『もう一つの物語』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「AがBの国を滅ぼしたんでしょ?」
そう私たちは習っている。
「大変よく出来ました」
そう肯定した。
だが如何にも彼の言葉の節々から噛み合わない。馬鹿にしている、と言うわけではない。
生徒の反応を楽しむ教師のようだ。
すいすい細い道を置いていかれないように続く。行き先も気になるが彼が言わんとしていることも気がかりだ。
「違うの?」
思わず聞いてしまった。
「正確には半分正解半分ハズレ」
「半分」
ようやく目的地らしい。足を止めた、と思えば此方を振り返る。
「我々が教育機関で唱えられているのは歴史の一側面でしかない」
「先生。もっと短く」
「つまり、教えるに当たっていくらか簡略化され不都合だと廃止された面がある」
私の要求に呆れながら結論を披露した。
「……別に珍しくないと思うけど……」
歴史など視点が変わるだけで途端に別の顔をする。
「さてここからはもう一つの物語」
古びた書籍を懐から取り出した。
今から数えて大層古い年代。授業では古典と言われるような古い書体が敷き詰められており若干頭が痛くなった。
「まさか歴史の再演しようなんて言わないよね」
「さて、都合が悪いと言ったのは覚えているかい。その都合は、誰にとって悪いんだろうね」
選んでこなかった岐路の現在を
見てみたいと思う
あなたにひとめ会いたいから
あなたがいる世界の空気を吸ってみたい
それでも、もしあのときに戻れたとしても
わたしはいまと同じ答えを出して
あなたが傍にいない世界を選ぶんだろう
今のわたし自身が嫌いじゃないから
あなたに愛されるわたしと取って代わりたいわけじゃない
ただ、もし、あのときに戻れるのなら
さいごのあなたの顔、
今度はちゃんと目に焼き付けたい
◇もうひとつの物語◇
あーあ何で私あの人とずっと話してんだろ、時間の無駄よね、もうやめたい、嘘つき続けたくない。自分つらいし、相手にも悪いほんとごめんね。
「枯れた花」
咲き誇ってた時の色を忘れちゃったんだね
萎れてに下を向いてると抱きしめたくなるよ
僕なのに僕じゃない
切り抜かれたときだけを見ているような
本当にそこに彼の人生があったような
不思議と惹かれる空間
僕の苦しみを貴方は忘れている
覚める度に羨ましく思う
盲目なだけかもしれない
それでも貴方の幸せを僕のものにしたい
見えなかった痛みに苦しみ続けたとしても
そしたら僕はまた、僕ではない貴方に言うのだろう
僕の物語と貴方の物語
交換してはくれませんか
彼は今日も呑気に生活を送っていた
僕の声には耳を傾けずに
『もう一つの物語』
『僕の魔法陣』
僕のトンボの鉛筆は シャララと唄いながら 机上に魔法陣を描く そのタッチで異世界へ もう一人の僕に色を塗る 新しいけど慣れ親しんだ生命よ ハローハロー メフィストフェレス ハローハロー メフィストフェレスに似た僕よ
私が進んだ道であなたと出会う。
あなたが進んだ道で私が出会う。
私が歩んだ物語は私以外の誰にも歩めないけれど、誰かの物語とはどこかで繋がっている。
お題:もう一つの物語
#もう1つの物語
もしもあの時、君に告白していなかったら、君と今結婚出来ていなかったかもしれない。
もしもあの日に生まれて来なければ、君と出会えなかったかもしれない。
もしも、もしも。
もしもを考えると沢山あるけれど、どれもこれも大切な僕の選択。
そして、その選択をしなかった、出来なかった場合の僕のもしかしたらあったかもしれないもう1つの人生という名の物語をたまに考えては、不安になる。
それでも、君が今僕の隣で笑ってくれているということ。
それが何よりも幸せで、僕の些細な悩みも吹き飛んでいくんだ。
もう一つの物語。
もう一つの物語は
がっくんの推し?
でも
どっちが幸せなんだろ?
何かステージに
上がったら
行くのに。
no Another way…
信じた道を最後まで
1人になっても
何が起こっても
このまま行きます
振り返れば多くの笑顔とは言わないが
気持ちの良い思いをもらいました
君がいたからお前がいてくれたから
あなた方が教えてくれたから
俺は…思い残すことはないから
信じた!この道を笑って行きます
もう一つの物語
もう一つの物語と言われたら、自分が歩まなかったストーリーを思うのかもしれない。
わたしが浮かんだのは、母の歩んだストーリー。
舅姑、同居の小姑二人。家は、小姑の病気で貧しく、子どもを3人育てながら、勤めにも出でいた。
お嬢さん育ちで、何処かのんびりしてたけど、肝が据わってた母。
わたしだったら、逃げ出してたと思う。
反抗ばかりしてたわたし。今になって、母の優しさがわかってきた。
母の人生は、わたしの大切なもう一つの物語です。
疲れていた
猛烈に
もう一つの物語を
期待し想像し
疲れた魂を
そのもう一つの可能性に賭けてみたかった
これすら存在するのかわからないのに
もう一つ物語があると思っていたんだ
「もう一つの物語」
もう1つの物語
私はすごく辛い思いとか嫌なことばかりな世界で生きてるのが辛い。
今日のテーマは「もう一つ物語」ですか。
うーん、、思いつかないな。
そうですね。
今日は短くなりますが、
最近気になっている本の話をしましょうか。
この頃話題になっているふたつの視点から楽しめる本が最近気になっていまして、
あらすじの方見ると、二冊の本それぞれひとつの街で起こった事件を紐解いていく話で、ひとつの事件から着眼点の違いや、最終的に二つのことを知る。
みたいな本があるそうで、、
すごくきになっているんですよね。。。
ちょっと今日はお題が合わなかったかな、、
今日はこれで終わります。また明日。
誰に対しても優しく。困っていればできる限り助けてあげる。
何よりも相手の気持ちを尊重。間違っていれば言うけれど。
いつも笑顔で。初対面でも上手にお話できる。
周りには誰かしらいてくれる。ありがたいね。
ぬけてるところもあるけど、それも愛嬌。
大切な人達もいて、楽して生きがいのある日々。
理想。私の理想。こんなふうになれたらな。
あまりにもズレているわけじゃない。あるものはある。
でも疲れる。だから本当は無いんだろうな。
疲れた。
こんなに駄目な私を知ってるのは大好きな恋人だけ。
でも本当はもっとだめだめ。これは知られちゃいけないね。
頑張らないと。理想の笑顔で。
もう1つの物語
ゲームには、セーブとやらの機能が付いている事が大半だ
プレイヤーが死んだらセーブデータを辿ってやり直す事が出来るようになっている
ゲームの中では、記憶が消える
勿論キャラクターからも。
だけどどう思うのだろうか
いつの間にか自分の記憶が消されてるのだ
それに気付けない内はまだいい
もし自分がゲームの中のキャラクターだと気付いてしまったら?
それはそれは計り知れないほどの絶望感が待っているかもしれない。
だが気づいた所で自分は所詮ゲームのキャラクター
いわばプログラムだ
プレイヤーが死ねば自分もリセットされ、無かったことにされ、それを何度も繰り返す
何度も何度も何度も何度も。
1つの物語がキャラクターから出来上がる
まるで1人の人みたいに
彼または彼女が、ゲームの中で生きている
いつかセーブデータをも超えて、こちらに干渉してくるかも知れない。
その時を私は......
もしかしたら貴方もゲームのプログラムに過ぎないのかも、しれませんね。
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ゲームをプレイする中で、ふと思った事でした。
どうせゲームだから、殺してしまっても良いよね。
なんてくれぐれも考えない様に。
あ言い忘れていましたが、、、
いえ。どうせ忘れてしまうでしょうから。
もう1つの物語
あの日、こうしていなければ。
あの時、こう動いていれば。
あの瞬間、こう言っていれば。
そんな後悔の裏側にかならず存在するのが、“今のあなた”とは違う世界。
パラレルワールドと呼ばれる、もう一つの物語。
私はそこからやって来たの。
私はあなたで、あなたは私。
私たちは正真正銘、一心同体で唯一無二の存在なんだよ。ふふ、すごいでしょ。
かつてあなたが選んだ道とは違う場所を選び、違う道筋をまっすぐに歩んだ、私の人生。
……ねえ、あなた、そういうものが気にならないの?
▶もう一つの物語 #33
【もう一つの物語】
私がすごしているこの世界は、
様々な物語が広がっている。
そのまま読むのも楽しいけれど、
視点を少し変えるともう一つの物語が出てきて
それはそれで楽しい。
人生にもきっと同じことが言えるだろう。
人生もひとつの大きな物語。
ならば見方や考え方、意識の仕方を少し変えるだけでも
今まで見ていた景色が一変するのではないかと思う。
勿論個人差はあるだろうけど、
それでも刺激になることは変わりないのだから、
この考え方を大切にしていきたいと、私はそう思う。
人生は大きな物語。
人に読まれることはない。
だけれど自分が沢山詰まった物語。
自分だけが読むのだから、どう工夫するのも自分次第だ。
もう一つの物語
恋愛もののドタバタの裏側。
アクションものの行動開始前や後の小さい日常話。
ファンタジーものの細かい設定。
ミステリものの高度な伏線。
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ーそんなあまり目に留められない、もう一つの物語。
脇役の話、ほんわか話、生活用品、ちょっとした細工。
そんなありふれた、でも小さくても大切な話が、
その物語に生きる人たちを形作っていて、
そんな物語が、私はたまらなく好きなんだ。
もしも、もう一つ物語があるとしたら
君のきっと物語だよ
立場は違うけど、性格と雰囲気とかが似てるから
なんとなくわかる…。
『わかるけどそんなキミを私はいつも怒ってばかりでごめんね…。
でも、キミがもっと優しく心広くなるために、
怒ったり経験させたりするだよ。』
私はキミが嫌いじゃない。嫌いになれないよ…。
キミの優しい手と優しい唇が…。
私の心を溶かすから…。
本当はね大好きだよ…。