『やりたいこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「やりたいこと」
好きなことをやり続けたい。
#13
【やりたいこと】
やりたいこと。
そんなものは今の僕にはない。
子供の頃に描いた夢は、仕事は、もうとっくに叶えた。
昔の「やりたいこと」だったものは今は「やらなきゃいけないこと」になっていて、そこに楽しいって感情はなく、苦痛ばかりの負の感情が渦巻いている。
「命を救う仕事」ってのはカッコ良くて、立派だって思うかもしれない。
実際、感謝も沢山されてきたし、僕自身だって誇りを持って仕事をしている。
でも全員を救える訳じゃないし、救えなかったら当然のようにその家族たちから恨まれる。
「なんで救ってくれなかったんですか?」「殺したのはお前らだ!」…って。
此方は自分の命削ってまで赤の他人を救おうって必死で毎日頑張ってるのにね。
常に人手が少ないから残業は当たり前。
過労で倒れたり、心が壊れてそのまま入院や休職ってのも良く見る光景。
戻って来る人もいるけど、姿を見ないまま退職してる人も沢山いる。
居なくなった1人分の穴を埋めるのは大変だってことは痛い程わかってる。
だからどんなにキツくても「自分だけは…」と続けてきた。
だけど、ふと思った。
「僕の命は誰が救ってくれるのだろうか」と。
心も体も限界が近いのは分かっていた。
だからこそ、ちゃんと自分を救ってもらえるのか不安になってしまった。
「消えちまいたい」「仕事行きたくない」「何もしたくない」
そんな言葉ばかりを呪いのように呟く日々が続き、新人時代のような仕事へのプレッシャーがズッシリとのしかかった。
「このままじゃ、駄目だ」
そんな言葉が脳に浮かび、気づけば紙とボールペンを手に取っていた。
翌朝。
出勤してすぐにパソコン前でカルテを見ている上司の所へ走った。
そして書き上がったばかりの辞表を机に置くと、上司は少し驚いたような顔をした。
「…本当に、辞めるつもりなの?」
「はい」
「そっかぁ…淋しくなるねぇ…」
「突然ですみません。でも…やりたいこと、探したいんで」
「…わかった、応援してる。明日からは有給消化ってことで終わりまで休みにしよう。…最後の仕事、任せたよ」
「ありがとうございます。長い間、お世話になりました」
明日からは何をしよう。
…そうだ、失くしたモノを探す旅なんてどうだろう。
何年も前に仕事の代わりに捨ててしまった「夢」や「趣味」をまた見つけたい。
…あぁ、なんだ。
僕の「やりたいこと」はこんなにも近くにあったのか。
#やりたいこと
辛い夜明け
その苦しい胸の内を許して
今日を乗り切る
そう決める
背中の痛みも
強いからじゃない
ただなんとなく
今日一日を乗り越えたい
やりたいこと ???
・・・・・・
そんな恥ずかしいこと
書けるかー!
俺がやりたいことなんて
全部 とっても 恥ずかしーーーいこと
ばっかりじゃないか!
パカパカパカ!!
やりたいことってなにかしら。
世界を見て回ることかしら。
それとも、皆をあ!っと驚かせるような偉業を成し遂げることかしら。
やりたいことって難しい。日々の忙しさに疲れて、自分が本当にやりたいことは見えなくなっている。
それはそれで良いのではないかしら。
私にはやりたいことがありません。
私には夢がありません。
日々生きることだけに一生懸命で御座います。
なら、それで良いのではないかしら。
日々の生活の中でふと、あ、これやりたい。って思えたならそれで良いのではないかしら。
私は今、やりたいことはありません。
だから、これから見つけたいと思います。
忙しい日々の中から見つけられた『やりたいこと』は、ええ、そうね、きっと、素晴らしいことでしょう。
毎日に価値が感じられないように、毎日が退屈なように、この色褪せている世界でやりたいことを見つけられたなら、それはとっても素敵なことではないかしら。
「やりたいこと」
普段は自分のやりたいことなんて特に考えないし、塾と学校の往復の毎日で考える暇すらないんだと思う。
流れに身を任せて進んで行くままでいいのか疑問になるときはあるけれど、結局考えてもしょうがないという「結論」に達することになるだろう。
これからはどんなことにもきっと意味があってなにかの形で自分に良い影響を与えていると信じてがむしゃらに毎日を過ごそうと思う。
やりたいことと、やらなきゃいけないことが、
一致してたら幸せなんだけど。
「なにかやりたいことないの?勉強もしてる様子ないし、生きるということに対して希薄だよね」死ぬために生きていることはみんな同じなのに、命を上手く燃やせていないと、下手だと指摘される。不公平だな、世の中って。やりたいことよりも、やりたくないことの方が多いよ。どうして急かすの。まだ見つけている最中なのに。絶対やりたいことなんてひとつあればいい。不器用な俺はひとつしか熟せないから。だから少し待ってて。
やりたいこと
皆さんはやりたい事ありますか?
少しでもやりたいって思ったことは、直ぐに取り組んだ方がいいって私は、思いますね。
もしかしたら、明日自分が死ぬかもしれないって考えると、今できる限りの事は、やっといた方がいいのかなとも思いますね。
なら告白も同じです。
自分が伝えたいこと。自分が伝えたい気持ち。
伝えずにいて後悔しないの?って感じます。
後々公開すると思いますよ。
今日はこの辺で終わるねー👋🏻
メキシコに行って
ビールを飲みながら
タコスを食べたい
今日のテーマ『やりたいこと』
40代になったら海の近くに住みたいと思っている。そして柴犬を飼い、海の近くで海の家的なものや民宿的なものを営んで生活し、真っ黒に日焼けして健康的に過ごしたい。自転車に乗って柴犬と海に通いたい。ついでに今まで一回もやったことのないサーフィンにもチャレンジしてみたい。
しかしそうなった場合、夏以外のシーズンは仕事に困ると思うので、その時は家庭菜園で育てた野菜や釣りで捕った魚を食べて飢えを凌ごうと思う。
「…………」
先のことを考えていると、なんだか漠然としすぎていて、本当にやりたいと思っているかどうか自分でも分からなくなってきた。
なので将来的にやりたいと思っていることはまた今度にして、直近の『やりたいこと』について考えてみよう。
とりあえずパっと思いついた『やりたいこと』をリスト化してみる。
・旅行
・断捨離
・料理
まず旅行。
どこに行くかと聞かれたら、そんなのは決まっていた。もちろん温泉街だ。
旅館の天然温泉にゆっくり浸かって心身ともにリフレッシュした後、浴衣を羽織って町に繰り出し、温泉たまごをかじりながら非日常感あふれる温泉街を誰に気兼ねすることなく一人でのんびりと散策したい。
だが、そうする為には資金が必要だ。一泊二日で5~10万円程度…いや、多めに見積もって15万円程度は用意しておくべきだろう。
「…………」
俺は預金通帳に記載された残高を確認して絶望した。やりたいができない。世の中は思い通りにならないことばかりだ。
次に断捨離。
俺の部屋はいらないものが多すぎる。
そこらへんに散乱しているペットボトルや空き缶といったゴミがそうだけど、それらは資源ごみの日に出せばいいだけなので今は置いといて…
目下、処分すべきモノの一つが電子レンジだ。こいつは1年くらい前にぶっ壊れてしまった。ぶっ壊れてるくせに狭苦しい俺の部屋の貴重なスペースを堂々と陣取っている。処分しなければならない。
それからテレビ。たまに思い出したようにつけてニュースをボケっと眺める時があるが基本的には使っていない。と、書いてから気がついたけど、たまに見てるみたいなので処分するのはやめよう。
とにかく、そういう大きなものよりも、数の多い小さなものを早急に処分すべきだ。
たとえば100円ショップで買ったUSBライト。災害などがあった時の備えとして購入したのはいいが今まで一度も使った試しがない。というか開封すらしてない。そもそもスマホにライトがついてるのでいらない。処分しなければならない。
それから、やはり100円ショップで購入したデジタル時計。なんでか分からないけれど部屋の中に5つもある。しかもどこを向いても時計が目に入るように死角なく配置されているので、なんだか常に急かされているように感じて気が滅入ってしまう。処分したい…
「…………」
そんなことを考えていたらなんかもうめんどくさくなってきた。断捨離はまた今度にしようと思う。
最後に料理。
正確にいうと料理がしたいと言うよりかは生の野菜を食べたくてしかたなかった。
普段コンビニのおにぎりやカップ麺、スーパーの半額弁当ばかり食べている俺に対してビタミンやミネラルなどの栄養素をしっかり摂れと脳が命令してきているのだろう。
レタス、キャベツ、きゅうり、トマト、それらの野菜をほどよい大きさにカットしてボウルにいれてドレッシングをかけてわしわしと食べたい。
「…………」
これくらいなら出来そうだ。が、やはりというか、サラダの材料をスーパーまで買いに行ったり野菜を刻むことや洗い物のことを考えていたらなんかもうめんどくさくなってきた。
だけど野菜は食べたい。
なので今日バイトが終わったらスーパーに寄って半額弁当と出来合いのサラダボウルを買おうと思う。
ここまでダラダラと書いておいて出た結論の『やりたいこと』がサラダボウルを買うって…
ばかばかしくて笑ってしまった。
けれど、こういうしょうもない『やりたいこと』を一日に一つだけ決めて過ごすのも悪くないかもなぁと思った。
私は今『寝たい。』
いろんなやりたいことがあるけど今は『寝たい』という
欲望が凄く強い。明るいスマホの画面を見ながら、
心の中が情けなさと罪悪感でいっぱいになる。
体がだるい、頭が痛い。ズキズキと痛む。
まただ、今日も学校行けないな。
柔軟剤の匂いがついているブランケットに
自分の顔を沈めて心の中で言い放つ。
『あぁ、寝たいな。』
【やりたいこと】
やりたいこと
美味しい物を食べること
気持ちよく眠ること
文章を書くこと
きみを愛すること
いつだったか
私より年下なのに君の方が遥かに大人で
って書いてくれたよね
君の方が100倍大人だよ
「インスタグラマーのLINAさんが紹介してたから買ってみたの」
ママ友の輪の中で、彼女は淡い群青のロングスカートをひらひらさせていた。周りの人達も共感と羨望の声を足し空気を染める。
自分の下半身を見る。
男の子2人を育てる私は汚れても良いように、そして仕事にも行きやすいように、いつだって黒スキニーだった。
金曜日の夜、子ども達が寝静まった後にInstagramを開き同年代のルックブックを観ていた。
確かに素敵だなと思う人が沢山いて、かわいいなと思うトップスやスカートがいっぱいあった。
風呂上がりの夫が「今週もお疲れ」と缶ビールを出してくれた。
夫にインスタグラマーのルックブックを見せる。
「私今からでも、こんな風になれるかな?」
夫は少し眺めながら考えた。
「なりたいのであれば、なれると思うよ。そういう服装の君も見てみたい気持ちもある…だけど、いつものズボンで子ども達を追いかけ回してる君の方が素敵だと俺は思うほうだから、別にいいや」
「……なーんだ、つまんないっ」
ビールを一口飲み笑った。
私はそっとInstagramを閉じて、次の連休はどこに遊びに行こうかと夫と話し始めた。
題:やりたいこと
――やりたいこと――
一生分の貯金
No.3【やりたいこと】
目標やゆめは特にないや、なんて考えてる暇があるこの生活を維持したい
やりたいこと
2つのものと
仲良くなりたい
今より、もっと
【21g】
人は死ぬ時21g軽くなるという
その21gは魂の重さだそうです
魂はたった21gしかない
みんな今を噛み締めて生きよう
やりたいこと
毎朝、疲れが抜けきらないままの、
重たい身体を、無理矢理起こして、
朝食もそこそこに、仕事に向かう。
職場では、
奴隷同然にこき使われ、
休憩も碌に貰えなくて。
ミスすれば、罰が待ってる。
夜遅く、仕事が終わった時には、
最早、夕食を食べる気力も、
シャワーを浴びる気力もなくって。
狭くてボロい部屋の、
硬いベッドに倒れ込む。
やりたくなくても、
やらなきゃならない事と、
無理矢理やらされている事に追われ、
肉体的にも精神的にも経済的にも、
余裕なんか全然なくて。
自分のやりたいことさえ、
解らなくなっちゃってた。
ある夜。
ボクはフラフラの身体で、
夜空を見上げた。
星が涙に滲んで、
何時もより輝いて見えた。
…あ。
やりたいこと。
思いついた、よ。
『もう全部、終わりにしたい。』
そして、ボクはボクじゃ無くなった。
これからは、きっと、
今迄よりは、幸せになれるよ、ね?