『もっと知りたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「もっと知りたい」
私のことを知りたいって思ってくれる人がいたらどれだけ幸せだろうか。
私に興味を持ってくれる人がいたならどれだけ嬉しいだろうか。
私はダメダメだから。
何をやっても上手くいかない私は誰からも知りたがられない。
誰も私を欲しない。
才能も、技術も、個性もない私はぼんやりと霞みがかってくすんでいる
努力しても、努力しても結果が追いつかない
みんなより出来ない
何もかもが遅れていて、平均以下。
脆い心も私を駄目にする。
落ち込んでしまう。
ポジティブでいることさえできない。
そんな私を誰が欲すだろう。
誰かに必要とされたかった。
誰かに私をもっと知りたいと思って欲しかった。
共感されたかった。
だから自分なりに足掻いてもがいて、食らいついた。
でも私は簡単に落ちてしまった。
襲い来る負の連鎖を断ち切ることが出来なかった。
それでも、地の底にいるにも関わらず、私はまた
足掻こうとしている。
微かな希望。望みの薄い淡い未来を夢に見て私はまたもがき始めそうだ。
醜く惨めなその様を、誰かは笑うだろう。
それでも諦められなかった。
私は意思だけは固いようだ。
もっと知りたい
そう思うひとが
いたこと
結婚して
そうは思わないこと
思っていること
考えるていること
が うまく言葉になることだけではなく
言った言葉を、言われた言葉を
感じるのは人それぞれで
いろんな思い違いや
バックグラウンドの違いが
なんか人生っていうか
もっともっと
昨日の私より今日の私
今日の私より明日の私
もっともっとずぅっと一緒いいて
もっともっと私を知ってね
もっともっと
ずっと知っていきたいから
これからも宜しくお願いします
もっと知りたい物リスト
ブラックホールの中
神の存在証明
政治家の魂胆
銀行家の野心
宇宙誕生の瞬間
美人女優の秘密
なぜタイガースはダメなのか
あなたの気持ち
もっと知りたい
うっちーのことをもっと知りたい。
ラジオとか聞けばいいんだろうけど、
映像がないと見ないのよね。
声優だから声だけが売りなんだろうけど、
やっぱり表情があった方が好き。
私は知らなかった
貴方の中に潜む、私に向けられた刃を
私は貴方を知りたがった
だから、真正面から、心を刺されたんだ
痛かった。すごく、すごく痛かった
どうして、どうして、どうして
また私は知りたがった
また傷つくと、分かっているのに
知りたくなってしまった
そこに希望なんて、ないはずなのに
人に対する興味関心が薄いことを自覚したのは、大人になってから。
その時々で仲のいい人はいたし、続けばいいと思っても自然消滅して、幼馴染と呼べる存在もいなければ、学生時代から続く縁もない。
それは大人になってからも、転職のたびに人間関係が切れてまた新しくなっていく。
どうしたら続くのか。私は面白味のない人間だから、誰も続けようと思わないのだと思っていた。
そんな私に現れた例外。
それがあなた。
例外が過ぎて、気付けば18年。
人を本気で知ろうとしたのは、後にも先にもあなたしかいない。
「野良猫みたいなのを手懐けるの、ホント大変だった。」
って言うけど、
「そっちこそ、シベリアンハスキーみたいじゃん。」
って言い返してみる。見た目と、その見た目に反して、はしゃぐと子どもみたいになるとこ。もう犬っぽいのだ。
ハスキーはたまに帰る道を忘れることがあるらしい。
けど、うちのハスキーは酷く酔っていても帰巣本能はあるらしい。
どうやら、うちがいいらしい。
ある女の子の事を好きになった。
長く黒い髪に、つり目に丸眼鏡。
2次元ばかり見てきた中で、どんな女の子よりも可愛く見えた。
その日から僕は彼女に気持ちを伝え続けた。
恋文を綴った手紙を毎日ポストに入れて。
恥ずかしいから名前は書いてないけれど…僕の愛情、伝わるかな?
ああ、あの子の事もっと知りたいな。今度は、ちょっと高いけど小型カメラとか買ってみようかな?
もっと知りたい
もっと知りたい
君が何を考えてるのか
どう思ってるのか
僕には
分かりそうもなかった
考えようとした
それでも
分からなかった
だから
考えるのをやめた
そうした方が楽だと思った
ただそれだけだ
でも、君のことを
もっともっと知りたいと思うんだ
矛盾しすぎなのは分かっている
矛盾しながら
毎日足掻き生きるのが
人
というものなんだと
分かってきた気がする
一日でも多く
そばにいて
一時間でも多く
話をして
もっと知りたい
君のすべてを
そう
思わせてくれた
君との出逢いは
一期一会
もっと知りたい?
そう思ってる時がピークだな。
結構世の中もそうだけども
知らない方が幸せなのかもと割と思う。
気付かないぐらいの塩梅が楽だよ実際。
のほほん主義よ。
だめ、あなたの事もっと知りたい。
もっともっともっと、知りたい。
好き、好き、好きだから知りたい。
教えて、ねえ、教えて。
あなたの事、赤ちゃんから今まで。知らないことが嫌なの。
ねえ、お願い。もっと教えて!
私の毎日を彩る、時には殺すこの感情をもっと知りたい。
もっと知りたい
あの時手放した友情の取り戻し方が知りたい
今更拾い上げてみたけどボロボロだった
趣味を合わせてみたり積極的に話しかけたり、、、接着剤は沢山塗ったのになかなか治らない。
今までの知識で形が捉えられるとこまで来た
もっと知識を絞り出そうと思い出を振り返る。
ただ思い出に泣かされるだけで何も知れない。
沢山泣いたり、自信を無くしたり、本音を出せなくなったり。
勉強代にしては高すぎるくらい払った。
君の1番は今空席。
その空席が私じゃない誰かで埋まった瞬間、私は膝から崩れ落ちて泣くだろうな。
知識じゃどうにもならないのは分かってるのに。。
あの人は、トマトやきゅうりが苦手だった。
「も〜」と苦笑しながら、代わりに食べた。
寿司も苦手で、だけどイカは食べられるように
なったと言ったあの人の笑顔は、子どものそれに
なっていた。
一つひとつ、あの人のことを知っていくたび、
私にだけ、秘密を打ち明けてくれている感じが
して、なぜだか、優越感に浸っていた気がする。
悪い面もたくさん見たのだが、人間なら、両面
持っているのは当たり前で、そこは私にも言える
ことで、お互いに文句を言ったり、一時的に離れ
たりしたこともあった。知れば知るほど、そう
いうことは起きるんじゃないだろうか。
だが、相手を知りたいと思う気持ちは、シンプル
で純粋なものだろうと思う。
「もっと知りたい」
もっと知りたい
家から徒歩十分の場所にバス停がある。
普段中々使うことのないバス停だったけど、春から高校生になった私は通学の為にこのバスを利用することになった。
そのバスに私が乗り込むと、何時も同じ学校の制服を着た垢抜けない感じの少し長めの髪をして、眼鏡を掛けている男子高校生が先に座っている。
夏休み目前となったある日の月曜日こと。
珍しくバスに乗り遅れそうになり、急いで半袖の制服に着替えた私は慌てて家か走り出した。
徒歩十分の距離とはいえ、到着する迄には着息切れと汗だくになりながらバスに乗り込む。
「おはよう! 同じ学年の|笠原麻衣《 かさはらまい》さん」
「あっ、うん、おはようございます」
突然、バスの中で声を掛けられた。
「同じ学年なんだから、敬語じゃなくてイイよ」
「う、うん」
そっと頭を上げると、目の前には同じ制服を着た何時もの乗ってる男子高校生がいる。
⋯⋯あれ、普段は挨拶すら交わさないのに今日はどうしたんだろ?
「はい、これ、笠原さんの落し物!」
「えっ、お、落し物!? 私の⋯⋯?」
「両手を出してみて」
「う、うん」
「はい、これ」
ポン!!
私の手に置かれた物を確認すると、それは生徒手帳だった。
「やだぁ、私ったら何やってるんだろ⋯⋯これ何処にあったの!?」
私ったら落としたことすら気付いていなかった。
「金曜日の朝に、バスから降りる時落としたのを僕が拾ったんだよ」
「えっ、そうだったんだぁ、あ、あの、どうもありがとう」
「いえいえ、本当なら、拾ってすぐ渡したかったんだけど、急いでたのか走って行っちゃったから声かけられなくてさ、それですぐ渡せなかったんだ」
「えへへ⋯⋯あの時は、朝一番に出さなきゃ行けない提出物があったから⋯⋯それで急いでて⋯⋯本当、拾ってくれてありがとう。 お礼に⋯⋯ジュ、ジュースでも⋯⋯」
「お礼は僕とデートにしてよ!!」
「えっ⋯⋯」
「あ、嫌ならイイよ! ジュースでも」
「だ、大丈夫です⋯⋯そ、その、デートで⋯⋯」
「じゃぁ、連絡先交換しよう!」
「う、うん⋯⋯えへへ」
こうしてその日は彼とメアドの交換をすることに。
そしてメアドの交換が終わると、彼はまた何時も通りバスの後ろから二番目に座って読書を始めた。
⋯⋯あれ、そういえばメアド交換したし、同じ学年って言ってたけど、名前聞くの忘れちゃってる。えっと、誰だったっけかな!?
交換したアドレスには|小宮山《 小宮山》とある。
⋯⋯小宮山くんかぁ。
自力で思い出せそうな気がしたけど、一学年七クラスもあるから結局のところ思い出せない。
⋯⋯バス降りたら何組の誰なのか聞こう!
そう思っていたはずなのに、バスの扉が開くとと、彼はササと歩いて行ってしまった。
⋯⋯もっと彼のこと知りたかったのにな。
メアド交換しているから聞けばいいだけの事だけど、自分から先に連絡することが中々出来ずにいた。
ところが、待てど暮らせど彼の方からも一向に連絡が無まま夏休みが始まり、そして終わりを迎える。
二学期になったら、またバスで会うから、その時にデートのことも聞いてみようなんて思っていたけど、始業式の日彼はバスに乗っていなかった。
こんなことは今日が初めてで、同じバスに乗っていないだけでどうしても彼の安否が気になってしまう。
色々知りたい思いが強くなっていた私は、居ても立ってもいられず、親友の|目黒円香《 めぐろまどか》に小宮山くんのことを相談してみることにした。
「ねぇ、麻衣が言ってる小宮山くんなんだけど、そもそも小宮山って苗字の子はこの学年には居ないよ!」
「えっ、でも小宮山ってメアドにはあったけど⋯⋯」
「あのさ、これは私が全部のクラスに確認したから本当だよ! ってか、麻衣は何を躊躇ってるのか分からないけど、そのメアドに連絡してみたらイイじゃん?」
「円香の言う通りだけど、私から連絡って⋯⋯」
「大丈夫だよ、麻衣から連絡したら、何か返信来るかもしれないよ」
「う、うん、そうだね円香、私連絡してみる」
ところが待てど暮らせど既読にすらならない!
もう諦めよう、そう思ってから二週間後のこと。
ふと、朝のバスの中で携帯をいじっていると一通のメールが届いたので確認してみると、小宮山くんのアドレスからで⋯⋯。
恐る恐るメアドを開いてみると、そこには病気の為に学校を辞めたこと、両親が離婚することが決まっていたので、交換したアドレスの名前が小宮山になっていたことが書かれていてた。
そして、四月から私に一目惚れしていたこと、病気が分かったのがメアド交換した次の日だったこと、そして本当にデートしたかったこと、私がデートをしてもイイとなった時心の底から嬉しかったこと等色々書いてある。
⋯⋯こ、小宮山くん⋯⋯
そして最後に、病気が治らないこと、余命半年だということ、そして、僕が生まれ変わった時はまた会いたいです。 サヨナラはしません、またね! また会おうね。
そう書かれていた。
その日から、私は先生に無理言って小宮山くんのことを教えて貰うことに⋯⋯。
初めのうちは何も教えて貰えなかったけど、私の熱意に折れたのか、先生が小宮山くんのお母さんに連絡をとってくれたのだった。
そして、小宮山くん本人からも会ってもイイと了解が取れて、私は小宮山くんが入院しているガンセンターにお見舞いに行けることなったのです。
「ひ、久しぶり! 笠原さん元気してた?」
「う、うん、私は元気してたよ」
「良かった、笠原さんが元気で!」
「えへへ、ありがとう! 小宮山くんは、その、今の体調は⋯⋯?」
「うん、今は笠原さんのこと見て元気になってる」
「良かった、あの、小宮山くん無理しないでね」
「無理はしないよ! でも、今はやっぱり笠原さんが来てくれたことが嬉しくて、無理しそう」
「ちょっ、何それ⋯⋯ねぇ、そういえば私のこと四月から気になってたんだよね⋯⋯それって本当?」
「そうだよ、もっと知りたいって思ってた。 そしたら、偶然生徒手帳拾っちゃって、あの時名前を知ったんだけど何だか嬉しくなっちゃって、拾ってからすぐ渡したかったって言ったのは実は嘘」
「嘘⋯!?」
「うん、あの時は嬉しくて持ち帰ちゃっんだよ。 ごめん」
小宮山くんは正直に私に色々話てくれるので、私も小宮山くん笑顔に惚れたことや、デートしたかったこと、バスに載ってなくて心配だったことや、もっと知りたいと思っていたこと等話した。
こうして、その日から、私たちはもっと色々なことを話すようになり、お互いの色々なことを少しずつ知っていくことになり、病院に行くことも小宮山くんがイイよと言ってくれたお陰で、私はほぼ毎日学校の帰りに会いに行った。
すると、余命半年と言われていた小宮山くんだったけど気付けば半年後、小宮山くんは退院することに。
「小宮山くん退院おめでとう」
「うん、笠原さんありがとう!」
お互いを徐々に知っていった私達は、今ではカレカノの関係になりました。 そして、小宮山くんはなんと私と同じ高校の一個下の学年に入り直して、今はまた同じバスで通学しています。
「将来僕が幸せにするからね」
「うん、よろしくお願いします」
そして来週は待ちに待ったデートに行く日!
今日も二人は元気でやてます!! えへへ!
――三日月――
滅多に笑わないあなたの笑顔を
泣いた顔なんて見たことがないから、泣き顔を。
もっと知りたいけれど、
少し知るのが怖いような。
笑っていては欲しいけれど、
泣いては欲しくないような。
それでも、あなたは溜め込んでしまうタイプだから
私が受け止めてあげたい気持ちと。
もしかしたら、私はあなたの泣き顔を知っているって
あなたを私のものにしようとしているのかも。
私は邪な気持ちを持っているかもしれないけれど。
だとしても、私はあなたの事が好きだから。
あなたの事、もっと知りたい。
教えて欲しい。
あなたの笑顔を教えて。
泣き顔は、私が死んだ時に教えてね。
「もっと知りたい」
まずは昨日の投稿で意見が欲しい気持ちですと載せたところ、♡が沢山来ました。応援してくださっていると捉えまして、何とか伝えようと思います。頑張ります。
今日のお題はもっと知りたい
もっと知りたいことは
自分のことです。
もちろん昨日と繋げると相手の気持ちも知りたいものですが。
自分の容量だったり、考え方だったり、私という人は何が望みで何を成し遂げたいのか、何をしたいのか、それは今の私でどこまで叶えられるのか、今後の私に何を託すのか、もっと見つけたい。もっと知りたい。もっと理解したい。
私は私のことが意味不明です。
矛盾の多さに呆れます。
あれもこれもと欲張りな私は私の容量を把握していません。
優先順位を付けることが苦手で両手いっぱいに抱えたいです。全部頑張りたいです。
でも人間そんなに容量が良くはないです。
あれもこれもは今すぐには出来ないです。
今日出来る最大限は就寝時間までです。
だからといって就寝時間を短縮しては私は動かなくなってしまいます。
動ける最大はきっと11時までです。
私のことをもっと見つけて、知って、理解して。生きることが楽になるにはどうしたらよいか、満足する生活になるにはどうしたらよいか、結局相反する事柄をこれからも模索し続けるのです。
もっと知りたい。知識欲。探究心。
これが恋愛と結びつくととても厄介だ。
僕と離れている間、君が今何をしているか。危うく監視カメラや盗聴器を仕掛けたくなる。
発信機も仕掛けたい。
勿論、倫理と常識と信頼に則ってそんなことはしないけれど。
ああ、でも宣言して仕掛けるのなら許されたり、しないかな。
僕は君の婚約者で、君のことが大好きでたまらなくて、君の生活の、全てがもっと知りたいんだ。
それから3ヶ月くらい、週に2回、決まって先生は僕の担当になった。
勉強はやっぱりそんなに好きじゃなかったけど、先生が話す少しどこかの訛りが混ざった言葉が、だんだん耳になじんでいた。
ある日先生は、僕のよく知らない高校生の授業をしていた。僕が知ってる先生は、どこかよそよそしい話し方で、作られたような笑顔で、これ以上は近付くなって言ってるみたいだったのに、その高校生とは友だちみたいにしゃべってた。
先生には、僕以外にも生徒がいるなんて当たり前だし、別に不思議なことでもない。そんなことは分かってた。先生を独占したいとか、そんな気持ちになったわけでもなかった。
やっぱり僕は、他人に心の中まで入ってきてほしくなかったし、先生は、たくさんいる先生の中の1人だった。
だけど明確に少し、先生の作られてない笑顔が知りたくなったんだ。
続く