『もしもタイムマシンがあったなら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
もしタイムマシンがあったら??高校受験の答え探すのに使うね
お祭りの日、花火のとき。君にばったり会った。
君はクラスメイトの子と一緒にいた。
「まさか付き合ってるの?笑」ってLINEしたら、
「付き合ってはないけど俺が誘った笑笑」だって。
「いいじゃん!応援するねー!」とか、
「いつでも恋愛相談して!」
って強がってみたけど、本当は思ってる。
どうか結ばれないで。
もしもタイムマシンがあったなら、あの日の君とはやっぱり会いたくないな。
だって、私といる時よりキラキラしてたから。
#31【もしもタイムマシンがあったなら】
過去か未来を選ぶのならば
過去に行きたい。
知らない時代まで行ってしまうと
ちょっと心配だから
産まれたあと…そうだな…
小学校卒業の辺りだと良さそうだ。
そうしたら、私宛に手紙を残そう。
中学生の私へ。
数学は図形以外も頑張れ。引き算間違えるな。
英語は雰囲気じゃ何ともならない。
文法をちゃんと覚えろ。
高校生の私へ。
世界史を選択するな。テストが100問各1点。
地獄だ。
他校の生徒と付き合うな。
自転車で2人乗りしたら、カーブで落とされて
道端に置いていかれるぞ。
大学生の私へ。
写真館のバイトは正解です。
しんどいけど笑顔でね。
社会人の私へ。
3年目に頑張りを踏みにじられる。
転勤するな、転職しろ。
うん。
これだけは伝えなくては。
もしもタイムマシンがあったなら
過去に戻ってやり直したいと,思っていた。
あの時こうしていればとか、あんなことしていなければとか、後悔があるから。
過去のその時点に戻って、後悔しないようにやり直せば幸せな今があるはず。
本当にそう?
自問してみる。
そんなふうに過去を否定している限り、また違う時点で同じような決断や行動を起こして、結局同じことの繰り返しになるのでは?
過去をやり直すのではなく、過去を受け入れる方が、ずっとずっと今を幸せに生きられる可能性が広がるのではないかな。
だからタイムマシンがあって過去に戻れるとしたら、一生懸命生きていた過去の自分に、ありがとうを伝えたい。
もしもタイムマシンがあったなら…
もしもタイムマシンがあったなら
私はあの頃に戻りたい
あの頃は、毎日が楽しかった
今も楽しいけど、あの頃は
もっと気楽に毎日を過ごせてた
今は、毎日が窮屈だ
抜け出したい
だから、もしもタイムマシンがあったなら、
あの気楽な日々に戻りたい…
「もしもタイムマシンがあったなら」
「できたできたぞ。タイムマシンが!」
「博士、それ何度目ですか?今回もどうせ失敗に決まって……あれ?博士どこに行ったんですか?」
突如静かになる研究室。
私が話しかけていたはずの博士の姿はない。
まさか、本当に。
「でも、一声かけてから行ってくださいよ」
私は、素直にタイムマシンの成功を喜んだ。
「「助手くんただいま」」
「おかえりなさい。って博士が二人?!」
「「えへへ」」
記憶を持ったまま戻れるなら
保育園の頃に戻りたい
小学校へあがる頃離れてしまった友達と
もっと沢山遊びたい
それから
肺がんで亡くなってしまった祖父を
早く病院へ連れていきたい
私がずっとお願いしていたら
もしかしたら早く行ってくれるかもしれない
もしまだ治療で治せるくらいなら
祖父はもっと長生き出来るかもしれない
小学校では私は空虚に生きていた
空っぽだったから記憶もほとんどない
もっとみんなと遊びたい
愛犬のももじとも友達とも
影で苦しんでいた友達を助けたい
中学校で初めて仲良くなって話してくれた辛いこと
早めに仲良くなったら相談してくれるかもしれない
小学校で始めたバレーももっと真剣にやったら
ちゃんと強くなれたのかもしれない
後悔したことが多いんだな
過去に戻ってやりたいことって
結局自分が後悔したことだ
昼下がりのテレビに映るありきたりなトークテーマで盛り上がる番組を横目に、我が家のコメンテーター二人は熱い議論を交わす。
「恐竜!ぜったいに恐竜がいい!」
「ロボットの方がいいよー!」
「だって恐竜のほうが強いよ」
「ロボットのほうがスゴいよ。だってミサイルとか……ビームとかうてるし」
「それはスゴいかも」
過去か未来か。何処へ何をしに行くか。まだこの世に生を受けて一桁の小さな命達が想像もつかない時代に思いを馳せる姿は愛らしい。
二人の背後で気配を殺していたが、思わず漏れた笑い声で存在を思い出したらしい。きらきらとした瞳が二対こちらを向く。
「お母さんは?」
「お母さんはなにしたい?」
「そうだなぁ」
貴方達が産まれた日に行って、嬉し泣きする旦那をもう一度生で見るのもいいかも知れない。なんてことを言うと照れながら怒られるは分かっているので。
「忍者に会いに行きたいかな」
「忍者!?」
「めちゃくちゃいいじゃん!」
採用!と最近覚えたばかりの言葉を高らかに宣言して忍者の話へと移っていく二人と同じように、テレビの中の話題も別のものへと移っていった。
/もしもタイムマシンがあったなら
ウォッチ
今までの積み重ね
これからの人生
その間にある今
観られているかもしれないので
タイムマシンに乗って
観察者を退治しよう
人生は一度の夢で十分だ
※もしもタイムマシンがあったら
♯もしもタイムマシンがあったら
過去に戻りたい。
親友が死んでしまったあの日に。
過去に行きたい。
親友を救い出すために。
過去に戻りたい。
親友を殺してしまった自分自身を殺すために。
もしもタイムマシンがあったら…
あの日に焼肉屋の個室でキスする
あの居酒屋の帰りの幸楽苑でキスする
あの深夜のファミマ前で座り込んでキスする
あのバスロータリーでキスする
あのホテルの坂道でキスする
あの駅前の卵焼きの前でキスする
あの京王線でキスする
あの日に戻り2度と離さないから…
……
ねぇ…
ミーチャン…
キス…
キスしよ…
もしもタイムマシンがあったなら
未来を見に行ってしまうのは怖い
どんな苦難の人生が待っているか
知ってしまうのは恐怖すぎる
過去の後悔は山ほどある
でも過去を変に弄ってしまって
必ずしも未来がいいように変わるとは限らない
強いて言えば
歴代の愛猫をもっと病院に
連れていけば良かった
それだけはやり直したい
ただ、最期を一緒に家で過ごせた
この結果も変わってしまうだろうか
とても悩ましい
タイムマシンなんて無くて良かったかもしれない
"もしもタイムマシンがあったなら"
ノートに走り書きして消しゴムで消した。
「もしも…だなんて甘えてる」
後戻りはもう出来ない。
あの子との恋に、決着をつけよう。
もしもタイムマシンがあったなら。
どうするかな。
忘れたころにあがるくらいにはお決まりの話題ではあるけども、本気で考えて突き詰めてみると面白いもの話題でもある。
しかし正直な話自分は過去にも未来にも飛ばない考えを持っている特に面白くない人間だと自覚している。皆が言いそうなことを用意しておくタイプで、だって実際過去は恵まれているなりにも色々あったし、自分にとっては辛いことばかりだった。でも未来だって嫌だ。未来のカンニングは面白くない。自分でレールを敷くのは如何なものか。
まぁ、それじゃ面白くない。話を変えよう。
バタフライエフェクトのように直接未来に影響を与えず、誰も悲しまず、でも自分にとって復讐となることが出来るとしたら過去に行く。
小学四年生の時、意を決して挑んだカラオケ大会で一位になるだけなって帰る。というより、過去の自分にレクチャーだけして帰る。これがいい。
何故かと言えば簡単だ。同じ年代の子たちが皆歌を歌って審査員が感想を告げていく中、俺だけ、そう俺だけなんにも言われなかったのだ。本名を褒められただけ。歌には一切触れず、終わり。それこそ子供のようだけど、当時の俺は大ショックで、今の俺も相当根に持っている。褒めるところすら思いつかないほどに歌が下手だったか?吃音か?知らない歌だったからか?当時そこまで馴染んでいなかったボカロを歌ったのが悪かったか?歌詞ガン見したからか?引き立て役で呼んだのか?なんて、堂々巡り。
実際のところはどうか分からないし、分かりたくもない。だが今の俺なら、人並みには歌える自信がある。点数も安定しているしそもそも歌うこと自体大好きだ。当時の自分に合った、楽しい歌い方を教えることが出来る。感情の込め方も受験生になるまで分からなかったが今は分かる。小さい自分に「頑張ったらパパに勝てたよ」と教えてあげたい。歌えなくて難儀していた曲も未来では90点取れるよ。ここだけの話。歌と音ゲーだけは目に見えて成長が分かるよ、でも連続高難易度特攻はやめような。そんな話。
初歩的なところでいい。楽しさだけ教えればあとは勝手に没頭していくことは知っていた。
結局それで一位になれなくても、最悪良い。だってそれで一位になって、考えなかったバタフライエフェクトが起きて、終いには今と違う道に進んでいき……なんて、お断りだ。歌手になる気はない。創作なんて自分の人生の切り売りで、誰しも最初は趣味や得意の範疇だ。小説も歌も絵もそう、仕事にしないから楽しめる。創作を嫌ってしまう人生を送るなんて自分は考えられないから、それは無し。
さて、もうそろそろお風呂の時間なので今日はここまでとしよう。やはり小説や絵と違って、こういう内容やお題だとどうも自分語りが酷くなるから嫌なのだ。酷くひねくれていることは自覚しているけれど、特にこういう形だと顕著に表れるらしい。いつか地の文だけの短編とかも書いてみたいな。それならまだ荒削りだが思想が出にくい。これこのまま書いてるとずっと書けるから打ち切り。ストップ。白子先生の次回作にご期待ください。
追記。やっぱバイト志望先から電話がかかってくるところまで戻したい。折り返したら大パニック起こして頭真っ白になった挙句ガチ泣きし相手の方困らせて終いには父に代わってもらったので、切実に、過去に戻りたい。以上。
黄橙色の 化石のなかに
「己は、まだ生きているのか」と
思わず問うほどの 虫の姿があった
ぼくは 少し寒気がした
(三千万年前の 姿が そのまま
そのまま 残っております——
それが 本商品の 売り であります——)
◇
限りなく ちいさな泡が立ち込めている
この頃だって 誰かが
空気を汚していたはずさ
(冗談であるかは 分からない)
虫は もがいていた
にもかかわらず
混在する葉だけが輝きを増していた
◇
黄橙色の 薄い膜が張っていた
琥珀色の塊に 閉じ込められた 虫に
ぼくは 会えるだろうか
人類の叡智によって 立ち会えるだろうか
君を 救うことが できるだろうか
もしぼくらが 出会えたのであれば
伝えて みたい
「翅は まだあるじゃないか
また飛び直せるさ」
と
◇
虫はもがいていた
黄金の輝きにも負けず 逃げるために
生きゆく我々には その必死さが
はたして あるのだろうか
【もしもタイムマシンがあったら】
タイムマシンがあれば
過去や未来に行きたくなるだろう。
過去に行く人は亡くなった人を見に行ったり
自分と同い年の親を見に行ったりするだろう。
未来に行く人は未来の自分に会いに行ったり
世界がどうなったか見に行くだろう。
私はタイムマシンがあったら過去に行きたい。
でも私はタイムマシンを使うことはできないだろう。
過去に行きたい理由は悪いことをした親友に謝りたい
ただそれだけ。
でも臆病な私にはできないだろう。
未来が変わるのが怖くて
過去の失敗を思い出したくなくて
タイムマシンなんて使えないだろう。
しかも謝罪なんて過去じゃなくてもできるはずだ。
できるはずだ。できるじゃないか……
謝りたい……
――――――――――過去の誤ち
少女の私に逢いたい
「いつか笑って逢えるから
その時までいい女でいなさい」って
伝えたい
笑顔を忘れないで
少年のあなたに逢いたい
「いつも泣いていてごめんね
大人になったら素敵な笑顔で逢うから」って
伝えたい
微笑み返してね
もしもタイムマシンがあったらなら、私は初恋の人に会いに行きたい。
名前も顔ももう覚えてないけど、あの時の想いだけは、淡く深く鮮明にある。
会って何がしたい訳でもないけど、顔ぐらいは記憶に焼き付けたい。
確かにあった、青春の、1ページとして。
ーもしもタイムマシーンがあったら〜
私はいらない
そんなことを言ったら夢がないと言われるだろう
でも、全部含めた過去の自分が今を造ってるのではないか
後悔があったとしてもそれは必要なもの
後悔や失敗で成長するから
昔の自分があるから今の自分がある
生きてきてくれてありがとう
そのままでいいんだよ
乗らない
絶対乗らん
極度のビビりだから!
過去は自分が結局やってきたことだから
先ずは受け入れる!
未来はコレからの自分が
作り上げていくことだから先に見ない!
過去を受け入れず
未来を覗き見なんて
ナンセンス