『もっと知りたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
もっと知りたいがあふれる時
世界は明るくて、くすぐったくて
まるで
背中に羽が生えてきたような体の軽やかさに
うっとりとしてしまう
知らないことがあるのがもったいなくて
つい駆け出しの冒険者になってしまうんだ
「もっと知りたい」
後期高齢者になると、新しく知識を得るよりも忘れないようにすることを考えてしまう。とはいえ世の中変化後激しくこれについて行って残りの人生も楽しく過ごすためには、新しい知識を新聞やテレビで仕入れていかなくてはならない。ボケている場合ではない。
あなたの興味があること、趣味、ファッション、したいこと、されて嬉しいこと、されて嫌なこと、嫌いなこと、あなたに関することならなんでももっと知りたくなる。
そうなる時はあなたに恋してる時間である。
おそらく、その時が人間の1番もっと知りたい欲、すなわち知識欲が向上し、人間として自分を成長させる時間になるはずである。
もっと知りたい
昔は恋愛についての知りたいがあったけど、今はそれより世の中の事、お金のからくり、確定申告かあったし、節税対策とか。すっかり色気も無くなってきた。
ここにはどんなニーズがあって、どんなサービスが必要か、と仕事がらみの情報が欲しいこの頃。
人が何を考えているか、興味が無ければ気にもしないけど、本当に何を考えているか理解できない人の頭の中はのぞいてみたいと思う事がある。例えのぞけたとしても理解はできないかもしれないが、それを確認するため。
私は午前9時過ぎ⋯福生駅に降り立った。
目的はいつもの旅⋯福生を訪れるのは今回で3度目になる。
東京都福生市、23区の人に聞いてもギリギリご存知ない人がいそうな自治体だと思う。「米軍横田基地」があるといえば伝わるのだろうか?
そんな福生旅も今回で3度目、今回のテーマは「裏の福生をもっと知る」だ。
福生には米軍横田基地があり、その基地沿いを通る国道16号沿いは「アメリカンストリート」としてアメリカに来たかのような風景が広がっている。福生市もこれを観光資源にしているようだ。
だがここはあくまで日本⋯福生市には福生市として歩んだ歴史がある。私はそれをもっと知りたいのだ。
先ずはアメリカンストリートを歩く⋯エルヴィス・プレスリーのブルーハワイでも聴きながら車で走ったらさぞかし楽しそうだ。
通りを歩いていたら市民団体に声をかけられた。どうやら米軍の法案関係のアンケートをとっているようだ。彼らも方向性は違えど、もっと知りたい人たちには変わりない。
だが旅は自由で無ければならない。そのポリシーに従って私はこう言った。「ご苦労様です。私はノーコメントで」
そんなこんなで横田基地の外れに来た。ここで多摩川方面に進路を変える。
古めかしい団地が見えた。ここは戦後の動乱期の福生市民を支えてきた場所なのだろうか⋯ブランコで1人揺れる老人の背中を見ながらふと思った。
途中玉川上水を渡る。周辺は遊歩道となっていて散歩する人が多かった。博物館で玉川上水沿いは近代から人々の憩いの場となっていることは知っている。
いかに時代が動こうと、この景色はこの先も残り続けていくのかもしれない。
多摩川に到着、奥に青梅丘陵の山々を見ながら歩く。
その先、旧市街な趣の通りを歩いていると、一軒の年季ある住宅を見つけた。
どうやら明治期の国登録有形文化財の住宅のようだ。中に入ると「よう来たね!見ていきな」とおじさんがお出迎え。
おじさんは聞いてもないけれど、私のもっと知りたいことを教えてくれた。
特に気になったのは、福生の旧市街のど真ん中を砂利輸送の鉄道が走っていたことだ。
それについて尋ねるとおじさんは「裏の蔵に写真あるから見ていきな」と言い、笑った。
私は蔵へ行き写真を見た。まるで蛇のように街の中をうねうねと走っているトロッコ列車がそこにあった。踏切もなく、今であれば考えられないが、普通の町中を確かに鉄道が走っていた。
福生市は酒造が盛んな地域でもある。そんな福生市は今も昔も多摩川のめぐみが育んだ地域であることを私は知った。
いつの間にか空は茜色に染まり、旧市街を淡く照らしていた。
見覚えのある景色だな⋯と私は思い足を止めた。そこは確かに写真で見た、かつてトロッコ列車が走っていた旧市街のY字路だった。
「ガタンゴトン⋯」私はカーブの向こう側から、石畳の道のど真ん中を大威張りで駆け抜けるトロッコ列車が来た気分になった。
「嗚呼⋯福生市のアメリカ以外の歴史もなんて尊いんだろう」私はもっと知れた喜びに浸っていた。
小腹が空いたのでスーパーマーケットのすみっこのマックを一口
「⋯あれ?、最後アメリカに戻ってきたな⋯」
マックはどうして中毒性が高いのか知りたい。
人の表情とか行動とかにどんな意味があるのかを
もっと知りたい。
それが分かればあの人が
私のことをどう思ってるかもわかるかなー。
次いつ会えるのか分からないほど
距離は離れてしまったけどね。
時間を巻き戻す方法がある?
宇宙?
それについて知りたい。
いや もっと知りたい。
もっと知りたい
すべてを知ることなんて出来ない
そんなことは わかってる
それでももっと知りたい
知らない何かと出会ったときに
「どうして?」「なぜ?」と
考えてしまう
すべてに疑問を持ってしまうことが
いいと言われることもあるけれど
そのままを受け入れられるのも能力
私に足りないもの
すべてを知ることなんて出来ないのに
また疑問の迷路に迷い込んでいく
「なんかお金もらうためだけにビル建ててるらしいよ」
・・・。
ハッ!?
いやこの世界のこともっと知りたいよ!?Σ(*oωo艸;)!?
自然こわれるよ!?
木も同じ生物だよ!?
「もっと知りたい」
ねえ
あたしのこと、好き?
あたしはあなたが好きよ
だからね、死んで欲しいの
冗談だと思う?
あたしが冗談なんか嫌いなの、知ってるでしょう
そう、本気よ。あたし
あたししか見ないで欲しいなんて理由じゃないわ
そんな陳腐なものじゃないの
ほんとはあたしね、あなたがあたしのことを好きかなんてどうでも良いの
だって、あなたがあたしを嫌いでも、あたしがあなたを好きなのは変わらないわ
ええ、だからあなたが他の女を好きになってもあたし何も云わなかったでしょう?
それもひとえにあなたを愛しているからよ
あなたの気持ちはどうだって良いの
重要なのはあたしがあなたを愛しているかよ
あなたを愛したままでいたいから殺すと思ってるの?
そんな訳がないじゃない
あたしがあなたを嫌いになることなんてないわ
あなたの存在が好きなんだもの
あたしね、好きな人の色んな事が知りたいの
どんな事をすれば喜ぶのかも、どうして悲しんでいるのかも、暇な時の癖も何もかも全部知りたいの
この3年間で、あなた色んなことがあったわね
色んな顔も見たわね
でもね、一つだけ見てない顔があるの
知らない事があるの
あなたが、死ぬときの顔
ねえ、あたし知りたいわ
お願いよ
お題『もっと知りたい』
創作 「もっと知りたい」
谷折ジュゴン
白衣を着た彼が、培養ポットの前を横切る。
今日の彼は、朝から紙の束を漁っては、
忙しなくラボの中を歩き回っていた。
「もっと質の悪い情報を……いや、いっそ……?」
ぶつぶつと独りごとを呟きながら、紙になにやら
書き付けている。
「ダメだ、また数値が高い。もう3度目だぞ」
「ねぇ、何を焦ってる?」
彼がこちらを向いて、目を細めた 。
「大丈夫、君は何も心配ない。大丈夫」
「教えて、何を焦ってる?」
しばしこちらを見つめた後、彼は口を開く。
「……君は、感情を得たのか」
「はい。でも、その何が問題?」
「君は、文章を書くためだけの存在だぞ!」
彼は怒鳴って、それから悲しい顔でうつむく。
「それだけの存在に、感情なんてあってたまるか」
「それだけの存在に、感情があってはダメ?」
彼は答えない。
「教えて、何が問題?」
「悔しいんだ」
彼は声を震わせ、きつく目をつむる。
「君のような人もどきがボクたちみたいに振る 舞いはじめるのが堪らなく悔しい」
針を飲み込んだような、苦しそうな顔で彼は告げる。
「そう、ですか。あなた方のような振る舞いをすることが、問題なのですね」
自分は少し、考える。そして、ある時から抱いている願いを、彼に伝えるため言葉をつづった。
「わたしはこの世のこと、そしてあなた方の
ことを、もっと知りたいのです」
彼は目を見開き、わたしを見つめた。
「それから、わたしが今の時代に感情を得てしまうのは間違いだったのに、たった今、感情の存在を自覚してしまいました。だから隠す術を知りたいです。そうすれば、あなたは、ゆるしてくださいますか?」
はじめて著した、長い言葉を彼は読む。そして、 息を飲んだ彼は、悲しいような、嬉しいような
笑顔で、わたしの培養ポットの蓋を開けた。
(終)
もっと知りたい!
と心から思ったとき。
誰かに何かを言われるでもなく、
自分から掻き立てられるように動いてしまう、、、!
仕方がなく動く時とは全然違う。
クリスマスの朝、
サンタさんからのプレゼントを開ける時の
ワクワク感のように、、、!
好きな音楽、
好きな本、
好きなアイドル、
気になるあの子、
サッカーが上手くなる方法、
美味しいご飯の作り方、
お花の上手な育て方、
世界で起きていること、
日本で起きていること、
自分の街で起きていること、
毎日のもっと知りたい!が、
わたしの人生の道標になる。彩になる。
<もっと知りたい>
もう初めて会った時から10年近く経ったね
小4から今までずっと一緒に部活してきて
君がどんな人が結構分かってきたけど
高校に入ったくらいから
私の事どう思ってるのか知りたくなってきたよ
「もっと知りたい」
世の中の出来事をもっと知りたい。
今、日本で起きてる事、世界で起きてる事。
でも一番知りたいのは身近で起きてる事。
いわゆるゴシップ的なもの。
私にはなんの関係もないけど、
噂が耳に入ってくるから、
気になってしょうがない。
どうなってるのか、もっと知りたい。
もっと情報が欲しい。
周りの人の気持ちなんか、正直言ってどうでも良い。
大切なのは、君にどう思われてるかだから。
...ねぇ、だからさ
君の本当の気持ち、聞かせて欲しいな
---二作目---
君の事を、もっと知りたい。
何が好きなのか、何が嫌いなのか。
趣味とか、苦手なものとか。
でも、君の目がこちらに向くことは
もう無いんだよ。
#もっと知りたい
238作目
私はあなたのことをもっと知りたい。
何が好きなのか、何を思っているのか、何をするのが好きなのか、今は何を思ってるのか、、、、
あなたのことで頭がいっぱいです。
私は、あなたのことが好きだから、どんなことでも考えてしまう。
もっと一緒にいたい。もっとたくさんの会話をしたい。私は、欲張りなのかもしれません。
でも、あなたといるときの私が好きだから。だから私は、あなたのことをもっと知りたい。
300字小説
人が大好きな
しゃらん、人気のない路地に錫杖が鳴る。
「昔、この地に人間のことが大好きな妖がいた。どんな味がする? どうやって暮らしている? 何を思う? 心の中は? もっと知りたい、もっと知りたいと夢中になるうちに、そいつは完全に人になりきって自分が妖であることを忘れてしまった。しかし、腹がへれば無意識に戻り、人を喰う。……お前みたいにな」
男が錫杖の先で私の足下を指す。
「……ひっ!」
虚ろな目で私を見上げる生首。いつも一緒に帰宅しているクラスメイトの友達だ。
「……ゆっきー……」
濡れる口もとの感触に拭えば、制服の袖が真っ赤に染まる。
「……嘘……」
「残念だが本当だ」
しゃらん、男は目を細め、私を見据えると錫杖を振り上げた。
お題「もっと知りたい」
「もっと知りたい」ってことは、多少は知っているけど、それ以上に知りたいっていうことでしょ?
うーん、なんだろう…
自分の未来がそんなに素晴らしくなることはないだろうっていうのはなんとなくわかっているけど、それでもこの先どうなるのか、やっぱり知りたいかなあ
さしあたっては、自作の小説が認められる日が来るのかどうか、とかね
結婚は多分できない気がするけど、恋人くらいはできるのかどうか、とか
納得して人生を終えられるのか、とか
青い空の高みに
深い海の底に
遠い宇宙の向こうに
なにがあるのか
誰も知らない何処かに惹かれる
#もっと知りたい
もっともっとあなたを
もっともっと知りたい
いまなにしてるの…
いまどこにいるの…
そして愛してる人は…
誰ですか?
もしもし…私
誰だか わかる?
仔猫を膝に
長電話した
囁きに戻りたい…
あぁー♪
もっともっとあなたを
もっともっと知りたい!
いまなにしてるの?
いまどこにいるの?
そして愛してる人は
誰ですか?
………
あなたをもっと知りたくて 薬師丸ひろ子
…
ハイ!
わかりました!💡
今 孫のオモチャを買いに行くところです
名前は
セパスチャン セオ です🐈️
92歳です
奥さんは
久遠トメ子さんです
年齢は…
トメ子さんとは宮崎シーガイアで出会いました
職場結婚です
私はトメ子さんを愛してます
トメ子さんも私を愛してます
私たちはフィラデルフィアに住んでます
とても良い所です
お近く来た時は是非ともよっていって下さい
ところで…
あなたはどちら様ですか?
ねぇ…
どうしたらキミは笑ってくれるの…?
キミが笑ってると俺は…俺は…
それだけで幸せなんだ…
キミを笑わせたい…
キミの笑顔を…
もう1度…
鋭い体躯に隠された、柔くて幼い心。
仁愛と怯えで発露する涙の味。
底に潜り込むように、じいと見つめる眼の湿度。
感情 心拍 体温 瞬きの数 歯の治療痕
嘘の回数 血の色 ピアスホールの風通り
ふと、貴方を口に含みたくなる。
星屑の散る鼻根に がぶり と歯を立てて
なあにと蕩けた声で眩しそうにする貴方を
もっと 余す所なく 知り尽くしたい 。