『もしもタイムマシンがあったなら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
もしもタイムマシンがあったら
娘の未来を見たい。3食しっかりご飯を食べて、学校なり仕事なりに行っていて、夜はあったかいお風呂に入り布団で寝る。そんな日常があればいい。
悲しい顔、しんどい顔をしていたら、なんとかして安心させてあげたい。楽しい顔をしていたら、そっと見守っていたい。
とんでもない未来だったらどうしよう。きっと、どこで間違えてしまったか、タイムマシンで行き来して確かめたくなるだろう。
タイムマシンはない方がいいのかもしれない。今でさえ、いっぱいいっぱいなのに、まだ何を心配するというのだ。ありのままの運命を受け入れて生きて行くしかない。未来を輝かせるために、私は今を生きる。娘を守る。
それでもまあ、こんな世界があったらもっとも困るかもしれない。
タイムマシンが当たり前にある世界。
「この前5年後見て来たわ、最悪」「誕生日プレゼントに、生まれた日に連れて行ってもらった」「もうすぐ人生終わるから、挨拶回りに行こう」
こうなってしまったら、知らない事があり得なくなる。知らない事が恥ずかしくなる。やっぱりタイムマシンはない方がいい。私は絶対楽しめない。
『もしもタイムマシンがあったなら』
時間を戻せたとしても戻さない
あなたとの思い出が消えるから
時間を止めることが出来ても止めない
あなたの未来が待ち遠しいから
僕が時間を進めることが出来たとしても時間は進めない
あなたとのこの瞬間はいちばん大切だから
もしもタイムマシーンがあったら
乗らない
過去に行ったとて
未来に行ったとて
帰り方が分からなくなったら終わりだから
もしもタイムマシンがあったら
引きこもりになったばかりの私に
「まだ倍は生きるぞ」
って言いたい。
もしもタイムマシンがあったなら
小学校に戻りたいな。
あの頃の性格に戻りたい。
「もしもタイムマシンがあったなら」
過去を旅行して、結局何もせず帰る
テーマ:もしもタイムマシーンがあったなら #251
もしもタイムマシーンがあったなら、
過去に戻って後悔しない恋をしたい。
騙されないような相手と
私をまっすぐに好きでいてくれる相手と
恋をして
青春を送りたかったなぁ。
もしもタイムマシンがあったなら
自分の未来も気になるし、色んな過去を見てみたいし…それに、あの娘にも、あの頃の想いを、伝えたい…もう覚えていないだろうけど…今でも夢に出てくるあの娘、あの頃に戻れたら…
もしもタイムマシーンがあったなら
過去に行きたい歴史で習ったところ。
未来は行けても現実を変えることは可能なのだろうか?
自分がいつまで生きてるのか見えるのはいやだな。
どちらに行くにしても、必ず現在に戻れる保障があるなら
行きたい。
もしもタイムマシンがあったなら
タイムマシンがあっても
それが含まれた世界があるだけです
特に関係なく現在は進行していく
過去現在未来のどれが現在になるかだけ
現在が自分であるって話
タイムマシンがあるなら
誰かがタイムマシンを使った
そんな現在がある
現在は現在のまま
現在として
現在になっていて
そんな現在が確実に
タイムマシンがある世界にもある
それがタイムマシンがある世界にもある
人にとってのある世界は
ある世界には
人がタイムマシンみたいなもの
人にとってのタイムマシンも
ある存在にとっては同じ様なもの
おそらくね
僕のおじいちゃんは、発明家だ。しかし、いつも失敗作ばかり作ってしまう。だけど、今度は成功したらしい。タイムマシンを作ったのだ。未来や過去に自由に行くことのできる、あのタイムマシン。しかし、おじいちゃんのタイムマシンは過去に行くことはできても、未来に行くことはできないらしい。
だけど、僕にとっては何の問題もないことだ。僕が行きたいのは、恐竜が生きてた頃の時代なんだから。僕は迷わずスイッチを押して、恐竜に合うことに成功した。
どうやって帰るんだっけ?
もしタイムマシンがあったなら
2045年のシンギュラリティ、
そのときに行ってみたいな。
でもちっと怖い。
あの時、あなたに出逢っていなければこんなに辛い思いしなくてもいいのに…。
あの時もっとこうすればあなたに振り向いてもらえてたのかな…。
あの時何であんなことしちゃったんだろう…。
恋っていつも、あの時…。の繰り返し。もしもタイムマシンがあって過去に戻れたなら、こんなに苦しい思いしなくて済むのにな…。
もしもタイムマシがあったなら、あの日に戻って、君へのメッセージを送信前に削除したい
占いに、「正直な気持ちを伝えれば、相手はわかってくれる」って書いてあったんだ
ネットの占いを真に受けるなんて、僕もバカだよね
まさか、あれがさよならのきっかけになるなんて思わなかった
また君の笑顔が見られると思っていたのに、二度と会えなくなるなんて
もしもタイムマシンがあったなら
この悲劇を避けることができた未来に行けたりするんだろうか。
浮かんだそのありもしない考えに、思わず鼻で笑いそうになった。
だって、過去に戻るためのタイムマシンだなんてないのだから。これはもしもの話なのだから。未来には行けたりはしないのだから。
それでも、そのもしもが本当になったら、どれだけ嬉しいだろうか。変えたい過去も、未来も、たった一つの機械が叶えてくれるのならば、どれだけいいだろう。
そう思うのに、そう願うのに、簡単には変えることはできなくて。きっとタイムマシンがあっても、必ずしも変えられるわけではないんだろう。
それでも願うのだ、そのもしもがいつか本当になる日を。
「過去に戻れるならどうしたい?」
「なんだよ急に」
そう言うと本当に少しだけ暗そうな顔をした。
「はぁ、戻らねぇよ」
「!.....どうして?」
「今、手前といれるだけで充分だから」
急に黙った彼奴を見ると顔が真っ赤だった。
「照れるくらいなら聞くなよ」
俺は笑いながら答えた。
彼奴は笑ってる俺を見て少し怒りながら言った。
「もう、嫌い!」
「!...ごめん」
シュンとした顔で答えた。(態と☆)
「えっ、わ、その....」
「クス、可愛良い」
オドオドしてる彼奴の頭を撫でた。
「私は、過去にもどれるなら、君と出逢った時に戻る」
「なんでだ?あれは、やべぇだろ」
「それでもね、私にとっては君といた1分1秒が凄く、大事な時間だからさ、また同じ時を繰り返したいなぁってね!.....はず」
顔真っ赤なんだけど可愛良い!!
「はぁ〜、何でそんな可愛いのかなぁ?」
「はぁ!?可愛く無いもん!ムン」
まぁ、俺も手前と過ごす1分1秒がすげぇ大事だけどな。
# 71
もしもタイムマシンがあったのなら
自殺しようとしている彼に教えてあげたい。
あなたのことが大事な人はたくさんいるわ。
だって、私もそのうちの一人だもの。
愛してる。
タイムマシンがあったのならば叶った願いをまた、考えてしまう。
もしもタイムマシンがあったなら
皆で過ごした日々に戻って
姿を見て、声を聞いて、写真も、残して。
ああ、でも、写真だけじゃ、忘れちゃうから
映像で、たくさんの思い出と共に音を残そう。
自分の成長した証を、何時までも忘れないように。
#もしもタイムマシンがあったら
私はあなたと出会ったころまで戻りたいな。
だって、あなたの隣に私がいたいから。
次は絶対に私の彼氏にしたいから。
もしもタイムマシンがあったなら
静かな喫茶店。ふんわり漂うコーヒーの匂い。
昔から通っていた、ニ人の思い出の場所。
からんっと氷がグラスの中で溶けた。私は冷たいストレートティーを一口飲む。
目の前に座るのは、幼い時からの友人。左手の薬指には、銀色に光る指輪がついていた。
相変わらずの癖っ毛の強い黒髪と大きな丸縁メガネ。羨ましい色白の肌に童顔。全然、老けて見えない。羨ましいったらありゃしない。
友人はおずおずとしながら、口を開いた。
「久しぶりだね、元気だった?」
「ん、元気だよ」
「そっか、よかったぁ」
「んで、話しって何?」
「あのね、来月、結婚するんだ」
からんっとまた、氷がグラスの中で溶けた。
大体は予想はついていた。久しぶりに連絡が来たから。
私は頬杖をつき、グラスの縁を指で一周なぞった。
「よかったね、おめでとう」
「あ、ありがとう」
ホッとした表情をする友人。
そして、頼んでいたカフェオレを半分くらいまで飲むと、カバンの中から可愛らしい封筒を取り出して、私の前に置く。
私はこれが何かすぐにわかった。
「それでね、結婚式に招待したいなぁって……」
「却下」
「えぇー、なんで」
「何ででも」
「あ、わかった、泣いちゃうからだ」
へにゃりと笑って、その場で立ち、身を乗り出して、私の頬に触れようとしてきた。
「誰が泣くか、バーカ」
その手を払いのけて、席に座るように促す。
しょんぼりとした表情をしながら、席に静かに座る友人。
「冷たいなぁ」
「冷たくて結構」
そう言った瞬間、友人のスマホが鳴った。
慌てて、カバンからスマホを取り出して、画面を見つめる。
「ごめん、もう行くね、迎えにきてくれたみたい」
「ん、わかった」
「返事、ちょーだいね、絶対」
ビシッと私に指をさして、伝票を持ってお会計へ。
そして、カランコロンとベルを鳴らして、店を出て行った。
一人残された私は、ぼーっと店の天井を見つめる。
「……はぁー、どうしてかな」
目を瞑り、昔の記憶を呼び覚ます。
桜の木の下で、写真を撮ったり、暑い夏には海に一緒に行った。
紅葉が彩る山へと出かけ、人が賑わうクリスマスの時期はケーキを作ったけど失敗して、それを笑いながら食べていた。
ずっと一緒だと思っていた。社会人になると自然と連絡する回数が減った。忙しいから当たり前なんだけど。
「……好きだったんだ、ずっと……」
じんわりと涙が込み上げてきた。鼻の奥がつーんと痛い。
友人と結婚できる人が羨ましい、そして妬ましい。
でも、そんな嫉妬しても、思いを告げなかった自分が悪い。
思いを告げるのが怖かった。この関係が壊れるのが怖かった。
気のせいだ、間違いだ、この心は。変なんだ、みんなとは違うんだ。
だから、この思いに蓋をした。もし、タイムマシンがあったなら――
「戻りたいあの頃に、そして――――」
グラスの中の氷は全部溶けて無くなった。