『もう一つの物語』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
人生の重大な選択を誰しも皆
迫られた事があるだろう…
どちらか一方を悩んで悩んで
答えを出したはずだ…
そう…「絶対にこっちだ!」と
けれど、あの時違う方を選んだと
したら私の人生は…?
…とは、これもまた皆思う事だ
どちらを選んでも多分、波乱万丈
色々な出来事がある…
「もうひとつの物語」を知るすべは
ないけれど、与えられた今の時間を
大切に過ごし行き着く先は
案外と同じだったりするんじゃない
だろうか…
もう一つの物語
今の人生も悪くない。
けど、物語にしてはイマイチ。ワクワクも幸せもない。
ちょっとマイナスすぎる。
だから次の人生では
マイナスなこともあるけど、
平和な毎日にワクワクもし汗もある
物語を描けるといいな。
#もう一つの物語
これはおとぎ話の知られざるもう一つの物語
プリンセスたちは
本当に正義のヒロインなのか
おとぎ話のヴィランたちは
本当に悪の気持ちしかないのか
白雪姫の継母は
本当に白雪姫を愛することは出来なかったのか
ヘンゼルとグレーテルは
母親を追い出すために置いていかれたのではないか
シンデレラは
熱い靴を履かせて継母を踊らせた時何を思ったのか
マレフィセントは
過去に何があってあんなにも真実の愛を信じれなくなったのか
考えれば考えるほど分からなくなってゆく
あなたは何を考えますか
プリンセスの微笑み
ヴィランの悪の言葉
その裏に隠された本当の物語を
「もう一つの物語」
もしも、あんな外見だったら...
もしも、あんな家柄だったら...
″もしも…″
私は物語の主人公なのに
いつも嘆いている
シンデレラは白雪姫なんか
気にしてない
私はいつも
自分の人生を投げ出して
もう一つの物語を妄想している
そろそろ
楽になろうかなぁ…
自分の物語を真剣に生きないと
ハッピーエンドにする為に
もう一つの物語
あの時 右を選んでいたら
違う世界開けたかも
あの時 左を選んでいたら
違う世界開けたかも
あの時 立ち止まったから
今の人生歩んでいる
猫が見たアナザーサイドストーリーそっと教えてもらいましょうよ
小さい国が有りました、そして小さいお姫様が暮らしていました。大きなお城に一人で暮らしていたお姫様は、いつかトト様ハハ様が迎えに来てくださると信じて待っていました。
お付きの人達は優しく、お姫様を慈しんでくれます。でもやっぱりトト様やハハ様が恋しいのです、お昼間は元気に遊ぶのですが夜半になると寂しくなるのです。毎夜毎夜、星空を見上げては呟くのです。トト様ハハ様お元気ですか、何時こちらに来れますかと。
空の上では王様とお妃様が、涙を流して小さいお姫様を見守っています。
そうです、お姫様を守るにはこうするしか無かったのです。
地上に下ろすしか無かったのです、美しい地球に暮らす事が一番安心なのです。青く輝く地球、緑に覆われた地上。
美しい地球に。
もう一つの物語
もう一つの物語と言えば…
彼女は歌いはじめる。
昨夜眠れずに泣いていたんだろう
彼からの電話待ち続けて…
「いや、待ちなよ、それは、もうひとつの土曜日だよ笑」突っ込みに彼女は返す、「まあ、いい詞だから聞きなよ」
息がつまる 人波に押されて
夕暮れ電車でアパートへ帰る
ただ週末の僅かな時を
つなぎ合わせて君は生きている
もう 彼のことは忘れてしまえよ
まだ君は若く その頬の涙
乾かせる誰かがこの街のどこかで
君のことを待ち続けてる…
そう、待ち続けてる人の為に、出なきゃね外へ、私たちの頃はラジオだったけな、今はSNS人と仮りそめに浅く薄く繋がる無責任な繋がりならあるけど、君の求めているものってそんなものじゃないんじゃない?優しくありたいと言うくせに、みんな違ってそれが良いと聖母マリア様みたいなこと言うくせに、嫌いにしがみついて居眠り出るくらい自分は嫌っているのに毎回毎回追い続けるのは何?そしてこんなの好きな人はアホとか馬鹿とか輩とかって、いい歳した大人が駄々っ子みたいになっちゃうのは何故かしら?そして、それを指摘されれば突然自分は被害者?可笑しいでしょ頭何処かにぶつけた?優しくありたい君が先に独善的な下衆な言葉で馬鹿にしているから馬鹿にされる、君の好きなブーメランよ、他人に差した人差し指は自分に向けなさい、ストーカーはおやめなさい自分の寂しさを吐露して値打ちを落とすだけですよ。
彼女は続けた、私も、若い頃は、沢山間違い嘘もつき傷つけもしました、そうして冷たい雨に打たれ、忘れてしまおうと決心して、追いかけるのをやめました。
そして、そのアパートのドアを閉め
新しいドアを明けました。
雨に濡れた私を見つけてくれた人がいて、
上手く語れない笑えていない私の話を面白がって聞いてくれる人がいました、だから無理にでも笑うことの大切さを知りました、悲しいことが多いから、笑うことの大切さを知りました、
嘘も突き通せば真実になる、覚悟のある嘘は実を孕みます。
好かれてもいない人を追いかけるストーカーになったり、憎しみや嫌いにしがみついて眉間にシワばかり寄せて、同類ばかりとつるんで優しくありたいなんて生半可な言葉で嫌いな人や好かれてもいない人にしがみついて傷つけて傷ついたふりしていないで、もっと自分を大事にしてください、嘘でも強がって好きな嫌いを自ら手放してごらんなさい、きっとそんな君の勇気を見つけてくれる人がいます。
祈っていますよ、君のもうひとつの物語がはじまることを。独居老人でも5080でも大人子供部屋でも心はまだ小学生の大人になれなかった子供のようだから、もうひとつの物語が君のことを待ち続けていることに気づくことからはじめてください(笑)
令和6年10月29日
心幸
自分の今歩んでいる人生を一つの物語として
今までの人生の岐路で
選んでいなかった方をもう一つの物語とする
きっと素敵な物語になるだろう
美化して想像するのだから
もう一つの物語…
そんなものが存在してほしい…
それを
どれだけ願っただろう
もう一つの物語が存在するなら…
もしかしたら
彼女と過ごす日々が増えてたかもしれない
もしかしたら彼女と
笑って
泣いて
喧嘩して
そんな日々が増えたのかもしれない
もし…
もう一つの物語があったなら…
〚もう一つの物語〛
あの人と僕だけの秘密の物語。
私が死んだら、どうなるのだろう。
私には私の世界があり、
私だけのものーーー
私の視点でいうとそうだーーー
だ。
死ぬと、記憶が消去され、
生まれ変わる。
そう、私は思っている。
私は、今までの人生を
「物語」だと思っている。
ハラハラして、ドキドキして、怖いこともあって…
楽しかった。
でも、もうつかれちゃったんだ。
今から、
私は、私の。
もう一つの物語を。
つくっていく。
もう一つの物語…
木の役でも情熱的に演じ切ってみせるワッ☆
#6 「もう一つの物語」
「もし、あの高校に行かなければ」
「もし、この大学を選ばなかったら」
中学校までは自分はそこそこ頭のいいほうだと思っていた。高校受験はギリギリまで2つの高校で迷っていた。1つは市内No.1かつ県内No.2の学力を誇る県立高校、もう1つは市内No.2のレベルの県立高校だ。前者は、必死に頑張れば受かる可能性がある高校。後者は、母の出身校で、当時の私の学力で確実に受かれるレベルだった。さらに私の親友の第1志望校でもあった。迷いに迷って、私はレベルが高い方の高校を受けた。母からの重い期待に応えたくて。
しかし、結果は不合格。次から次へと涙が零れた。なんで?あんなに頑張ったのに。悔しくて堪らなかった。結局私は、自称進学校の底辺私立高校に通うことになった。もちろん初めのうちは成績が良かった。でも、高校受験がトラウマとなり頑張ることが怖くなってしまった。「必死に勉強して大学受験も失敗したらどうしよう」そんな考え方で勉強することから目を背けるようになった。頑張ることを辞めたらみるみる成績が下がった。当たり前だ。
大学は北海道の国立大学を受験した。様々な理由をつけて頑張ることから逃げていたら大学も落ちた。母には浪人を勧められた。でも、それだけはどうしても避けたかった。現役で頑張れなかった人間が浪人したって頑張れるはずがない。落ちるに決まっている、と思っていたから。
私は私の人生は高校受験で狂ってしまったと思っている。その思いはこれから先も変わることは無いだろう。
「もし、もう1つの高校を受験していたら私の人生は明るいものだったの?」
進学するつもりなんてさらさらなかった滑り止めの大学で、全く興味のない授業を受けながら、私は今日も考える。
もう一つの物語
パラレルワールドの世界
あの時こっちを選んでいれば
そんな後悔の繰り返し
(題目しらず)
「あたりまえ」として認識しているもの。
実はまだ見えてない世界があるのかも。
私と同じ経験をした人は
多少共感してもらえるんじゃないかと思う。
何かを聞いて「当たり前だよね~」とか、「そりゃ当然でしょ」と当然のこととして考えている事柄。そう思った時点でどうも表層しか理解してないようなんだ。
今、「そりゃそうでしょ」と思った?
そしたらたぶん、私の言ってることの全ては理解できてない…。
更に深い層が存在していることを知った時、「当たり前」なんて軽い言葉で終わらずに「そう…!そうなんだよ。」と噛み締めながら頷く羽目になると思う。
そして、考え方は変わらないのにより多くのものが見えるようになり、人より理解してる方だと自負していたけれど、それでもまだまだ上っ面だったことを理解する。
この感覚はアハ体験に近く、身体に染み込んでくる感覚があり気持ちのいいものだ。
たぶんこれを繰り返していくことで、悟りを開くのだと思った。理解のレベルが違う。
当たり前の考えとして自分の中にあるものの、深く頷くことができない事柄に出くわした時、自分が理解してない深い層があるのかもなと思っておいた方がいいかもしれない。
これはよい指標になる。
そういう私も深い層を知ったことでその下に更なる深い層があることが見えてしまった…。今度は見えても理解が及ばない。むむむむむ…。
もし
この世界では無い世界に
存在する自分がいるのなら
キミは笑っていて欲しい
そしてボクが消滅する最後の日だけは
代わってほしい
楽しかったよって目を閉じたいから
約束だよ
もう一つの物語
あの時私は解放された。
今は落ち着いた生活をしている。
最近ではあの時の苦しみも今の私のを成すものだと思えるようになってきた。
そして一つ思う事がある。
加害者はどういう人生を送っているのだろう。
創作の物語であれば真実を知れるのだろうが、現実では分からない。
私の人生も加害者の人生も、関わりのない他人が見れば物語と同じだろうか。
しかし、全て真実を話しているとは限らない以上、真実の物語かは分からない。
少女漫画みたいな恋がしたい
ずっとずっと、そう思ってた
ある日運命の王子様が現れて、
このつまらない日常を変えてくれて、
最後には2人で幸せになる
そんな恋を夢に見てた
まぁ、叶わなかったのだけれども
王子様と幸せになったのは、
私の友人
彼女は優しくて女子力も高くて努力家で、
おまけに顔も可愛い、というまさに完璧ヒロインだった
…そんなの、勝てるわけないじゃん
所詮私はモブだった
そういうことよ
けれど、けれどね
少女漫画にだってスピンオフは存在するのよ
だから、
「幸せな恋をしてやるわ」
もう一つの物語の中で
もうひとつの物語
ここに一つのプリンがある。
私はこれを食べてもいいし、食べなくてもいい。
目の前には机の上にプリンが乗った皿が一つと、スプーンが置いてある。
まるで食べてくださいとばかりの配置だ。
目の前に座っている君が、私が食べるのを期待している目で見てくる。
上手にできたよ
私はスプーンを手に取り、プリンをすくい、口に入れた。
咀嚼し、甘さを味わって、飲み込む。
食べない選択肢などないのだ。
君は嬉しそうにこちらを見て笑った。
美味しいでしょ
私は食べながら頷く。
食べない選択肢を選ぶことで開ける物語があるとして、私はそれを選ばない。
この選択肢が絶対いいに決まっているのだから。
もう一つの物語は、始まることはない。