない気持ち
なんで、急に
「別れよう」なんて、LINEで一通
それだけ
ブロックして、家に行ってもいないし
誰も君の行方を知らない
君がどこにいるのかも、何をしてるかも
君が死んでるのかも、生きてるのかもわからない
このやるせない気持ち
どこに捨てれば、誰に渡せば、どうすればいいのか
全くわからない
自分が傷ついてるときより
自分の大切な人が傷ついてるときのほうが
悲しくてやるせない気持ちになる
やるせない気持ち
僕はフルラソン、42.195kmを完走した。
ずっとそれが目標だった、それが僕にとっての有終の美になると思っていた。
もちろん完走した今も思っている、でも引っかかる部分はある。
どんなことでもそうだ、人は常に2つ以上の感情を持ちながら生きる生き物。
最後に到達するまでの過程で沢山の選択をしてきて、その選択に後悔をしたこともある。
でもそういう後悔も含めて僕は人生を完走しきった。
そこに後悔はない
伸ばした指が優しく取られて
良かったと思う気持ちは嘘でなく
手の先が自分だけだったらと思う気持ちもまた
決して嘘ではなかった
笑顔で振られた手に応え
構えたレンズの向こう側
愛しききょうだいの門出を祝う
瞬間を一枚に記録した
‹やるせない気持ち›
お盆を過ぎたら
クラゲが出るから危ないよ
荒れがちだから危ないよ
引かれてしまうから危ないよ
お盆を過ぎたら
誰にも会えないから意味無いよ
‹海へ›
“やるせない気持ち”でしかない
14歳差で、しかも、教師と生徒で。
愛してもらうのにあと何年かかるの、?
わたしは一体、いつ恵まれるのだろう。
いや…、逆に、
もしも14歳差でなければ、教師と生徒でなければ、出会うことさえ無かったんじゃないか?
愛してもらう以前に、知り合えなかった可能性もある
いつ恵まれるんだと悩んでいたが、もう既に、すごくすごく、恵まれているんじゃないのか?
神様が私にこの特権を与えてくれたのならば、その期待に応えなくてはならないね。彼の、いちばん出来の良い生徒になってみせる、“やるせない気持ち”になんて、もう、なってやらないからね
小さな子どもがいるお母さんの夏休みは
いつだろう。
やるせない気持ちだろう。
私の小さい頃は母親が構うこともあまりなく
外も暑すぎという程ではなかった。
夏休みと言っても近所の子とセミ取りにいったり
兄妹で遊んだり退屈はしなかった。
宿題も結構な量があるが、しかし親が口出しする習慣もない。
うちが放任主義に近かったのかもしれないが
今どきの母は大変だと、友人の話を聞くたびに伝わってくる。
また話を聞くよ。お茶でもしようね