『やるせない気持ち』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
リッチの家を出て、マーガレット・ギャリハーさんの家に引っ越した。ペギーは英語のチューターをやっているおばさんで戸建てに1人で住み、分かりやすくゆっくりと話してくれるいい人だった。家賃が安かったこともあり、帰国するまで4年程そこに住んだ。
隣りの部屋にはイマイくんがしばらく入ってたけど、何ヶ月かしてそこを出た後、サカイがその部屋に入った。そこは居心地良くて、結構みんな遊びに来てくれて、なんとなく集まることが多かった。
確かクリスマスには、私かベッド・ミドラーの「Rose」っていう歌が主題歌の映画が好きだったのを知って、ベッド・ミドラーの出演する「FOR THE BOYS」っていう映画のビデオをプレゼントしてくれたよね。私は「スターウォーズ」のビデオをプレゼントしたんじゃなかったかな。
今思い出すと、一緒に住んでた時のこと覚えてることが少なくてちょっと残念。
母校が統合されるらしい。
卒業してから一度も行っていない、進学で故郷を離れたこともあり、近くにも行っていない。
普段は、思い出すこともない「あの頃」。統合といわれ、ついでのように思い出す。
やるせない気持ち
伝達というよりか些細な機微が伝わらなくて、もどかしく、諦めに似た感情になったことはあるだろう。
8/22に、私も好きな歌手の宇多田ヒカルさんが、実母の死から10年経ち、X(旧Twitter)に呟いた内容が話題になっていた。
分かるはずのないことを理解しようとするのではなく、「理解しきれない事象」を受け入れ「理解できないと理解すること」を学んだ。
考えてみると、当たり前だから、だからこそ。
きっといつか分かり合える
なんてことがないと分かった
それは、体と心が追いついたのか、合理性に基づく判断なのか、はたまた、別の人にはその人なりの説明がつくだろうということも認めて、考える。
まだ霧の中に居るようだ。
『やるせない気持ち』
あの時、何かできたはずなのに。
あの時、あの子のヒーローになれたはずなのに。
あの時、絶えず笑っていたのに。
どうして……?
『……考えてももう遅い』
「っ!?」
最近、幻聴が酷い。
あの時、命の灯火が消えかけている時も、絶えず笑っていたのに。
僕は命が保証されてる空間でも笑えない。
『お前のせいであの子は死んだんだ、救えたくせに、あの子の苦しみなんて知らないくせに。』
「……」
ふと、あの時の記憶が蘇る。
『ねぇ、最期にさ……。君が自分を許せなくても、生きて…約束、破ったら、全力で恨むから。』
「…僕が自分を許せなくても……か。全て、彼女は見抜いていたんだろうな…。」
やるせない気持ち
ああ、きっともうどうしようもないのだろう。
何もできないまま、進むことも、戻ることもできず、立ち止まって、うずくまるだけ。
ねぇ、もうどうしようもないんだよ。
心の奥底で嘲るように笑う自分がこちらを見ていた。
やるせない気持ち
とある日曜日、ぶらりと散歩に出掛けた…まだまだ残暑が厳しいけれど、時折通り抜ける風が、何処か心地よい…木陰を選び乍ら、ゆっくりゆっくり歩いた…不図、何処からか、あの香りが流れてきた…そして突然、眼の前の景色が色褪せて、あの日の君がこちらに駆けてきた…真っ直ぐな瞳で、あのふわりとした笑顔で…
僕の心が地球みたいだったらいいのに
この星では一生晴れない場所なんてない
この晴れない悲しみもいつかは晴れると思える
残念なことに、
このやるせない気持ちは今日も曇天のようだ
私の存在は
もの足りない程度
貴方の存在は
不可欠
何年経っても やるせない気持ちが続く
それでもいい
貴方は不可欠だから
こんなこと言ったら怒られるかもしれないけど
私はまぁ、それなりに健康に生活してる
だから
体の弱くて入院生活の多い彼に
何をしてあげればいいのか
何がしてほしいのか
正直分からない
彼はいつも「十分だよ」って「ありがとう」って
言ってくれるけど、
私に他にできることはまだきっとあるはずなのに
いつもと同じことしかしてあげられない
ほんとやるせない。
〈やるせない気持ち〉
やるせない気持ち
仕事でアプリの動作確認とかある部署に異動になった。Androidしか持ってなかったからスマホ2台持ちにした。
動作確認自体は職場のテスト用iPhoneでもできたけど、古い端末だったし、触ることができるのは職場にいる間だけだったからこれじゃ慣れないなと。
ユーザーの気持ちを知るにはまずその端末を知らねば、そのためには自分で普段使いして慣れるのが1番だと思った。
そしてその判断は正解で、AndroidとiPhoneの違いがわかっていることは業務上でとても役に立った。iPhoneのことを使い込んでなければ理解できなかったであろうことがたくさんあったが、普段使いしていたおかげで滞ることなく職務をやり遂げられた。
ちょっとお金がかさんだけど、2台持ちにして本当に良かったと思った。
2台持ちになって1年半がすぎたころ。
スマホ2台持ちにしたことは上司にも伝えていたし、業務報告書の中でも私物iPhone,Android/社用iPhone,Androidと表記をわけていたし、口頭報告でも「〇〇(私の名前)の私物のiPhoneとAndroidでは」と何度も言っていた。
2台持ちアピールとかではなく、あくまでも業務における動作確認に用いた端末としての報告。どの端末で確認したのかというのはとても大事なデータだ。
そうやって私が2台持ちであることがすっかり部署には知れ渡って当たり前になったころ。
私がいつものように2台のスマホで動作確認をしていると、上司が心底驚いたように「スマホ2台持ちなの?」と問いかけてきた。
初耳だと言わんばかりのその態度に困惑する私。
「え、今ごろですか?」引きつった顔でツッコむ同僚。
「うん、知らなかった。2台持ちいいよね、便利だよねー」1人満足げに頷く上司。
もともと忘れっぽいところはある人であることはわかっていた。
だけどさすがに。
仕事の場、ミーティング中や業務報告で何度も言ったし、そもそも本人に直接伝えたこともあるはずなのに。まったく初耳みたいなその態度はなに。
この人はこんなに私のことに興味がないのだと。
部下のことを何も見ていないし話も聞いていないし覚えてもいない。
2台持ちを褒めてほしいとか努力を認めてほしいとかそういうこと以前の問題。私のこれまでの業務内容について何も聞いていなかったのだと。報告書にも目を通さず、業務にあたる私を見ていなかったのだと。
それが明るみに出たわけだ。
べつに上司のために仕事をしているわけではない。
だけども自分なりに懸命に、未経験の職種でありながらもできる限り努力してきた。
しかしそれを一切見てくれていなかった。
ものすごい脱力感。なんだろうこのやるせなさ。
認められたいとか報われたいとか、そんなことではない。
もうただひたすらにやるせない。
これからもこの人のもとで働いていかねばならないのかと思うと、泣きたくなるような、目の前が真っ白になるような、どうしようもないモヤモヤでいっぱいになってしまった。
当たり前の事が当たり前じゃなくなった時。
「ありがとう」
その一言が言えてますか?
朝起きて、
ご飯を食べて、
洗濯の匂いが残るYシャツを来て
学校に行く。
帰って来て、
ご飯を食べて
お風呂に入って、
暖かい布団で寝る。
当たり前の事が当たり前じゃなくなった時。
暖かいご飯を作ってくれていた人がいなくなった時。
お風呂を沸かしてくれていた人がいなくなった時。
いい匂いの洗濯物を干してくれていた人がいなくなった時。
きっと…
もっと、感謝の気持ちを伝えておけば良かった。
もっと、笑顔で…
もっと、楽しい時間を…
そんな気持ちになる想像をしてみてください。
当たり前の事が当たり前じゃなくなった時、
やるせない気持ちにならないように
どんな小さな事でも、たったひとこと
「ありがとう」
#やるせない気持ち 8/24
やるせない気持ちにペンキをつけて
仲間たちと描いた壁の落書き
薄目で見ても変わりなかった
満たされたふりして家に帰った
やるせない気持ち。
君に対してやるせない気持ち
この気持ちどうすればいいかな?
このままにして置こう。
だって君と僕は歳が離れすぎる
またイメージの詩です。
【動物縛り しりとり】
男『ガゼル』
女『ルリカケス』
男『スズガエル』
女『ルリビタキ』
男『キツネザル』
女『ルビー蝋虫』
男(つ…強い…)
男『シシバナザル』
男(さすがにこれで決まっただろ…『ル』から始まる動物はもうない!終わりにしてさしあげます!!)
女『ルリシジミ』
男『?!』
男(強すぎないか…?このお方は生物学者ですか?
ミから始まりルで終わる言葉がない…
仕方ない。返し辛そうな濁点で!』
男『ミズクラゲ!!』
女『ゲンジボタル』
男(ギャャァァァァ)
男『………』
男『ル…ル…』
男『ルーマニアデビル!!』
女『そんな動物いないわ。タスマニアデビルでしょ。ルーマニアヤマネコならいるけど』
女はにっこりと笑った。
男は二度とこのお方とは動物しりとりをするのはやめようと、心に誓った。
男『類人猿』
【やるせない気持ち】
やるせない気持ち
やるせない気持ち。やり場のない気持ち。
気付けもしないうちから傷つけられて、自分をすり減らしてきて、わからないままで、
気付いた時には、溜まりに溜まった傷はもうどうしようもなくて、怒りも恨みも行き場はない。
やり場が無いから「やるせない気持ち」。
どう折り合いをつけて行こうか
資料を渡して怒られた、その夜は、月を見上げて酒をあおる。どうでもいいことをこうして酒で流せるのはいいことだ。
仕事なんて人生のついでに過ぎない。仕事が誰よりできたところで自分の人生を謳歌できなきゃ意味ないだろう。
だから小さなミスなんて気にする必要はない。それにそんな事があった夜だからこそ、こうして酒を飲める喜びを感じられるじゃないか。
思うに、どうして自分がそんなに言われなきゃいけないのか甚だ疑問なのだ。そもそも書類の確認は上司の仕事だ。人間ミスなんて誰にもあるのだし、怒られるのは話が違うのでは。それを直すのが上司の役割だろう。
それにこの書類だって自主的に渡したものだっていうのに。それを怒鳴られ嫌味を言われ、散々だ。
まあ別に、気にしているわけじゃない。買ってきたツマミもうまい。ああ美味い。
人生はたっぷり幸せだ。こんなつまらないたった1日の失敗なんかで不幸を気取りたくなんてない。
夜空を見上げて宇宙を思う。宇宙は広く、人の悩みなんてちっぽけな、ほど、……うう。
テーマ:やるせない気持ち
タイトル:消えぬ棘
__________あぁ.....そうかこれが
やるせないという感情なんだ______...
幼い頃からの相棒として一緒に過ごして
来たアイツが死んでしまった。...
ボクはアイツを可愛がっていた
アイツもボクについてきてくれた_______
知らない人に連れて行かれそうになった
時なんてまるで自分の子を護るように
ボクを護ってくれた。
出会った時は喧嘩だって沢山したし
噛まれもしたし中々仲良くなれなかった
けど...それでもボクを飼い主として
護ってついてきてくれて慕ってくれてた
...一番隣に。...近くにいたのに
......______________
信号無視してきてたトラックに
気付かず跳ねられそうになってたボクを
後ろから突進してきて庇ったが故に
轢かれて死んだアイツはもう鳴かない。
______________それを知った瞬間に
ボクの心は_______やるせない気持ちで
満たされた。______________
自分の気持ちを伝えようとしても
うまく伝わらないのは
何故だろうか
伝わらないまま
中途半端に終わるのが
どうしても
心底かゆくなってしまうのは
何故だろうか
伝わらないまま
このモヤを抱えていかなくてはならないのは
何故だろうか
伝えたら
笑って済まされてしまうのは
何故だろうか
全部話しても
結局、何も変わらなかったのは
何故だろうか
何故だろうか、
もっと早く伝えればよかったのだろうか、
自分がそんな悩みをつくってしまったのが
悪かったのだろうか、
こうやってずっと悩み続けなければいけないのは
何故だろうか
何故か、やるせない
この嫌な気持ちいつまで続くの?
生きてる限り ずっとだよ
私は何をしても何処にいても
ずっとこの気持ちと一緒に生きていくんだよ
私が救われる日が来たとしたら その時は
きっと私はここには居ないから
あの日。
どうして僕はキミを止めなかったのだろうか。
ちょっとそこまで行ってくるね、と言ってキミは出て行った。だが二度とこの部屋に帰ってくることはなかった。
すぐそこのコンビニなのだから往復するのと買い物時間を多めに考えても15分そこらで戻ってくるはずなのに。キミが再び僕と再会したのはその日の夜遅くだった。しかも霊安室なんて場所で。キミは仰向けに寝かされていた。白い布をはらったら眠っているかのような穏やかな顔のキミだった。眠っているのは僕のほうなのか。そうだ、きっとこれは夢なんだ。だから早く醒めてくれよ。目覚めたくて思いきり自分の頭を掻きむしったら髪がごっそり抜けた。夢なんかじゃないと、思い知らされた。
あの日どうして僕はキミを止めなかったのだろうか。
答えはいつ分かるのだろうか。僕はこの先ずっとこの十字架を背負いながら生かされてゆく。分かったところでキミはもう戻ってこない。やはりあの日のことは夢じゃなかったから、キミは荼毘に付されてしまった。1人になった僕はキミのいる空を見上げた。
僕の、キミへの寂しさ愛しさよ。やるせない気持ちと共にキミのもとへ届け。